カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

創業90年の老舗洋食店、伝統の印度風チキンカレー!「銀座洋食 三笠會館」(池袋)

2015年ラストカレーは創業90年の超老舗で。


「銀座洋食 三笠會館」

1925年創業の「三笠會館」。
現在は銀座に本店を構え、フレンチ、中華、イタリアン、和食と幅広く事業を展開。

「なんだか昔っから普通にあるレストラン大手」ってなくらいに受け取られがちな「三笠會館」ですが、
この、池袋パルコ内にある「銀座洋食 三笠會館」は系列店唯一の「洋食レストラン」であり、
創業期からの人気メニュー「印度風チキンカレー」がいただけるんです!

日本初のインド式カリーを提供した「銀座中村屋 喫茶部」がオープンしたのが1927年ですから、
「三笠會館」が印度風カレーの提供を始めたのはそのすぐ後くらいだったのではないでしょうか。

いずれにせよ、ニッポン印度カレー草創期の味わいを受け継ぐ貴重なお店というわけです。

が、なにせ場所がパルコのレストラン街ということもあり、割と「無難なチェーン店の一つ」と思われている節もあり。
それは実に実に勿体ない!ことなのです。


座席数78の広々とした店内。
デパート内であることを忘れさせてくれる優雅さです。


メニューにはしっかり「印度風チキンカレー」が載っており、その他には昔ながらの味を守る「ナポリタン」や「ドリア」なども。
どれも逸品揃いとの噂ですので、そちらに興味ある方も是非訪問していただきたいところ。


カレーを注文するとまず登場するのが、レーズン・キュウリ漬け・アーモンドの三品。
洋食カレーはこうでなくっちゃ!

ちなみに提供される全ての陶器には鹿の意匠が。
三笠といえば奈良、奈良といえば鹿ですからね。


★印度風スペシャルチキンカレー ¥1560

中村屋に負けず劣らずの気品!!
具材にはブツ切りにされた骨付き手羽肉だけでなく、なんと砂肝も入っています!
ライスはバターライス、大盛り無料ですが、ここは普通盛りで。


さあ戴いてみるとしましょう。

おぉっ!結構辛さがキてますね!
「昔ながらの洋食屋さんの」という形容詞からは想像つかないほどスパイスがバッチリ立っています。
しかも鶏の髄から染み出た旨み、そして砂肝の苦みも相まって、これはかなりオトナの美味さですよ。

たしかに印度風でありながら、「新宿中村屋」とは異なるベクトル。
むしろ新宿「アカシア」の「極辛カレーライス」に近い味わいかも知れません。

今なお、まったく古めかしさを感じさせない、本物の美食ですね。

それでいてこの値段はかなりリーズナブルと言わざるを得ません。


★紅ズワイガニのクリームコロッケ トマトソース 一個¥720

さらにこのお店が嬉しいのは、サイドメニューのエビフライやクリームコロッケが一個から頼めるところ。
オーダー時に、「カレーと一緒に盛り付けますか?それとも別皿にしますか?」と確認されます。
つまり、カレーのトッピングとしても利用できるってわけ。

でもちろん、このカニクリームコロッケも期待にたがわないクオリティ。
付け合わせの野菜の彩りの良さにも感心しました。
こういう細かい部分に、厨房の志の高さが垣間見えるってもんです。


★コーヒー ¥510

カレーの後にコーヒーは欠かせません。
気の利いたデザートやケーキもたくさんあったので、ガッツリした食事だけでなく、カフェとしての利用も良さそう。

パルコの中でしょ?って先入観は捨て、カレー好き洋食好きならチェックしておくべきお店。

年末年始は無休でやってるそうですよ。

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三笠會館

昼総合点★★★☆☆ 3.8



関連ランキング:洋食 | 池袋駅東池袋駅都電雑司ケ谷駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

祝7周年!常夏のお祭りタイ屋台「スパイスMARKET」(幡ヶ谷)

タイフェスやタイフェア、様々なタイ関係イベントでいつも、
一番元気で、一番人気で、一番満足度が高い「タイぶっかけ飯」を提供してくれる「スパイスMARKET」。

もはや、タイ料理店という枠を超えた、その屋台スピリットと侠気は前々から好きだったのですが・・・

気がついたらお店のほうにはちゃんと伺ったことがなかった(笑)

ってことで、お店の7周年を祝うタイミングで訪問してきましたよ。


「スパイスMARKET」

お店の雰囲気はもう、常夏のお祭り屋台です。
イベントで受ける印象とも一切ブレることがない一貫したスタイル。


「異国料理のお店」というハードルを一切排した、敷居の低さ。
それでいて、ちゃんとタイ料理好きを満足させるツボの押さえ方。

そのバランスがニクいのですよね。

7周年の特別メニューはなんと「7種盛りプレート 700円」

これはワクワク感ありますね!

来年はきっと8種盛り、そして老舗となった10年後には17種盛りとかになっているわけですね!
面白いから、続けてほしいです。


ど・れ・に・し・よ・う・か・な・た・い・の・ほ・と・け・さ・ま・の・い・う・と・お・り、
ぷりっく・ぷりっく・ぷりっく・・・


★7周年スペシャルプレート ¥700

タイ的なヤムマクワから、居酒屋的な手羽先やぼんじりまで、夢のワンプレート。
何気にぼんじり美味かったのよ〜!!

焼き鳥屋としても結構逝けますね。


いきなり蒸し鶏のサービス。

これまた抜群に美味い。
何が美味いって、ニンニクやらトウガラシやら、味がはっきりしてんですよ。
さ、好きなだけ酒飲んでね!って感じで。


★とうがらし梅酒 ¥570

いきましょういきましょう。


★シンハー樽生

こちら、シンハーが生で飲める貴重なお店。
まぁ、何をもって生ビールというのかは議論が分かれるところですが、
はっきりしているのはこちら、瓶ではなく樽からサーバで注いでくれるシンハーということ。


温度×ガス圧管理で、やっぱり泡のキレが違いますよね!

この日はオーナーの慶松さんもいらっしゃり、直接7周年のお祝いを伝えることもできました。

お店やイベントでキャッチした声を元に、日々アップデートを繰り返す瞬発力。
今後どのような展開を見せるのかも、実に楽しみですね。


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スパイスMARKET

夜総合点★★★☆☆ 3.9



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

大阪カレーシーンはライブ感が凄い!『咖喱見聞録 vol.5』

今、大阪のカレーシーンがアツいです。
東京にいれば想像もつかないほどアツいです。

単なる食の一ジャンルを超え、音楽やアート、ファッションなどと並ぶカルチャーとして、
連日さまざまなカレーイベントが開催。

数年前まで、関西におけるカレーの首都は神戸だった(インド人コミュニティもあるし)はずが、
いつのまにか大阪が、関西だけでなく日本一アツいカレー首都となりつつあるようにも思えます。


去る11月14日、堀江「ワルン」で開催された『咖喱見聞録 vol.5』。
TAKさんからお誘いがあり、大阪カレーシーンの熱気を肌で感じるべく、潜入してきました。

『咖喱見聞録』とは毎回一つの国にテーマを絞り、
カレーをメインにその国の文化や芸術、音楽などを発信していくイベント。

5回目となる今回のテーマは「日本」。

これは独創的なカレーと出会えそうですね!!


今回、和テイストカレーで共演するのは、

『ワルン』
『アアベルカレー』
『ベンツ兄弟長男店』
『堕天使かっきー』


の4店。
いずれ劣らぬ腕っ節、さあトライしてみましょう!


★アンコウとカブの豆乳カレー by堕天使かっきー

まずは「カレーと酒のアテ 堕天使かっきー」さんによる「アンコウとカブの豆乳カレー」。
ヘルシーなのかヘヴィなのか、全く判断つかない食材の組み合わせ、まさに堕天使ですね。

カレーの中に出まくったアンコウの旨みがカブにもしみ込み濃厚な味わい。
どこかの地方の名物料理と言われても納得しちゃうほどの和テイストです。

これは日本酒に合わせたいなぁ。


★厚揚げと大根の鶏そぼろ by ワルン

主催の「ワルン」が繰り出すのは「厚揚げと大根の鶏そぼろ」。
もはやカレーなのか何なのか解らないネーミングですが、つまり和風キーマということですね。
こちらも純然たる和テイストで、和風カレーというよりスパイス和食と言うほうがぴったり来る旨さです。


★酒粕漬けチキンと里芋のカレー byベンツ兄弟長男店

「ベンツ兄弟長男店」ってのはあの、Facebookの巨大カレーグループ「口癖はカレー」を主催する三嶋さんのカレー屋ネーム。
三嶋さんは今年のJapanese Curry Awardsにも参加してもらっており、一度ナマでご挨拶しておきたいと思っていた矢先だったので、まさにグッドタイミング!

「酒粕漬けチキンと里芋のカレー」という、アダルトな和食材を用いつつ、しっかりカレーになっているあたりは流石。
里芋のネットリ感がエロい旨さになっています。

この日「ベンツ兄弟長男店」は二種類のカレーを用意、もう一品は「豚バラと大根のカレー」とのことでこちらも旨そうだったなぁ。

このイベントの後、三嶋さんは自らのカレー屋「gu-te」(グーテ)を遂にオープン、
こちらは、「週替わりの日印文化交流ワンプレートカレーと夜は厳選した素材を活かした料理と地酒をお楽しみいただける洋風スタイルの小料理屋」とのことで、かなりヤバい感じ。

行かねば!


★マトンとふじ林檎のマサラ 黒大豆入りミックスダール添え byアアベルカレー

ぴあ主催「第2回究極のカレーAWARD」で総合グランプリを受賞した「アアベルカレー」。
2015年11月で間借り営業を終了、実店舗オープンに向けての準備に入られるとのことで、この日の参戦は実に貴重。
(実は前日にもお店へ伺っていたので、貴重な二連チャンとなりました)

そのカレーは今回のラインナップではちょっと異色。
他のチームが、和食としてのカレーを追求しているのに対して、「アアベルカレー」はあくまで和素材を用いたモダンテイストを追求。

「マトンとふじ林檎のマサラ 黒大豆入りミックスダール添え」
マトンの旨みを基調に、チャツネをふじ林檎に変換、ダールの中に黒大豆をミックスと、
インドの中に和を忍ばせたアプローチ。

これまた独特のセンスが新鮮で美味かったです。

*************************************

今回イベントに突入して感じたのは、やはりその熱気。
みんなが繋がっていて、今ここで次の何かが生まれようとしている、そのライブ感が凄かったです。

カレーファンとしては、人気店の特別なカレーが一度にいただける楽しみとして。
お店としては、新たな挑戦や実験を行い、切磋琢磨できる場として。
そして、お店とファンの両方が、より親密に繋がり、互いにカレーシーンを盛り上げていくきっかけとして。

このようなイベントが定期的に開催されていることは実に素晴らしいと感じました。


東京でこれやったら、どうなるんだろう?

