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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

創業80年越え、町の老舗でカレーせいろ。『有楽庵』(九品仏)

九品仏の駅改札から右へ徒歩3分ほど。
地域に愛されるお蕎麦屋さん。


『有楽庵』

地元では「出前が早い」ことで有名なお店ですが、実は1937年(昭和12年)創業の超老舗。
お蕎麦以外に中華料理もあって、地域の憩いの場となっています。

店内は50席と広々。奥にはお座敷もあります。

用いるそば粉の産地は収穫の時期によって北海道から福井県まで4、5カ所に変わるそう。

本日の産地は『手打ち 栃木県真岡市産 常陸秋そば』でした。


★カレーせいろ ¥1000

カレー南蛮ならあちこちで見ますがカレーせいろは何気に珍しい。
この日は食事に割ける時間が30分ほどと短かったため、慌てて食べて舌を火傷する可能性のあるカレー南蛮は黄信号。
これがあって良かった!!


カレー汁はサラサラで鰹出汁が強く効いた和カレータイプ。


弾力と伸びがある麺をカレー汁につけていただきます。


あら、カレーの絡み方も端正だ。
綺麗ですね。綺麗なのど越しと、出汁の旨味。
いい意味でクセのない、安定したクオリティを堪能しました。

店員さんはホール、厨房あわせ4,5人ほど。

お客の来店、退店ごとに「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」の朗らかな声かけ。
コロナ後は静かになりがちな飲食店ですが、やはりこういう挨拶は気持ち良いものです。

そこはいくら「新しい生活様式」とかなんとか言ったって、不変なのです。



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江古田路地裏、週3営業のハイクオリティカレー。『スープとカレー』(江古田)

江古田の裏路地。
木・金・土のみ営業のカレー屋さん。


『スープとカレー』

スープカレーではありません。
スープとカレー。
ここ大事。

店内はカウンター4席。

カレーは
・ソーキカレー
・コリアンダーチキン
・キーマカレー
・黒酢ポーク
・牛すじカレー

というラインナップ。
この日は14時過ぎの訪問でソーキカレーが売り切れていました。

まずやってきたのは「スープ」。

ニラたっぷりのニラ玉スープです。
めっちゃホッとする味ですね。

続いて「カレー」がやってきました。

★2種盛り(サラダ・スープ付)¥1300
・コリアンダーチキン
・黒酢ポーク


細部まで気持ちが行き届いた盛り付け。
これは美しいですね。


コリアンダーチキンはその名の通りパクチー(コリアンダー)がドッサリ。
それだけではありません。カレー自体にもホールのコリアンダーシードがザクザク。
ココナッツミルクたっぷりのケララチキンのようでもあり、カシューナッツの香ばしさを出したチキンコルマのようでもあり。

一方の黒酢ポークはなるほど、黒酢を用いたビンダルー。
トロットロで食べ応え抜群の豚バラが最高です。

いずれのカレーも、ポッと出の間借りカレー店とは一線を画する、しっかりとしたクオリティ。
どうやら、カレーのケータリングをやられていたようですね。

カレーの仕上がりを待つ間、スープを提供する「型」も良いですし、
副菜にクスクスを添えて食感に変化を加えるなど、細かい工夫も楽しいですね。


★ジンジャーエール(辛口) ¥250

ここはもっと注目されていいお店ではないでしょうか。


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海鮮・カレー・イタリアン・韓流・・・めくるめく無限焼きそばの夜。『焼きそばのまるしょう』(本郷三丁目)

