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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

デンキウナギ

熱帯魚飼育をするうえで特に気を付けなければいけないこと。
それはその魚が将来どんなモンスターになるのかということ。

最近の熱帯魚ショップでは10cm足らずのアリゲーターガー(最大3m)の幼魚が数百円で売られていたり、
ギムナルクスの可愛い数cmの幼魚(1m超え。顎が強くヒーターなど粉砕します)と、
危険がいっぱい。

場合によっては最強の熱帯魚ともいえるこんな魚の稚魚だって売られているのですから、注意が必要です。

photo:01
デンキウナギ
学名:Electrophorus electricus
英名:Electric eel
最大長:2m
分布:南米アマゾン川・オリノコ川水系

発電する生き物というのはいくつか知られてはいますが、なかでもこのデンキウナギの発する電気は桁違いに強力。
最高電圧600-800V、電流1Aにも達するのですから。

もちろん、というかウナギとは分類的に全く関連がなく、デンキウナギ目として独立。
ただ長いからウナギ、という安易な命名ですので注意が必要です。

この仲間は夜行性で目が退化しており、微弱な電気を発することで周囲に電場を作り、
縄張りを確保したり餌を探したりできる(ナマズやモルミルスなどと同様)ことで知られ、
特にこのデンキウナギの場合さらに強い電気を発することで麻痺させた餌を捕食したり、
外敵から身を守ったりもできるのです。
photo:02
しかしこの高電圧は約1/1000秒ほどしか持続せず、疲労すると発電力は低下。
棒でたたいて疲れさせ、発電力が落ちた時を見計らって捕獲するという漁法が現地にはあるようですね。

・・・ところでクイズ。

デンキウナギの肛門はどこにあるでしょう?


・・・答えはなんと鰓蓋の真下。

長い長い体のかなり前のほう、頭のすぐ後ろと言ってもよい場所に肛門があるのです。

ならその後ろの長い長い部分は?というと、察しの通り内臓などなく、
骨と筋肉と尻ビレと、あとは全部発電器、というわけ。

ここまで特異に発達したモンスター、自宅で飼うなんてちょっと狂気の沙汰ではないですかね~。

とはいえ、こうした怪魚マニアにも楽しみは残っています。

熱帯魚ショップでユラユラと泳いでいるブラックゴースト、
実はこのデンキウナギ目に属する魚なのですよ。
(カラポやブラウンゴーストなど南米ナイフといわれる魚たちも同様)

高電圧こそ発しはしないものの、微電流で餌を探したり、
発達した尻ビレを波打たせ前後自在に泳いだり、
頭の真後ろからウンチを出したりと、デンキウナギの魅力満載ながら、最大30cmほどと将来も安心。

本家デンキウナギはあくまでも、水族館で楽しむ魚としてとっておきましょうね。

(写真撮影:新江ノ島水族館)

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コメント

2. 無題

怖いけどかわいいなあ(笑)
生き物ネタも好きです。

  • 2011/11/16(水) 20:42:06 |
  • URL |
  • オニオン #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. 無題

怖いけどかわいいなあ(笑)
生き物ネタも好きです。

  • 2011/11/16(水) 20:41:51 |
  • URL |
  • オニオン #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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