FC2ブログ

カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】※最近、丸パクリサイトが見うけられます。写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

予測を鮮やかに裏切る、驚きのケララ料理。「トロピカル パラダイス」(南行徳)

まさに楽園を見つけました。

ますます多国籍化の途をたどる行徳の街に現れた、一軒のお店。


「トロピカル パラダイス」

どことなくパセラ感漂う店名。
看板には「多国籍料理 レストラン&バー」の文字。

良くあるエスニックカフェのようでもあり、どこから見てもコアなマニアが食いつくポイントはなさそうに思えるのですが・・・

ところがどっこい。

そう、「ところがどっこい」というコトバはこの店のためにあるようなものだったのです。


まず、お酒の値段が凄まじい。


ウーロン茶300円より安いお酒がゴロゴロ、何かがオカシイ・・・・


★黒ニッカ ハイボール ¥199

やべーっす、この値段でこの量、そして結構濃い。
優秀にも程がある。


★エレクトリックレモネード ¥300

ちょっと捻りをきかせたカクテルなら300円。
ちょっとちょっとちょっと・・・・!!!

そして料理。

看板には「多国籍料理」とありましたが、99%インド。
しかも、ちょっと普通のお店には置いていないような南インド・ケララ州料理があれこれ!

訊けばこのお店、ホール担当のお兄さんはネパール人ですが、
厨房にいたマッチョなシェフ3人のうち2人はケララ州出身。もう一人はデリー出身とのこと。

さらに定番カレーだって、独自のネーミングセンスが炸裂。

店名といい・・・オーナーのアイデアだそうです。


まずはサービスサラダ。
水木しげる先生が好きそうなビジュアル。


★チリ チキン ¥900

こちらインディアンチャイニーズ風。
お客の好みによって味は調整してくれるそうです。


★フィッシュポッリチャット ¥1100

これこそケララの名物料理(ポリチャトゥとも表記)。
ケララ固有の淡水魚カリミーン(現地採集の様子はこちら)をスパイスや具材とともにバナナの葉に包み蒸し焼いた料理です。(現地での実食レポはこちら

但し、カリミーンは日本では入手困難なため(あ、うちではペットとして飼育してますが・・・うちはかなり特殊なので)、代用魚としてこちらではティラピアを使用。

実はティラピアもカリミーンも分類的には、南米のエンゼルフィッシュやオスカー、ディスカスと同じシクリッド科の仲間。
味だってもちろん近いわけです。流石のセレクト。
カリミーンより肉が柔らかいティラピアだけに、ホクホク食感なのも面白いですね。

そして、今回の目玉料理が登場!!

竹筒の中から、金色に輝くお米!
かぐや姫か!ってな感じ。


香ばしい湯気とともに押し出される、美しきビリヤニ!!!


フワーッ!オォォーッ!!


最後はスポン!と。


★バンブー・マトン・ビリヤニ ¥1300

フライパンで軽く炒めた肉、米などの具材を竹筒の中に層状に詰め、蒸し上げて作るビリヤニ。


竹から押し出すさまはまるでケララやスリランカのプットゥ(ピットゥ)のようです。


で、このビリヤニ、作り方が面白いだけではありません。
パイナップル、レモン、ローズウォーターを加えたトロピカルな香りが素晴らしい!
ちょっと食べたことのないタイプのビリヤニです。

まさにトロピカル パラダイス!!!

ここまでで充分、南行徳まで来た甲斐があるというもの。

なのですが、後半これまた新たなる衝撃が!!

バンブービリヤニ以上の衝撃って????

えぇ、それはポロタ(パロタ)。

ちょっと驚きのポロタだったのです・・・・・

厨房から聞こえる、ちょっと尋常ではない打撃音。

パコーン!パコーン!



パァーンッ! パァーンッ!


マッチョなシェフたちの激しいアクション。

さ・・・・さぞや凄いポロタが・・・・・

そして出てきたポロタ、厨房からの爆音から期待した以上の仕上がり・・・・・!!!

★ポロタ ¥250

ちょっと見たことのない質感のポロタ!!