同じように盛り上がるだろうか?

それとも独自のやり方が必要だろうか?

ちょっと考えてみたくなりました。

TAKさん、三嶋さん、そしてイベントに関わった皆様、ありがとうございました。


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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

いろいろ驚いた。「ネパール伝統家庭料理専門店 ネパーリ チューロ つつじヶ丘店」(つつじヶ丘)

つつじヶ丘、めちゃ旨なタイ料理店「クルアタイ」が閉まっていたので、
その近くに今年8月にできた「インド料理ほしばな」へ行こうとしたら、
すでに店名が「ちいさなネパール食堂」にチェンジ。

しかも「オープン」の札がかかったまま鍵がかかっていて・・・
はてどうしたものか、と彷徨っていたら目に飛び込んできたのがこの看板。

「ネパール伝統家庭料理専門店 ネパーリ チューロ」


「ネパール伝統家庭料理専門」ですよ!専門!
こりゃあ調査せねばなるまいて!!


居酒屋っぽい、というには窓が広く開放的な空間。

さぁ、ここで提供される「ネパール伝統家庭料理」って一体、どんなのかな・・・

ダルバートにチウラ、チョエラにバトマスサデコ、ディードもあったりして・・・
ワクワクしますね!

メニューを見てみましょう。

・・・いろいろな意味で目を疑いました。

・・・えーっと。

・・・ちょっと状況を整理しますね。

ここは「ネパール伝統家庭料理専門店」。
「専門」ですから、メニューに並んでいるのは「ネパール伝統家庭料理」ということですよね。

・チーズナンセット
・パッタイ
・トムヤンクン
・焼きそばセット
・グリンカレー
・カッパオライス
・フォーチキン


・・・・ほぼタイ料理!!

なにか大きく間違ってないか???

まあ、入ってしまったものは仕方がないので、かろうじてネパール料理といえる「焼きそば」を注文してみましょう。


★焼きそばセット ¥890

焼きそばなのに「辛サハ?」と聞かれたので、辛口でお願いしてみました。

ネパールの焼きそば、チョウメンは辛くするとケチャップとタバスコぶっかけたような味になることが多いのですが、ここのは違った。

シンプルな塩焼きそばにガラムマサラを振りかけた感じ。
まあ、作れそうではありますが、美味しいことは美味しい。


セットのサラダ、スープとオクラのスパイス和え。
このオクラ=ビンディが唯一家庭料理っぽかった。
フェヌグリークがザクッと効いてて、ね。

あと、食後にドリンクが付くはずだったのですが、待てども待てども出てこない。

15分ほど経って「ドリンクまだですか?」と訊けば、「15ジマデデス」との答え。

いや、14時50分には食べ終わってたぞ。
っていうか、そもそも・・・

と、困惑した顔をしていると、
「5フン、マッテ」との答え。

いやいや、もう次の予定があるし・・・
と思い、丁重にお断り。

値引きなどはなかったけど、仕方ない。

しかし・・・不慣れな接客は大目に見るとして、「ネパール伝統家庭料理専門店」を謳いながら「ネパール伝統家庭料理」どころか「ネパール料理」すらほとんどないのはどういうことか?

ランチだからか?
とも思い、夜のメニューを見てみれば・・・


タンドーリ料理がズラリ!!

違う・・・。

そりゃあネパール一品料理も少しはあるけど、大きく何かが間違ってる。

永福にも姉妹店があるとのことで、看板に偽りありな戦略は、オーナーが仕組んだことなのでしょう。

ネパール本国でも、タカリ族の料理が人気と聞くと、タカリでもないのに「タカリレストラン」を名乗る店がたくさん出てくると聞いたことがあります。

そういうの、日本じゃダメなんですよ。

・・・と、教えなきゃいけませんね。

「ネパール伝統家庭料理専門店」って単語に惹かれてこの記事を読んだ南アジア料理マニアのあなた、要注意ですぞ。

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ネパーリチューロ つつじヶ丘店




関連ランキング:ネパール料理 | つつじケ丘駅仙川駅柴崎駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

朝までアフリカ料理がいただける隠れ家Bar。「バオバブ」(新宿三丁目)

新宿三丁目の裏路地、有名な老舗バー「どん底」の斜め向かい。
ちょっと変わったバーを見つけました。

「バオバブ」

アフリカの巨木の名を冠したこのお店、なんと朝までアフリカ料理がいただけるバー。
こういう店がヒョイっと現れるあたりが新宿の凄さです。

この近所にはナイジェリア料理バー「エソギエ」もありますよね。


壁の絵と同じポーズで浮かれながら階段を上がりましょう。
酔ってれば転げ落ちる、まだ酔ってなければお店に辿り着きますよ。


イクラちゃんの声真似で「バォバブゥゥゥゥ!!」

ハァーイ。

言語を学ばない永遠の一歳。

三丁目の路地を見下ろす絶好のロケーションですね。


メニューを開けば、幅広くアフリカ各地の料理が。
近隣の「エソギエ」がナイジェリア人マスターによるゴリゴリのアフリカンであるのに対し、
こちらは日本人による、アフリカ料理をベースにした創作料理を提供するDJバーといった感じです。

なのでお酒は結構充実、普通にバーとしての利用もOKですよ。


★ブッハロアシス(チュニジア) ¥700

チュニジア産イチジクの蒸留酒。
ほほー、独特の渋みがあって面白いですね。
トニック割りで甘みを足していただきました。


★ドドマの魚コロッケ(タンザニア) ¥850

現在タンザニアの首都は、大都市ダルエスサラームではなく、国土中心部にあるドドマ。
およそ首都とは思えない寂れた街らしいですが、そこの魚コロッケをイメージした一品とのこと。
現地ではどんな魚を使うんだろう・・・・
マラウィ、タンガニィカ、ビクトリアという三つの湖に住む固有のシクリッド類か、それとも食用として養殖されるナイルパーチか。

見た目は普通のコロッケですが、独特の酸味が面白いです。


★ヤッサー(セネガル) ¥950

カタカナで書くと非常にお祭り感あふれる名前ですが、レモンの酸味が印象的なセネガルのシチュー料理。
ライスと一緒に盛られており、辛くないかわりに酸っぱいカレーといった感じですね。


★ホット・バタード・ラム ¥850

新宿三丁目でとろけるバターを見た日にゃあ「curry草枕」に行きたくなってしまうわな・・・

お会計時、チャージが500円かかっていました。
特にお通しは出てこなかったので純粋にチャージか、それとも卓上ボトルに入ってたナッツ代かな。

それでも、朝までアフリカ料理がいただけるバーは貴重です。
真夜中の止まり木に。


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バー バオバブ

夜総合点★★★☆☆ 3.5



関連ランキング:バー | 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

カレーしか考えられへん。ギラギラした大阪カレーの熱気。「コロンビアエイト 北浜本店」(北浜)

アツく盛り上がる、大阪カレーシーン。
そのギラギラした熱気を肌で感じたいなら、まずここ!


入口看板には有名な「カレーしか考えられへん。」の一言。
カレーのことだけ考えて、階段を上りましょう。


「コロンビアエイト 北浜本店」(Columbia8)

今をときめく「大阪スパイスカレー」の黎明期から今なお行列を絶やさない人気店。

北浜のレジェンドであり、スパイスカレーのパイオニアと言われる「カシミール」に魅せられた店主オギミールさん
(名前もそう、オマージュです)による、カレー愛に溢れたお店です。
いわば、「スパイスカレー第二世代」の代表店であり、今日の「大阪スパイスカレー」の盛り上がりは、ここ抜きには語れないほど。

現在は北浜本店のほか、堺筋本町店、阿波座店の3店舗を展開しています。


★オリオンビール ¥600

カウンターのみのコンパクトな店内に溢れる、ギラギラした熱気。
昼間っから飲まずにはいられません。


カレーは超定番名物のキーマカレーを中心に、
二回目訪問から注文可能な辛口キーマ「花火」や、野菜カレーがラインナップ。

まずは基本のキーマを注文してみましょう。

miniDSC06615.jpg
★キーマカレー/Columbia8スタンダート ¥850

見てくださいこのフォトジェニックさ!
そりゃあ雑誌やテレビも紹介したくなるでしょう!SNSにシェアしたくなるでしょう!
で、見たら絶対食べたくなるでしょう!!

この完成されたビジュアルこそが、スパイスカレーの宇宙!

カレーが到着するとまず、オギミールさん直々の食べ方説明。

「うちのカレーは、まず右手にスプーン、左手にシシトウ、
こうやってシシトウを齧りながら召し上がってください。」

miniDSC06616.jpg
「右手にスプーン、左手にシシトウですよ。」

眼の前でジェスチャーを交え語るオギミールさんの、丁寧な口調とギラギラとしたまなざし。
なんだか異様な情熱を感じます。

右手にスプーン、左手にシシトウですから、写真撮るときのシシトウの角度はこれが正解。
miniDSC06613.jpg
サラッサラのカレーは見た目に反しスッキリした味わい。
そしてそこにまぶされたスパイスのザクザク感。
中央のキーマ&ライスを崩し、カレーの海に流し込みながらいただきます。
時折シシトウを齧ると爽やかさがアップ、セットのグレープフルーツジュースを飲めば酸味アップと、
変化しながらも統一された世界観が楽しめます。

独創的でありながら、しっかり計算されつくされた完成度。
さすがは大阪カレーシーンを牽引してきた実力店ですね。


店を出て、一時間たっても、一晩寝ても、一週間経っても、
脳裏に焼き付いているカレーの存在感と、オギミールさんのカリスマ的オーラ。

「カレーしか考えられへん。」に嘘偽りはありません。


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コロンビア エイト

昼総合点★★★★ 4.0



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ネパール料理を看板に、遂に4店舗目の展開。「ヘルシーネパール料理 ラリグラス 千川店」(千川)

小竹向原に本店を構えるネパール料理店「ラリグラス」が下赤塚、東武練馬に続き、千川駅近くに4店舗目をオープン。


「ヘルシーネパール料理 ラリグラス 千川店」

よくあるネパール系インド料理店とは違い、
伝統的なネパール家庭料理を洗練されたレストラン料理にアレンジして提供するスタイルは、系列各店に一貫したもの。

ただし近隣客がメインとなる住宅地ですから、ネパール料理専門ではなく、ナンやタンドーリ料理も用意しています。



店名のラリグラスは、シャクナゲの花。
ネパールの国花です。
「日本料理 さくら」みたいなものかな。


★スーパードライ生 ¥400

お店の雰囲気の割に生ビールはお値打ち。

料理のメニューにはブテコチウラからネパールビリヤニまである中、この日はシンプルにカレーを頼んでみました。

★スパイシーマトン ¥1000
★ロティ ¥400



辛さ調節不可のスパイシーマトン。
天橋立状態の唐辛子に胸がときめきますね。
実際いただいてみれば、程よく激辛なサラサラカレーといった按配。
ライスにもよく合いそうです。


