カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

「Japanese Curry Awards presents 『カレー寺』 vol.1 鰹と蜂蜜とニンニク」 開催しました!

去る2016年8月21日、東京・池上本妙院にて、Japanese Curry Awards初のリアルイベント、
「 『カレー寺 vol.1』 vol.1 鰹と蜂蜜とニンニク」が開催されました。
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(イベント告知時の記事はこちら。)

日本のカレー文化について考え、新しい可能性を見つけていくため、
日本のカレーシェフと、日本の食材生産者とを結びつける試み、『カレー寺』。

第一回となる今回は、
JCA第一回新人賞受賞の「Spice BAR 猫六」芳谷シェフ、
浅草地下街の間借り営業で人気を博し、実店舗始動が待たれる「Kalpasi(カルパシ)」黒澤シェフ、
今年沼袋から初台に場を移し、待望の復活を遂げた「和魂印才たんどーる」塚本シェフが参戦。

さらに食材提供として、
高知 土佐節「浜吉ヤ」さん、
青森田子 白・黒ニンニク 種子さん、
鎌倉 日本ミツバチ蜂蜜 飯倉 剛さん。

今をときめく話題の3シェフが、土佐節、白・黒ニンニク、日本ミツバチ蜂蜜を用いた料理に挑むことになりました!


にわか雨の予報を吹き飛ばす青い空。

お寺から漂うマサラの香り・・・・

イベントは2部制。
完全前売り制にもかかわらず、100枚のチケットは完売。
関係者あわせて120人のカレー好きがお寺に集まる大イベントとなりました。

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蓮の花と、蝉の鳴き声。
日本の食文化にとって、季節を感じることはとても重要です。


今回の趣旨に賛同していただいたS&Bさんの協賛で、
参加者の皆さんに業務用のスパイスセットをお配りすることもできました。


厨房では各シェフが最後の仕上げ中。
しかも3シェフともご夫婦での参加という、ちょっと面白くもアットホームな雰囲気が漂います。

今回は3つの食材をテーマに、各シェフが1カレー&1サブジ(スパイスおかず)を作り、
合せていただくという試み。

完成したカレープレートがこちら!!
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・「和魂印才たんどーる」塚本シェフ
 大豆とコンニャクの冷やし和ッサムカレー ~蜂蜜・ニンニク・鰹出汁仕立て~
 白にんにく・鰹節・蜂蜜の海苔佃煮風

・「猫六」芳谷シェフ
 生利のプットゥ
 黒ニンニク包みコフタ ~ヨーグルトソース~
 蜂蜜ジンジャーチャイ

・「カルパシ」黒澤シェフ
 黒にんにくと黒酢のポークビンダルー
 白にんにくと豆もやしのスリランカンアッチャール

いやもう、めっちゃ贅沢なプレートです・・・・
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★大豆とコンニャクの冷やし和ッサムカレー ~蜂蜜・ニンニク・鰹出汁仕立て~ by塚本シェフ

南インドのラッサムを日本食材に置き換えた、塚本さん独自の「和ッサム」。
それをなんと冷やしカレー仕立てでの提供!!
蜂蜜・ニンニク・鰹出汁を用いた、旨味・甘味・香りの三位一体は、和印融合の第一人者・塚本さんならではの境地。
コンニャクの食感も実に面白いですね。

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★生利のプットゥ by芳谷シェフ

実は元・築地の鰹節職人という経歴を持つ芳谷シェフ。
なんと、土佐の生利節をほぐしてそのまま、ドライタイプのカレーにしちゃいました!
用いたのは生利節の中でも「亀節」といって、若い鰹を加工したもの。
通常の鰹節よりも香りの個性が強いそうですが、その個性を消すのではなく活かしつつも、
バイマックル(こぶみかん)の葉と徳島のすだちを用いることで、都度味をリセットしながら楽しめるという趣向。
食材自体の食感と味わいが楽しめる面白いメニューでした。

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★黒にんにくと黒酢のポークビンダルー by黒澤シェフ
ビンダルーはポルトガルの植民地だったインド・ゴアの名物料理で、ビネガーとニンニクで仕上げるカレー。
面白いのはニンニクを熟成させて作った「黒ニンニク」。
ニンニクの香りに加え、プルーンのような独特の甘みがあるので、砂糖を一切用いなくてもカレーに甘みが加わるという趣向。
甘味と酸味にシャープな辛さが加わった、鮮烈な印象のカレーはまさにカルパシの真骨頂!

