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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

キタリヌス・キタリヌス

今夜は激渋なアフリカンカラシンをご紹介。

キタリヌス・キタリヌス
学名:Citharinus citharinus
分布:ナイル川
全長:50cm以上


シルバーメタリックに染まる美しい魚・・・とは言いようで、色柄のない地味な魚というのが実際のところ(笑)
しかしこういった地味な魚ほど、飼えば飼うほど見れば見るほど味わいを増していくものなんです。

キタリヌス属はアフリカに5種ほど存在するグループで、入荷時にはあまり区別されず「キタリヌス」とされる場合が多いです。
この個体はおそらくキタリヌス・キタリヌスかと思われます。

上記スペックでお気づきのように、実はこのキタリヌス、50㎝を超えて成長する大型種。
成長に伴って体高が増し、迫力ある姿へと育っていくのです。
・・・色がないことに変わりはありませんが。


アフリカのカラシンの多くは、南米カラシンと相似する、いわゆる「収斂進化」を遂げたものが多いのですが、
このキタリヌスも体型、性質など、南米のカラープロキロダスと非常に似ています。

写真のガラス面への映り込みを見ればわかるように、チュパチュパと岩についたコケなどを食べるのに適した口もカラープロキロダスそっくり。

ゆったりとおとなしく大型になり、常に草食性の餌を食べていないとすぐ痩せる点、また横から見ただけでは痩せていることに気付かない点もカラープロキロダスによく似ていますね。

異なるのは産地と・・・色柄が一切ない点ですね(笑)

いや、でも色柄がないからこそ、そのフォルムや性格に気が向くってもんです。
だから愛着がわくってもんです。

大人しく、草食性ながら水草には悪させず、それなりのサイズ感があるので混泳にも重宝と、良い魚なんですよ。

きめの細かい鱗、ちょっと緑がかった、シルバーメタリックに染まる体も美しいものです。
・・・モノは言いようですが。

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テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット

銀魚

金魚の名産地、江戸川区船堀で毎年開催される「日本観賞魚フェア」。
第32回となる2014年は4/11~4/13の開催でした。

毎度全国トップレベルの金魚が集まるほか、ディスカス、グッピー、メダカの出店も多数。
今年は特にメダカの勢いがすごく、出目やら、背鰭のないらんちゅうやら、目が退化したものやら、まるで金魚のようなバリーションには驚き。

が、が、地味渋かつ原始的な形態に惹かれる私の心を捉えたのはこの魚。


銀魚(ぎんぎょ)

金魚の品種ではあるのですが、青文魚にも似てさらに光り輝くメタリックな体色、ランチュウのようでさらにヌボッと胴長な体型・・・古代魚を彷彿とさせる渋い魅力の魚。



もともとは60年代に中国からやってきた品種らしいのですが、現在は中国でも生産されておらず、系統維持は日本にかかっているのだとか。

とはいえ、殆ど市場では目にすることのない希少な品種で、いい一般には葛飾区水元公園の「江戸前金魚展示場」でその姿を見ることが可能だということ。


いやぁ、いいなぁ、なんともいえない魅力だなぁ・・・

と、思っていたらなんと、この銀魚をこつこつ生産している養魚場が!!
そう、なんとこの船堀にある「堀口養魚場」なんです。

「日本観賞魚フェア」が開催されている船堀タワーホールから徒歩15分ほど。
しかも日曜は小売りもやっているはず・・・早速行ってきましたよ。

養魚場脇の特約店「ギャラリー金魚道」にて銀魚の幼魚ゲット!!

派手な観賞魚もいいけれど、やっぱり飽きないのは渋い色彩の珍魚ですよね。

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幻のシクラソマ ~ ヘリクティス・パーセイ ~

ごく一般的に言えば、熱帯魚ってネオンテトラやグッピーのように色が綺麗だったり、
エンゼルフィッシュやハチェット、エレファントノーズのように形や模様が面白かったりするイメージですよね。

しかしそういう、一種わかりやすい魅力がある魚以外にこそ、マニア心をくすぐり、飼い込めば飼い込むほど深く愛着がわく魚がいるのです。


ヘリクティス・パーセイ
学名:Herichthys pearsei
全長:42cm
原産地:メキシコ東部、グアテマラ


通称「おこげ」。
お腹の部分の黒い模様が特徴的な中南米シクリッドです。

「シクラソマ」と呼ばれる中南米シクリッド群の代表種とされるテキサスシクリッド(Herichthys carpinte)と同属で、ワイルド個体の入荷は滅多になく、EU便のブリード個体が時々入荷する程度。

幻のシクラソマとも言われている希少な種なのです。

この個体はメキシコ・ウサマシンタ川で採集されたワイルドの若魚。

このパーセイ、成熟すると40㎝を超える大型種で、成長するにつれ体高が出てきてズッシリ重厚感のある体型に変化、上体はゴールドグリーンに染まり、腹部の「おこげ」は拡がって黒褐色に塗りつぶされていきます。
その迫力ある姿は https://www.google.co.jp/search?q=Herichthys+pearsei&espv=2&es_sm=122&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=AmM_U6LkIcOYkQXA44CoDg&ved=0CC0QsAQ&biw=1109&bih=734" target="_blank" title="こちら">こちらにてどうぞ。