ロティは、もっちリソフトな焼き加減で、チャパティやマレーシアのロティチャナイ、またはトルティーヤみたいな感じ。
メニューにロティロールなんかもあったので、柔らかいほうが汎用性があるのでしょう。
付け合わせのレモンピクルも美味しいですね。

立地も静かなら、店内も静か。
遠方からわざわざ訪問する感じではなく、近所にあってふらっと寄る感じ。
それでいて、オリジナルなネパール料理がいろいろ楽しめるんですから、割と良いお店なんですよね。

けど、「ヘルシーネパール料理」を謳う割に、油はちょっと多め。
この系列の他店でも感じた印象です。

そこは日本人と感覚が違うところかも。
塩分や乳脂肪分は控えつつも、油は加えたほうがヘルシー!みたいな。


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ラリ グラス

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ニッポンで進化するインド料理、重ね煮カレーとは?「Curry & Spice 青い鳥」誕生。(幡ヶ谷)

新中野「やるき」で厨房手伝いをしていたチエさんと先日、「ナングロ」でばったり遭遇。
いよいよお店を出すとの情報をいただいていたので、オープン翌日に早速の訪問。


「Curry & Spice 青い鳥」

2015年12月22日オープン。

最寄り駅は京王新線幡ヶ谷。
新宿からだと普通の京王線じゃなく、京王新線に乗らないと辿り着かないので注意が必要です。


魅惑の扉を開き、階段を上ると・・・


カラオケスナックの居抜きとは思えない、綺麗な店内。
チエさんと、その旦那さん(総合格闘家の澤田健壱さん!)が和やかに迎え入れてくれます。


こちらのカレーの特長は、「重ね煮」。
食材を「陰陽」順に積み重ねて、少ない水で煮るという料理法で、
自然の素材の持つ本来の甘味やうまみを引き出すため、最小限の調味料で美味しい料理を作れるというもの。

インドのアーユルヴェーダが中国へ渡り発展した「陰陽思想」。
それが日本へと渡ったのち、このお店でインド料理へとフィードバックするというのですから、実に興味深い。

ヨガ、アーユルヴェーダ、アロマ、漢方などを総合的に実践、
香取薫先生の元でインド料理を学び、「やるき」のトニーさんの元でスパイス居酒屋のあり方を学んだ、
いわば「スパイス料理の総合格闘家」であるチエさんだからこそ発想できるカレーというわけですね。


★キングフィッシャー ¥650

キングフィッシャー=カワセミはつまり、インドの「青い鳥」。
なるほど。

夜メニューにはカレーだけでなく、かなり魅力的なアテがたくさん。

砂肝重ね煮マサラに、重ね煮納豆・・・・

いやいや、それはまた次回。


★チキンピクルス ¥500

程よい酸味でお酒がぐいぐい進みます。


箸置きだって、青い鳥。


★シブヤビール ¥800

このビール、実は知らなかったのだけど、マカ入りでカレーに合うビールとのこと。
ほほぉ、スッキリの中にフルーティな香り、美味しいですね。

・・・さて、そろそろ待望の「重ね煮カレー」をいただくとしましょう!

音叉による528Hzの波動とともに、愛情込めてつくりだされた「重ね煮カレー」がこちら!!

★カレープレート 重ね煮カレー3種 ¥1400
・ココナッツチキン
・冬瓜と大根の野菜カレー(自家製うめ干し入り)
・豆カレー(ダル)カリフラワー入り
・パパド
・さつまいものスパイス炒め
・春菊とむらさき水菜とトマトのココナッツ風味サラダ
・あやめ雪かぶのスパイス炒め


うぉぉぉ!見目麗しいですね!!

合がけカレーにライスとおかずがワンプレートで盛られたさまは、スリランカのライス&カリーか大阪のスパイスカレーさながら。
しかし何といっても目を奪われるのは、皮ごと炒めたサツマイモはじめ野菜たちの生き生きとした彩り!!


お米は佐賀にあるチエさんの実家で作った無農薬米。
その他の食材もほとんどが無農薬やオーガニックなものを用いているそう。
それぞれの野菜の食感も、噛むたび染みだす旨みも素晴らしいです。
この旨さを引き出しているのが「重ね煮」の手法なのですね。

チキンカレーはココナッツミルクにカレーリーフの香りもたっぷり楽しめる南インド仕様。
ダルに入ったカリフラワーの食感も楽しいです。


そして、プレートに収まりきらなかった三品目のカレー「冬瓜と大根の野菜カレー」。
これがえらく素晴らしかった。
いわば南インドのサンバルなのですが、大根からブワッと広がる旨みと、梅の酸っぱさが「和」を感じさせつつも刺激的。

これは大阪「ココペリカレー」でも感じた、嬉しい美味しさだ!


〆のドリンクにはチャイ以外に面白いものが。

★らかんか茶 ¥450

中国、桂林あたりで採れる羅漢果のお茶。
タンパク質、ミネラルを豊富に含み、しかも砂糖に匹敵する自然の甘みがあるので、
糖尿病対策、老化防止、アレルギー体質改善に良いとされています。

・・・実際、飲んで驚きました。

「これで砂糖入ってないの!?」

黒糖のような、スリランカのキトゥルハニーのような甘さがカレーの後に恐ろしく合います。


ちなみにこれが「らかんか茶」の顆粒。

さらにチエさんから驚きの提案。

「らかんか茶にミルク入れると美味しいそうですよ」

・・・そりゃ、試してみるしかないですね!!


うわぁ、こりゃまるでミルクチャイだ!!

で、飲んでみて二度目のビックリ。

例えていうならばほら、コーンフレークにミルクをかけて食べたとき、フレーク自体はフニャって微妙なんだけど、
最後に残ったミルクを飲み干すと無性に甘くて美味いでしょ?その、残ったミルクの禁断の味、そんな感じ!!

こればっかりは実際に飲んでもらうしかないですが、充分にチャイの代用品となるものでした。
砂糖使ってないし、健康面でもオススメ。

この「らかんか茶ミルク割」はけっこうイケるので、正式メニュー化・・・するかも?

南インド料理を基調としながらも、「重ね煮」という独特な手法と生き生きとした食材を駆使し、
独自の世界観を持つカレーに昇華させた、とっても魅力的なお店。

今後はインドに加え、スリランカなどのエッセンスも自由に取り入れていくかも、とのこと。

ここにしかない「重ね煮カレー」が今後どのように進化していくのか、目が離せませんよ。


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Curry&Spice青い鳥

夜総合点★★★★ 4.4



関連ランキング:インド料理 | 幡ケ谷駅初台駅笹塚駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

発表!「Japanese Curry Awards 2015」受賞店!!

日本のカレー文化に貢献したカレー店を選出し、表彰する取組み、
「Japanese Curry Awards2015」

いよいよ受賞店発表!

2015JCA.png

今年は関東・関西計14名の選考委員が参加。
各委員がノミネートした日本全国のカレー店は、メインアワード計109店、新人賞候補8店、名誉賞候補8店。

●ノミネート各店のリストはこちら
⇒『「Japanese Curry Awards 2015」全ノミネート店一挙 公開! 【受賞店発表は12/24】』
●「カレー細胞」ノミネート店はこちら
⇒『今年で第2回!! 【全文掲載】 Japanese Curry Awards 2015 ノミネート店選出! カレー細胞セレクト』


その中からアワード店を選出すべく2015年12月17日、昨年名誉賞を受賞した「デリー」(銀座店)に選考委員が集合。
喧々諤々の議論の末、ついに受賞店が決定しました。

それでは、「Japanese Curry Awards2015」受賞店の発表です!


*************************************

★★★★★★★★★メインアワード(10店)★★★★★★★★★

●カルータラ(大阪)


-関西カレーを牽引してきた「アニキ」的存在-

今や空前のスリランカ料理ブームとなった大阪。
そのはるか前からスリランカ料理一本で拘りぬいてきたパイオニア。
大阪のスパイスカレーの基本とも言える「合いがけ」スタイルを、創業当初から続けていることも重要ポイント。
レジェンド「カシミール」とはまた別の意味において、
大阪のスリランカ料理、スパイスカレーの両面における「アニキ」的存在と言えるのではないでしょうか。

昨年アワードを受賞した「カラピンチャ」の濱田さんも、開業にあたりこちらの横田マスターの手引きでスリランカ修行へと赴いた。
その多方面にわたる貢献度は計り知れません。


●バンブルビー(大阪)


-唯一無二。大阪カレー界孤高のカリスマ-

大阪スパイスカレーというジャンルが誕生したきっかけは、「何じゃこりゃ?」の迫力だったのではないかと思います。
元祖とされる北浜「カシミール」(「ルーデリー」という説もありますが)の「何じゃこりゃ?」の迫力に、やっちゃっていいんだ!と刺激され、冒険と挑戦を始める店が出てきたのがシーンのはじまりだとすると、今は「スパイスカレー」というジャンルがちゃんと確立している。それには良い面とそうでない面があって、ジャンルに嵌めようとする保守的感覚が勝ってくる場合もあると思うのです。
そんな中、孤高のレジェンドとでも呼ぶべき店がこちら「バンブルビー」。

三種の獣肉を花で飾った「ジビエ三兄弟」と称する異色の一皿、そのズシッとヘヴィなスパイスと辛さ・・・誰も真似できない、真似しようとも思わない、行き切った存在感は超絶。

カレーを進化させるのは、「なんじゃこりゃ?」の刺激。その孤高の迫力に敬意を。

※カレー細胞ノミネート店です。


●和レー屋 ゴヤクラ(大阪)



-カレーの刺激と和食を融合させた「和レー」の開拓者-

「和レー」という新しいカテゴリーのカレーを生み出したパイオニア。
師弟関係にある「丁子」「スホベイ」にも甚大な影響を与え続けており、昨今のスパイスカレーが盛り上がってる潮流にはほぼ無関心で無関係といったスタンスで、独自のカレーを探求し続けています。
ここでしか味わえない数々のカレーは、必ず記憶に残りなんかのきっかけで無性に食べたくなる、どれも中毒性が高いもの。
「これはカレーじゃない」という客の批評に対して「うちはカレー屋じゃないんですわ。和レーて書いてあるでしょ。ただのぶっかけ飯屋です。」と言い切ったという伝説に、その心意気と拘りが凝縮。


●奥芝商店(北海道・東京)
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-地産地消料理としてのスープカレーへ果敢に取り組む-


その土地の文化と融合し生み出された独自のカレーを語るとき、北海道のスープカレー文化は欠かせません。
元々スリランカ、インド、インドネシアなど別個のスパイス料理文化を取り入れた様々なカレーが「スープカレー」という名のもと、一つのジャンルとなり、カルチャーとなったその流れは、現在の「大阪スパイスカレー」にも通ずるものがあります。
スープカレーの名店数多ある中、特にこの「奥芝商店」が素晴らしいのは、北海道の店舗では北海道の食材を、八王子の店舗では八王子の食材をと、地産地消にこだわっているところ。
日本で生まれたスープカレーという料理を、その土地土地に定着したカタチで提供することに、高い意識をもって取り組んでいる姿勢を評価。

※カレー細胞ノミネート店です。


●まめ蔵(東京)

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-カフェカレー文化の開拓者-

1978年にオープンして以来、「カレーを目当てにカフェに行く」という、カフェカレーのシーンを開拓。
各地に「まめ蔵系」と呼ばれるカレーの名店たちを生み出した、まさに「大御所」です。
サブカル盛んな「中央線文化」を代表するカレー店としても重要。


●東京東洋軒(東京)

-洋食カレーの極み、次世代への進化-

創業1928年、日本の洋食史が「東洋軒」の歴史。
本店が三重県へと移ったのち、東京・赤坂へと支店をオープン。
「ナリサワ」の成澤シェフが監修に入り、フレンチと和を繊細に融合させた次世代洋食としての視点が加わりました。
まさに伝統と革新。
レベルの高い西洋料理の数々とともにいただく伝統的な黒カリーは、インドから西洋にわたった「カリー」がいかにして日本に花開き、進化していくのかを教えてくれます。


●ニルワナム(東京)

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-東京シティライフに溶け込んだ、南インド料理の洗練-

昨年の「エリックサウス」に続き、東京の南インド料理店が受賞。
ニッポン庶民の生活導線の中へそっと南インド料理を忍び込ませた「エリックサウス」(それと「エリックカレー&ビリヤニ」)に比べ、
「ニルワナム」はまさにシティライフというか、アーバンライフというか、その中で南インド料理を輝かせた立役者。
東京オリンピックに向け再開発が期待される(のに未だ不毛の地である)有明に支店を出したり、
ここから独立したシェフが新たな名店「ナンディニ」を立ち上げたりと、
今年また(何度目かの)盛り上がりを見せた東京南インド料理ブームにも多大な貢献。


●カッチャルバッチャル(東京)
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-「スパイスバー&居酒屋」ムーブメントの火付け役-

昨年、私がノミネートさせていただいたお店。
飲めるカレー屋「スパイスバー&居酒屋」というムーブメントを作り出し、
カレー屋のあり方に大きなターニングポイントをもたらした点で、日本カレー文化に貢献。

「カマルプール」「ディルセ」「猫六」「オフビート」「ヒマラヤテーブル」・・・
次々に登場する「スパイスバー&居酒屋」は一過性のブームを越えて、
ひとつのジャンルを築き上げ、外食カレーの可能性を一気に拡大させつつあります。

また、以前より「タンドーリの名手」として鳴らした田村さんの手によるインド料理は、群を抜いたクオリティ。
日本インド料理のヌーベルバーグ、その旗手として時代を牽引しています。

※カレー細胞昨年度ノミネート店です。


●スパイスツリー(神奈川)


-各国スパイス料理、いいとこミックスの新境地-

昨年彗星のように現れ、新人賞候補に挙げさせていただいたお店。
すでに名店です。
「カレー屋」であり、「南インド料理店」であり、でもネパール要素も入ってたり。
その「いいとこミックス感」こそが、ジャパニーズカレーが進む一つの方向性。
関西のスパイスカレーでも同様の傾向が見られますが、この店は味もトップクラスと感じます。
店主は昨年の栄誉賞「デリー」出身でありながらも、カシミールカレーを封印。
南アジアのスパイス料理と日本カレーの融合という「デリー」のスピリットを受け継ぎつつも、独自の挑戦を続ける姿勢を応援。

※カレー細胞ノミネート店です。


●サワディシンチャオ(大阪)

-「たべる」と「つくる」の両面で、多様なカレー文化を紹介-

料理研究家でアジアンクッキングサロンも主宰するのおぐしみきさんがオーナー。
ベトナム、タイなど東南アジア料理を中心に本場の味を追求、ビギナーからマニアまで魅了してくれます。
名物はタイハーブを存分に使用した手間のかかる自家製ペーストを使用したグリーンカレー(ゲーン・キヨワーン)で、
既製品のペーストを使用して、やたら白っぽく粘度の高いグリーンカレーを供する店が多い中、ゲーン・キヨワーンとは、
本来どういうモノかということを教えてくれる。
関西においていち早くマッサマンカレーをメニュー化し紹介したという貢献も見逃せません。


以上がメインアワード10店。

★★★★★★★★★新人賞★★★★★★★★★

新人賞は今年、関東・関西からそれぞれ計2店が選出されました。
どちらも素晴らしい可能性を秘めたお店です。

新人賞
●ダルバート食堂(大阪)



-ネパールの本気の味を、カレー屋として広める。-

ネパールの定食である「ダルバート」を、マニアックな異国料理店としてではなく、
あたかもスパイスカレー店であるかのようにプレゼンテーション。
マニアでない人たちにも広めることに成功しつつあるお店。
出店場所がまさに大阪スパイスカレーの激熱エリア・裏谷四であることにも、その狙いがはっきり見てとれます。

しかし、実は調理方法やスパイス使いなどは本場ネパールそのものであり、ディープマニアも満足できるというのがミソ。
昨年アワード受賞店の「カラピンチャ」とも親交が深く、本気の異国料理を、間借り営業を経た緻密なマーケティングによって、
入りやすく居心地よい「カレー店」へと昇華させたその流れは「カラピンチャ」、そして「ゼロワンカレー」と同じ系譜といえるでしょう。

これらのお店は今後、関西カレー界の未来を担うキーパーソンとなっていくはず。
金曜夜の、「ネパールのスパイス料理で飲める」居酒屋スタイルでの営業にも注目!


新人賞
●ハブモアカレー(東京)



-日本人が毎日食べたくなる、スパイスおばんざいの新境地-


シェフの松崎さんは2015年、新宿「curry草枕」の厨房で働きつつ、水曜限定の間借りで「ハブモアカレー」をスタート。
インド料理を基軸としながらも、まるで「京のおばんざい」であるかのように、季節の美味しい、
そして珍しい食材を愉しむ独特のカレープレートを提供しはじめました。
その独特のカレーは瞬く間にネット上でも評判となり、半年も経たないうちになんと、表参道に実店舗をオープン。
「カレーは和食」を独自解釈で追求、貫き続ける姿勢を応援すべく、本年度の新人賞に選出!

※カレー細胞(メインアワード)ノミネート店です。


★★★★★★★★★名誉賞★★★★★★★★★

名誉賞
●新宿中村屋 Manna(東京)



-「日本初」が「日本最古」に挑戦する、飽くなき探究心-

創業1901年。言わずと知れた、日本で初めて「印度式カレー」を提供したお店です。
それだけでも、完全に名誉賞以外の何者でもないのですが、今年このお店が選出されたのにはもう一つ理由があります。

今から143年前、1872年(明治5年)同じ年に刊行された『西洋料理指南』『西洋料理通』2つの書物に「日本最古のカレーレシピ」が登場するのですが、そのうち『西洋料理通』のカレーレシピを、「新宿中村屋」が期間限定で再現したのです。
まだ玉ねぎが普及していなかった時代の、長ネギを使ったカレー。これを出せるのは「新宿中村屋」をおいて他にない。
創業100年を越え、今も日本のカレー文化を啓蒙し続けるその姿勢に敬意を。


*************************************


各選考委員の独自の視点、切り口によるアワード13店。

その基準は大きく分けて2つあり、

一つは、日本カレー文化を推進してきたこれまでの実績・功績に対するもの。

一つは、日本カレー文化の新たな可能性を切り拓く、挑戦に対するもの。

選考会で議論となったのは、そのどちらを優先するか、ということでした。

ここから先は、私個人の見解となるのですが、
「アワードに値する店を選ぶ」のはもちろんのこと、それだけではだめで、
「アワードに選ぶことに意味がある店」を選ぼうと。
つまり、誰もが納得する理由がある店だけを選ぶのであれば、何も我々が選ぶ必要はない。
知識と、二次情報の収集能力さえあれば、だれだって選考できてしまう。それでは意味がない。

むしろ、知識だけではわからない日本カレーの魅力や可能性を、
アワード授賞という手段を通じて発信していくことに意味があると思うのです。

そういう意味では、今回のアワード受賞各店は、過去の実績に重きを置いたものと
、現在の挑戦に重きを置いたものの両方がバランス良く入っており、
しかも「選ぶことに意味がある」お店が揃ったのではないかと思っています。

アワード受賞しても「ま、そうだよね~」で済まされてしまうお店でなく、
「へぇ!この店が獲ったんだ。」ってみんなが興味を惹いてくれる、そしてそこから何かが動く、
そんなお店たちが選ばれたのではないかと。


・・・が、一方では、個人的に悔やまれる点がないわけではありません。
ビジネスとして成立するのか、しないのか、未知数が故に誰も挑戦しなかった試みに果敢に挑戦する各店、
「カルパシ」「ココペリカレー」「KALA」「チャイハナ開花」へと、賞を届けられなかったこと。

大都市中心、既存の流通ネットワークの中で行き詰まりをみせる日本経済と、暮らしの豊かさを根本から見直す。
ルールを破るリスクと向き合いながらも、カレーへの情熱を武器に、ローカリゼーション故のグローバリゼーションへとアナログな闘いを続けるお店たち。
多分、日本の経済と外食文化を、「豊かなほう」へと変えていくのは彼らのような取り組みなんだと思います。
そして、あまりにアナログな闘いゆえ、華やかな光が当たりにくいそのような店へアワードというスポットライトを当てることで、
賛同者が増え、何かが変わる、そう思っていたのです。
そして、それは知識と二次情報に頼っているメディア関係者たちには、「できっこない」ことだと思っていたからです。

だがしかし、悲観することはありません。

2015年の今、そのようなお店がノミネートされた記録は残りました。
その事実を少しでも多くの人に知ってもらうこと、そして1年後、2年後、再評価してもらうこと。
これだけでも意味があったのではと思います。
(「カルパシ」と「ココペリカレー」は現在間借り営業ということもあり、今後に期待です)


おそらく、私以外の13人の選考委員の方々も、自らノミネートし受賞を逃したお店たちに対しては、それぞれの想いがあるはず。

我々選考委員側も、こうして想いをぶつけ合う、その過程にこそ意義があるのですよね。

「Japanese Curry Awards」は来年も続きます。

「日本のカレー文化」とは、いったい何なのか?どっちへと向かうのか?

