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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

Curry & Wild Life.~南アフリカ特集 -序-

★不定期連載「Curry & Wild Life.~南アフリカ特集」★
  ⇒目次はこちら。


突然、南アフリカへと行ってきました。
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南アフリカと聞くとまず、「アパルトヘイト」「エイズ」「犯罪率世界一」などドキドキするようなイメージが浮かびますね。

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ワールドカップ開催という節目を経て、果たして治安は回復しているのでしょうか・・・

調べてみましょう。

●歴史
紀元前から狩猟民族のサン人(ブッシュマン)と牧畜民族のコイコイ人(ホッテントット)が住む土地だった。
その後、ズールー人などバントゥ系民族が赤道付近から南下しこの地に定住を始める。
大航海時代にはオランダ東インド会社が喜望峰を中継基地として利用。
オランダ人移民が増加、いわゆるケープ植民地が誕生する。
移民にはオランダ人のほか、フランスで迫害されていたユグノー(新教徒)たちや、スカンジナビアンなどもいた。
この頃定住を始めた移民たちはボーア人(アフリカーナ)と呼ばれることになる。

ナポレオン戦争終結後、ケープ植民地は大英帝国に譲渡され、英国からの移民が増加する。
英語を解さないボーア人は二等国民として差別され、内陸へ移動、ナタール、トランスヴァール、オレンジという三つの国家を築き、
英国との間でボーア戦争を始める。
ボーア戦争に勝利、ズールー戦争で黒人最強勢力のズールー人をも撃破した英国は、南アフリカ全土を支配。
ケープ、ナタール、トランスヴァール、オレンジからなる南アフリカ連邦として、大英帝国の中の自治領としてアフリカーナの自治を確立する。

・・・とまぁ、最終的には英国が力でこの地を征服し、人種差別政策を推進していくわけですね。
有色人種を徹底的に差別する背景には、アフリカーナ達への「上見て暮らすな下見て暮らせ」的な牽制もあったのでしょうか。

いずれにせよ、この歴史なくして、現在の南アフリカは語れない、ということが実際の訪問でもよく分かりました。
食にしても、「郷土料理」はなにせ肉、「家庭料理」はなにせオランダ、「高級料理」はなにせ英国なのですから。

●首都が三つある?
実は南アフリカにはプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)という三つの首都があるのです。
それは連邦時代のそれぞれの州の顔を立てたためだといわれています。
経済の中心地ヨハネスブルグは実は首都ではありません。

●気候
アフリカ、と聞くと暑いイメージがありますよね。
一方で、最南端、と聞くと南極に限りなく近いイメージもあります。
実際はどうなのでしょうか?
意外なことに、ケープタウンの緯度は、北半球で言えば大阪と同程度。
南極大陸がそれだけ大きいということなのですね。
気候は地中海気候。
確かにワインの産地としても知られていますよね。
ただ、高地が多いこともあり、寒暖の差は極端。
夜はダウンジャケット、昼はTシャツ、なんてこともあるのでご注意を。
あと、オゾンホールの影響で紫外線は強烈。

●自然
自然は非常に多様性に富んでいます。
いわゆるサバンナあり、緑豊かな草原あり、巨大な岩が積み重なった「ロックランズ」あり・・・
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動物はチーターやスプリングボック、ダチョウなどからペンギンまで。
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植物は多肉植物など、世界の2%の国土が世界の10%の植物の原産地になっているといわれています。
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●食文化
食文化はまさに南アフリカの歴史そのもの。
街のレストランで一般的に食べれられる現地料理はほとんどが肉。
羊肉、牛肉のほか、「ゲームミート」と呼ばれるスプリングボック、クドゥ、
ダチョウ、チーターなど野生動物の肉を普通に食すことができます。

その他、オランダ由来の家庭料理、フランス由来のワイン、英国由来のレストラン料理などがあるのですが・・・

果たしてカレーはあるのでしょうか?

・・・それは後のお楽しみ。

●日本との関係
実は南アフリカは日本と非常に縁のある国です。
金やダイヤモンドの輸入だけではありません。
日本人が大好きなマグロ、その遠洋漁業先というのが実は南アフリカ近海なのです。
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ケープタウンの港には日本の漁船がたくさん。
地元にもこれまでたくさんお金を落としてきたようで、アパルトヘイト政権下でも日本人は、
「名誉白人」としての地位をいちおう認められていたようです・・・・

●治安
南アフリカ訪問で一番気になるのはやはり治安。
実際どうなんでしょう?

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wikiにいろいろな情報がありました。

「比較的安全と思われる高級ホテルの中ですら、従業員が鍵を開けて客室に侵入し女性旅行客をレイプするといった事件も発生している。
 2010年11月26日に発表された、ヨハネスブルグやハウテン州などで南アフリカ政府によって行われた調査によると、
 男性は3人に1人を上回る37.4%が過去に女性をレイプした経験があると回答(男性の7%が集団レイプの経験があると回答)、
 さらに女性は25.3%がレイプされた経験があると回答した。」

「南アフリカの都市では、殺人、強盗、強姦、強盗殺人、麻薬売買などの凶悪犯罪が昼夜を問わず多発している。
 殺人に限っては未遂を含め111.30件/10万人と日本の約110倍となっている。」

「HIVの陽性率は非常に高く、15 - 49歳のHIV感染率が21.5%、妊産婦HIV感染率が29.5% となっており、
 国民の約4 - 5人に1人の割合でHIVに感染している。」

「2010年までに国民全体の平均寿命は40歳以下に低下すると予想されている。」


つまり南アフリカで出会う現地の方々のうち、3人に一人はレイプ経験があり、4人に一人はエイズ、
そして1000人に一人は殺人事件に巻き込まれるということなんですね・・・

・・・まさにシン・シティです。

ただ最も危険なのはヨハネスブルグで、ケープタウンなどの観光地は比較的安全といわれているのですが・・・果たして。

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