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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

スパイス料理とクラフトビールが曳舟で出会った。「Spice BAR 猫六」(曳舟)

2020年頃に、東京のカレームーブメントを振り返ったとき、2010年代前半の最大のトレンドは間違いなく、

「南アジアのスパイス料理を日本の季節感・素材感覚で再構築し、
酒とともに楽しめるようにしたスパイスバー&居酒屋の台頭」


となるでしょう。

「カッチャルバッチャル」登場時、「インド料理のヌーベルバーグ」と表現した私ですが、
その波は一過性のものではなく、確実に大きな流れとなってきたようです。

曳舟駅近くに今年3月登場した「Spice BAR 猫六」もその一つ。

押上「スパイスカフェ」の常連にして、築地で鰹節屋を営んでいた芳谷さんご夫妻がオープンした、スパイス料理とクラフトビールのお店です。


壁のピスタチオグリーンは私の一番好きな色。
とっても落ち着く雰囲気ですね。

お酒は世界のクラフトビールを多数取り揃え。
珍しいものもいくつかあって、目移りしまくり。

これ!って絞り込むこともできないので、
クラフトビール→スパイス料理→クラフトビール→スパイス料理のループを覚悟しましょう。


★デイ・オブ・ザ・デッド IPA ¥750

こちらメキシコのインディアンペールエール。
強烈な苦みの中に芳醇な香り、美味すぎますよ。


料理はインド料理の枠にこだわらない、オリジナルなラインナップ。


★エビのグリーンソース ¥600

タイ料理のようで、タイ料理でない・・・
プリップリの海老に、グリーンチリと醤油を組み合わせたオリジナルソースがとろり。
それをバゲットでいただくのですから、ビールが進みまくるのは当然の流れ。


★チキンティッカ ¥600

よく見てください。
単に2ピース並んでるだけじゃないんですよ。

写真左はスパイスの香り豊かなチキンティッカ。
右はヨーグルトとブラックペッパーで爽やかに仕上げた、「レシミカバブ」なんです。

この気の効きようはかなり素敵。


★ベルビュークリーク生 ¥700

スパイス料理をいただきながら、ベルギーのチェリービールが生でいただける幸せ。


★にんじんとオレンジのサラダ ¥350

シトラスの甘みと酸味がニンジンにしみ込んだ、暑い日に最高なサラダ。
ガジャルハルワ(インドのニンジンスイーツ)も想起させつつ、オリジナルな仕上がりとなっています。


★フラーズ ロンドンポーター ¥900

かな~りズシッとしたダークビール。
ギネスよりはスリランカのライオンスタウトに似て、ちょっとチョコっぽい味わいがカレーに合いそう。

さて、カレーはチキン・ポーク・スペシャル(日替わり的なカレー)の3種。
ハーフサイズもあるあたり、酒飲みのハートをしっかり捉えていますよね。

★ポークカレー ¥900

トマトにワインビネガー・・・つまりはポークビンダルー。
酸味はかなりしっかりしていて、暑い夏の日に最高のカレーとなっています。

付け合わせのナスも手が込んでおり、アチャールとモージュの中間的な味わい。
こりゃあ美味くて嬉しいですね。

この後、チキンカレーを味見させていただいたのですが、こちらもビックリ。
なんと、等々力「ショコル」のカカオを隠し味に用いており、非常にコク深い味わいとなっていました。

このお店の全ての料理に言えることですが、スパイスの立体的な用い方はもちろんのこと、
それ以上に素材自体の持つ「甘い」・「辛い」・「酸っぱい」要素を繊細に引き出した構成が見事。
そこへさらに、多様な味わいを持つクラフトビールを組み合わせることで、味のメリハリが自在に変化するというわけ。


このあと、居合わせた客同士の貴重なつながりや出会いもあり、
さらにプレミアムなビールをみんなでシェアしたりして、店中が一体感に包まれた楽しいひととき。

気取りすぎず、ベタ過ぎず、ちょっと下町コミュニティの香りもあって。
なるほど、そういう意味においては、似た店があまり見つからないぞ。


料理の美味さだけでなく、「場を創る」という意味においてもこの「猫六」、とってもいい店の誕生ですよ。

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猫六

夜総合点★★★★ 4.3



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