議論は続きます。

そのことが、大切です。



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カレー!カレー!朝から晩までずーっとカレー!けどパスタも人気。「カレー専門店パピー 元住吉駅前店」(元住吉)

カレーを毎日食べる身として自然に心がけているのは、
インドカレー、ネパールカレー、タイカレー、欧風カレー、スープカレーetc...
とにかく色んなカレーをバランスよくいただくということ。

だってそうでしょう?
毎日インドカレーばかり食べていたらそれはもう、カレーじゃなくてインド料理だし、
毎日タイカレーばかり食べていたらそれはもう、カレーじゃなくてゲーン(タイの汁もの料理)ですものね。

色んなカレーをバランスよくいただくことで、カレーという抽象概念が頭の中で確立し、
インドカレーはインドカレーとして、タイカレーはタイカレーとして楽しめるようになってくるのです。

大切なのは、カレーを感じるかどうか。


「カレー専門店 パピー 元住吉駅前店」

上野毛にもお店がある、昔ながらのカレー屋さんです。
朝10時から翌朝3時まで通し営業というのも凄い感じ。

昔から、朝から夜中まで、当たり前のようにいただけるカレー。

国民食ですから。


カレー専門店を名乗りながら、パスタも人気という、一貫性のなさもプチ魅力です。


店内には、漫画もいっぱい。

多分、ラーメン屋よりカレー屋のほうが、一店舗当たりの平均漫画冊数は多いだろうな。

古本の街神保町がカレーの街になったのも、カレーが片手で本を持ちながらいただけるからって説があるくらいだし。


サラダ、付け合わせ、カトラリーの配置には独自の美学。

ほどなくカレーもやってきました。


★若鶏の香味焼きとカレーライス(大辛) ¥960

カレーをパスタと合わせるのがこのお店の定番なのですが、小麦粉×米×小麦粉はチト重い。
かわりに肉を合わせてみました。

え?軽くなってないって?


味はですね、実に庶民の味です。

けれど、辛さを「大辛」にしたのが良かった
基本があんまり辛くないお店だけに、丁度良い辛さで味が引き締まります。

若鶏の香味焼きは・・・いろんな意味で学食っぽい味です。
そんなに嫌いじゃないけど。

とにかく、カレー食った。

こりゃ確かにカレーだ。

フードアナらなくても、安心していただけるカレーの味。

これで明日はインド料理かネパール料理か・・・自由に振り切れるってもんです。


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カレー専門店 パピー 元住吉駅前店

昼総合点★★★☆☆ 3.4



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密やかなる、名店の夜明け前。「ライモンディ」(大山)

未だ知られざる、凄いポテンシャルのカレー屋さんを見つけました。

いや、正確には「連れて行ってもらった」だな。

ある日突然、「いたばしのばら」ことロザリーさんから直々のお声がけ。

ただならぬ気配。

場所は大山。
先日、バングラデシュ料理の名店「ルチ」が閉店したばかりの街です。

賑やかな遊座大山商店街からは外れた路地。
特に看板も見当たらないお店がポツリ。

あ、ここだここだ。


「ライモンディ」


なんだかディープそうだなぁ・・・
ロザリーさん好きそうな店だなぁ・・・

客、我々以外にいません。

だってこないだまで、食べログにも発見されてなかった店なんですから。


★黒ラベル 小瓶

いいね~
こりゃカレー居酒屋だ。

メニューを見れば、スパイス料理系のおつまみもたくさん。
そそられますが・・・そちらは次回に。

・・・いや、大山っつったら梯子なんすよ、梯子。
だから、ね。我慢。


★ラッサム

なんと!メニューには載ってないけど、事前予約で出してくれるようです。

で、このラッサム、居酒屋のオヤジが趣味で南インド料理作ってみました、どうでしょ?的なレベルを遥かに超えています。
カレーリーフどっさり、ブラックペッパーがっつり、けれど全体としてはスッキリとキレのある味わい。

・・・一体この店、何者なんだ???


★国産トリ肉とカブのやさしいスープカレー ¥850

これ、食べてビックリしました。

「この店、結構スゴいんじゃないか??」


って。

スープカレーと言っても北海道のそれとは違ったオリジナル。
引き算されたシンプルなスパイス使いで鶏肉と野菜の旨みを引き出した一品。
油っぽさもなく、スッとした味わいながら、物足りなさは全く感じない絶妙のバランス。

これは、カレーとしてもかなり美味いけど、酒とともにいただく和食としてもかなり美味いんじゃないだろうか・・・
これなら毎日いただける感じ。


★豚バラとパインのカレー ¥850

パインですよ、パイン。
そこに豚ですよ、豚。
そう来たら酢豚かっ、って思いもしますがもちろん全然違って、ココナッツミルクも使っていて、
酸味たっぷり、インドのアチャーリーチキンのような味。
どこからか「南洋の父~!」って叫び声が聞こえるような気も。

こちらはかなりトリッキーで面白いカレー。
いわゆる、記憶に残る味ってやつですね。

対照的な2つのカレーに共通するのは、インドのスパイステクニックと日本人の感覚を自由に融合させていること。
つまり、インドカレーでもあり、和食でもある、新しいスタイルのカレーなんです。

青山「ハブモアカレー」、大阪「ココペリカレー」や、恵比寿「吉柳」なんかにも通底する料理哲学・・・というより感覚。

しかも相当にポテンシャルが高い。
スパイス料理の下地がちゃんとしてる。

一体このお店、何者なんだ・・・???


と、聞けば実はこちらの店主、「徳丸パラダイス食堂」という屋号で池袋界隈で移動販売を10年ほど続けていたお方。
が、お店の評判が上がるにつれ、行列が大きくなり、移動販売が出来なくなったんだとか。
移動販売をやめ、この大山の地に「ライモンディ」をオープンしたのが2015年8月のこと。

移動販売以外にも、インドやネパールを旅して家庭料理を学んだり、
あの「カッチャルバッチャル」の田村さんと某店で一緒に働いていたこともあったりと、
なるほど道理で地力があるわけだ。

まだまだ無名のこのお店。
カレーマニアな皆様方が「何これ美味い!」なんて騒ぎ始めるのは、まだこれからです。

今は超穴場。

百聞は一食に如かず。

是非試してみてください。


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ライモンディ

夜総合点★★★★ 4.2



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本場パキスタン料理と中古車オークションとの密接な関係。「HANDIレストラン」(愛宕)

現地流のパキスタン料理にありつきたければ、パキスタン本国へ行くのが一番。

それが無理ならば、日本国内にあるいくつかのパキスタン人コミュニティを訪れるべし。

というのが、マニアの思考回路です。

在日パキスタン人の実業家たちが活躍する、中古車輸出ビジネス。
国内に点在するその拠点には、パキスタン人コミュニティが形成され、現地流のパキスタン料理店が多く存在しています。
有名なのは埼玉県八潮、千葉県野田、群馬県伊勢崎、富山県射水(ロシア向け輸出!)など。

その他、多くのムスリムが集うモスクの近辺にも参拝者向けパキスタン料理店があったりするのですが(神戸「ナーン・イン」「大阪ハラールレストラン」など)、それはまた別の話。

この日は千葉県野田市にある、現地流パキスタン料理店「HANDIレストラン」へと単独訪問してきました。

野田市には、世界最大の中古車オークション会場「USS東京会場」があり、近年活躍目覚ましいムスリム系会員向けに、会場内には礼拝室が、食堂ではハラール食が提供されているそう。

さて、今回の目的地「HANDIレストラン」も、車で訪れる客向けの立地。

電車だと東武野田線の愛宕駅から徒歩30分という微妙なアクセス条件です。

もちろん、歩きましたよ。


トラックがビュンビュン走る脇を、歩いて歩いて・・・あ、ありました。


「HANDIレストラン」


見よ!この無敵の郊外レストラン感!!

この日お店に到着したのは16時30分頃。
通し営業が実に有難いです。

お店へ入ると先客でパキスタン人のご家族が仲良く食事・・・

と思ったら全員こちら向いて「イラッシャイマセ!」

あ、身内。

コミュニティ密着型の各国料理店では良くあること。
滅茶苦茶和みますね。


広々とした店内には、ムスリム系レストランでよく見る「ファミリールーム」だけでなく、ベビーベッドや授乳室まで完備。
完璧なコミュニティスペースです。


さて、何を頼もうか・・・

お、パヤもあるぞ。
けど、こっちにしてみよう。


★チャンプ・マサラ ¥1080

パンジャブ地方の名物料理チャンプ。
ロティ2枚、サラダ、チャイ付きです。


スパイス香る油の海に、肋骨部位の羊肉がドッサリ。
ホールで入ったブラックペッパー、強く香るブラックカルダモン。

実に日本人離れした、ヘヴィ級の旨さです。


ロティはしっかり堅焼きで肉厚。
結構な食べ応えです。

さて、これだけでも充分満足な量なのですが、焼き物が美味そうな気配を感じ、追加注文。

★シークカバブ ¥220

一本からオーダーできるのが嬉しいですね。
肉にこだわるパキスタン人らしく、羊の旨みがガッツリきます。
ブラックペッパーも強めでこれはナイス!ビールに合う!

・・・ムスリムだけど。


食後にはセットのチャイをいただきました。

こんな辺鄙な場所にありながら、コンスタントに入店してくる客。
やはり確固とした需要があるのですね。

お会計をすまして外へ出れば既に日暮れ。
お店の外観は、昼間とは全く違う表情を見せていました。

こ、これは・・・まるで・・・・

ガチパキ系モーテル!!


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Handi レストラン

昼総合点★★★★ 4.3



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「Japanese Curry Awards 2015」全ノミネート店一挙 公開! 【受賞店発表は12/24】

日本のカレー文化に貢献したカレー店を12店舗選出し、表彰する取組み、
「Japanese Curry Awards2015」


2015JCA.png

第2回となる今年は関東・関西から計14名の選考委員が参加しました。
メンバーはこちら(敬称略)

USHIZO (CURRY DIARY(・x・)
たあぼう (お気に入りのカレー屋さん700
エスニカン (◆毎日カレー◆と★タイ料理★
ノリ (うまいものは宵に食え
しまじろ (カレー401
カレー細胞 (カレー細胞
ろなうど (CURRIHOLIC!!
三吉 (三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~
ひろこ (東京無責任女の大冒険
ノムコ (NOMCO CURRY MAP
三嶋達也 (『口癖はカレー』 主宰)
K1郎 (うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!
TAK (かれおた -curry maniacx-
みつお (Bicycle & Ethnic 2

実行委員 水野仁輔


アワード選考方式はまず、各選考委員がアワード10店&新人賞・名誉賞各1店をノミネート。
その後、全員のノミネート店を共有した各選考委員が一か月かけて検証。

12月17日「デリー銀座店」にて本選考。

そして受賞店発表は12月24日という流れです。

本日は受賞店発表に先立ち、全選考委員から提出されたノミネート店を一挙公開。
今まで私が記事化したお店に関しては、リンクを張ってありますので是非参考にしてみてください。

※注
何度も訪問しているお店でも、その都度記事にはしていませんので(Instagramやtwitter、Facebookに上げていたりします)、
リンク先の記事の内容が古い場合があります。ご了承ください。
また、訪問済でも記事化していないお店や、食べログにしか上げていない記事も多々あります。
(かつてアメブロ時代にブログの不具合が多く、食べログに避難していたため)


ちなみに私が提出したノミネート店に関しては、こちらの記事をご覧ください。
⇒『今年で第2回!! 【全文掲載】 Japanese Curry Awards 2015 ノミネート店選出! カレー細胞セレクト』


それでは「Japanese Curry Awards 2015」全ノミネート店 一挙公開!


