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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

スペシャルイベント!東と南の饗宴 ベンガル×タミル in 「Puja」(町屋)

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「ナンありません」でおなじみ町屋の名店「Puja」。
日本では珍しい、インド・西ベンガル州の料理に特化した、志高いお店です。

その「Puja」で先日、おそろしくも素晴らしいイベントが行われました。

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「東と南の饗宴 ベンガル×タミル」

Pujaさんによる東インド・ベンガル料理と、
なんとあの知る人ぞ知るina's kitchinのinaさんによる南インド・タミル料理のコラボによる、
超絶スペシャルコースがいただけるという夢のような会。

なかなかないですよ、こんな機会。
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と、と、と、当然集まった皆様も東京カレー界では
「え!あの人が!?」ってな具合の錚々たるメンバー。
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チッティことラジニ様もビジュアル参加です。
「ロボット」大ヒット万歳!!!

この日はその筋の方もいましたのでタミル映画話も盛り上がりました。
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ハートランド=心の国・・・つまり印度ですかね?
この日の参加者にはそう映ったはず。

さぁ、それでは夢の饗宴、読者の皆様には写真で我慢していただくとして・・・はじまりはじまり!
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ガルバンゾーのスパイシーサラダ(タミル)
Konda kadalai sundal

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豆のカリカリ揚げココナッツソース添え(タミル)
Masala vadai with Chutney

いきなりの炭水化物スターター。
しかし美味しいのでバクバクいけます。
これは・・・・危険ですね。
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天使のエビのバナナの葉包み蒸しマスタード風味(ベンガル)
Bahpa Chingri

バナナリーフを開帳するや否や香り立つエビの香り。
ニューカレドニアで養殖される「天使のエビ」は冷凍でも甘みと旨みが強烈なことに定評がありますが、
さらにバナナの葉で包み蒸すことでその香ばしさが最大限に引き出されています。
ふんだんに用いられたマスタードも、ディス・イズ・ベンガルといった感じで嬉しいですね。
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ドライ玉子キーマのパロタ包み焼き(タミル)
Madras Parotta

一見巨大な大根餅。
しかし食べてみるとスリランカのゴダンバにも似て・・・初めて食べる、マドラスパロタ。
中には香ばしいキーマが詰まっているのですが、
原宿のクレープ屋の前でこれを歩きながら食べて変な目で見られたい欲求にも駆られたり。
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ズッキーニとジャガイモの蒸し煮芥子の実風味(ベンガル)
Zucchini Alo Posto

ベンガル料理と聞いて思い浮かべる色は黄色。
マスタードの黄色、玉子の黄色・・・そしてこの料理も黄色。
芥子の実もベンガルでよく用いられる食材ですね。
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MuriGhonto
キャベツとフィッシュヘッドのドライカレー(ベンガル)

スズキと鯉の頭を砕いて和えたようなドライカレー。
やはり大人数集まらないとこのような料理は難しいですよね。
骨の近くの肉をしゃぶりながら食べていくその感覚が、どことなくミャンマー料理のよう。
地理的にもベンガルの先は(同じベンガルに括られるバングラディシュを越えれば)ミャンマーですからね。
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魚のヨーグルト煮(ベンガル)
Doi Maach

どいまーち。Maachは「魚」です。
ズバッと輪切りにされた見事な魚は鯉。
淡水魚を好んで食べるベンガル地方ならではのカレーですね。

余談ですがベンガル地方には学名:Gibelion catla 通称ベンガルカープという最大1.5mを超える鯉がおり、
食用魚としての養殖も盛んに行われています。

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スズキのマスタードカレー(ベンガル)
Macher Sharshe bata Jhal

こちらはベンガルらしくマスタードたっぷりの魚カレー。
同じく輪切りになった魚が用いられていますが、こちらはスズキ。

もちろんスズキ自体は海水魚ではありますが、
ベンガルで食用にされる魚の中では、学名:Anabas testutineus キノボリウオなど、
スズキ目に属する淡水魚も多いため、現地では淡水魚カレーとして成立しているカレーなのかもしれません。
(サカナまわりだけ説明多くてすみません・・・)

