FC2ブログ

カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

チャンナ・オルナティピンニス&チャンナ・プルクラの見分け方。

前回(こちら)からの続き。

ややこしいスネークヘッド2種の区別点を整理してみます。

FLYING ROPEFISH!-プルクラ2
チャンナ・プルクラ
学名:Channa pulchra
原産地:ミャンマー
最大長:不明(30cm程度?)
別名:バーミーズタイガースネークヘッド、オレンジドットサンダーテンポスネークヘッド、ネーブルファントムスネークヘッド、ブルームーンレインボースネークヘッド

FLYING ROPEFISH!-オルナティピンニス3
チャンナ・オルナティピンニス
学名:Channa Ornatipinnis
原産地:ミャンマー
最大長:不明(30cm程度?)
別名:ブルームーンブラックスタースネークヘッド、バーミーズタイガースネークヘッド・リアルタイプ、ブルームーンレインボースネークヘッド

(区別点1)全身に入る黒点の大きさ。
 慣れればこれが一番の決め手。
 プルクラがホクロのように細かい点がぽつぽつと入っているのに比べ、
 オルナティピンニスは特に顔からエラ蓋にかけてかなり大きい黒点が多数入ります。

(区別点2)背びれの黒点数。
 プルクラははっきりした黒点が1個もしくは2個。
 オルナティピンニスはすこし薄めの点が3から4もしくはもっと多く入る。
 しかしこれには個体差があり、例外もあるようです。

(区別点3)体型。
 プルクラのほうが若干顔が尖り、全体が遊泳に適した魚雷型をしている。
 オルナティピンニスのほうがよりカエル顔。底棲のハゼ体型。
 ・・・これは感覚的なものでとても微妙です。
 スネークヘッドに詳しい人なら、
 プルクラのほうがよりスチュワートに近く、
 オルナティピンニスのほうがよりブルームーンギャラクシーっぽい、
 という説明で感じが掴めるでしょうか。

(区別点4)色彩。
 新種記載の論文によるとオルナティピンニスのほうが体の模様が全身にわたり派手です。
 しかし体色は成熟度、環境、気分および個体差によって相当変わるので
 絶対的なものではありません。ここに載せている写真でも体色に差がありますが、
 実際にはそれほどの差はないと思ってください。

(区別点5)胸鰭の輪模様。
 胸鰭の白黒の輪模様の入り方で区別できるという話もあります。
 が、実際いろいろな個体を見るとまちまちで決め手に欠くようです。
 ただ、ここの写真のプルクラのように太いラインが入る個体は、
 オルナティピンニスでは見たことがありません。

・・・と、ざっとこんな感じでしょうか。

慣れると全体の印象で見分けられるようになりますよ。

おおざっぱに言うと、プルクラは遊泳タイプで全体にすっきりした印象。
オルナティピンニスは底棲タイプで全体的にゴテゴテっとした印象。でしょうか。

ちなみに学名の、
pulchraとは「可愛い」の意、
Ornatipinnisとは「華美なヒレ」の意になります。

FLYING ROPEFISH!-プルクラ3
こちらプルクラ。

FLYING ROPEFISH!-オルナティピンニス2
こちらオルナティピンニス。

違いがわかるでしょうか?



さらにこの2種、
性格もすこし違うようで、

プルクラはいつもよく泳ぎ、
他の遊泳性スネークヘッド・・・たとえばフラワートーマンのように
人工餌への餌付きもよく、比較的混泳も容易・・・
(といってもある程度の広さやパワーバランスは必要でしょうが)
同種2匹が仲良く泳ぐ水槽も見たことあるほど。
飼主への反応もいいのでとても可愛いイメージです。

うちの場合は活動的すぎて飛び出しちゃったんですが・・・。

一方、オルナティピンニスのほうは、
普段底にいたり狭い隙間に挟まっていたりすることが多く、
環境に慣れるまではあまり泳がない感じ。
FLYING ROPEFISH!-オルナティピンニス5
まさにブルームーンギャラクシーに近いイメージです。
底棲待ち伏せ型の魚にに多いことですが、
乾燥餌や人工飼料に慣れるのにも多少の時間がかかります。
じっとしている=縄張り意識が高いのか、同種が近づくと・・・ガブッと噛みます。
ショップでその瞬間を見せてもらいました。
混泳は慎重に。

当然、性格には個体差もあるので、あくまでも参考ということで。


さて、チャンナ・オルナティピンニスとチャンナ・プルクラ、
みなさんはどっちが好みでしょうか?

・・・っていうか、こんなド派手なのが今頃新発見されるなんて。
スネークヘッドの世界はこれからも、何が起こるかわかりませんよ。


人気ブログランキング参加中。
いつもクリックありがとうございます。
クリックはこちら

FLYING ROPEFISH!-ranking banner
関連記事

テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット

コメント

16. Re:無題

>マンウィスパラーさん
プルクラは15cmまでは一気に成長、それからは安定、というパターンが多いように思えます。
サイズ的には15cmで充分でしょうが、成熟度的にはどうでしょう?長生きする魚ですから一年くらいはみても良いかも。

  • 2012/09/07(金) 01:38:54 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

15. 無題

ropefish様
プルクラ様は何㎝ぐらいになれば繁殖できる"オトナ"になりますでしょうか?
5㎝くらいで飼い始めて4ヶ月で一気に15㎝~9㎝ぐらいになりましたが、最近は…うん?…なんか全然体長変わらんな…てな感じです。お住まいは90㎝レギュラー。宜しくお願いしまっす(^(エ)^)

  • 2012/08/25(土) 05:37:19 |
  • URL |
  • マンウィスパラー #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

14. 死因は違った…

追伸です
先程、[コンギクス君はそんな事しないはずだ!]と、付近を捜索した結果、オルナティ君は干物となって発見されました。何れにせよ飛び出しは私のミス。 精進しますε=┌( ・_・)┘

  • 2012/08/16(木) 04:07:04 |
  • URL |
  • マンウィスパラー #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

13. チャンナ オルナティピンニス

毎度でございます。
忙しいのと体調不良と歳でで以前(shopのオーナーと仕入れに同行…のコメントをしたと思ったんですが…載ってないから幻覚?批判的な事書いたからマズカッタのかな) え~…近況ですが、ガロ→昨日干物。 アイズファイアー→帰宅したら水温35℃=アウト。 で、一番残念なのが先週リオから引っ張って貰ったチャンナオルナティピンニスのベビー7㎝[ブルーバリバリ超美固体→背鰭のスポットが既に7つ!] 今朝見たら居ません…((T_T)) …コンギクス25㎝のお腹がパンパン。我ながら自己嫌悪の極地、何年やってるねんバカ者が…。ドジョウやモツゴも入れてましたが昨夜バフバフ!といや~な音がしたんですが疲れて見てないんです。 先程shopに詫びてきました→[絶体育てて見せて下さいね]と言われてたので。同サイズのプルクラは大丈夫でしたが、ガロも…大切な奴ががパー、こんなに落ち込む程オルナティは綺麗だったんすよ!クーラー無しで全て飼ってまして大体33℃ですが皆元気ですね、ブルームーンギャラクシーはともかく2010/11月号のアクアライフ掲載のLさんは全部クーラー着けて27℃以下らしいですが、考えられなです、勿体ないよ。Tさん含め記事を読めば初心者みたいですね。『スネークヘッド人には馴れてなんぼです』??へっ?…もっと馴れるのイッパイいるけど…。けどお二人共アンフィベウスをお持ち。(僻んでるだけですねゴメンナサイ) 今日は大文字の日。私は[妙法]の妙担当。薪を運のも地獄ですよ~。当日は熱さと蚊との闘いが始まります(笑)

  • 2012/08/16(木) 02:45:52 |
  • URL |
  • マンウィスパラー #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

12. 無題

>スネオさん
この記事をアップしてから一年近くが経ちますが、ホワイトナイトの正体は不明ですね。最近は10センチ越えの個体も見かけるようになりましたが、鰭の模様はうっすら残っているようです。
体色は上半分が黒っぽくてブラックトーマンのようですが。

ヒレの模様を青色だといってしまえばシアノスピロスの可能性もあるのですが…微妙ですね。

因みにかつて、頭が大きいタイプのプラーチョン稚魚がブラックトーマンの名で売られているのも見たことがあります。

小売価格としては

ホワイトナイト>ブラックトーマン>プラーチョン

ですから、より高く売れる名前で販売したくなるのは当然といえば当然ですね。

  • 2009/12/23(水) 15:34:54 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

11. ホワイトナイトとブラックって似てるけど違うような、、、

ホワイトナイトは背鰭、尻鰭に薄いパール色の模様や紋様が入ってますが、ブラックは幼魚から飼ってましたが模様はなく極薄い褐色でした。
二匹飼ってどちらも同じブラックスネークヘッドとして売られてました。
顔つきや体色は個体差、成長度合いあるのでなんともいえないですが、、、
飼っていて違う気がします。
こないだ名古屋のショップで見たホワイトナイトは明らかにブラックだったので気になってました。

