カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

スパイスカレー全盛の地で北インド家庭料理。「ガネーシュ n」(大阪天満宮)

心斎橋にあったチャイとカレーの店「ガネーシュ」
2010年に和歌山県紀の川市に移転し、2015年1月に閉店したこのお店のDNAを受け継ぐ2つのお店。

「ガネーシュ n」「ガネーシュ m」

「ガネーシュⅡ」「ガネーシュ n」になり、移転して「ガネーシュ m」って名前になったのかと思ったら元の場所に新生「ガネーシュ n」がスタートとかなんとか、頭ん中がグルグルする遍歴があるみたいですが、その辺は関西カレーに詳しい人に訊いてくださいませ。

ともあれこの日は話題の「ガネーシュ n」へとランチ訪問。

「カリー&チャイ ガネーシュ n」

読み方は「ガネーシュ エム」だったり、「ガネーシュ ン」だったり。
どっちが正式なのかな?どっちでも良いのかな。

「ガネーシュ n」が現在の形でスタートしたのは2014年10月のこと。
店主のたかこさんは「ガネーシュ」で修業を積んだ、インド料理歴15年というツワモノ。
この日もコアなファンの皆様がカウンターを埋め尽くしていましたよ。

miniDSC06597.jpg
★ベジタリアンターリー ¥900
・ダール
・サブジ2種
・パパド
・カチュンバ
・ライス


おっと、いろいろな意味で驚きました。
なんとなくイメージしていた大阪カレーとは全く異なる文脈。
つまり、ホールスパイスをドバッと用い、インドやスリランカや日本のカレーを我流にミックスした「スパイスカレー」とは対極で、北インドの、しかもパンジャブあたりの家庭で出てくるような料理ではないですか。

miniDSC06598.jpg
カレーと呼べる汁物はダールのみというストイックさ。

大阪ではカレーにはコクと旨みが要求される伝統があり、こういう方向性はウケないだろうと私はずっと思っていて、実際長い間そうだっただけに、この店が今人気を博している状況が「凄い!」と思ってしまいました。

時代が動いていますね。


せっかくなので手食。
混ぜて、混ぜていただきます。

スパイス使いはごく優しく、野菜の味がしっかりと感じられます。

もちろん油っこさもなく、スルスルいただける日常食としてのスパイス料理。

実に穏やかです。

今大阪を席巻する「スパイスカレー」にはちょっと「ラーメン二郎」に似た中毒性があって、クローブ&カルダモンの強烈な香り、そして辛さ!もっと!もっと強く!となりがちだと思うのですが(個人的にはそれも大好きでありつつ)、そこへ来てこの、引き算されたひと皿。

東京から来た私が感じる以上に、スパイスカレーを食べ慣れた大阪の人々には特別なものと映るのではないでしょうか。

もちろん見逃せないのは、ただストイックなだけじゃない部分。

まずビジュアル。
鮮やかな色彩が配置され、写真映えも抜群。
SNSや雑誌で見たら「行きたい!」と思いますもんね。
これ重要ポイント。
インド人が無自覚に家庭料理を作るとこうはいきません。

そして、コミュニケーション。
無言で出てきて無言で食べて無言で帰るわけじゃなく、カウンターメインの小さな空間で、店主たかこさんと近しくコミュニケーションが取れます。
「あ、なんか良い時間を過ごしたな。」
これも美味しさのひとつ。

大阪では定着が難しい(と私が勝手に思っていた)北インド家庭料理を人気店の地位に押し上げた、センスと情熱は実に素晴らしいですね。

同様に「ゼロワンカレー」「ダルバート食堂」がそれぞれ南インド料理、ネパール料理の普及に情熱を燃やしている大阪カレー界。

数年後にどう変わっているのか楽しみです。


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ガネーシュ n

昼総合点★★★★ 4.0



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