●メインアワードノミネート(109店舗)

【北海道】
マジックスパイス/札幌・下北沢・名古屋・大阪難波
奥芝商店/札幌・函館・八王子など
コング/札幌

【千葉】
印度料理 シタール/検見川
葉菜/勝田台

【埼玉】
カラチの空/八潮

【東京】
シバカリーワラ/三軒茶屋
ジャイヒンド/秋葉原
新宿中村屋 Manna/新宿
シンガポール・コピティアム/八丁堀
スパイス/幡ヶ谷
スパイスカフェ/押上
カッチャルバッチャル/新大塚
アヒリヤ/代々木
Indian Canteen AMI/駒沢大学
Yamitukiカリー/飯田橋など
やるき/新中野
吉田カレー/荻窪
ライオンシェア/南新宿
ラホール/秋葉原
リロンデル/中目黒
これく亭/八王子
アンジュナ/高幡不動
カマルプール/木場
エチオピア/神保町
サカエヤ/新御徒町
ポニピリカ/下北沢
ダバインディア/八重洲
東京東洋軒/赤坂見附
東京ドミニカ/新宿三丁目
トプカ/淡路町
ポールスター/丸の内
ボルツ/竹橋
プティフ・ア・ラ・カンパーニュ/半蔵門
プーさん/武蔵小金井
プルジャダイニング/巣鴨
フンザ/西葛西
ニルワナム/神谷町
ボンディ/神保町
ナンディニ/清澄白河
ネパリコ/渋谷
魔女カレー/仙川
厳選洋食さくらい/上野広小路
SATSUKI(ニューオータニ)/赤坂見附
佐藤養助/銀座
からかうあ/神楽坂
共栄堂/神保町
まめ蔵/吉祥寺
wine no Ruisuke zeRo(旧店名:丸鶏るいすけzeRo)/西新宿
馬来西亜マレー/祖師ヶ谷大蔵
インド式カリー 夢民/台場
メーヤウ/信濃町
スープカレーメラ屋/移動販売
チャミヤラキッチン/赤土小学校前
茶語/新宿
きんもち/新宿
草枕/新宿御苑
3丁目のカレー屋さん/京橋
シターラ/表参道
ハブモアカレー/表参道
バンタイ/新宿
般°若(ぱんにゃ)/下北沢・大阪福島
あげ福/五反田
ケララの風Ⅱ/大森
タカリバンチャ/大森
いっぺこっぺ/蒲田

【神奈川】
すらさ/溝の口
サリサリ/白楽
ケロッグ アンド カリー/日本大通り
横浜カリー アルペンジロー/伊勢佐木長者町
マボロシカレー/相模原
スパイスツリー/逗子

【富山】
富山イミズスタン四天王/富山県射水市

【京都】
インド食堂タルカ/鳥丸御池

【大阪】
アアベルカレー/玉造(現在再開準備中)
anonymous/心斎橋
ネパールキッチン・カトマンドゥ京橋店/京橋
ガネーシュn/南森町
カシミール/北浜
Manakamana/北浜
辛口飯屋 森元/なにわ橋
堕天使かっきー/阿倍野
谷口カレー/北浜
Chai Chai/四ツ橋
ボタニカリー/肥後橋
丁子/天満橋
デッカオ/北新地
カルータラ/肥後橋
Ghar/肥後橋
ゼロワンカレー/谷町四丁目
バビルの塔/谷町四丁目
旧ヤム邸/谷町六丁目
和レー屋 南船場ゴヤクラ/長堀橋
肥後橋南蛮亭/肥後橋
たべる つくる サワディシンチャオ/大阪・博労町
Leone/堂島
ロッダグループ/ドーム前千代崎
ヌワラカデ/阿波座
バンブルビー/本町
コロンビア8/北浜
ココペリカレー/心斎橋(現在移転中)
大阪ハラールレストラン/千船

【兵庫】
クスム本場家庭料理/三宮
マドラスキッチン/三宮
サヴォイ/三宮

【大分】
チャイハナ海花/国東半島

【福岡】
ガラム/福岡
KALA/筑豊中間

【沖縄】
卓球カフェダッシュ/沖縄

     
●新人賞ノミネート(8店舗)
Indian Canteen AMI/駒沢大学
火星カレー/池袋
マレーシアンクイジーン横浜店/神奈川・関内
ハブモアカレー/表参道
ミールスとビリヤニの店 いちじく/吉祥寺
いっぺこっぺ/蒲田
インド亜大陸食堂 カルパシ/浅草
ダルバート食堂/大阪・谷町四丁目
     
     
●名誉賞ノミネート(8店舗)
ボルツ/竹橋
インデアンカレー/大阪
デリー/新川
ナイルレストラン/東銀座
新宿中村屋Manna/新宿
カシミール/大阪・北浜
ショナルパ/神戸・下山手通
カルータラ/大阪・肥後橋



ここまで名店や個性派店がずらり並ぶと壮観ですね。

この中から、一体どのお店がアワード受賞を果たすのか???

アワード受賞店発表は12月24日!!

ご期待ください。


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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

二毛作酒場のヨーロピアン牛かつカレー。「五坪。」(池袋)


「昼は牛かつカレー 夜は立ち飲み」

ここ、ちょっと気になってた二毛作店です。


「五坪。」

ホントに五坪の小さな店内。
若いマスターがジュウジュウとカツを揚げる音が聞こえます。


お昼のメニューには牛かつカレーの他、バタチキやポークカレーも。
けれど初訪なら看板メニューを行かねばなりますまい。


★ヨーロピアン牛かつカレー ¥990

オーダーが入ってからパン粉付けして揚げたて30秒で提供、がウリのサーロイン牛かつカレー。
ボリュームたっぷり、かなりの豪華さですよ。

カツに注目してみましょう・・・

なんと、レアですよ!

カツカレーでレア仕様はかなり珍しい!
柔らかな食感がちょっと新鮮ですね。

ちなみにレアが苦手な方はオーダー時に「よく揚げ」指定すると良いみたいです。


カレーは、粘度は高くないもののリッチな味わいで・・・どこかで食べたような・・・・

そうだ、「カレーは飲み物。」の黒カレーにそっくりな味わい。
確かにクリームがかかっているあたりも、ターメリックライスもそれっぽいですね。

このガッツリしたカレーにジューシーな衣の牛かつ、割とズン、とお腹にたまる感じ。
しっかりとした満腹感を味わえます。

メニューにはダブル牛かつ、トリプル牛かつなんてのもありましたが、そちらはもう、若い方々向けかな。


味に変化が欲しくなったら、特製ソースとわさび醤油を用いましょう。

いやぁ、東京で牛かつカレーといえば今年1月に赤坂でオープンした「カレーバル ベイ・リーフ」が思い出されますが、こちらのお店もなかなか個性的ですね。


夜は信州の酒とおつまみをはじめ、クラフトビールやワインも楽しめる、次世代センベロとのこと。

そちらも興味アリアリです!


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五坪

昼総合点★★★☆☆ 3.6



関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 池袋駅東池袋駅東池袋四丁目駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

話題沸騰!ネワール族の本格レストラン。「ナングロ」(大久保/新大久保)

続々、という表現がぴったりなほど、ネパール料理の店がどんどん増えていく新大久保の街。

先日紹介したワンコインダルバートの「ムスタング」とは対照的に、
ネワール族の本格料理がいただけるお店が登場、ジワジワと話題になってきています。
(ネワール族とは、カトマンズ盆地一帯に居住する民族)

「ネパールの 本物料理 居酒屋 ナングロ」

本場料理を超えて、本物料理。

場所は延辺料理の名店「千里香」と同じビル、といえばお分かりでしょうか。


二階にある入り口ドアを開ければ、さらに階段が。



何これ、まるまる2フロアな広々店内。

身内向け簡易食堂って感じのネパール店も多い新大久保、ここはしっかりとしたレストラン内装、頑張ってます。

ランチメニューを見てみましょう。

ダルバートにディロ(ディード)、カザ(カジャ)・・・昨今のネパール料理マニアが狂喜するラインナップに加え・・・
さらに他にはないメニューが。


NEWARI SAMAEBOUZI SET

「SAMAY BAJI」という綴りでWikiってみれば、どうやらネワール族の祭や家族の集いなどで「スターター」として供される料理だそう。
四季を通じ提供するため、干し米チウラを中心に、保存がきくいくつかのおかずを組み合わせたセットとのこと。
「ネワールのおもてなし版・豪華カジャセット」ってことかしら。


★サマエボウジセット ¥1200
・干飯
・スパイシーラム
・じゃがいものドライカレー
・大豆
・スライス生姜
・ほうれん草
・ゆで卵
・漬物
・バラ
・パウーワ

眩しすぎるビジュアルですね。

まず痺れるのは「タパリ」と呼ばれる葉皿。
こんなの日本で見たことない。
ネパール現地では土に還るエコロジカルな食器なのでしょうが、東京のお店でこれを用いる拘りが強烈です。
使い捨てだし、薄くて割れやすいし、ネパール本国から持ってくるだけでも大変でしょうに。


チウラ(干飯)の上に乗っているのがバラ(ウォーとも)、ウラド豆で作ったパンケーキです。
チウラだけだとスカスカして食事感が薄いところ、このシットリ感は有難いですね。

メティがググッと香り、ピリッと辛めの味付けなチキンチョエラ(なぜかスパイシーラムと表記)が全体を引き締めつつ、
それぞれのおかずの食感の違いが絶妙で、メリハリある構成となっています。
薄めのお汁粉みたいな見た目のスープ、パウーワは酸味たっぷり。
これまたいい仕事をします。

基本的に味は濃い目、塩分はちょい強めで、現地風でありながら、
素朴というよりは外食的華やかさがある、ガツンとした味わいがたまりません。

これは新大久保の他のネパール料理店の、どことも違う方向性。
他店と比べ、お値段少し高めの設定(他が安すぎるんですけど)ではありますが、それを補って余りある満足度のランチでした。

この他、ランチ時でもグランドメニューの注文もできるので、
複数人で訪問するならそちらもトライしてみればよいでしょう。


食後にはセットのチャイ(チヤ)。
ネパール店にしては意外なほど生姜が効いてて美味いです。

料理の味が濃い分、バランスを考えているのかもしれませんね。

オーナーは戸越銀座のインド・ネパール料理店「南」(南インド料理店じゃないですよ)も経営。
そちらではナンやインド料理も提供しているようですが、こちら「ナングロ」ではネパール料理専門。
それだけ新大久保の街にはネパール料理の受け皿があるってことなのですね。

