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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

奥深きレインボーフィッシュの世界 ~ グロッソレピス・ラムエンシス

日本のアクアリウム界では見過ごされがちながら、非常に魅力的な種が揃うレインボーフィッシュの仲間。

レインボーフィッシュとはトウゴロウイワシ目のメラノタエニア科及びその近縁に属する魚の総称で、オセアニアを中心に、インドネシアやマダガスカルにも数種が分布しています。

レインボーフィッシュの仲間が日本で流行らない理由はおそらく二つあって、まず一つは熱帯魚書籍でのカテゴライズ。
海産由来のトウゴロウイワシ目であることから「汽水魚その他」に片付けられることの多いレインボーフィッシュ。「塩分が必要なんでしょ?」と誤解されがち。
実際にはイエローレインボーなどいくつかを除く大部分は完全淡水魚。
ソイル床の水草水槽でもスクスク元気な易しい魚たちなんです。

二つめの理由は「なんとなくタナゴっぽい」ってこと。
確かに日本人、タナゴは見慣れているでしょうが・・・(笑)
実際には全然違いますから。

最近では上記の理由に加え、オーストラリア政府が生物の輸出を大幅に規制している影響で、大量養殖が確立したポピュラー種以外の仕入れ価格が高騰していることも普及に歯止めをかける要因でしょう。
(それが逆にドイツブリードのマニア種の輸入を生み、アピストさながらのマニア嗜好を強めることにもなるのですが)

レインボーフィッシュの人気が高いヨーロッパでは、日本ではお目にかかれないような種のブリードも。
洋書「Aqualog Rainbowfish」に掲載された未知のレインボーフィッシュのなんと美麗なことか!!

とまぁ、前段が長くなってしまいましたが、
今日はそんなマニアックなレインボーフィッシュの中でも、結構マニアックな部類に入る種類をご紹介。


グロッソレピス・ラムエンシス
学名:Glossolepis ramuensis
英名:Ramu rainbowfish
別名:ラムエンシスレインボー
最大長:8cm
原産地:パプアニューギニア


一見すると「オレンジの発色が良くないハーフオレンジレインボー」のよう。
しかしよくみれば各ヒレに朱色とブルーの模様が入っていたりと、繊細な美しさがある種。
ハーフオレンジレインボーなどが属するメラノタエニア属ではなく、
コームスケールレインボーと同じグロッソレピス属なのがミソ。

オーストラリア産ではないので、思ったほどは高くない価格での入手。

大多数の熱帯魚は上半分、背中側のほうが色鮮やかなものですが、この種に関していえば腹側のほうが彩り豊か。
くすんだグレーの背中に対し、腹はメタリックなブルーグレー。
そこに滲むようなダークブルーの色彩が入る感じはなかなか独特ですよね。


メラノタエニア属のポピュラー種同様、正確は非常に温和。
ビュンビュン泳ぐこともないので、広い水槽じゃないとガラスにぶつかっちゃうというわけもなく。
また平たく高さのある体型ゆえ、捕食されにくい点も混泳には助かるところ。
もちろん純淡水飼育で、弱酸性~弱アルカリ性まで適応。水温も標準の26度前後でOK。
口が小さいので餌は小さいものが良いですが、人工飼料で問題なしです。

まぁ、いってみれば非常に飼いやすく、水草水槽にも混泳水槽にも馴染むオールマイティな魚ということですね。

今度も絶対に流行りそうにないお魚ですが、それだけに愛着もわくというものです。

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テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット

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