カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

京都、ドキドキのリアルインドを体験。「インド料理 ぴっぱら」(元田中)

京大農学部正門。

その右脇の道にお店はありました。


「インド料理 ぴっぱら」

ローカルルールが多いとか、入店拒否されたとか、いろんな話を聞くにつれ・・・・
「癖がありそうな店だなぁ・・・」と思うと同時に、
「理解できたら絶対いい店なんだろうなぁ・・・」なんて直感もビカビカ。

ほら、九州のあの店も、店頭に「不慣れなひとには不味い店」って書いてあることですしね。

インド料理は、現地的な本格を追求しようとすればするほど、日本の一般マーケットからは外れていくもの。
日本には「カレーライス」の存在と、日本式インド料理「バタチキ&ナン」の印象が強く、
未だにカレーを「コクや旨み」のみで(感覚的ではなく知識的に)評価してしまうヒトが多いですから。

で、実際来てみると、予想以上に質素でシンプルなお店の雰囲気。
むしろアットホームな感じなんですけども・・・・

よく見ると、確かにドキドキ緊張するような但し書きも。

「常連様以外のお客様は挨拶の上 入店し
自分が今食べられるかどうか店主に確認して下さい
カレーの残量 その他の事情で入店をお断りする場合がありますので(店主)」

「即断・即決 綺麗に食べて 長居しない人(60分以内)の為の定食屋」


・・・大丈夫、普段どおりでいけば、きっと大丈夫。きっと、うまくいく。

Aal Izz Well!!

フイッ!フイッ!フイッ!


入店しました。

「こんにちは!」と穏やかでしかし元気よく挨拶すると、
店のおかあさんがやってきて「初めてですか?」と訊いてきます。

ちょっと緊張。ここで初めてだなんて言ったら、追い帰されないだろうか・・・
そんな考えもよぎったけれど、「初めてです。」

「・・・ご注文は?」

店の前の貼り紙が頭に浮かびます。
「即断・即決」・・・ここで迷ったら、追い帰されないだろうか。

しかし・・・う、メニューが見当たらない・・・(後で、壁の上のほうのラックにあるのを発見しました)

え、と、「一番ぜんぶ入ってるプレートで」

・・・大丈夫だったかな?

奥の方で調理の音が聞こえます。
うん、大丈夫そうだ。


★一通りプレート ¥780
・アルーパラク
・ひよこ豆&ベジカレー
・南インド風 鮭カレー
・ターメリックライス
・パラタ
・マサラワダー
・ローズラッシー
・バダムキール(北インド風クリーミィアーモンドデザート)
・マサラチャイ


うわぁ、素敵です。

何が素敵って、コマーシャルベースを全く意識していない、
それこそインド人のお宅にお邪魔したような自然体のプレートなんです。

南北インド取り混ぜたカレーはどれも塩気&油控えめの自然派で、スパイス使いもシンプル。
ガツン!とくる感じがない代わりに、毎日でも食べられる素朴な味わい。
(毎日、入店できるかは別の話ですが)

リアルなインド、それも華やかなレストラン料理ではなく、庶民の日常食としてのリアルインド。
この感じ、神戸の「クスム」にも通づるものがありますね。


マサラワダも実に素朴です。

華やかなところのない、とってもとっても素朴なリアルインド。
しかし、今の資本主義国日本では、商業ベースに乗っからない素朴で素直な店ほど、
「尖っている」「変わっている」「マニアック」と言われてしまいがち。

だってみんな、TVや雑誌、ウェブのタイアップ記事を鵜呑みにして、それを常識だと思い込んで、
そこから外れたモノを排除したり、低くみたりってことが多いんですもの。

このお店の店先に貼られた但し書きは、そういう「ずれ」に対する自衛策だったのかもしれませんね。


食後のチャイも心優しい味です。

入店前にドキドキしていた緊張感は、いつかどこかへ吹っ飛んでしまいました。

恐い感じも、気難しい感じも特になく、ただただ満足感に浸ることができました。

お店のルールに従って長居せず、40分ほどで退店。

「ごちそうさま。」

また来たいな、そう思いました。

次回また、スッと入れるかどうかは、わかりませんが。


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ぴっぱら

昼総合点★★★★ 4.0



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