餌は基本的に何でも食べるのですが、実は草食性が強い種のようで、少し上向きについた口で岸辺の草を食べるのだとか。


同属のテキサスシクリッドはその強烈な気の荒さでも有名ですが、こちらパーセイはそれほどでもない・・・のかな。
他魚に攻撃をあまり仕掛けないかわりに、強いオーラが出ているのか、他魚からも攻撃を仕掛けられることがなく、混泳は結構うまくいっています。
概して、地味な色彩の魚ほど攻撃されにくい傾向があるので、そういう意味でもいい魚ですね。

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赤き瘤もち地球を食むもの ~ ゲオファーガス・スタインダックネリー ~

今日は個人的に好きなシクリッドの仲間をご紹介。

ゲオファーガス・スタインダックネリー
学名:Geophagus steindachneri
英名:Redhump eartheater
体長:20cm
原産地:コロンビア、ベネズエラ


赤いたんこぶのように出っ張ったおでこ、間延びした顔、ぶ厚い唇・・・
ユーモラスすぎる姿かたちながら、ピンクがかった地色にライトブルーのメタリックな粉をまぶした独特な色彩は、他にない上品な美しさです。


属名のGeophagusとは「地球を食む」という意で、その名の通り頻繁に底砂を突き頬張る仕草を見せます。
砂中の餌を漉しとって食べる習性なのでしょう。
英名もRedhump eartheater。赤い瘤を持った、地球を食む者という意味ですね。


シクリッドとしては性格は温和・・・といいたいところですが、そうでもなく。
オスはとにかく他魚を突っつきます。
同種のメスにさえ攻撃を仕掛け、相手が弱るとしつこく目や鰭を食むので注意。
ゲオファーガス属の中では気性は荒いほうではないでしょうか。


繁殖形態はマウスブルーダー。
一度メスが基質に産卵したのち、オスが咥え保護するようです。
最大20cmほどになるのですが、繁殖自体は6㎝くらいから可能という話も。

とにかく綺麗で奇妙なこの魚、見ていて飽きないことは間違いありませんよ。

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魅惑の地味ナマズ。 ~ バタシオキャット ~

エンゼルフィッシュ、ネオンテトラ、グッピー、クラウンローチ、etc...
人気の熱帯魚というのは、人気があるだけあって、キャッチーな色、わかりやすいカタチのものが多く、
それはそれで魅力的なことを否定するわけではないのですが・・・

捉えどころのないカタチ、地味な色、でもあまり見たことのない奇妙なバランス・・・
マイナー熱帯魚のそんなトコロに強烈に惹かれる私みたいな人間もいるわけで。

絶対に人気が出る要素のない、しかしなんとも魅力的なお魚を今宵もご紹介。


・・・ほら、なんともいえない姿でしょう。

しかしこれほどまでに、なんともいえなさに溢れた魚もちょっとないのでは?
ここまで地味な魚もちょっとないのでは?・・・と思わせる微妙なツボ。

でコイツ、一体何者なのかと言えば・・・

バタシオキャットの一種
学名:Batasio cf.tigrinus
全長:6cm
原産地:タイ(?)


ワンスポットバタシオキャットの名で入荷。

バタシオキャットは東南アジアから南アジアに分布する小型のギギの仲間。
「バター塩」を連想させ非常に食欲をそそる名前ですが、満腹度はかなり低いと思われます。
ちなみに属名の由来はベンガルでこの仲間がbatasio もしくは batashi と呼ばれていることから。

ワンスポットバタシオキャットという名前で入荷する魚は別名「イミテーターミスタス」とも呼ばれ、学名:Batasio tengana と紹介されることが多い・・・というかほぼ100%そういうことになっているのですが、どうも海外の情報サイトでも写真などを見るにつけ、「こいつ絶対違うよな」と思うのです。


特にこの個体、茶色の発色が良すぎるだけかも知れませんが、もはやどこにもワンスポットはなく、むしろ数本の太バンドが目立つ色合い。

個人的にはBatasio tigrinus ではなかろうかと思うのですが・・・

ギギの仲間でありながら、性質は温和も温和。
普段は水草の下や岩の陰に隠れてじっとしており、華やかさはゼロ。
口に入るサイズの魚は食べてしまう可能性がある・・・と言っても小さいカラダなうえ、結構おちょぼ口なので、グッピーの稚魚くらいのサイズでなければ何も気にすることはないと思われます。

流石に単独飼育では水槽が寂しいかと思いますので、水草水槽の隠れキャラとして楽しむのが良いでしょう。

ところでこのバタシオキャット、体型も性質も、南米のブラキラムディア属のナマズに非常に似ています。
ブラキラムディアはピメロドゥス科ですから分類的には離れているのですが、いわゆる収斂進化というやつでしょうか。
ピメロドゥス科とギギ科の収斂進化では、マウスフィンキャットとアフリカンマウスフィンキャットの例もあり、非常に興味深いポイントですね。

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