  • 2009/12/23(水) 09:26:20 |
  • URL |
  • スネオ #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

10. Re:どうもです☆

>☆アイマラちゃん☆さん
すこしでも役に立ってよかったです。

プルクラはプルクラでなかなか魅力的ですよ。

大きくなってオレンジと白のメリハリが出てくるとかなりいけてます。
それとおそらく、オルナティより大きくなります。

性格は・・・牙のないオレンジフィンキリーホーリーと思っていればまず間違いないでしょう(笑)。
ただ、混泳はもうちょっと楽かも。

  • 2009/04/09(木) 01:02:36 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

9. どうもです☆

お久しぶりです

えー実はスチュアートSHを探していましたが
何故かブルームーンギャラクシーSHを探すよーになってしまい
某ショップで見つけたんですが、画像を見ると何故か
ま赤ちゃんのブルームーンレインボーと、そっくりで???
ギャラクシーではないコトだけがわかり今日、買ってしまいました

でも某ショップではブルームーンギャラクシーSHで売ってました

でもropefishさんのBlogでチャンナ・プルクラって出てたので
チャンナ・プルクラって分かりました

でも贅沢なコトを言うとチャンナ・オルナティピンニスの方が良いですね

SHは初飼育のビギナーなので、これからもちょくちょく覗きに
そして参考にさせていただきます(@^O^@)
よろしくお願いします



  • 2009/04/08(水) 16:21:47 |
  • URL |
  • ☆アイマラちゃん☆ #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

8. 幻とかに弱いっす

アクアライフの特集を見た感じでは ブラックスネークヘッド(チャンナメラソマ)の写真の成魚?に色合いや形が似てます。背鰭の模様は消えてるようでしたが。

あるサイト上で見たホワイトナイトは結構真っ黒に成長してました。
最近結構 ショップ巡りしてるんですが かなりブラックスネークヘッドが出回ってました。稚魚ボールを一網打尽に捕獲してるんですかね?

幼魚の特徴は背鰭と尻鰭が青く染まるタイプと 背鰭が黄色で尻鰭が青いタイプが確認できました。 
幼魚と成魚はかなり化けるんでまだわかりませんね。 
チャンナシアノスピロスなら嬉しいっす!しかし青いスポットは今のとこ出る気配なしですね~
長々すみません
また報告しますね。

  • 2009/01/26(月) 11:50:58 |
  • URL |
  • warmeazy #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

7. 情報修正。

warmeasyさん

ホワイトナイトスネークヘッドは、ブラックトーマンの幼魚である可能性もあるそうです。
だからブラックスネークヘッドという流通名もあるんですね。

もしブラックトーマンだとしたら、弱酸性の軟水で飼育する必要がありそうですね。

また、このホワイトナイトスネークヘッド、
チャンナ・シアノスピロス Channa cyanospilosの
可能性もあるようです。
シアノスピロスといえば、アクアライフ2006年11月号でのレッドスネーク採集の中で「ホントはこいつが採りたかった」といわれていた幻のスネークヘッド。
だったらすごいですね。

大きくなってヒレの模様が消え、ボディが黒く染まってきたらブラックトーマン、
ボディに青い斑点が出てきたらシアノスピロスってとこでしょうか。

楽しみにしています。

  • 2009/01/24(土) 12:35:45 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

6. 学名

やはりピーコックとホワイトナイト同じですよね!同じ店で同じサイズ位のが売られているのに七千円位値段に差があったので!もしかしたらと思いまして!あとフォーンピーコックスネークヘッドと言う奴も一度ショップで見かけました。 

学名 大事ですね~新種発見して名づけてみたいです。

  • 2009/01/23(金) 10:17:18 |
  • URL |
  • warmeazy #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

5. warmeasyさん

現在市場にピーコックスネークヘッドの名で出回っている魚はホワイトナイトと同じ種類だと思います。
スネークヘッドの体色は状態によって極端に変化します。

ただ、ここにも一つ落とし穴があって、海外でピーコックスネークヘッドといえばまた別の魚、コウタイの事を指す場合が多いようです。
コウタイにはキャリコスネークヘッドという英名もあるので、ますます訳が判らないですね。

