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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

蒲生の現地式バングラ、そしてアフリカとの関係。「ラベヤ レストラン&スウィーツ」(蒲生)

埼玉県蒲生に、かなり面白い現地式バングラデシュ料理店があります。


「ラベヤ レストラン&スウィーツ」

見ての通りの同胞向けハラール料理店。

臨時休業や早仕舞いが怖かったので事前に「今日は何時までやってますか?」と電話確認したのですが、
「うーーーーーーーーん・・・・・・えーーーーーーーーーーっと・・・・・・じゅうぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・じ・・・・・・・・・・・・・くらい?」
と半疑問形の返事。
閉店時間はあまり厳密には決まってなさそうですね。


店内は6人掛けのテーブル席とお座敷席。
グループ訪問を想定した作りです。


壁にはムスリムのポスターがあれこれ。


雑多な一角には、よく見ると輸入物のノンアルドリンクに混じって、ガーナの主食である餅、「フフ」のキットも販売しています。
ん?なぜバングラ店でガーナ食材が???
さらによく見ると、メニューにない面白いドリンクがあったのでオーダーしてみました。


★malta guinness ¥500

なんとこちらGUINESS GHANA BREWERYによる、ノンアルのギネス。
黒い液体に滑らかな泡というビジュアルはまさにギネスそのものですが酒感はなく、いわば黒ビール風麦芽飲料。
しかしこれもガーナ製。なんでだろ?


メニューを見れば、インド料理と共通のものに混じって、ムスリム特有、バングラデシュ特有の料理もちらほら。
ビリヤニだってビーフがあるんです。

迷った挙句、オーダーした組み合わせはこちら。

★ビーフパヤ ¥700
★ジョロフライス ¥400


「パヤ」は羊や牛の骨付きすね肉をじっくり煮込んだムスリム料理。
ある意味ニハリの一種と言えるでしょう。


一口食べて驚くのは、そのネバペタした食感。
骨の髄から染み出した旨みとコラーゲンが、なんともたまらない滋味を醸し出しています。
辛さは3番(辛口)でお願いしたのですが、これまたビシッと決まった辛さ。


そして見てください、このぶった切られた骨を・・・・


スネだけじゃなく、アバラも用いられています。

いずれにせよ、骨の周りのトロッとしたコラーゲン部分、まるで豚足の如きプルプル感。
ちょっとこれ、アホみたいに旨すぎます。
倍の値段でも全然お値段以上。


合わせたのはジョロフライス。
実はこれも西アフリカ諸国で食べられるピラフに近い料理なんです。

ほうほう、何故バングラデシュ料理にガーナの要素が入っているのだろうか・・・・

お店の人に訊けば、答えは簡単かつ明快。

この辺り、アフリカのお客さんが多いんだとか。

なるほど、日本人に合わせたインド料理ならぬ、在日アフリカ人に合わせたバングラデシュ料理とは。
埼玉東部の移民事情が垣間見え興味深いですね。

確かに西アフリカ、特にセネガルあたりにはムスリムが多いし、バングラデシュ料理同様、川魚を用いる料理も多い。
バングラデシュ人はパヤをロティなどのパンでいただくことが多いけれど、西アフリカの人々はシチュー料理をフフなどのお餅やジョロフライスでいただくことが多い。
ということで、アフリカ人でも楽しめるバングラデシュ料理を提供しているのがこのお店ということなのです。

この店、美味しいだけでなくメチャクチャ興味深いですね。
関東の現地系スパイス料理好きな皆さん、この店は要チェックですよ。


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ラベヤ レストラン&スウィーツ



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