朝日新聞12月17日号の記事によれば、新宿区在住のネパール人口は2831人と、5年前の3.5倍へと膨れ上がっているそう。
今後も多彩なネパール料理店が続々登場しそうです。


ナングロガル

昼総合点★★★★ 4.5



関連ランキング:ネパール料理 | 大久保駅新大久保駅西武新宿駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

大阪激辛伝説・ハチの味を再現する試み。「ホットカレー 777」(九段下/水道橋)


『腹が立つほど辛いのに、どうしてこんなにウマいんだ!?』

実に素晴らしいキャッチです。
まず、辛さへの自信が満ちています。
さらに、ただ辛いだけなら意味がない、ということをよくわかっていますね。

ただのマゾならカプサイシン抽出液でも飲んでりゃいい。
辛さの先にしか味わえない美味さを求める、真の激辛好きでなきゃ書けないキャッチだと思います。

そして看板右端にある、ハニカム=ハチの巣モチーフにも注目。
・・・これ、フラグですよ。


「ホットカレー 777」(トリプルセブン)

2015年5月14日オープンの、まだ新店。
店を覆い尽くす炎アイコンが垂涎ものですね。

店内にはペライチのメニューが。


ご飯の量、肉トッピング、ベースの煮汁選択、辛さ選択、といったオーダー方式。
気になる辛さは、「大辛」「大辛&中辛あいがけ」「中辛」という3種類。
ちなみに中辛がセブン、あいがけがダブルセブン、大辛がトリプルセブンと呼ぶんだとか。

ずいぶん「7」にこだわりますよね。
・・・・・・これも、フラグですよ。


★大辛&中辛あいがけ ¥800
・普通盛り
・鶏肉入り(+¥150)
・牛煮汁入り


出てきました!
どうですか?大阪カレーマニアの皆さん。
響きますでしょうか???

・・・そう、フラグとか以前にタイトルで書いちゃってるもんだからバレバレなのですが、
実はここ、大阪天神橋にあった「辛口料理 ハチ」(正式な看板には「辛口料理」とだけ。「ハチ」は呼称。)の味を東京で再現すべく、大阪出身のオーナーが開いたお店なんです。
「辛口料理 ハチ」自体は2012年に閉店しており、現在はその常連だった方が味を継ぎつつも独自アレンジ、「スズメバチ」という屋号でチェーン展開、東京にも進出ずみ。

が、やはりコアなファンというのはいるもので、「いや、あそこのカレーはもっとこうだった」とか、「俺がホントの味を再現したるわ」とか、それぞれの思い入れがあるわけですね。

この店もおそらくその一つで、「ハチ」ではなく「ナナ」を名乗り、そっとアピールしているわけでしょう。


さて、この「777」が「スズメバチ」と異なるのはまず、肉や、ベースの煮汁に牛ではなく鶏を選べるところと辛さを選べるところ。

辛さの程度を比較したくて「大辛&中辛あいがけ」を選択したのですが、あれ?あいがけといっても境目が殆どないですね。
実質このあいがけ、激辛と中辛がミックスされて、その間くらいの辛さになる仕様ということでした。

なるほど。


「ハチ」ファンにはおなじみニンジンのピクルスもしっかり完備。


さて、気になるお味はいかほどか・・・?

まず辛さ、あいがけ仕様でほど良き辛さという感じ。
翌日響かない程度のね。
「激辛」で「スズメバチ」と同等か、少し辛いくらいかな?

で、「おっ」と思ったのは香り。
ただ平板な辛さではなく、クローブ&カルダモンがガッツリ香っています。
開店直後に訪問したこともあるかも知れませんが、「スズメバチ」よりスパイス立ちした印象です。

そして、辛さの中に肉の旨味もバッチリ。

これ、「ハチ」がどうこう抜きにしても、かなり好きなタイプのカレーだな。
正に、激辛好きが作った、激辛好きのためのカレーといった味わいが素晴らしいです。

この「777」と「スズメバチ」のどちらが元祖「ハチ」に近いのか?
それは人それぞれの思い入れによって違うかも。
ハチラーな皆様は是非、食べ比べてみてくださいませ。

・・・そういや、カレー継ぎ足しの「追いカレー」はできるのかな?
書いてなかったけど。


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ホットカレー トリプルセブン

昼総合点★★★☆☆ 3.7



関連ランキング:カレーライス | 九段下駅水道橋駅神保町駅


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インドの刺激にチャクラが開く。「ふんだりけ」のムルギーランチ!(上石神井)

2015年も暮れに差し掛かったタイミングで、ターメリック色のハートを撃ち抜くカレーと出会ってしまいました。


場所はリン・ミンメイの街、上石神井。
お店の名前は・・・

「ふんだりけ」

まんだらけでもウンジャラケでもなくふんだりけ。
仏教でいうところの分陀利華ですね。
以前からベンチウォーマーズのシマダさんからお勧めされていたお店です。


店頭のランチメニューを見れば、ダルゴーシュにムルギーランチにダールバート!
店内にはもっとレパートリーがあって、マトンビリヤニにラサムライスに、3200円のスペシャルターリーまで!!


もう、この時点でご店主の想いの強さがヒシヒシ。
うん、間違いない!


★ムルギーランチ ¥1000
(チキングレービー、アチャールつき)
★ラサムスープ ¥200


いやこれどうしよう。
ビジュアルと香りにカレー愛がこもりまくっていて、右往左往してしまいます。

「ナイルレストラン」の絶対的メニューでおなじみ「ムルギランチ」という名前ですが、「ムルギ」とは鶏肉。
骨付きの鶏もも肉をまるまる一本使った「カレーランチ」です。


玉ねぎをふんだんに用いたチキングレービー。
鶏肉の旨味に加え、クローブ×マスタードシード×グリーンカルダモンがガツン!
しかもなかなかホットな仕上がり!

ビシバシスパイシー!!


スプーンでほぐせる鶏肉(手食でも良かったな)も上質で、これは堪らん!

そのガツン!とした味付けと辛さ、奈良の「タリカロ」を思い出しました。
「タリカロ」のカレーは南インドでも激辛といわれるアーンドラ・プラデーシュのカレーがベース。

「間違ってたらすみませんが・・・」と前置きしたうえで、「アーンドラ・プラデーシュのレシピですか?」とご店主に聞いたところ、
笑顔で「あぁ、どちらかといえば、ウッタル・プラデーシュです。」との答え。
パンジャブ系のアワド料理でしょうか、確かにダールの家庭的な味わいはパンジャブっぽいかも。
なんにせよ、ディープかつ美味い!


ラサムスープもガツンとパンチが効いたホット仕上げ。

食後のドリンクも、パンチが止まりません。

★カーリーミルチチャイ ¥500

これ、ブラックペッパーが強烈に効いたチャイ。
なんだか体内の病原菌が壊滅できそうな勢いです。

最後まで刺激的!!

インド菓子ソーンパプディが付いてきたのも嬉しいですね。

いや、こんなところに、と言っちゃあ失礼ですが、こんなに刺激的なインド料理がいただける店があるなんて。
一見、カレー屋さんのフリをして(実際カレー屋ですが)、インド料理マニアな皆様もウハウハッとする素晴らしい料理を提供してくれています。

当分の間、昼営業のみとのことですが、ここは足を運ぶ価値があるお店ですよ。

ホント、驚きました。

ズキューン!ですよ。


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ふんだりけ

昼総合点★★★★ 4.4



関連ランキング:インドカレー | 上石神井駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

日本カレー史に1ページを刻んだ、日本郵船式ドライカレー。「欧風ダイニング ポールスター」(大手町)

「ドライカレー」というコトバを聞いて、みなさんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。

大多数のみなさんがイメージするのは、カレー粉をご飯と混ぜたチャーハンみたいな一皿でしょう。

外食カレー好きな方ならそれとは違うドライカレー、挽き肉や刻み野菜を煮詰めライスに乗せたものが浮かぶかもしれません。
関東なら「ハイチ」「MOKUBAZA」「ちぃりんご」「カルダモン食堂」あたり、関西なら「Ghar」、九州なら「カレーのアキンボ」などでいただけるドライカレー、ドライキーマとも呼ばれるカレーライスですね。

実はこのスタイル、明治時代に日本郵船の欧州航路船上で日本人コックが考案したと伝えられているんです。
現存する資料では1911(明治44)年4月9日の欧州航路「三島丸」のディナーメニューに、“Lobster&DriedCurries”という記述が残されているそう。

日本カレー史に1ページを刻んだ「日本郵船式ドライカレー」。
その伝統を今でも受け継いでいるレストランがあります。

場所は丸の内、三菱UFJ信託銀行本店ビル。
日本郵船といえば三菱グループの源流企業のひとつ。
まさに本拠地丸の内にてその伝統を守っているというわけです。


南側の壁面には「電話交換創始之地」のプレートが。


地下へと降りると、思いのほかモダンなお店。

ここが日本郵船の伝統を受け継ぐレストランです。


「欧風ダイニング ポールスター」

創業は昭和27年(1952年)。
『鉄腕アトム』が連載開始し、ラジオドラマ『君の名は』が放送開始した年です。


座席数約120の広々とした店内、ホールも厨房もスタッフ数は多く、しっかりした一流レストランの雰囲気。

ここまで入って、メニューにカレーが載ってなかったらどうしよう・・・と思ってしまいますが、安心してください。
ちゃんと看板メニューとしてありますから。


★特製ドライカレー ¥1600

明治時代に欧州航路で就航していた客船「三島丸」にて考案されたメニューを、
当時乗船していた調理長より受け継いだレシピを元に調理した、「元祖ドライカレー」。
昭和27年の創業当時よりレシピを守り伝統の味を提供しているとのこと。


カレーはしっかり濃厚で、程よい辛さ。
ベーシックでありながら、クラシカルすぎて物足りないということはありません。
むしろ、どちらかといえば尖っている感じ。

さらに大きめにカットされたフライドオニオン、そのザクザク感が食感に変化を加え飽きることがありません。

そして、もう一つ注目したいのがこちら。

今ではカレーに欠かせない福神漬け。
それも実は、日本郵船の船上で考案された組み合わせだというのです。

付け合わせのピクルスが当時酸味が強く不評だったのを、福神漬けに変えたところ人気が出たのが始まりだとか。
ただし、当時は福神漬けが高価であったため、三等船客にはたくあんを付け合わせとして出していたそうです。

まさにカレーに歴史あり。

ランチにはコーヒーも付いてきます。


ドライカレーに1600円というのは決して安いわけではないのですが、
カレーの歴史的価値、今も確かな味、そして丸の内の地でコーヒーまでついて寛げるのですから、
満足度の対価として充分に納得がいくもの。

