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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

日本人シェフによる、突き抜けたベンガル料理の注目店。「ベンガルカレーファクトリー」(神田)

今年、神田にちょっと素敵すぎる小さなお店が誕生しました。

「ベンガルカレーファクトリー」

2018年3月18日にオープンした、日本人シェフによるベンガル料理のお店です。

マニアたちの間では「南インドの次はベンガル!」「今年はベンガルが来る!」と10年くらい前から言われ続けてきたベンガル料理。
(補足:ベンガル地方は現在2つの国にまたがっています。西側はインド・西ベンガル州、東側はムスリム国家であるバングラデシュ)
米を主食とし、魚をふんだんに用いた旨味ある料理は確かに日本人好み。
けれどいかんせん見た目が地味でなかなかメディアに取り上げてももらえず、ブレイクせずにいたんです。

そんなベンガル料理事情がガラッと変わり始めたのは2014年ごろ。
錦糸町の夜の店で働くバングラデシュ人の増加に伴い、彼らを相手にするベンガル深夜食堂がどんどんできて来たんですね。
火付け役は「アジアカレーハウス」。
「深夜に食べるお茶漬けって美味いんだよなぁ・・・」的な現地味の評判がマニアからメディアへと拡がり、今や夜の錦糸町はバングラの聖地と化してきました。
やはり現地式の異国料理が日本で流行るにはまず、日本人が来なくても客が来るだけのコミュニティ形成が肝要なのですよね。

そして今年誕生したこの「ベンガルカレーファクトリー」。
錦糸町の各店に勝るとも劣らない現地っぷりなんです。


まず、見てくださいこの看板。
カタカナで「ターメリックライス チャパティーオンリー」と書いてあるのですが、私が注目したのは小さな「ッ」の位置。
なんと上揃えになっているんですね。

そう、ベンガル語の文字は上揃え。
バングラデシュ人がカタカナを書くときによく出てしまう癖なんです。
こういうディテールに神が宿り、只者じゃない感を醸し出すのですよ。
(聞けばやはり、バングラデシュ人に書いてもらったようです)

店主でありシェフのジュンペイさんは、イタリアン歴11年の料理人。
昨年末までカレーのお店をやろうなんて考えてもなかったそうですが「周囲のカレーやったら?」の声に、いきなりベンガルカレーのお店をオープンすることに。
ベンガル料理自体は、千葉の某店の現地人シェフに教わったそうですが、なんせこの短期間。
基本があるから、習得が超絶早かったというわけでしょうか。


★白ワイン ¥550

イタリアンからの流れか、店主の趣味か、ラテンジャズを聴きながらのワイン。

カレーは日によって内容が違うのですが、この日はこんなのがあったのでオーダーしてみました。


★ベンガル風スペシャル魚カレーセット ¥1600
・ナマズカレー
・干し魚トルカリ
・ベンガル風オムレツ
・バスマティライス


やはりベンガル料理といえば川魚。
この現地臭、昨年までイタリアンやってた日本人シェフが作ったとは到底思えませぬ。


ナマズの種類はパンガシュかな。
フワッと癖のない白身がほぐされており、程よい塩気がご飯を進めます。

そして干し魚トルカリ、これが堪らなかった。
人によっては臭味ととってしまうほど凝縮された旨味。
この癖はたまりません。私はその臭いを手に移す勢いで手食しまくってしまいました。

んで、オムレツ。
爽やかな青唐辛子入り。
ベンガルって、青唐辛子とマスタードをよく使うんです。

いずれもツボをガッツリ押さえた美味さ、振り切った味付け。

「日本人の味覚的にはもうちょっと抑えたほうが・・・」とか、「癖なくアレンジ」とか一切なし。

ホント、それでいいんです。
だって、万人受けを狙ったら、それだけ競合が増える。
今の世の中、振り切った嗜好を突き詰めた結果、10人に一人しかファンにならなかったとしても、日本だけで1000万人。
個人のお店としたら充分すぎる規模。
しかもファンの熱烈度は圧倒的に上がるわけで、今のマスメディアなんて、そういうのをググってネタに拾うわけですから。
結果、より広くヒットしちゃうわけです。

しかもジュンペイさんは生粋の料理人。
ベンガル料理というフィールドをほんと楽しんでいる様子。

例えばベンガルのハリームとパキスタンのハリームを作り分けたり、それ以外にも引き出しがどんどん増えていく予感。
こりゃあ目が離せません。

再訪必至の注目店であります。


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ベンガルカレーファクトリー



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