カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

究極のグリーンカレーを巡る冒険。「たべるつくるアジア サワディシンチャオ」(心斎橋)

大阪・心斎橋。

クーロンズゲートを思わせる、無国籍な路地。

その奥に、究極のグリーンカレーを追い求める者が辿り着く「秘境」があります。


「たべるつくるアジア サワディシンチャオ」

タイ・ベトナムを中心に、東南アジア各国の料理を提供するお店。
しかし、「広く・浅く」な複合アジアン料理店とは全く逆に、
「国籍にこだわらず、これ!と決めた料理を可能な限り現地の味で、かつおいしく」提供するというスタイルなんです。

シェフのおぐしみきさんは、飲食関係のライターや店舗コンサルの仕事に携わったのち、アジア各地で料理を学んできた方。
現在も「サワディシンチャオ」のシェフを務める傍ら、「おぐしみきアジアンクッキングサロン」を主宰、東南アジア現地の味と文化を伝える活動をなさっています。

その真摯な姿勢により、2015年にはJapanese Curry Awardsを受賞。
とにかく他にはない、面白いお店なんです。


外には路地にむき出しの屋台席。


店内は見知らぬ国へと迷い込んだようなワクワク感に包まれています。


★トムヤムカクテル ¥700

ミントにパクチー、タイ生姜カーやコブミカン、レモングラスに赤と青の生唐辛子!
岐阜のハーブ農家と契約し直送してもらうなど、独自ルートで新鮮なハーブを入手できるこのお店ならではのカクテルですね。

さて、このお店にきたら是非とも挑戦してほしいのは、グリーンカレー。

もちろん、そこらのカフェで出てくるようなグリーンカレーじゃありません。
もっと言うならば、そこらのタイ料理店で出てくるようなグリーンカレーでもありません。
何せ、オーダーしてから調理に20分ほどかかるんです。

「・・・え?グリーンカレー作るのに、なんでそんなにかかるの?」
「まさか注文受けてからペースト作ってんじゃないの?・・・まさかね、ハハハハ・・・・」

・・・そう、実はそのまさかなんです。

「真に美味しいグリーンカレーを提供し続けるには、作り置きでは無く、注文をいただいたときに始めてペーストから作る必要がある」

既製のグリーンカレーペーストを用いるタイ料理店も多い中、この異様なまでのこだわり。
オーダーからの20分は、価値ある20分ですよ。

待っている間、お酒を飲んだり、店内を色々見回したり。


サービスで揚げココナッツをいただいたり。

あっという間の20分が経ち、ちょっとタイカレーとしては異例なほどの、むせ返るような香り。

来ました、遂に来ましたよ!!

★グリーンカレー ¥900

まず驚くのはその香りの強さ。
今しがた作ったペーストを用いると、ここまで違うのか!ってなくらい。

スパイス使いに長けたハイグレードなインド料理店で、ムワッとしたスパイス煙にむせ返る幸福を味わうことが偶にあるのですが、まさにそれ。
それをタイのグリーンカレーに置き換えた感じです。

そして一口いただけば、さらに驚きが。
薄く透明な油、それ自体にとんでもなく複層的なハーブの香りがしっかりと移し込まれているんです。
これまた、インド料理で「テンパリング」「タルカ」と呼ばれる、スパイスの香りを油に移す技法をも彷彿とさせます。
(注: もちろん実際にインド料理のテクニックを用いているわけではありません。)


アッツアツのオイルに浸された新鮮ホーラーパー(タイバジル)。


生胡椒だって房で入っています。

鼻腔から、口内から、畳み掛けるように香るハーブ。
滑らかなとろみ、ヒリッとした辛さ。

これは・・・今まで食べたどのグリーンカレーとも次元が異なる、全くの別物ですね!!

いったいどうなってんだ????

実は、以前から「サワディシンチャオ」の看板メニューとして名高いこの「グリーンカレー」ですが、
昨年2015年秋に、大きな進化を遂げているそう。

今提供されているのは、タイを代表するスターシェフ、マンダリンオリエンタル・バンコク元総料理長ビチャット・ムクラ氏から直接作り方を教わったおぐしさんが、その味を再現した「究極のグリーンカレー」。

普通のグリーンカレーとは「作り方からしてまるで違う」のだとか。

このお店を訪れたことがない人も、以前訪れたことがある人も、一度この「進化したグリーンカレー」を食べてみてください。

「グリーンカレーって、こういう食べ物」っていう概念がガラッと変わること間違い無しですよ。


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サワディシンチャオ



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