あぁ、思い出したらまた焼きそばが食べたくなってしまう・・・

このままでは焼きそばおじさんになってしまう・・・

この日は、日本随一の焼きそばインフルエンサーにして、「焼きそばの歴史」著者、焼きそばおじさんこと塩崎省吾さんとともに総勢8名でこちらに訪問。


『焼きそばのまるしょう』

本店は千葉県柏市の豊四季。
千葉北部にいくつか支店がありますが都内ではこの本郷三丁目店のみとなります。

実は私、この店への訪問は2度目。
一回目も塩崎さんに案内されてのことだったなぁ。
めっちゃ美味くて記憶に残っているんです。


2階の座敷はお初。
なかなかゆったりしていますね。

こちらのお店の特筆ポイントは2つ。
一つはモチモチに美味い、自家製の麺。

太さが選べるのも自家製麺ならではです。

そしてもう一つは、焼きそばのバリエーションの豊富さ。
ソース、醤油といったスタンダードなものだけでなく、十数種の変わり種焼きそばが楽しめるんです。

麺自体の美味さにアイデンティティがあるからこそなせる、自在のバリエーション。

そうはいっても、焼きそばばかりいろいろは食べられないよ!

チッ、チッ、チッ。

聞いて驚かないでください。
いや、驚いてください。

実はこのお店、焼きそば食べ放題、飲み放題のコースが4000円ポッキリなんです。
さらにコース仕立てで、焼きそば以外に

・枝豆
・冷やしトマト
・大根サラダ
・ぼんじり鉄板焼き
・揚げ物盛り合わせ OR でっかい豚の角煮1本 OR BIGBANG餃子21個
・プリンorアイスクリーム


が付いてくるという。
これ全部で4000円。


狂気です。狂気の有り難さです。

それでは行ってみましょう!

なお、お酒はめっちゃ飲みましたが、写真点数が多くなるので割愛しますね。

まずは基本から。

◎まるしょう特製ソース焼きそば

大正12年創業、東京で一番古い老舗 メーカー「トキハソース」のソースを数種混ぜ合わせて作るまるしょう秘伝のオリジナルブレンド。自家製麺のモッチリさを堪能するならまずこれから。


◎スパイシーカレーソース焼きそば

スパイシーなカレーペーストを加えた焼きそば。
スモーキーで大人っぽい味わいです。
カレーメニューがあると心安らぐのは、カレージャンキーの悲しき性ですね。


◎トマトカレー焼きそば

なんと、カレー味には2種類あるんです。さわやかで、さっきとは随分印象が異なります。
ぜひ食べ比べてみましょう。


コースのぼんじりがやってきました。
鉄板ならではのアッツアツジューシーな食感と、絶妙に濃厚甘辛なタレ。
これ、ビックリするほど美味いです。

一瞬、ぼんじりが人気の焼鳥屋かと思うほど。
・・・いや、またすぐに焼きそばに戻るんですけどね。


◎海鮮バター醤油焼きそば ~めんたいソース乗せ~

販売開始以来、大人気のバター醤油味。まるしょう以外では食べることのできない特別な一品です。秋には「きのこのバター醤油焼きそば」冬には「広島産牡蠣のバター醤油焼きそば」など季節限定メニューでも大人気!


◎豚肉ときのこのみぞれポン酢醤油焼きそば

豚肉ときのこがたっぷり入り、大根おろしと麺を絡め、さっぱりとポン酢しょうゆ味に仕上げました。さっぱりとした焼きそばをお召し上がりたい方には是非おすすめです。


◎宮古島の雪塩焼きそば

まるしょうで使っている塩は「宮古島の雪塩」 2006年から3年連続「モンドセレクション金賞」を受賞している高級な塩です。 雪のようにきれいでさらさらな雪塩は、ミネラルの含有量が世界一で、ギネスブックにも認定されています。


ん、ここでシュトーレン??
いや、違いました。

巨大な塊で提供される豚の角煮。
全く、どれがメインかわからんぜよ。

すごい。

まだまだ行きますよ。

◎韓流ラージャン焼きそば

ニンニク、魚介エキスに唐辛子をたっぷり使用したラージャン味の焼きそば。
ピリリと辛くてビールもサワーも進むってもんです。


◎スタミナにんにく醤油焼きそば ~半熟卵乗せ~

「豚肉の量が他のメニューの2倍」「にんにくゴロゴロ」「生姜たっぷり」「にんにくの芽たっぷり」「半熟卵ものっけてスタミナたっぷり」メニューの煽りがすごいです。
んで食べたら、まさにその通り!!


