カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

話題沸騰!ネワール族の本格レストラン。「ナングロ」(大久保/新大久保)

続々、という表現がぴったりなほど、ネパール料理の店がどんどん増えていく新大久保の街。

先日紹介したワンコインダルバートの「ムスタング」とは対照的に、
ネワール族の本格料理がいただけるお店が登場、ジワジワと話題になってきています。
(ネワール族とは、カトマンズ盆地一帯に居住する民族)

「ネパールの 本物料理 居酒屋 ナングロ」

本場料理を超えて、本物料理。

場所は延辺料理の名店「千里香」と同じビル、といえばお分かりでしょうか。


二階にある入り口ドアを開ければ、さらに階段が。



何これ、まるまる2フロアな広々店内。

身内向け簡易食堂って感じのネパール店も多い新大久保、ここはしっかりとしたレストラン内装、頑張ってます。

ランチメニューを見てみましょう。

ダルバートにディロ(ディード)、カザ(カジャ)・・・昨今のネパール料理マニアが狂喜するラインナップに加え・・・
さらに他にはないメニューが。


NEWARI SAMAEBOUZI SET

「SAMAY BAJI」という綴りでWikiってみれば、どうやらネワール族の祭や家族の集いなどで「スターター」として供される料理だそう。
四季を通じ提供するため、干し米チウラを中心に、保存がきくいくつかのおかずを組み合わせたセットとのこと。
「ネワールのおもてなし版・豪華カジャセット」ってことかしら。


★サマエボウジセット ¥1200
・干飯
・スパイシーラム
・じゃがいものドライカレー
・大豆
・スライス生姜
・ほうれん草
・ゆで卵
・漬物
・バラ
・パウーワ

眩しすぎるビジュアルですね。

まず痺れるのは「タパリ」と呼ばれる葉皿。
こんなの日本で見たことない。
ネパール現地では土に還るエコロジカルな食器なのでしょうが、東京のお店でこれを用いる拘りが強烈です。
使い捨てだし、薄くて割れやすいし、ネパール本国から持ってくるだけでも大変でしょうに。


チウラ(干飯)の上に乗っているのがバラ(ウォーとも)、ウラド豆で作ったパンケーキです。
チウラだけだとスカスカして食事感が薄いところ、このシットリ感は有難いですね。

メティがググッと香り、ピリッと辛めの味付けなチキンチョエラ(なぜかスパイシーラムと表記)が全体を引き締めつつ、
それぞれのおかずの食感の違いが絶妙で、メリハリある構成となっています。
薄めのお汁粉みたいな見た目のスープ、パウーワは酸味たっぷり。
これまたいい仕事をします。

基本的に味は濃い目、塩分はちょい強めで、現地風でありながら、
素朴というよりは外食的華やかさがある、ガツンとした味わいがたまりません。

これは新大久保の他のネパール料理店の、どことも違う方向性。
他店と比べ、お値段少し高めの設定(他が安すぎるんですけど)ではありますが、それを補って余りある満足度のランチでした。

この他、ランチ時でもグランドメニューの注文もできるので、
複数人で訪問するならそちらもトライしてみればよいでしょう。


食後にはセットのチャイ(チヤ)。
ネパール店にしては意外なほど生姜が効いてて美味いです。

料理の味が濃い分、バランスを考えているのかもしれませんね。

オーナーは戸越銀座のインド・ネパール料理店「南」(南インド料理店じゃないですよ)も経営。
そちらではナンやインド料理も提供しているようですが、こちら「ナングロ」ではネパール料理専門。
それだけ新大久保の街にはネパール料理の受け皿があるってことなのですね。

朝日新聞12月17日号の記事によれば、新宿区在住のネパール人口は2831人と、5年前の3.5倍へと膨れ上がっているそう。
今後も多彩なネパール料理店が続々登場しそうです。


ナングロガル

昼総合点★★★★ 4.5



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