カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

南インド×スリランカ×α。日曜限定の幸せミールス。「ナッラマナム」(大江橋/北新地)

目覚ましき活発ぶりを見せた2015年の大阪カレーシーン。
なかでも印象的だったのは、曜日限定・日時限定の「間借り」として現れたニューウェーブの台頭でした。

けれど、遠方から平日昼間のみの行列店に2つ行こうとしたら、最悪2日休みを取って大阪に滞在せねばならないわけです。
もちろん、1日で梯子という選択肢もあるわけですが、それには強靭な胃袋と、
「行列時間・食事時間・移動時間・売り切れ時間」の的確な予測そして運が必要なわけで、なかなか大変なんですよね。

そんななか、「間借り」でありながら、電話予約が可能(そもそも電話非公開が普通な世界ですから)、かつ内容的にも評判的にもとっても惹かれるお店があったので、早速訪問してきました。


「すぱいす料理 ナッラマナム」

金曜日に中崎町、日曜日に北新地と場所を変え、週2回のみ営業している注目のニューウェーブです。
インド料理とスリランカ料理をミックスし独自の解釈を加えた料理を、中崎町ではターリー形式、北新地ではバナナリーフミールス形式で提供。

今回は日曜日、北新地でのバナナリーフミールスの一巡目を予約訪問してきました。


間借りの場所は「BAR 誰がカスやねん A&H」という、強烈すぎる名のお店。
12時のオープンを待ち入店です。


席はバーカウンターのみ。
カウンターの中には「ナッラマナム」店主こと井川さん。

ミールス、といえばちょっと一人で訪問するのに抵抗があるかもしれませんが、ここは大丈夫。
一品ずつ順番に出して行くので提供に少し時間がかかること、
写真を撮る人に対してはポイントや留意点など、
一品一品の料理の細かな説明、そして美味しい食べ方など、
井川さんが優しくフレンドリーな語り口で、客一人ひとりとコミュニケーションしてくれますよ。


★よなよなエール ¥500

スパイス料理に合うドリンクもセレクトされています。
バーカウンターの雰囲気に負け、昼間っからビールを注文しちゃいました。

まずはテーブル上に、軽く炙りが入ったバナナリーフが敷かれます。
炙ったことでバナナリーフ独特の香りが広がるんです。
miniDSC06617.jpg
盛り付けはまず副菜から。
そして汁ものやカレー、ライスと順に盛られてゆくのですが、
ワクワクするような説明を順に聞くこの時間もかなり幸せな感じ!!

miniDSC06622.jpg
★本日のバナナリーフミールス ¥1800
・カルダモンポディ
・紅くらりのピックル
・セロリのシンハラピクルス
・梅チャトニ
・パイナップルチャトニ
・ミントヨーグルトソース
・カボチャのメルクエルティ
・わさび菜のマッルン
・ほうれん草入りダル
・サツマイモとビーツのクートゥ
・アジアンキーマ
・チキンウェンジャナ
・秋刀魚のビンダルー
・チキンペッパーラッサム
・トマトライス
・ローストパパド


なんと合計16品!
一品一品手が込んでいて、随所に独自のアイデアが盛り込まれています。
実に素晴らしいですね!!


・ほうれん草入りダル

あえて南じゃなく、北インドテイストのダル。


・サツマイモとビーツのクートゥ

微妙な色合いが美しいです。
味的には優しさ担当。


・アジアンキーマ

レモングラスやバイマックル、バジルなど通常タイ料理で用いるようなハーブをふんだんに使用した、香り高いオリジナルキーマ。
これが単体でもなかなか美味いんです。
こういう独自のカレーがしれっと一品入っているあたり、大阪スパイスカレー文化を感じますね。


・チキンウェンジャナ

スリランカ風骨付きチキンカレー。
とはいえココナッツミルクをそれほど使っている感じはなく、サラッとした感じです。


・秋刀魚のビンダルー

しっかり季節の味覚を入れてくるあたりが素敵。
カシミールチリ、そしてスリランカのココナッツオイルを用いているそうで、
現地仕様に見せかけつつ、実はオリジナルな隠し味も・・・・何だろ?
味は言うまでもなく最高で、これだけでご飯おかわりできます。


・チキンペッパーラッサム

ブラックペッパーがしっかり利いた好みの味のラッサムでした。


・トマトライス

何もつけずにプラオ的にいただけるほど味がしっかりしたトマトライス。

一品一品順に味わったのち、それぞれをそれぞれと徐々に混ぜながらいただきます。
もちろん、手食。
もう、みんな夢中です。

秋刀魚のビンダルー、アジアンキーマという個性強めなカレーを軸に、梅チャトニやパイナップルチャトニなんていう魔球がチラホラ。
優しい味とインパクトある味、まろやかな舌触りとシャープな辛さや酸っぱさなどのメリハリがあって、全く飽きることがありません。

ベースが南インドとスリランカなだけに胃に優しく重さがない、「毎日食べられるような味」が基本ながら、週一しか食べられないシチュエーションならではの面白さ、楽しさが盛り込まれているエンタメ精神。

客の嬉しいリアクションを引き出すその辺の駆け引き、浅草「カルパシ」や筑豊中間「KALA」にも通ずるものを感じました。


かように素晴らしく、食べた後も幸福感が続く「ナッラマナム」のミールスですが、実は12月20日をもって北新地での営業を終了予定。
以後も中崎町「コモンカフェ」での金曜営業は継続されるようですが、そちらではスペースの関係でバナナリーフミールスは難しいんだとか。

となるとやはり、次のステップは間借りを卒業し、実店舗オープン。
いつになるかまだわかりませんが、期待しまくって待つことにしましょう!


●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへブロぐるめ! 食べ歩きポータル

QLOOKアクセス解析

ナッラマナム

昼総合点★★★★ 4.5



関連ランキング:インド料理 | 大江橋駅北新地駅西梅田駅


関連記事

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://currycell.blog.fc2.com/tb.php/2792-c2e0b176
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad