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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

超アウェーの地で激ウマ!タウナギ蘇州麺。「阿娘面(アーニャンミエン)」(上海市,陝西南路)

生煎(焼き小籠包)と並ぶ上海庶民派B級グルメといえば、蘇州麺。
蘇州発祥の、いわば日本のラーメンにあたる庶民食です。

蘇州麺を出す店は上海の街中あちこちにあるのですが・・・
どうせ行くなら地元の方々の評判が一番高いお店へ行きたいですよね!!

ということで向かったのは「阿娘面(アーニャンミエン)」というお店。

地下鉄1、7号線「陝西南路」駅から少し歩き、思南路へと入ってさらに100mほど。
photo:02 
並木道を歩き、ホントにこんなところにあるのかな?と思いはじめたころ、
見つけました。

photo:01
このお店です。

かつて、寧波出身の名物オーナー「阿娘」(寧波の方言でおばあちゃんの意)が切り盛りしていた老舗。
阿娘オーナーが亡くなった現在では、その孫がお店を引き継いでいるそうです。

と、まあ、お店まで無事たどり着いたは良いのですが・・・ここからが大変。
photo:04
まさに大衆食堂・・・というか学食のようなラフな店内。
無造作に並んだテーブルに簡素な椅子がたくさん・・・60席ほど。
全ての席は埋まっており、お店のあちこちに席が空くのを待っている人々の姿が。
お昼時ですから、けっこうな混雑です。

慌しく動き回る店員さんからは何の案内もなく、というか日本語で話しかけても英語で話しかけてもダメ。
完全なるローカル店につき、中国語しか通じないのですよね。

しばらくして気づいたのですが、
実は入り口近くのレジで先に注文と会計を済ませ、注文番号の付いたレシートをもって待つというシステムだったのでした。
予習してくるべきだった・・・・

メニューはレジの奥の壁にのみ書いてあるのですが・・・とりあえず適当に頼んでみました。
こういう時の勘には自信があります。
photo:05
番号185番のレシートを受け取りました。

が、もちろん席への案内などありません。
皆「こいつ食べ終わりそうだぞ」という目星をつけて背後に回りこんでは、
席が空くのを虎視眈々と狙っているわけです。

日本ではあたりまえの「番号順のご案内」とか、「席の譲り合い」なんて発想はどこにも見当たりません。
ここは中国、席は奪い合いです。

強い者が先に座るのです。
photo:06
かよわい優しさなど見せようものなら、永遠に座ることは出来ませんよ。
遠慮は無用です。

中国人のバイタリティに押され、15分ほどでようやく座れたわけですが、
そこから料理の登場まではあまり時間がかかることはありませんでした。
photo:07
つまり、譲り合いの精神を捨てない限り、永久に食事にありつけないというわけですね・・・
待ちに待った蘇州麺のなんと美味そうなことか。
photo:09
辣肉面 15元

豚肉の辛口蘇州麺。
細く、ギュッと塊になった麺は小麦粉感たっぷりでなかなか美味。
ピリ辛のスープにも良く合います。
具材が肉とネギだけというシンプルさに「ほぅ」と思いましたが、
日本のラーメントッピングが進化しすぎているからそう感じるのでしょうね。
photo:10
黄魚面 22元

「黄魚」はイシモチ・・・なのですが、それ以外にも色々な魚が黄魚と呼ばれているらしく、
この魚の正体が何かはわからず。
ただ一つ確実に言えるのは・・・淡白な魚の白身と澄んだ醤油味スープのマッチングは最高!ということ。
photo:11
大腸面 16元

豚モツの辛口麺。
これも実に濃厚で美味かった。

そして・・・個人的一番のお勧め麺がこちら。
photo:08
爆鱔面 30元

「爆」は炒め物、「鱔」とはタウナギのこと。
甘辛に炒めたタウナギが何匹も入った蘇州麺なのですが、これが実に素晴らしい!!
味としてはアナゴとドジョウにちょっと近いのですが、
意外にフワッとした食感でかつ、濃厚なタレと絡んだ香ばしさが最高。
夢中でバクバク食べちゃいました。

あまりにアウェーな状況に、一時はどうなることか・・・というか、
正直帰ろうかなとまで思ったわけですが、いざ麺をいただいてみるとやはり来て良かったと実感。

結果オーライ、観光っぽさのまったくないローカル感覚も含めて、非常にお勧めのお店。
ただし、できれば中国語ペラペラの方に同行してもらうのがベストですよね~

阿娘面(阿娘麺館)
住所:上海市盧湾区思南路36号
TEL:電話など、無し。
営業時間:7:00~9:30 11:00~13:30 17:00~19:30
定休日:なし
カード:当然の如く不可
日本語・英語不可

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阿娘面



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