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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

川縁の絶壁に聳え立つ、圧倒的非日常。「Brewery & Restaurant CARVAAN」(飯能)

常軌を逸した・・・そんな言葉がこれほど似合うレストランもそうそう無いであろう。

飯能の川沿い、絶壁の上に聳え立つ、灰色の城。


「Brewery & Restaurant CARVAAN」(カールヴァーン)




崖の上のアプローチ。
気分はもう、F.W.ムルナウのノスフェラトゥ。


そして溢れ出すエキゾチズム。

店内。

人が小さいのではない、店がデカいのだ。


ドイツ表現主義時代の映画セット?と思える巨大な空間。


中にはなんと、ビールの醸造所が!!

実はここ、飯能に本社を持ち、食品輸入などを行う株式会社FAR EASTによる、自家醸造クラフトビールと珍しい中東料理が楽しめる巨大レストラン。

お店を作るにあたっては、社長の脳裏に浮かんだビジョン(夢想)が先にあり、全体像から窓枠の形状に至るまでそれを忠実に実体化したそう。
なるほど道理で。夢の中の世界のようなのはそのせいか。

オープンは2017年7月26日。
店名の「CARVAAN」は「キャラバン」の意です。


店内にそびえる、4m越えのクリスマスツリー。


川を見下ろすテラス席も壮絶。



二階へと上がる階段には、貴重な古代の出土品が。






まあもうこの段階でかなりお腹いっぱいではありますが・・・・

早速ビールと料理をいただくとしましょう!!


★飯能フレッシュホップIPA ¥750

なんと、この近くにある自社農園のホップを収穫後すぐに仕込んだ、この季節だけのIPA。
フレッシュホップの鮮烈な苦みがインパクト大、飲みごたえあるビールです。


そして素晴らしい器で登場したのは・・・・


★アラビアンプレート Medium ¥2800

絶対的おススメの、地中海アラビア諸国の伝統的前菜料理を盛り合わせたプレート。
内容は・・・

・フムス(レバノン:ひよこ豆のペースト)
・ムタバル(シリア:香草と焼きナスのペースト)
・タブーリ(レバノン:香草と挽き割り小麦のサラダ)
・アレクサンドリアのオリーブとアンダルシアのドライトマトの地中海風マリネ(エジプト)
・ファラフェル(パレスチナ:香草とそら豆、ひよこ豆の素揚げ料理)


どれも非常に手がかかったものなのですが特にムタバルが旨かった!
Mサイズは4人前想定なのですが、2人前、1人前でも品数は変わらないそうです。

これとビールだけでも充分満足できるはず。

・・・といいつつ、この日は折角の4人訪問。
いろいろ頼まなきゃ勿体ない!!

★アラビアンソーセージ ¥1200

ビールといえばソーセージ。
チュニジアの辛味調味料「ハリッサ」をつけていただきます。


★メカジキのソテー ベンガルマスタードカレーカレーソース添え ¥2000

魚にマスタードシードやマスタードオイルを多用するベンガル料理に倣い、マスタードソースをかけたメカジキのソテー。
カレー感は薄いですが、ソテーとしては絶品。


★ファーイースト・ベルジャンホワイト ¥750

こちらIPAとはうってかわって爽やか。
エジプト産コリアンダーとレモンピールを用いたホワイトビールです。
こちらも飯能産ホップを使用。


★仔羊肉と杏のタジン ¥2200

モロッコ名物のタジン料理。
仔羊の旨みに乗っかる杏子の甘みがエキゾチックで魅惑的。


★三元豚のグリルと飯能産きたあかり パクチーライス添え ¥2700

こちら時間が掛かるとのことで先にオーダーしておいた一品。
三元豚の豚ロースを南部鉄器でグリル、飯能産粒マスタードとカンボジアの椰子の花蜜糖を和えた花蜜マスタードソースをかけていただきます。
三元豚は引き締まった食感が流石、そしてきたあかりパクチーライスってのがまた素晴らしかった。
鉄器の熱で焦げ目がついて、香草焼きおにぎり、みたいな感じになってるんですよ。
さり気なくご飯ものを摂るのにも良い一品です。


★ゾロアスターカレー ¥1800

な、なんでしょう?このネーミング。
古代ペルシャからインドへ渡ったゾロアスター教徒に伝わる香り高いスパイスのカレー料理、とのこと。
ムスリム帝国に押されるように東進した人々のカレーということでしょうか。

と言いつつ、いただいてみれば非常に食べやすいカレー。
バターチキンほどクリーミィではないのですが、カルダモンとトマトが効いた、ソツない美味さです。
具材はチキンと茹で卵。レーズンが乗ったホクホクのジーラライスとともにいただきました。

とんでもない空間でいただくそして自家醸造ビールそして、めくるめくスペシャル料理の数々。
これだけでも普通じゃないお店なんですが・・・・まだまだ。

ここはデザートも半端じゃないんです。

デザートタイムはソファー席へ移動。
これまたリッチ。


★チャイ ¥700

カルダモンとクローブ、シナモンがしっかり効いたチャイ。
スパイスマニアも大満足の仕上がりです。


★サイフォンコーヒー エチオピア ネファス ¥700

こちらはエチオピアらしく酸味が際立ったコーヒー。
なんと「光サイフォン」で淹れてくれます。


★飯能産スイートポテト キャセロール ¥900

紅春香とキャセロール、2つのサツマイモで作るスイートポテトに赤クルミのクランブルをトッピングしたアツアツのお菓子。
上に乗った花蜜ミルクのジェラートが溶ける前にいただきます。


★ガザルベイルート ¥1000

あ、ありがたいことに誕生日を祝っていただきました。
本当に有難いことです。

しかもこちらのデザートがかなり素敵。
インドのクルフィにも似た硬いジェラートの上に、レバノンの綿菓子「ガザル・エルバネ」をトッピング。
レバノン山脈に降る雪をイメージしたベイルート発祥のデザートとのことですが、
この綿菓子がどこかインドのソアン・パプディのようでもあり、知識欲を掻き立ててくれます。
そして単純に美味いのです。おかわりしたい。

・・・なんだろう、全てが非日常。
ここが飯能であることを忘れるどころか、日本にいるのか、中東にいるのか、もっと別次元の概念の中にいるのか・・・??
良い意味において「狂気」すら感じる、常軌を逸したお店。

これは行っておかなきゃ損をしますぞ。

(ドレスコードは?と聞かれることが多いのですが、普通にレストランに相応しい清潔な格好ならOK。川遊びの後のドロドロなサンダル履きとかじゃなきゃ、ね。)

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