超絶薄く細かいヒダヒダに追われた芸術的造形、
そして・・・・指先で触れるだけで心地よい、得も言われぬ質感!!

これ、写真や文章では伝わりません。
とにかく究極級のポロタ。

ポロタで感動してしまうなんて・・・・予想外も予想外。

いろんなカレーと合わせて楽しませていただきました。


★ロースト エッグ カレー ¥700

ローストマサラとゆで卵のカレーなのですが、ガッツリ香りカルダモンに、カレーリーフ。
北なのか南なのか、オリジナルなのか、とにかく個性的な味わい。


★ポーク イン タ ハウス ¥900

「タ」は「THE」。
「家の中の豚」って名前、何でつけようと思ったのかはオーナーに訊かねばわかりませんが、
豚のカレーなんて、キリスト教徒が多いケララ州ならでは。
豚肉のロースにポピーシードの香り、そして仄かな酸味、スリランカのポークイストをも彷彿とさせます。

ケララとスリランカは文化的に共通点が多いですから、もしかすると、です。


★エバーグリーン チキン ¥880

要はサグチキンなのですが、名前が変わるとロマンチックですね。
そしてこれがかなりの絶品。
ニンニクとショウガ、そしてほうれん草の美味さがガッツリと効いて、スプーンが止まりません。

こちらのお店のカレー、それぞれに個性がありつつ、結構わかりやすくはっきりとした美味しさ。
この引き出しの多さ、只者ではありません。

しかしやはり特筆すべきは、ポロタの美味さ。

ここでハタと思いついてしまった。

「このポロタ・・・絶対アイスに合う・・・・・」

パロノワール(©イナダシュンスケ)、やってみました。


★ポロタ ¥250
★マンゴーアイスクリーム ¥300
★バニラ アイスクリーム ¥250



のせてみました。

・・・ちょっと昇天していいですか???

もはやこれ、神々のデザート。

また今すぐ食べたい、ポロタの究極体。

これぞ楽園・・・・・


予想を大きく上回る名店ぶりに痺れる我々のもとに、さらなる追い打ちが。

「これ、試作品です」


★ピッディ pidi

え・・・・???
なんですか、この未知の料理は????

訊けばこれ、米粉で作る団子状の料理。
そのまま食べると、塩味の白玉みたいな味。

「ピッディにこれをつけて食べてください」と出てきたのがこちら。

「ローストチキン」と呼ばれていたこのドライタイプのカレー、
このタイミングで!サービスで出てきた!とは思えない、これまた至高クラスの美味さやん。

一体どれだけの引き出しが・・・・・

と思ったのもつかの間。

「こちらはサービスです」。

★ドーサセット

ちょちょちょ・・・・
フワッと肉厚パンケーキタイプのドーサ。

爽やかに香るココナッツミントチャトニも素晴らしければ、添えられたサンバルがまた素晴らしい!


小ぶりのドラムスティックがガンガン入っているんです。ありがたやー!!!


「トロピカル パラダイス 多国籍料理 レストラン&バー」という外看板からは全く想像できない、圧巻の内容。
そして、底知れぬ懐の深さ。

一体何者・・・・・・・???


と、ここで判明したのですが、実はここ、なんとケララ料理のケータリングを行う「ケララカフェ」が実店舗化したレストラン。
オープンは2018年6月30日で、今も土日には「ケララカフェ」名義でケータリングやテイクアウトも行っているそう。

ほ、ほほう・・・・・

そして気になる、この立地、この店名、この内容で、果たして客層は如何に????

訊けばビックリ。
お客の90%はケララ人なんですと。
(どこが多国籍料理やねん・・・・)




予想を裏切る、驚きの波状攻撃。




と、ここで最後の衝撃が・・・・・

この日は7人での訪問だったのですが、

お会計一人当たり1250円・・・・・・・

ま、まじもんのパラダイスや。

やばすぎますね。


そして、驚きはそれだけではなく・・・・・(まだあるのか???)続く。

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

TROPICAL PARADISE



関連ランキング:インド料理 | 南行徳駅浦安駅


関連記事

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://currycell.blog.fc2.com/tb.php/3994-cf39fa56
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad