カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

上海ガニの本当の産地、蘇州で旬の上海ガニ。「吴江食府中餐厅」(蘇州)

秋!上海ガニの季節です!!

上海ガニ食べるなら、本場上海へ行かないと!!!

・・・おっと、ちょっと待ってください。

上海ガニの主要産地って実は、上海の西にある蘇州なんですよ。
湖の幸に恵まれた蘇州で生まれた江蘇料理こそが、上海料理の原型なんです。

ってことで、ちょいと蘇州まで上海ガニを食べに行ってきました。



「吴江食府中餐厅」

こちらと同様、「呉江松陵飯店」という四つ星ホテルの中にあるお食事処。
引きの写真を撮るのが憚られる豪華さです。




出てくる料理はまさにエレガントかつ華やか。






四つ星ホテルの実力、美味すぎますよ。

(料理詳細がわからないので端折っていること、お気づきでしょうか?)


お、餃子がかなり日本的で驚きました。


こちらはタウナギですね。
蘇州麺のトッピングとしてもお馴染みの食材。
私、これ大好きなんです。
「鱔」という漢字で表記されているので見つけたら是非オーダーしてみてください。


・・・そして、お待たせしました、メインディッシュ。

★上海蟹

いやもう格好良すぎますね!!

上海ガニは実は日本のモクズガニと近縁で、「チュウゴクモズクガニ」という和名もある種。
「世界の侵略的外来種ワースト100」にもリストアップされており、世界各地で在来種を駆逐し分布を広げているため、
日本では2005年に「特定外来種指定」され、生きた個体の持ち込みが規制されているんです。

ですから日本で食べる上海ガニは基本的には冷凍での輸入もしくは調理済での輸入であり、
新鮮な上海ガニをいただくなら大陸へ赴かねばいけないわけなんですね。

で、結論から言いますと、実に美味くて感動しました。

ひっくり返して腹部をパカッと開けると、オレンジ色の小さな「内子」が登場します。
これが実にお上品な大きさで、「こんなにちっちゃいの?」と思うんですが、実に濃厚な味わい。
ふわわーっと旨みが広がります。

さらにたっぷりの蟹味噌もかなり濃厚。
これは素晴らしいです。

内子、蟹味噌の他は腹や足のちょっとした肉くらいしか食べる箇所はなく、正直満腹になれる食べ物では決してないのですが。
まさに美食。

実は昔、上海の観光ガイドによく載っている有名店で上海ガニをいただいた際には、とくに美味くないし、少ないし、高いし、損した気分だったのですが、やはり本場の本場は違いますね。

そして四つ星レストランのクオリティ、間違いないです。

但し、蟹には個体差があり、たまに内子が入っていないものもあるそう。
一個だけ注文するのはリスクありかもしれません。

さて、上海ガニの他にもう一つ、蘇州で食べたかった湖の幸がこちら。


★桂魚

「クイユ」と読みます。
湖産の高級魚で、日本では「ケツギョ」と呼ばれ観賞魚として流通していた時代もあったのですが、
上海ガニ同様、現在では「特定外来種指定」されており、生体の輸入は禁止。
喰いたきゃ大陸へカモン、というわけなんです。

勇ましい顔つきに歯並びの良い牙。
中国のパーチと呼ぶべき風格があります。

肉質はふんわり上品な白身で、脂身の少ないイシモチのようでもあります。
スズキ目の淡水魚の中で最も美味といわれるのも頷けます。
素晴らしいです。

桂魚として食される魚には、「ケツギョ」「コウライケツギョ」の2種類がおり、おそらくあまり区別されずに流通しています。
同属の魚なので、どちらが美味いとかはわからないのですが、気にすることはないかと思います。
これは、どっちなんだろ?調理前の魚見たらわかるんだけど。

ちなみに最近ではこの「桂魚」のニセモノとしてブラックバスなどを用いるお店も出てきていると聞きます。
(実は私も魚市場でブラックバスを見かけました)
ブラックバスのヒレには桂魚のような黒い斑模様がないので、騙されないよう注意してくださいね。


★担々麺

〆は担々麺です。
最近は日本でも知られるようになりましたが、こちらの担々麺は基本的に汁なしです。
さほど辛さはなく、〆の麺にピッタリですね。

旅の大きな楽しみは、その土地でしかいただけない食べ物をいただくこと。
上海ガニ、桂魚、そしてタウナギ・・・・・

蘇州の食は、実に豊かです。


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吴江食府中餐厅



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