カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

震災を越え、庶民を支える小名浜の老舗行列店。「チーナン食堂」(いわき・小名浜)

5年前の東日本大震災による津波で大きな被害を受けた福島県いわき市小名浜地区。

復興に向け、新しいショッピングセンターやフードコートの開発が進むこの地区で、60年以上もの間変わらず営業を続けるラーメン食堂があります。


「チーナン食堂」

最寄り駅もないこの場所で、昼メシ時を過ぎても行列が絶えないほどの人気ぶり。


けれど、流石は大衆食堂だけあって、回転は速いです。

店内は相席・相席・相席の大賑わい。
家族連れあり、ビジネスマンあり、カタギじゃない感じのグループもいて、凝縮された人間模様が面白いですね。


メニューにはラーメンのほか、カレーやカツカレー、オムライスも。
海で働く男たちの空きっ腹を満たしてきた気概が感じ取れます。

オーダー後、5分ほどで料理の到着。
(ラーメンマニアは着丼、って言うのかな?)


★ラーメン+半カレー ¥850

ラーメンどんぶりもデカく、スープもなみなみ。
カレーもえっ?これ半カレー?ってなほど充分な量です。
「コスパ」という言葉を使わせていただくなら、間違いなく「最高」。


◎ラーメン

麺はストレートの細麺。
創業当初から同じ小名浜地区の諸橋製麺所によるもの。
その日の気候に合わせ打つ低加水麺は、しっかりとした歯ごたえと小麦の味わい。

鶏ガラと豚からとった出汁に少量の背脂、玉ねぎで甘みとトロみを出したスープは、シンプルイズベストな味わい。

たっぷり入ったチャーシューも味付け控えめで、しっかりとした肉の味が楽しめます。

豚骨やら魚介系やらで華やかなインパクトをもたせた昨今のラーメンとは対極で、何十年経っても流行り廃りのない、ラーメン本来の味わい。

根強い人気には訳があります。


◎半カレー

そしてセットの半カレー。
いわゆる昔ながらのカレーライスですが、トロみ控えめで、サラッといただける感じ。

シンプルなラーメンの味を打ち消すことのない、これまたシンプルなカレーです。

果たして何が凄いのか?と訊かれれば、答えるのも難しいですし、東京に進出したらヒットするか?と訊かれれば、どうにもそうではない気がします。

やはりこの、小名浜の地とその暮らしに根付いた、真似の出来ない温かさこそがこの店の魅力なのだ、そう思います。

昔の日本にはこういう場所がたくさんあったのでしょうか。
震災と津波を乗り越え、その温かさを受け継ぐ貴重なお店です。


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チーナン食堂

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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