カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

端正な、昭和の最強カツカレー。「とんかつ ミカド」(奥沢/田園調布)

実に田園調布というのは不思議な街で、駅から半径800mの範囲にはカレー屋が一軒も無いのである。
松屋ですら、ない。
まるで、田園調布の気品に、カレーという食べ物は似つかわしくない、と言わんばかりに。

となれば少し、歩かねば。
奥沢方面に少し歩けば、美味しいカツカレーにありつけるのだから。



「とんかつ ミカド」

創業1939年(昭和14年)。
地元の方々のみならず、有名人にも多くのファンがいるお店。

吉本ばなな氏がエッセイ「自由が丘の贈り物」の中で、

「この人生であと何回あのカツカレーが食べられるかしら? と思うと切なくなるし、
あんなすてきなものがあるなんて、この世は捨てたものじゃない、
まだまだ生きていこう! と私は単純に思うのです。」


と書いた「あのカツカレー」こそが、このお店のカツカレーなんです。

店内には、読売巨人軍往年の選手たち、さまざまな芸能人たちのサインが。
もちろん吉本ばななさんのサインもあり、「カツカレー最強」との一言が添えられていますよ。

ランチには食前にサラダの提供が。

甘い自家製マヨネーズをつけていただきます。
これが独特。


★ヒレカツカレー ¥920

ええ、これがかの「最強カツカレー」。
昭和的な温かみと、手仕事の端正さが伝わってきますね。


サラサラのカレーは、程良き辛さと玉ねぎの甘みのバランスが絶妙。
挽き肉がアクセントに入っています。


そしてヒレカツ、これが素晴らしい。
薄めながらカラッと食感の良い衣。
ほんのりピンク色を残した肉の弾力!
まさに職人技ですよ。

確かにこれは美味い、癖になる美味さです。

カツカレーって、カツが主役でカレーが添えものになっていたり、カレーが主役でカツが貧弱だったり、
カツとカレーの主張がぶつかってズッシリヘヴィな一皿になっていたりと、なかなかバランスが難しい食べ物。

そこにきて「ミカド」のカツカレーは、カレーがカツの美味さを引き立てる良きソースとなると同時に、
カツがカレーの良き具ともなっているという、互いが互いを引き立てあう稀有な仕上がりとなっているんですね。

決してド派手なインパクトはないけれど、また食べたいと思わせる美味さ。
全体に、量は控えめなこともあり、心地よき食後感に包まれるのも良いですね。

ちなみに食いしん坊さんには、キャベツやライスが追加可能。
その辺も心配なしです。

カレー屋不毛地帯の田園調布エリア。
けれど、このカツカレーがあれば大丈夫だ。

ちょっと安心しました。


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ミカド

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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