世界共通の呼び名=学名ってホントに大切です。

  • 2009/01/21(水) 09:36:54 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

4. 無題

ありがとうございます。
かなり勉強になります!
名前は本当にややこしいですね~。
僕もアクアライフ11月号スネークヘッド特集探しまくって北海道の熱帯魚ショップから取り寄せて読みましたよ。コバルトブルーのレッド素晴らしい発色でしたね!漁師のおっさんに目玉潰されて可哀想でしたが!いつか現地で生で見てみたいものです。
あのレッドはジャンビ産ブルースネークとか言う名前で稚魚が大量に売られているのを大阪でも見ましたよ。本物なのかな、、、?
ホワイトナイトSHは何件かのショップで見たんですが、本当に同じ種類なのかと思う個体もいました。ネットで調べてるとピーコックスネークヘッドと言う奴も少し体色が違うだけで体形やらヒレの柄はまるで一緒だなと思うのも見かけました。ますます訳がわかりません。ブラックスネークとブラックトーマンは別なんですね~同じだと思っていました。

70センチか~、、、今は太ったメダカって感じです。 

  • 2009/01/21(水) 09:16:21 |
  • URL |
  • warmeazy #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

3. 無題


アロワナマンさん。
この2種類はまだ図鑑にもあんまり載ってないので、見分け方の参考にしてくれるとうれしいです。

warmeazyさん。
昨年流通し始めた「ホワイトナイトスネークヘッド」が最近ブラックスネークヘッドという名前で売られています。
おそらくwarmeazyさんの入手した個体はこれでしょう。

ちなみにブラックトーマン(Channa melasoma)という別のスネークヘッドも、ブラックスネークヘッドという名前で入荷することがあるので注意してください。ネットで「ブラックスネークヘッド」と検索するとブラックトーマンの情報のほうが多く出てくるようです。

さて、ホワイトナイトスネークヘッド=ブラックスネークヘッドは、
スマトラ島ジャンビ州から入荷する謎のスネークヘッド。

ジャンビ州と言えば、アクアライフ2007年11月号のスネークヘッド特集でコバルトブルーに染まるレッドスネークヘッドの産地として紹介された場所です。
その後まもなくジャンビ産レッドスネークヘッドの日本入荷も始まっていることを考えると、その同じ流通ルートに乗り新しく紹介された魚では?と推測されます。
体型はコブラスネークヘッドかプラーチョンに似ているようですが、そこから推測すると70cmをこえる大型種の可能性もありますよ。

あともう一つ、海外でバーミーズタイガーといえば、チャンナ・ブルマニクスChanna Burmanica(Burmanicus)のことを指します。
これまた全く別のスネークヘッドで、ドワーフスネークヘッドのミャンマー産亜種では?とも言われているずんぐりした種です。
ほんとうに紛らわしいですね。

  • 2009/01/20(火) 19:33:33 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

2. すごー!

似てる魚って多いですよね!

すごいですね、似てる種類を、
見分けられるなんて(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ


下から2、3番目の写真をみたら、
変な表現ですが、黒点が
プルクラ君は、コショウみたいで、
オルナティピンニスくんは、
ブラックペッパーみたい!


あきらかに変な表現ですね(゚O゚)\(--; ォィォィ

  • 2009/01/20(火) 17:15:10 |
  • URL |
  • アロワナマン #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. はじめまして!

こんにちは
昨日からスネークヘッド飼いはじめました。店ではスマトラ産ブラックスネークヘッドと書いてあったんですが、店の人が最近出回ってるホワイトナイトと同じ奴だろうと言ってました。
まだ6センチ位ですが 物怖じしない性格でとても気に入ってます。赤虫を入れたらいきなり指に飛び付いてきました。成長が楽しみです。
バーミーズ二種 見た目はオルナティピンニスの方がタイプですね。しかしお洒落なカラーリングですよね!なんか日本にバーミーズタイガーで入ってきてる二種以外で 海外でバーミーズタイガーと言う名前で流通してるスネークヘッドがいるみたいですね。写真で見たんですが、虎柄の縞模様の入った個体でした!

またスネークヘッド記事楽しみにしてます

  • 2009/01/20(火) 12:00:38 |
  • URL |
  • warmeazy #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://currycell.blog.fc2.com/tb.php/36-c14a7a01
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)