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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

2014年カレー界の超新星!逗子「スパイスツリー」(逗子/新逗子)

カレーは時に、人を狂わせます。
ハニートラップ、ではなく、スパイストラップ。

そんなカレー屋の誕生に居合わせた同時代人は、実に幸せであるといえましょう。

2014年、逗子の地に一つのカレー屋が誕生しました。

「デリー」で修行した若者が独立した店だといいつつ、カシミールカレーなどではなく、
どうやら南インド料理やネパール料理を提供するお店らしい、と。

訪問したカレーマニアたちは次々に「今年No.1」と絶賛。

・・・いったい、どのような店なのか?

逗子駅から徒歩5分ほど。
現れるペパーミントグリーンの佇まい。

「スパイスツリー」

木曜から日曜の週4日間、お昼のみの営業。
昼の12時にオープンするとのことで、11:45くらいに現地到着。
先客はなし・・・と思ったら、

入り口は裏手の方でした。

それでも先客は一名。
入り口前のベンチで文庫本を読んでいます。

そして・・・12時を過ぎてもまだオープンの気配なし。
その頃からちらほらと行列ができ始めました。

なるほど、みんな開店が遅れるのを見越して来店時間を遅らせたり、読書に耽ったりしているわけだ。
このあたりの空気感、大阪の究極カレー屋「バンブルビー」に通づるものがあるな。


10分ちょっとして入ることができた店内は、手作り感あふれるディテールがいっぱい。



元々はここ、畳屋さんの建物だったようで、外壁のペパーミントグリーンは当時のままだそう。
なんてエキセントリックな畳屋さん!


柱にはリアルレトロなスピーカー。
「南アジアの辺境の食堂で、こもった音のラジオがかかっている」
そんなイメージを伝えたら、内装屋さんがどこからか見つけてきてくれたそう。


★YORROCO BEER ¥800

逗子の久木の醸造所から届く地ビール。
日によってタイプが違うらしく、この日はSMOKE BROWN。


カレーの内容も日によって異なるのですが、どれも魅惑的!選べない!!
・・・そんな場合は+半額で二種盛りにトライ。
さらにトッピングもガッツリつけちゃいましょう。

・・・まずはベジプレートの完成!!

★樹豆と野菜カレー ¥1150
★地サバと香菜 +¥650
★オータムポエムのマスタードオイル炒め +¥100


うひょー!
彩り鮮やか、素晴らしいですね!!


★樹豆と野菜カレー

滋養強壮に良いとされる樹豆を用いたサンバル的カレー。
辛さ自体はマイルドですが、ライスや具材と混ぜることで美味さが引き立ちます。


★地サバと香菜

地物のゴマサバがとにかくデカイ!これは笑えます。
逗子ならではの逸品といえましょう。


★オータムポエムのマスタードオイル炒め

えっと、ライスの一番上に見える緑の野菜がそれです。
アスパラ菜とも呼ばれる野菜で、癖なくシャキッとした味わい。
その下はネパールのムラコアチャールですね。


南インド式のダルもついてきます。
ニンニクバッチリ、はっきりとした輪郭の美味さ!

一方、ノンベジプレートにも挑戦してみましたよ。

★マトン挽肉とネパール山椒 ¥1300
★ラムと青唐辛子 +¥650
★ナスのマスタードピクルス +¥100



★マトン挽肉とネパール山椒

これがかなり好み。
肉の旨みもよく出つつ、ビシッと決まった美味さ!
普段はインド料理などで積極的にはキーマを頼まない私ですが、これは良かった。


★ラムと青唐辛子

これもどストライク。
まるで生ラムのように羊の旨みがよく出ています。
青唐辛子のフレッシュな辛さは言わずもがな最高!!


★ナスのマスタードピクルス

やっぱり日本の秋茄子はインド料理にしても美味いね!
素敵すぎます。

こうして一品一品別々に紹介しましたが、インドやネパールのプレートはやはり、混ぜ合わせてなんぼ。
こちらのプレートは、辛い・酸っぱい・香る・塩っ気など、メリハリがはっきりしている分、
混ぜるたび味のベクトルが変化してとっても楽しいんです。

こういう美味さって、神戸「マドラスキッチン」の一番いい時や、「ククリ」のダルバート、「砂の岬」なんかにも通ずるのですが、なんというか、実に幸せですね!

皆さん狂喜するのがよくわかります。

そしてこのお店、カレーだけでなくデザートも素敵。

★spice tree クルフィ ¥400

ギュッと濃縮されたシャリシャリミルキーな味わいにピスタチオザクザク。
嬉しい嬉しい。


★イチジクのスパイスガトーショコラ ¥450

こういうデザートは、インド本場を謳ったお店ではまず出てきません。
「自分たちが美味しいと思うものを作った」って感覚がプンプンして好感が持てますね。


★コーヒー ¥400

〆はコーヒー。
なんというか、チャイよりもコーヒーが飲みたくなった。
それはやはり、ネパール料理やインド料理の体裁をしていながらも、
究極的には日本人が美味いと思えるカレーの延長線上にあるお店だと感じたから。


★自家製アップルシナモン soda ¥500

こちらも気が利いていて美味いですよ。
何を食べても飲んでも美味い。

それは、逗子という土地がなせる業・・・だけでは決してありません。

オーナーシェフは「デリー銀座店」から、旧「デリー ミッドタウン店」の店長を経て、移動販売やケータリングなどでカレーを提供してきたのち、この「スパイスツリー」をオープン。
その経歴に裏打ちされた確かな技術に加え、地元の季節感を活かした食材、インドやネパールの違いにこだわらない自由さなど、独特の世界観を確立しつつあります。

すべてが完璧に見えながら、まだまだ伸びしろがあるようにも思わせるこのお店、
2014年カレー界最大の新人と言って過言ではないですよ!!

●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

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昼総合点★★★★ 4.8



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