セットされたサブジ3種はこちら。

★白にんにく・鰹節・蜂蜜の海苔佃煮風 by塚本シェフ
いきなり海苔佃煮なんて離れ業、塚本さん以外に誰が思いつくでしょうか!
特に日本のお米との相性は最強すぎます。

★黒ニンニク包みコフタ ~ヨーグルトソース~ by芳谷シェフ
これ、参加者の皆さんには嬉しい一品だったのでは?
鶏肉団子の中になんと、黒ニンニクがマルっと入っているんです。
ニンニクでありながらプルーンのような独特の食感と甘み、「へぇ!これが黒ニンニクなんだ!」とみんな驚いていました。

★白にんにくと豆もやしのスリランカンアッチャール by黒澤シェフ
これまた食が進むメニューですね。
スリランカのモルディブフィッシュ(ハガツオ)を鰹節に置き換え、かなりのピリ辛仕様に。

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カレータイムが一息ついたところで、皆さん本堂へと移動。

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このとんでもなく有難い空間で「カレー寺小屋」こと、トークショーの始まりです。

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まずは3食材をご提供いただいた生産者の皆さまの紹介。

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高知 土佐節の「浜吉ヤ」さんは創業・明治初期の老舗。
土佐沖でとれた新鮮なとろ鰹にこだわり、土佐の気候・風土に合わせた独自の手法を貫いています。

そして青森田子(たっこ)の種子さん。
田子は「にんにくの首都」を名乗るほどにんにく生産が盛んな町。
なかでも種子さんは、過保護にならない農法にこだわり、同じ場所で作った同じ品種のにんにくでも、生産者の想いによって味は変わるという信念を貫いています。

鎌倉 日本ミツバチ蜂蜜をご提供いただいたのは、養蜂家 飯倉 剛さん。
日本固有の野生の蜜蜂である日本ミツバチは、改良し家畜化された西洋ミツバチに比べ生産効率は劣るものの、その土地、その季節の花々の香りがブレンドされた深みのある蜂蜜を作ってくれます。

今回 食後のドリンクとして提供した蜂蜜ジンジャーチャイでも、普通の蜂蜜では味わえない独特の香りを楽しむことができました。

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そして、夢の共演といって良い凄い組み合わせだった3シェフによるトーク。
今回の料理解説だけでなく、それぞれのシェフの個性溢れる素敵なお話を聞くことができました。

実店舗オープンが待たれる「カルパシ」に関しては黒澤さんから最新情報が。
お店の場所は千歳船橋。
オープンは10月になる見込みとのこと。
最新情報はツイッターをチェックとの案内でした。


日本の食材生産者とカレーシェフをつなぎ、日本カレー文化の可能性を探る「カレー寺」、今後もどんどん続けていく予定です。

イベント告知は主に、Japanese Curry Awards公式Facebookページにて。
皆さん是非チェックしておいてくださいね!

*****イベント概要*****

Japanese Curry Awards presents
『カレー寺』 vol.1 鰹と蜂蜜とニンニク


●日時
2016年8月21日(日曜)
一部13時~15時
二部16時~18時
※各定員50名 交代制

●会場
池上 本妙院

●参加シェフ
・芳谷 昌宏「Spice BAR 猫六」
第一回Japanese Curry Awards新人賞を受賞した「呑めるカレー屋」ムーブメントの代表的存在。
元・築地の鰹節屋である芳谷シェフならではの、食材を活かしたスパイス料理が魅力です。

・黒澤 功一「Kalpasi(カルパシ)」
2015年浅草地下街に彗星のごとく現れ、大きな話題になったカルパシ。
現在は一旦休業、今秋の実店舗オープンに向け準備中。
インド、スリランカ、ネパールなどのマニアックな料理を完全再現する一方で、純粋にカレー好きが美味しいと思えるカレーを作り出す黒澤シェフのセンスにはファン多し。

・塚本 善重 「和魂印才たんどーる」
沼袋の名店として知られた「たんどーる」が、2016年5月、初台にて待望の復活!
インド料理をベースに、梅、ゴマ、昆布、ひじき、干し椎茸など、和素材をふんだんに用いた独自の世界は唯一無二。
和印融合の第一人者ともいえる巨匠が、今イベント夢の参戦です。

●食材提供生産者
・高知 土佐節「浜吉ヤ」さん
・青森田子 白・黒ニンニク 種子さん
・鎌倉 日本ミツバチ蜂蜜 飯倉 剛さん

●メニュー
・「猫六」芳谷シェフ
 生利のプットゥ
 黒ニンニク包みコフタ ~ヨーグルトソース~
 蜂蜜ジンジャーチャイ

・「カルパシ」黒澤シェフ
 黒にんにくと黒酢のポークビンダルー
 白にんにくと豆もやしのスリランカンアッチャール

・「和魂印才たんどーる」塚本シェフ
 大豆とコンニャクの冷やし和ッサムカレー ~蜂蜜・ニンニク・鰹出汁仕立て~
 白にんにく・鰹節・蜂蜜の海苔佃煮風


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