◎坦々ボロネーゼ焼きそば

こちらもピリ辛。イタリアンと中華が焼きそばで出逢ったーってな一皿。
麺がしっかりしているから、東西どちらにも振れるんですね。

担々ではなく坦々なのはご愛嬌です。


◎チーズタッカルビ焼きそば

ここまで走ってきてこのカロリー、どこからが罪なのかもはや分かりませんが、
予想以上にチーズタッカルビな焼きそばです。


◎海鮮五目あんかけ焼きそば

肉、シーフード、野菜たっぷり五目醤油味。
鉄板で表面をカリカリになるまで焼いた細麺に熱々の餡をたっぷりかけて提供。
つまり、なんとも長崎の情景が思い浮かぶ焼きそばです。

ざっとここまで多彩な焼きそば11種。
けれども全く飽きないのは、一つ一つのバリエーションが、それぞれ異なる美味しさに着地しているから。
これは凄いことです。
それもこれも軸となる麺そのものがしっかりしているから、何をやってもアイデンティティがブレないのでしょうね。

なんだかふと、カルボナーラビリヤニや沖縄そばビリヤニに挑戦する京都「INDIA GATE」が 脳裏をよぎりました。
こちらもバスマティ米というブレないアイデンティティを持っているからこそ冒険できる訳で。

満腹だけど、重くない。
これだけ焼きそば食べたのに「焼きそば暫くいいや」とならない。
すぐまた食べたくなるのは、本当に素晴らしいお店の証でと言えるでしょう。

そしてもう一度言いますが、これだけ食べて、お酒もいっぱい飲んで、4000円ポッキリ。
実に恐ろしい。いい意味で狂ってます。

ともあれ、カメラロールが焼きそばに支配された夜でした。



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カウンタースタイルでいただくビリヤニと激辛カレー、そこに潜む薫りの記憶。『デビルカレー』(北千住)

北千住の名店『タンブリン カレー&バー』。
2号店の『ビリヤニ食堂』に続く3号店がこちら。

『デビルカレー』

北千住駅西口徒歩1分の好立地。
北千住が誇る西口飲み屋街のまっただ中にあります。

こちらカウンタースタイルのカレー店なのですが、
この夜はビリヤニの提供していました。

もちろんお酒も。
いわばカレー&ビリヤニBARといったところです。


バイオレットカラーのオトナっぽい内装。
この感じ、空気感、どこかで。


★タージマハル ¥700

インドでは御馴染み甘いラガー。
仄かな蜂蜜の甘さ、と表現されていました。


★ビリヤニ&お好みのカレー ¥1300

せっかくなのでビリヤニとカレーのセットを逃す理由はありません。
バーカウンターでこれは気分が上がります。


カレーは極辛口の「デビルチキンカレー」を選択。

具材は鶏胸肉とジャガイモ。
「デビル」を謳うだけあってしっかりした辛さが押し寄せてきます。
『デリー』や『ボンベイ』のカシミールに近い感じかな?
けれど味自体の方向性は幾分違って、チリの辛さよりも旨みと香ばしさが魅惑的です。
聞けば4、5日の熟成を経て出る奥行きとのこと。

そしてこのカレーを食べた時点で、「ん?」という心持ちはさらにUP。
お店の雰囲気、カレーの味の着地、今はなきあの店舗を否応なしに思い出させてくれます・・・


ビリヤニはノンベジカレーと組み合わせる想定でのベジ仕様。
パラッとタイプで辛いカレーに合うのはもちろん、ビールにも良く合います。
なんて贅沢な・・・


★セイロンアラック コーラ割

スリランカの椰子から作る蒸留酒「アラック」。
良く見かける「メンディス」のアラックではなく、高級な「セイロンアラック」を置いていました。
コーラを別添えで提供していただいたので、まずはアラック自体の味を。
クリアかつ深みある、気品に満ちたアラックです。
そしてレモン、コーラを「少し」足していただく。
ブワッと華やかな香りが解放されます。
あとは混ぜすぎず、コーラとアラックを交互にいただくのが吉。

