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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

めくるめく、マレーシア料理の世界。「マレーアジアンクイジーン」-2- (渋谷/表参道)

最近「キュレーションの時代」と言われ始めたように、さまざまなジャンルにおいて、
その道の「ツウ」がモノやお店をオススメする「キュレーションサービス」が花盛りです。

私も昨年から「メシコレ」という食のキュレーションサービスで、カレー担当をさせていただいているのですが、
会合に足を運ぶと、それはもう、あらゆるジャンルの食通の皆さんが勢ぞろいしているわけです。
ラーメン、ピザ、餃子、居酒屋、スイーツ・・・・そこでは普段全く入ってこないような情報も入手できたりして、
いやぁ、キュレーションサービスも面白いが、キュレーターの集いというのもまた、面白いんですよね。

ですが先日、メシコレ編集部から「今後、キュレーター懇親会は、キュレーターオススメの店で行いたい」との連絡があり、
その第一回として私がお店をチョイスすることに。

「あ、面白いな」と思った反面、「まてよ?」と。
様々なジャンルの食通の皆さんが集う懇親会、辛すぎても苦手な人もいるだろうし、現地屋台っぽい雰囲気すぎても引く人がいるかもしれないし、辺境の地にあるお店を選んでも来られない人いるだろうし・・・・しかも20人以上入れるハコで・・・

となると結局無難な場所になりがちなところ、それはなんとしても避けたい。
「ふーん、なるほどね」で終わられたら、立つ瀬がないわけです(笑)

みんながあまり食べたことない珍しさと、誰もが楽しめる幅の広さ、それでいてちゃんと、カレー担当セレクトの納得感があるところ・・・・

閃きました。

マレーシア料理がいいんじゃないか!?

インド料理やタイ料理、ベトナム料理と違って、マレーシア料理はまだまだ、多くの日本人にとって未知の存在。
でも実は、他のアジア系料理と比べても、日本人にとって非常にとっつきやすく、好きになる確率が非常に高い料理だと私は思っています。

それが証拠にマレーシアという国、日本人にとって「移住したい国No.1」という統計が出ているのですから!

マレーシア料理最大の特徴は、多民族国家ならではの多様性。

元々この地に住んでいたマレー系による「マレー料理」、華僑として定住した中華系による「中華系マレーシア料理」、そして同じく英国植民地だった関係でやってきたインド系による「インド系マレーシア料理」
さらには、マレー系男性と中華系女性の結婚によって花開いた独自のプラナカン文化による「ニョニャ料理」や、古代の漢族にルーツをもつ客家(ハッカ)と呼ばれる文化集団による「客家料理」など、他に類を見ない多様な食文化がマレーシアにはあるんです。

またマレーシアには「日本に学べ」という政策があったこともあり、大変な親日国です。
インド系ムスリムの人口が多いこともあり、ハラール文化もしっかりとしています。
2020年の東京オリンピックに向けて、ハラールなどムスリムの方々への対応が急がれる日本にとって、
「日本に一番近い親日ムスリム」マレーシアは学ぶべきことの多い、重要な国となっていくことが予想されるわけです。

と、前置きが長々となりましたが、私が選んだお店はこちら。

「マレーアジアンクイジーン」

2014年1月に誕生してまだ一年ほどの新しいお店です。
都内を見渡しても決して多くないマレーシア料理店ですが、渋谷の地にあってその内容はかなり本格的。
マレーシア料理メニューが50種類もあるのですから!
実はここ、八丁堀にあるマレーシア家庭料理のお店「マレーカンポン」と、マレーシア本国の老舗食品メーカー「ブラヒム社」とのコラボレストランなんです。

広々と洗練された店内は、東南アジア現地のストリートな香りが苦手な方でも大丈夫。

店内の絵にも、ある秘密が隠されていますよ。

この日はメシコレ編集部のお二人と事前打ち合わせでお店に訪問。
マレーシア的な料理を何品か注文してみました。


★オタオタ

魚のすり身をスパイスと合わせをバナナの葉で包み、蒸し焼いた「ニョニャ料理」
蒲鉾のような食感ながら、自家製サンバルと合わせていただけば最高の酒のつまみに。

ニョニャ料理の特徴は、中華系の調理がベースながら、マレー系のスパイスや食材が組み合わされていることなんです。

currypuff.jpg
★カリーパフ

見た目は完全に餃子。
しかし実はマレーシアで人気のストリートフードなんです。
肉厚なパイ生地の中はとろりカレー!!

やはり、餃子通にも食べていただかなくては、と。


★ビーフレンダン

私が大好きな「マレー系」のスパイス料理。
いわば「マレーシアのドライビーフカレー」ってな感じで、ボリュームたっぷりの牛肉を、
ジンジャー、ココナッツミルク、レモングラスとスパイスで煮込んだもの。
用いられている牛肉はしっかりと、ハラール対応です。


★チキンカレー
★ロティチャナイ


マレーシア料理では土鍋を良く用います。
こちらはココナッツを用いながらもしっかりスパイシーなマレーシア式チキンカレー。

合せるのは「インド系マレーシア料理」の超定番パン・ロティチャナイ。
クレープのような食感のロティチャナイはハマる人はとことんハマる禁断の美味さで、
カレーをつけていただくだけでなく、ビーフレンダンをはさんでも最高!!
さらに、砂糖をかけていただけば甘いスイーツに早変わりと、食べすぎ注意なアイテム。


★ミーゴレン

マレーシアは麺料理も豊富。
ココナッツカレー麺「ラクサ」に、カレーラーメン「カリーミー」、中華系の「ホッケンミー」などなど。
こちら「ミーゴレン」はマレー式の焼きそばで、ピリッと辛い南国の味ですよ。


★アパンバリッ

ちょっと勢いある名前ですが、これはお勧めしたいマレーシアのスイーツ。
クレープの中にコーンとピーナッツのクリームを挟んだもので、シンプルだけどめちゃウマです。

多彩な食文化に恵まれたマレーシアは、知られざるスイーツ天国。
実際、日本で流行らせたらブレイクしそうなスイーツもたくさん・・・宝の山ですよ。

(上の写真は依然ここで開かれたマレーシアスイーツ祭りのときのもの)

スイーツ通の皆様もぜひチェックしてみてくださいませ。

初めてマレーシア料理を食べる皆様には是非、その多様さを楽しんでいただきたいもの。
そして、店長のジョーさん(爽やかな好青年ですよ!)はじめ、日本語堪能なマレーシア人スタッフとの交流も楽しんでみてください。

マレーシア料理の魅力が、一人でも多くの日本人に知られることを願って!!

(「マレーアジアンクイジーン」オープン時の記事はこちら

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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

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