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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

あるカルチャーショック。「The Palm Restaurant」~南ア特集-2-


★不定期連載「Curry & Wild Life.~南アフリカ特集」★
  ⇒目次はこちら。


初めての場所、初めての国に訪問するときには、多かれ少なかれカルチャーショックを受けるもの。
また、カルチャーショックがなければ海外旅行は楽しくないともいえます。

しかし・・・それはカルチャーショックの質にもよって・・・

「The Palm Restaurant」

ケープタウンからN7号線を212km北上したところにある
Clanwilliamという街にある、
「Clanwilliam Lodge」というホテル内のレストラン。

Clanwilliamはロッククライミングで有名なCederberg国立公園にほど近く、
このホテルも世界中から集まったクライマー達で賑わっています。

photo:02
レストランはプールを隔てた離れにあり、


photo:01
「The Palm Restaurant」という名称が「まんまやんけ!」と突っ込みを入れたくなるほど、
巨大な椰子の木が天井を貫いていますよ。




photo:04
・・・実際にこの椰子の木は天井を貫いており、
夜になるとその隙間から入ってくる外気の冷たいこと冷たいこと。

そう、南アフリカは寒暖の差が激しく、
8月・・・つまりここでいう冬には、ダウンジャケットを着てレストランに入るという、
なんともいえない状況になってしまうのです。



photo:03
広々とした店内。
いや、ちょっと広すぎやしないか・・・?
テーブルとテーブルの間が広すぎて、まるでダンスホールですよ。

カウンターの向こうの厨房も・・・なんて横に長い・・・!!
20m以上はありますね。



photo:09
20m超の厨房の端には立派な竈が。
しかし・・・あまり使っている様子はないですけどね。
This is interiaということです。

さて、南アフリカといえばやはり、ケープワイン。
せっかくですから地元のワインをいただいてみましょう。


photo:05
CEDERBERGという名のワインです。
流石フレッシュで美味いですね。

さて・・・料理を注文して20分経過。

料理はまだかいな~と厨房を見れば、なんとまぁ・・・

調理担当は3人いるのですが、20m超もある厨房のひとところに3人とも集まり、何かをじっと見ています。

それはフライドポテト。

20m超もある厨房でコック3人並んで、フライドポテトが揚がるのをじっと見ているのです。
フライドポテト鑑賞会の右10m先にあるコンロでパスタが煮立っているのにも気づかずに・・・

だめだこりゃ。

呑気というか、非効率というか、まったく分業意識のない厨房の3人。
まぁ日本だったら即刻クビでしょうが、ここは南アフリカ。
郷に入れば郷に従えということで成り行きを見守ってみましょう。

30分ほどしてやってきたスターター。


photo:06
SOUP OF THE DAY 30ランド

なんか豆のスープだった気がしますが、人肌温度に気を取られあんまり憶えていません。
そりゃ冷めるわな。

ちなみに、1ランドはおおまかにいえば10日本円。
とてもわかりやすいです。

そしてさらに待ったあと登場したのが、南アフリカで初めて食べるカレー!



photo:08
TORTILLAS WITH CHICKEN CURRY 80ランド

うんうん、アフリカっぽさは全くありませんね。
むしろメキシカン。
やはり南アフリカって西洋化されているんですね・・・と思ったけれど、ここはホテル。
ここだけで判断するのは野暮というものです。


photo:07
トルティーヤの中には真っ赤なチキンがぎっしり。
実際食べてみるとそこそこ辛いです。

しかし、これをカレーと呼ぶかどうかは微妙なライン。
確かに辛いものの、味付けはかなりメキシカン寄りですし・・・

ま、日本のようにカレーの定義に対する暗黙の了解があるわけではなし、
スパイスを用いたホットな料理をカレーと呼ぶのなら、これはカレーになるわけでしょう。
味は、スパイシーラップサンドとしてはなかなか美味しかったですよ。
(実際、南アフリカではラップサンドがかなり定番の軽食として食されていました。)

まだまだ南アフリカのカレー探求は始まったばかり。
この先どんなカレーに巡り会えるのか、未知数だけに楽しみですね。

・・・と、カレーはまずます美味しかったのですが、他の料理はかなりアレな感じ。

パスタなんてひどいもので、茹ですぎてほぼ餅。
逆に南アフリカの伝統食かと思いましたよ。

そして・・・もう一つ驚いたのがハンバーガー。
極端なハズレはないと思うでしょう?

でも食べた人みんながやめたほうがいいと言うのです。
逆に興味沸くじゃないですか・・・
photo:01
じゃん。
これが噂のハンバーガー。

流石、肉の国南アフリカだけあって、ビーフパティは食べごたえ充分なのですが・・・ちょっと見てくださいこのバンズ。
photo:02
厚さ5mm!!
シースルーにもほどがあるバンズです。

掴んだ先から崩れ落ちるその様は、まるで朝日を浴びたヴァンパイアのよう。
多分ここの料理人、ホンモノのハンバーガー食べたことないんだな、きっと。

というわけで、手はベチョベチョ、結局サラダと肉を別々に食うならハンバーガーじゃなくてええやん的なガッカリ。
なるほど、これなら他の肉料理頼んだほうがいいですね。

未知の国では、定番料理を頼んでも未知の結果がでることがある。
初っ端から勉強になりました。

ホテル自体はとっても良かったんですけどね。

次は美味いもの食うぞ!!

待ってろ南アフリカカレー!!!

Clanwilliam Lodge
Graafwaterweg, Clanwilliam, South Africa

Tel: 00 27 27 482 1777
Fax: 00 27 27 482 1786
book@clanwilliamlodge.co.za
www.clanwilliamlodge.co.za



★不定期連載「Curry & Wild Life.~南アフリカ特集」★
  ⇒目次はこちら。


  
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コメント

2. Re:面白いです!

>白井賢人さん
このハンバーガーは凄かったです!
・・・が、これ目当てでは絶対に旅しないでください!!

  • 2012/12/24(月) 23:49:01 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. 面白いです!

料理している状況が目に浮かびます。

ハンバーガー凄いですね。

もし、写真がなくて、言葉だけで料理を伝えるとしたら、伝言ゲームのように素晴らしいものに変換されるかも。

次の料理を楽しみにしています!

  • 2012/11/13(火) 19:55:10 |
  • URL |
  • 白井賢人 #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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