一息ついたところでシェフに話しかけてみました。
「柏ボンベイの西口店みたいですね」

すると、ビックリの解答。
実はこのシェフ、今はなき「柏ボンベイ西口店」立ち上げ時のシェフご本人だったんですね。
面白いもんです。
カレーって、同じレシピでも作り手のセンスや感覚が仕上がりに出るもの。
柏ボンベイの中でも特に西口店で感じた香り、いや、薫りの記憶がここのカレーを食べて蘇ってきたんですから。
もちろん、ボンベイのカレーとこの「デビルカレー」のカレーは別のカレー。
なのに作り手が同じってだけで。

まさにレシピは脚本、調理は演出。
その映画を見て、監督の個性が出るのと同じ理屈ですね。

それにこのお店全体の大人っぽい雰囲気もかつての「西口店」を彷彿とさせていたんです。

あ、そうこうしているうちに、次のビリヤニが焚きあがりましたよ。

確かなクオリティの新しいカレー店『デビルカレー』、オススメです。



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DEVIL CURRY



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只者ではないモーラム酒店の只者ではない2号店。『タイ東北 小料理 タイバーン酒店』(自由が丘)

私がこっそり通っている『モーラム酒店』が自由が丘に2号店をオープン!

『タイ東北 小料理 タイバーン酒店』

オープンは2022年1月13日。


建物の2階にある店舗は広々。
1号店のギュッと詰まった感じとは好対照です。


ですが、壁に貼られたタイのゆるゆるポスターは1号店で見たものだったり。


「タイ東北、イサーン地方で畑仕事を終えた男たちが一杯やるときの料理」というクールすぎるコンセプトを持つ『モーラム酒店』ですが、こちら2号店にもそのコンセプトは受け継がれている様子。

しかしよくよく見るとメニュー構成はちょくちょく変えてあって、1号店でいただけないものもあれこれ。
うーん、こっちも通うしかないじゃんか・・・

この日はランチ訪問。

グリーンカレーやガパオ、カオマンガイといったタイの超定番メニューがランチセットになっていました。
けれどそこは『モーラム』、一筋縄でいくはずはありません。


★スペシャルMIX ガパオとカオマンガイ ¥1400

ガパオとカオマンガイの合いがけという、玉置浩二と井上陽水の合唱ってほどパンチあるプレート。
ライスの上にはカイダーオ(目玉焼き)、濃厚な鶏ガラスープとサラダがついてきます。
しかも大盛り無料。


カオマンガイはこれ単体でお店を張れる本気モード。
(カオマンガイ好きに伝わる言い方でいえば)ピンクかグリーンかでいえばグリーン寄りです。

そして痺れるのがガパオ。

お店の説明では
「ガパオには日本のガパオとタイのガパオがありますが、間違いなくタイのガパオライスです。」
とのこと。
これだけで刺さる人には刺さりますよね。

そう、タイのガパオは決して挽き肉を指してはいなくて、ホーリーバジルのことなんです。
それがいつしか(半ば意図的に)、日本ではタイ風挽き肉ライスを「ガパオ」と呼ぶ店が増え、
さらにいつしか、ガパオ(ホーリーバジル)を用いていないのにガパオを名乗るお店まで出てきているという。
そんな「日本のガパオ」は置いといて、この店はちゃんとガパオを用いたガパオとなっています。
肉も厳密に言えば挽き肉ではなく、刻み肉。そのバラツキ感こそがガパオライスの醍醐味だったりもします。

定番タイ料理のランチですら、しっかり気を入れてくるこの『タイバーン酒店』、夜のヤバさは想像に難くありませんよね。



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タイ東北小料理タイバーン酒店



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