カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

異色、ネパール×タイのフュージョンラーメン。「プルナ」(小川町)

カレーライスの街・神保町においてネパール料理は少なく、あるのはネパール人経営のインド料理店、いわゆるインネパ店のみ。


「プルナ」

小川町交差点脇にある、こちらもいわゆるインネパ店。
しかもインド料理だけでなく、タイ料理も提供する複合アジアンスタイルです。


店内は完全にネパール色、しかもどちらかといえばチベット側のセンスですね。

メニューを見てもちょこちょことネパール料理が散見。
なかでもチャオミンが5種類、モモが3種類と、やはりチベット系ネパール料理が多いようです。


★ミックスモモ ¥590

おお、美しい!
やはりチベット系に多い細長い包み方ですね。

むちむちした手作り皮の食感、最高。
中には鶏&豚のひき肉に野菜、春雨がジューシーに包まれています。
これはかなりレベル高いモモですよ。

もう1つ、お店のイチオシメニューがあったので頼んでみましょう。

ネパーリラーメン・・・つまりトゥクパのことでしょうか。


★ネパーリラーメン ¥790

グツグツと煮立った状態で登場。
鶏肉と目玉焼きが入った親子仕様。


麺はストレートな細麺で、食べてビックリ。
これ、なんとトムヤム風味ですね!!

トゥクパのように片栗粉を用いず、鶏ガラスープをガーリックソースとトムヤムで味付けした、この店完全オリジナル。

これは面白いですね。

お店でタイ料理を出すということはそもそも、ネパール人の舌にタイ料理が合っているということでもありますから、こうしたフュージョンメニューが出来ても不思議ではありません。

メインのカレーは完全にインド系ばかりだったので、そちらをチョイスしていたら、印象は違っていたかも知れませんね。

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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

急階段の上、やたら美味いスパイス魔術。「Yatara Spice」(大正)

大阪・大正駅のカレーといえばかつては「セイロンカリー」、今はこちら。


「Yatara Spice」(ヤタラスパイス)

近鉄百貨店の裏手での間借り営業を経て2016年6月、大正の地に実店舗をオープン。


黒く小さなビルの2階が店舗になるのですが、そこへいたる急な階段がチャームポイント。
かなり良き仰角となっております。


和×魔術なのれんをくぐると・・・・


店内はカウンターメインのバースタイル。
やはりここでも魔術の香りが漂いますね・・・・

カウンター向こうには、インドやネパールをはじめアジア各国を旅した若きイケメンシェフ渡瀬氏。
ちょうどこの日発表された「究極のカレーAWARD2017」では、創作スパイス部門のGPを見事に受賞となりました。

メニューは日替わりカレーが3種。
2種盛りも3種盛りもできるってことですから・・・何も迷うことはありません。


★本日のカレー3種 ¥1200
・ポークマサラ
・鶏軟骨入りスパイシーキーマ
・ナスとシロナ


はい、3種盛り。
カレー以外の副菜も豪華で、スパイスカレーというよりも、南インドのミールスのようですね。


・ポークマサラ
ちょっと酸味があるビンダルー調のポークカレー。
大ぶりな肉のカットがたまりません。

・鶏軟骨入りスパイシーキーマ
ナンコツが入った粗挽きキーマ、イメージよりも結構辛め。

・ナスとシロナ
こちらもまるで、南インドのサンバルのよう。


カレーの他にはクレラ(ゴーヤ)にライタ(ヨーグルト)にピクル(ウールガイ/インドピクルス)、
割とマスタードシードも用いられていて、結構な南インド寄り。

けど、やっぱりまんまインドじゃなく、大阪流のビシバシスパイスカレーになってるんですよね。
つまり、香り×旨み。


まんまインドじゃない証に、干しエビの辛口ふりかけも登場。
こちらインドネシアのサンバルふりかけみたい。
もちろん、旨味たっぷりですよ。

流石、GP点だけあって、相当なセンスの良さ。
攻撃的でシャープなスパイス使いは、ビシバシ系好きにはたまらない満足度です。

スパイスの華やかな刺激にクラクラするとき。
脳内麻薬が分泌され頭上のチャクラが開くとき。

それは確かに、魔術的瞬間なのでした。

ルシファーライジング!!!

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大井町が誇るインパクト系洋食屋さんでメンチカツカレー。「ブルドック」(大井町)

大井町、昭和初期の香り漂う東小路にある、有名な、あまりに有名な洋食屋さん。

「ブルドック」

ブルドッグじゃありませんブルドック。
英語表記はBULLDOGですが、ブルドック。
創業1949年の超老舗ですから、ブルドックで良いのです。

このお店が有名なのは、その歴史だけではありません。
まずは見てくださいこのショーケース。

汚い、とにかく汚いんですね。


古びてるなんてもんじゃない。
煤けていて黒ずんでいて、家事で焼け出されたかのよう。
もちろん、食品サンプルとしての機能は果たしておらず、食欲をそそることは決してありません。

けど、そこは老舗の洋食屋さん、中へ入れば小綺麗な・・・

なんてことはないんですよね。

中は、輪をかけて凄い。

スケートリンクのようにヌルヌル滑る床、長年の油で剥がれ落ちた天井、厨房を包み込む油汚れ。

当然のごとくキタナシュラン認定店であるのですが、キタナシュラン人形すらもススで真っ黒。

他の追随を許さない、別格クラスの汚さです。

さらに凄まじいことには、オヤジさんの着たコックコート。
油やらなんやらで頭の先まで真っ黒。
さらにところどころまん丸な穴まで空いているという・・・

映画の美術さんだってそこまで大袈裟にはやらんだろうに。

とまあ、この時点でダメな人はダメでしょうが、次なる衝撃がここに現れるのです・・・


★メンチカツカレー ¥980

な、なんだ、このバケモノクラスのドカ盛りは!!
ゆうにお茶碗4、5杯分はあろうかというご飯の上に、エアーズロックの如き巨大メンチカツ。
無理・・・

だがしかし。

しかし!なのです。

一口食べてビックリ!なのです。

普通、洋食屋さんのカレーといえばブラウンソースやフォンドボーなどの技法を用いたものをイメージしますが、このカレーは全く違います。

鶏出汁とカレー粉その他調味料で作った旨味たっぷりのカレーに、カットされた玉ねぎが沢山。
つまり、六本木「香妃園」や神戸「香美園」に代表される、いわゆる「中華カレーライス」そのものなんですよね。

一体何がどうしてこうなったのか、厨房の会話が時折中国語混じりなのと関係あるのか、とにかくインパクトある美味さなんです。

そしてこのエアーズロックのごときメンチカツ。
これが凄い。

ガリッと硬い衣に包まれた、赤みを帯びた柔らかなメンチ。
何これ!?ってなハイレベルのメンチカツなんです!
これをいただくだけでも価値がある、素晴らしい品。
しかもこれが中華カレーとなかなか合うんだな。

お店の雰囲気とこの美味さとのギャップ、凄いものがあります。

というより、カリッとした衣を揚げ続け何十年。
壁の油汚れも、剥がれた天井も、汚れまくって穴が空いたコックコートも、美味いカツを追求してきた故の勲章といえるかも知れません。
(にしても、も少しキレイにできるとは思いますが)

美味い美味いとメンチカツ、美味い美味いと中華カレー、夢中で食べてなくなった後に残ったのは、半分以上のご飯。
ここからが割と地獄(笑)

オーダー時にいえば、ご飯半分にしてくれるそうですのでお忘れなく。
半分でも十分なドカモリですよ。


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