但し場所は・・・地球の裏側、ペルーのアレキパ(笑)

白い大理石でできた「白い町」。
世界遺産にも指定された異様に美しい街並みにその店はありました。

「CHAQ CHAO chocolate Cafe」
フェアトレードのオーガニック素材を用いたチョコレートのお店。
建物の一階にはチョコレートファクトリーとショップ、二階にはカフェがあります。

こちrがファクトリー。
ガラス張りで、中でチョコをつくっている様子を見ることができます。

ってか、一つ一つ完全に手作りです。

出来上がったオーガニックなチョコレートは、ショップで販売。
んでまたそのチョコレートが美しいのなんのって。

まるでiPhoneケース!!
ピスタチオやスライスしたオレンジ、ドライバナナなどのポピュラーなものから、
コカなんていう際どいものまで、彩り豊かなラインナップ。
(※コカインの原料として知られるるコカですが、
標高2350mの高地アレキパでは高山病予防も兼ねてコカ茶やコカの飴を日常的に摂取しています。
もちろんそれらは麻薬ではありませんが、国外持ち出しは厳重注意。)
一階にチョコレートファクトリー、
二階にカフェがあります。
まずは一階ファクトリー。
ここでチョコレートを作っているのですね。
ショップではカカオ40%、70%、85%
、100%といったチョコがズラリ。
カカオの割合に関係なくトッピングなし50gで8ソル(約320円)、トッピングありで10ソル(約400円)と、ここまで洒落たハンドメイドチョコレートにしては案外リーズナブルです。
トッピングは各種ナッツや穀物、ドライフルーツからコカの粉末までバリエーション豊か。
トッピングやサイズだけでなく、カカオの含有%も選べるなんて、チョコマニアにはたまらない仕様でしょ?

面白いのはここ、「食べるチョコレート」だけでなく、カカオバターやカカオパウダー、コーヒー豆からカカオを用いたリップバームや石鹸まで、アレキパ土産には事欠きません。
もちろん買いまくりましたよ。
※ここで一つ注意。
帰りの便はロサンゼルスでのトランジットだったのですが、帰国後スーツケースを開けてみると、
チョコレートの袋が全部開けられていて、粉々に砕かれた挙句、衣服やらなんやらの上に乱暴にぶちまけられていました。
畳んであった服もグチャグチャです。
ロス空港のTSA=アメリカ運輸保安局が中身チェックしたようなのですが、彼らは本当に乱暴です。
ペンチでスーツケースや荷物を切り刻んだりもするし、開けたものを元に戻さないし、
スーツケース開けっ放しのまま、モノがぶちまけられながら帰ってきたって話も。
しかもTSAが検査時にぶっ壊したものは、損害保険の対象外なんです。
(海外損害保険の約款をよく読むと書いてあります。件数が多くて対応しきれないのでしょう)
アメリカで買ったお土産を日本に持ち帰るときは良いのですが、他の国から帰国時に米国トランジットする際は、
一旦入国という扱い(荷物を受け取るタイミングがないにもかかわらず)でTSAの検査が入り、
ここぞとばかりにモノを壊すので、貴重品や大事なお土産などは機内持ち込み手荷物で管理しましょう。
特にチョコなどは麻薬密輸の疑いをかけられやすいのかもしれません。
・・・そして後日。
昼間にカフェ使いしようと再訪問してみました。



夜とはまた雰囲気が違って素敵ですね。

中庭の階段から二階へと上がります。

料金は前払いのスタバ方式。

コーヒーにホットチョコレート、そしてホットチョコレートピスコなるお酒まで!

座席は室内、通りに面したテラス、中庭に面したテラスが選べます。
この日は中庭テラスに陣取ってみました。

一階のファクトリー&ショップを見下ろしたところ。
こんな贅沢なチョコレートショップ、日本じゃ絶対ありえない。

下から見上げたところ。
白いパラソルが見えるあたりが、今回使ったテラス席です。

★MOCHA S/.10
削られたチョコレートがふんだんにトッピング。
ふわっとしたホイップの中で、溶けていくチョコの食感やら、なんかもう幸せ。
コーヒー自体もかなりの美味さです。
隣国チリでは美味いコーヒーにありつけず苦労しただけに、ギャップが凄い。
アレキパは実にハイセンスで、食のレベルが高いです。
ショーケースの中のチョコも一つ追加オーダーして一緒に食べてみました。
★CHOCOLATE S/.1
一口チョコはたった1ソル。
カカオの塊ってな感じの濃厚さで、これまた最高レベルのチョコレートです。
このレベルのチョコを青山あたりのカフェで食べたら、いったい幾らするだろう・・・・

しかも建物は世界遺産、ショバ代とか考えたら・・・
チョコの種類も豊富だし、毎日来ても飽きることはないはず!!
ここは通いたいお気に入りの店ですね~
唯一のネックは、往復の交通費かな。
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell
⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。





関連ランキング:カフェ | リマ
- 関連記事
-
- 空港でも、ペルーのカレーを。「La Bonbonniere」(リマ・ホルヘ・チャベス国際空港) (2015/11/14)
- 卓越したセンスのチョコレート工房と世界遺産カフェ。「CHAQ CHAO chocolate Cafe」(アレキパ) (2015/11/13)
- ペルーの標高2350mの場所にある世界遺産の街でインド料理に手を出してみた。「Anuschka Cafe」(アレキパ) (2015/11/12)