カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

地球の裏側、サンチアゴでカツカレーを食べた日。「SHOO-GUN」(Santiago,Chile)

いきなり南米。

いきなりチリ共和国。

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サンチアゴ!!

海外に行けば、まずその土地の料理を食べ、そこに根付いたカレー料理を探す私ですが、
南米、しかもチリ共和国のカレー料理ってなると難易度が高い。

実際現地に来て、いろんな人に「チリの名物料理は?」と訊けば、「Fish」とか「Seafood」とか答える。
それは料理じゃなくて食材なんだけどなぁ。

もしくは「セビーチェ」って答え。
ペルー料理と共通なんですね・・・っていうか、チリ北部のレストランでセビーチェ作ってるシェフの多くはペルーからの出稼ぎだったりして、うん、チリ特有の名物料理って、なかなか聞き出せないものですね。

どうやら話を総合すると、16世紀という昔からスペインの侵略に遭い植民地化したこのあたりの国々では、
スペイン文化の影響が濃すぎて、土着の料理は一部地域で、もしくは食材そのものとして残っている程度なのかもしれません。
(実際、チリの人口の95%は白人もしくは白人の混血ですから)

最もカレーに近いチリ料理として「ピカンテ・デ・マリスコス」って料理はあったりするのですが、それも元々はスペイン料理がベースですね。
こちらはまた別の機会のレポートで。

今回は、サンチアゴで人気の日本料理店に、カレーライスを食べに来ました。
そう、カレーライスは海外では日本食なんです。

地球の裏側で食べるカレーライス、はたしてどんな味がするのかな?

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「SHOO-GUN」(将軍)

サンチアゴで日本人に人気の日本食レストラン。
一見、地方の割烹旅館のような店構えですが、店名がネオンサインになっているあたり、ここが南米だと気づかせてくれますね。

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入口をくぐると、プチ日本気分。
長期出張のビジネスマンなどは、さぞや心が落ち着くことでしょう。

二階には個室お座敷席。
一階にはテーブル席と、板前さんに対面するカウンター席が。
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板前さん、そしてフロアスタッフは日本の方です。

さて、日本語メニューを見てみましょう。
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寿司ネタには、ブリ、鮭、マグロ、穴子、ウニ、イクラといった日本でお馴染みのもの以外に、
コルビーナ、コヒノア、ピエハ、マーチャなど南米ならではの魚もラインナップ。
ワクワクします。
お値段は4000~5000ペソが中心で、1ペソ=0.16円換算すれば、640円~800円といったところ。
ちなみに、日本でもアワビの代用品として用いられるロコ貝はチリ原産ですので、
こちらでは、「あわび 4000ペソ」と、一番安いネタの部類となっています。

その他、うどんや蕎麦、天麩羅、すき焼き、おむすびといったいわゆる「和食」が一通り。
さらに海老フライ、コロッケ、カレーライスといった、ニッポン庶民の日常食も揃っていて、実にアリガタイ。
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日本ならまず「とりあえずビール」ってなところ、ここはチリ。
「とりあえずセルベッサ!」ってな感じでスタート!!!
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★アウストラル 3000ペソ

チリ南部パタゴニア地方で作られるビール(スペイン語でセルベッサ)。
どうやら世界最南端の工場で作られるビールなんだそうです。

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★にぎり盛り合わせ 12000ペソ

サーモン
コヒノア
コルビーナ
イクラ
海老
鉄火巻


という盛り合わせ。

コルビーナってのはイシモチみたいな魚で、やわらかい食感。
コヒノアって魚はちょっと知りませんでした。
鮮度も悪くなく、海外でいただくお寿司としては上々。

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★天麩羅盛り合わせ 10500ペソ

日本だとなんてことない天麩羅なんですが、南米でちゃんとしたのをいただけるのは貴重。

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★魚フライ(メルルーサ) 7000ペソ

メニュー記載は、コルビーナのフライだったのですが、この日の魚はメルルーサ。
ふんわりしたタラのような白身で美味かったです。

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おさけはビール(セルベッサ)や熱燗だけでなく・・・・

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南米呑みに欠かせないピスコサワーもありました。
こちら卵白を泡立てるペルースタイル。
美味くてぐいぐい進みます。


・・・さて、

そろそろ、

メインディッシュ行ってみましょうか。

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★カツカレーライス 12500ペソ

うぉぉぉ!!!

でかい!!!


横に置いたiPhone5sと比較していただければその巨大さがわかるでしょう。

1ペソ=0.16円で換算すれば2000円の一皿ですが、このボリュームなら高くはありません。
けど、1/3サイズで充分だな・・・・

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ライスの上にトンカツ、その上にカレーをかける「あとがけ」タイプのカツカレー。

程よき小麦粉のとろみと、程よき辛さ。
これぞ!日本のカレーライスといった味わいです。

海外で日本式のカレーライス(中華圏だと日式咖喱飯)をいただくと、まず米の炊き加減がダメで、
カレー自体も辛さが全くなかったり、逆に単なるスパイシーソースだったりしてキツイ場合が多いのですが、
このお店のは米もカレーもカツもちゃんとしています。ちゃんと美味いです。

唯一日本と違うのは、そのサイズ(笑)

なぜかそこだけ南米基準。

けれど南米チリの街中で、これだけちゃんとした日本のカレーがいただけるのは実にありがたいこと。

現地の方々もこのカレーを食べて、
「日本のカレーは美味いなぁ、日本に行ったら寿司だけじゃなくカレーも食べに行こう!」って思ってくれたら素晴らしい。

そのためには、現地の方々が満足できる、このサイズが必要なのですよね。

サンチアゴでカレーを食べるなら「SHOO-GUN」。
間違いないです。


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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

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