いずれの魚カレーもまさにベンガル料理の真骨頂。
かなりレベル高し、です、
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インゲンと豆のソボロ蒸し(タミル)
Beans Paruppu Usilli

ぽわぽわした食感がなんとも素敵!
いやぁ、インド料理の多彩さをあらためて実感しますね。
「毎日カレーばっか食べてる国」という一般的な固定観念がばかばかしくなるほどです。
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ベンガル流ほうれん草とマトンのマサラ(ベンガル)
Palong Mangsher Milmish

魚や野菜が続いて、ここで出てきたズドン!とした羊カレー。
その落差がまた良くて、これにはキュンときてしまいました。
実に美味い!!!
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ターリー皿に盛りつけられた、ベンガル×タミル料理の饗宴。実に彩り豊か。
広大なインドの中では地理的に離れたベンガルとタミルですが、2つ大きな共通点が。
つまり、米が主食ということと、タマリンドの酸味を生かすということ。

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Kaara Vatral Kuzhambu(タミル)
乾燥野菜のコロンブ

南インドの古式カレー、コロンブ。
何種類かの乾燥野菜が入っていたのですが、実にスパイシーで美味い!!
ゴクゴクいっちゃいました。

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サンバル(タミル)
Sambar

写真左に見える塊は、inaさんが南インドから持ち帰ってきたという、貴重な太短い唐辛子。
これがまたなんとも独特な香ばしさを放ち最高に美味いのです。

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いつもは食べさせ放題のマサラワーラーの二人も、この日は食べさせられ放題。
(貴重な写真ですよ)
「ケララの風Ⅱ」の沼尻さんも、今回は存分に食べる側。

多分この日この瞬間、町屋は日本一インドな場所となっていた・・・

と、これだけフィニッシュ感溢れる雰囲気だったにも関わらず、デザートが出てくるとみんな復活するのだから、
これを人体の神秘といわずして、何と言おう。

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(右)Mithi Doi ベンガルの甘いヨーグルト(ベンガル)
(左)Sandesh ミルク菓子(ベンガル)

Doi、普通のヨーグルトじゃありません。
完全手作りで、不均一な粘度が舌にとても心地よい感じ。
ほんのり褐色がかっているのは、黒糖の色だそう。

Sandesh はラスグッラに似ていますが、シロップを用いないカッテージチーズデザート。
人によっては甘すぎるのかも知れませんが、私の場合、10個でもいただけますよ。

だって、美味しいんだもん。

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食後はチャイで締め。

Pujaの奥様ションチータさんは西ベンガル州生まれ。
しかもかの有名なインドの詩聖タゴールと故郷が同じということで・・・
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お店の壁にはタゴールの詩篇が。

そんなベンガル濃度が高いこの店ですが、実は開店当初はナンも置いていたのだとか。
日本にやってきてはじめてナンという食べ物を食べた奥様(このパターン結構多いようです。インドの庶民はナン食べませんからね。)が、
日本でインド料理やるならナンを出すべきと考え、実際かなり美味しいナンを出していたようなのですが、
リアルベンガル料理にこだわる旦那様(日本人です)が、ナンをメニューから外しちゃったのだとか。

いい話ですね・・・

こんなに志の高いインド料理店、そうそうあるものではありません。
ましてや珍しい西ベンガル州の料理が存分に楽しめるとなれば、向かう先は一つ。
町屋「Puja」ですよ。

そんなお店の姿勢を意気に感じ、この凄いコラボイベントを実現させたinaさん。
おかげで我々食べる側は、こんな幸福なひとときをすごすことができたのですから、もう、感謝の言葉もありません。

「Puja」、盛り上がってくといいなぁ。



◎ほかの皆様の記事

●ina's indian kitchen by inaさん 「東と南の饗宴 ベンガル×タミル」

●全身カレーな人々by Spicecherryさん 「町屋「Puja」でベンガル×タミル夢の饗宴」

●とら屋食堂 by とらさん 「Puja & ina」Special Night!(前)

●カレー401 by しまじろさん 「Puja(プージャー)/町屋」

●マサラワーラーのブログ by マサラワーラー 「ベンガル湾沿い南北料理食べさせられ放題!!」


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Puja

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