パーティーは130名まで、10名~60名までの完全個室もあるようですから、
ちょっとした会合やパーティーにかこつけて、この歴史なドライカレーをいただくって手もありますね。


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ポールスター

昼総合点★★★☆☆ 3.9



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飲めるカレー屋の必殺キーマ。「カリ~ アンド スパイスバル 咖喱人」(飯田橋)

東京カレー界の大きなムーブメントの一つである、「飲めるカレー屋」=「カレー居酒屋&BAR」。
昨年Japanese Curry Awards新人賞を獲得した「猫六」に続き、今年も新たなお店が続々登場しました。

三軒茶屋「スパイスバル317」、「タイ料理バル プアン」、八幡山「ニバル」、東武練馬「ファミール」・・・そして、忘れちゃいけないのがここ。


「カリ~ アンド スパイスバル 咖喱人」(カリ~ビト)

オープンは2015年9月11日。
マスターの安川さんは「東京カリ~番長」に強い影響を受けカレーに開眼。
「咖喱人」オープン以前にもカレーを500軒食べ歩いたり、スパイシー丸山さんのカレー夜会に参加したり、
渋谷のイベントでカレー提供したり、「竹ノ塚 cafe#101」で間借り営業したりと、めっちゃアクティブなカレー好き。

お店のキャッチコピー「NO CURRY, NO LIFE」は伊達ではありません。


「カレー」じゃなくて「カリー」しかも「カリ~」という店名表記はきっと「東京カリ~番長」へのオマージュでしょう。


何故かオールドアメリカンなダイナー調の店内。
ネイビーブルーと赤が印象的。
カウンター上にはファイヤーキングのマグカップがズラリ、ここまで揃ったカレー屋さんは仙台「あちゃーる」くらいなもの。

さ、メニューを見てみましょう。

ビールに焼酎、ワイン、ホッピーと、お酒がズラリ。
そして合わせるスパイスつまみも充実していますよ。


★BEL WHITE ¥600

ベルギーの爽やかな白系ビール。
コリアンダーの香りがもはやスパイスバルです。


★カリ~ピクルス ¥500

色鮮やかなピクルスに仄かに香るカレーの香り。
しかしメニュー表記も全部「カリ~」にこだわるあたり、わりにマメですね。


★悟空 ¥600

福岡県八女市の老舗「喜多屋」による麦焼酎。
樫樽で三年以上熟成することで生まれるシェリーのような香りが魅力です。


★スパイシーもつ煮 ¥600

もうこうなってくると何故アメリカンダイナー調なのか、意味不明の面白さがあります・・・
辛さは控えめで、だれもが安心していただける一品。


★プリマナチュール シャルドネ

亜硫酸塩無添加のビオワイン。
これ、頭痛くならないから良いですよ。

しかもアイシュのグラス。
ワインがガラス面を滑らかに伝うような舌触り。
実にこだわっていますね。

さて、ここまでが「スパイスバル」としての愉しみ方。
ここからが、「カレー屋さん」としてのお愉しみです!!


★粗挽きキーマカリ~ ¥850

これがこのお店の看板メニュー!
15種類のスパイスと店主自らが挽いた超粗挽きミンチ肉。


挽き肉でありながら、肉の旨味がジュッと。
フレッシュなカレーリーフとマスタードシードが香るシャバシャバなカレーはちょっと南インド的。

正統インド料理というよりはオリジナルなカレーなのですが、見た目以上、想像以上に美味いです。
流石の看板メニュー!


カレーの後にはコーヒーをいただきました。
世界一美味い珈琲はカレーの後の珈琲ですが、それはこの店でもそう。
ファイヤーキングのお出ましもちょっと嬉しいぞ。

定番カレーの美味さに加え、飽きないだけのラインナップと、お酒。
安川マスターの気さくさもあって、ここは地元の常連さんに愛される店に育っていきそうだなぁ、と感じました。

また、釣り人という一面もある安川さん、魚の捌きも超一流・・・という噂も。
いつか咖喱人プレゼンツの寿司イベント、なんてのもあるかもしれませんよ。


(余談:当店の漢字表記は「咖喱人」ですが、検索時に間違えて「咖哩人」と入れちゃったところ、台中の日本カレー屋さん「異鄉人咖哩日本食堂」なる店がヒット。日本のカレーは海外で人気ですね。そちらにも行ってみたくなりました。)

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カリ~ アンド スパイスバル カリ~ビト

夜総合点★★★★ 4.0



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

訪問難易度・高!大阪スパイスカレーの原点かつ異端児。「カシミール」(北浜)

何度も言いますが、今、大阪のカレーシーンがアツいです。

様々なカレーイベントが日々頻繁に行われ、カレーを作る人同士の交流も活発。
音楽やファッション、アートなどと同列のカルチャーとしてカレーが盛り上がる様は、まさに「シーン」と呼ぶにふさわしいもの。

市場があまりにも広く、多種多様なコミュニティが存在する東京では、いくつかの「カレークラスタ」は存在するものの、
統一された「カレーシーン」というものは存在していません。

大阪のカレーシーンのアツさは、東京ほど大きくはない市場の中での密な関係性と、
古都・京都及び日本最古のインド人コミュニティ神戸という、近隣の「本格」から一歩はみ出した場所にある自由な空気が生み出したもの。

そしてその、自由な空気が生み出した大阪独自のカレージャンルが「スパイスカレー」。

ちょっと乱暴に言えば、カレー+ライスという日本式のスタイルでありながら、
小麦粉を用いた従来の「欧風」カレーとは異なり、
インドなどアジア各地のスパイスをふんだんに、時には過剰に用い、
それでいて、インドなど現地のスパイス使いの作法に囚われず、各店「我流」な個性を発揮しているカレー群。

そのオリジンとして、一目も二目も三目も置かれている存在。
いわば現在の活発な大阪カレーシーンの引き金となったお店が、こちら。

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「カシミール」

マスターの後藤氏はEGO-WRAPPIN'の初期メンバー(ベーシスト)でもあるミュージシャンです。

このお店の逸話やら伝説やらは、大阪のカレーマニアに聞けばいくらでも出てくると思うのですが・・・
遠方からの客を一番悩ませるのはその営業時間。

土・日・月の定休日に加え臨時休業あり、早いときは12時オープン、遅いときには14時になっても開かないことも。
それでいて行列必至・売り切れ御免というのですから、遠方からの訪問はかなりハイリスクなんです。
(もちろんお店の告知サイトやSNSなんてありませんし・・・)

この日私は13時15分にお店へ到着。

miniDSC06592.jpg

そしたらもうお店は開いており、5人ほどの列ができていました。

ホント読めないです・・・・

けれどかつて東京から訪問し、列の一人前で全部売り切れとなった苦い経験もある私としては、ある意味ラッキーなタイミングでした。
miniDSC06587.jpg
・・・で、入店できたのはちょうど14時。

席に着き、後藤さんからオーダーを聞かれるまで静かに待ちます。

7分ほどして、後藤さんが話しかけてきました。

すかさずマトンを注文してみたら、もう売り切れとのこと。

ならば、と具材はチキンに、辛さは基本(といってもちゃんと辛い)5辛でお願いしました。


・・・・と、ここでお店の雰囲気を少しお話しますと、ワイワイ言った雰囲気とは真逆でわりに静か。

とはいえ、ときどき誤解されているような「店主が怖い」とかそういった類の殺伐感とはちょっと違うんです。

オーダーを受けると後藤さんは、3つのフライパンで三食ずつカレーを作っていくのですが、その没入ぶり入魂ぶりがとにかく凄い!
もう老舗の域に入ったお店にも拘わらず、手慣れた手順でササッと作る、というのとは真逆で、
歯を食いしばりながら、
息を切らせながら、
魂で出汁をとっているような、
んぐぐぐぐ・・・と、一発録りのレコーディングに立ち合う時のような緊張感が漂っているんです。

作品を作っている場に立ち会う側としては、ワイワイチャラチャラなんてできない、そういう意味での静けさなんですね。

miniDSC06591.jpg
★チキン 5辛 ¥950

・・・でかいです。
ムワッと香ります。
飲み物といってよいほどシャバシャバです。
トレードマークの豆腐が素敵です。

miniDSC06590.jpg
たぶん、ボンカレーやククレカレーで育った日本人がいきなりこれ食べたら、「なんじゃこりゃあ!」となるでしょう。
同様に、大阪を訪ねたインド人がいきなりこれ食べたら、「ナンジャコリャア!」となるでしょう。

それくらい独自。

でもこの「なんじゃこりゃあ!」って感覚は、とっても重要。
だって人間、良くできたモノよりも出会ったことのないモノのほうが、より記憶に強く刻まれるものですから。

突然世の中に現れた「なんじゃこりゃあ!」のパワーってのが、賛否両論みんなの感性を刺激し、新しい波を作っていく。
それは、映画でも音楽でもカレーでも同じ。

「スパイスカレー」のビッグバンってのは、ここで起きたわけですね。

「やっちゃっていいんだ」と。

そして、今なおその「なんじゃこりゃあ!」パワーを維持する「カシミール」は、
レジェンドでありパイオニアであると同時に、今なおアウトサイダーでもあるのだと。

正直このお店のカレーって、素直に「美味ーい!」って言い難い。
けれど記憶に残って、辛さ以上に体が反応して汗が滲んで、ちょっともう一回確かめに行きたくなる。
確かにそんなパワーを秘めているカレー。

完食し「ごちそうさま!」と言ったとき見せてくれた後藤さんの笑顔。
それは確かに、ライブで全曲演奏しきったミュージシャンの笑顔でした。

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カシミール

昼総合点★★★★ 4.0



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ダルバートもワンコイン!格安ネパール大衆食堂、新大久保に登場。「タカリバンシャガル ムスタング」(新大久保/東新宿)

今、日本一ネパール料理店が密集している街は新大久保でしょう。

かつての過剰な韓流ブームも落ち着いて、気が付けばネパール人コミュニティが発達。
ネパール人のネパール人によるネパール人向けのネパール料理店がどんどん増えてきました。

もはや、新大久保の街はネパール人にとって日常空間。
そんな状況がはっきりと見てとれる新店がオープンしました。


「タカリバンシャガル ムスタング」

2015年10月5日オープン。
「ムスタング」といっても勿論P-51とは関係なくて、ネパールとチベットの境目にあるムスタンのこと。
「タカリ」は料理上手で知られる民族、「バンシャガル」は大衆食堂ですから、「タカリ大衆食堂ムスタン」ってな感じでしょうか。


ポストの文字に萌えます。

二階へと上がると、いきなり目の前にトイレ。
その横にお店の入り口があり、入ると中はそれなりの広さです。

お客は100%、近隣在住と思われるネパール人の方々。
若者が多いのはやはり、ここが格安な大衆食堂だからでしょう。

そう、このお店の注目ポイントはその格安ぶり。

メニューを見れば、どれもワンコイン500円!
ランチだけじゃなく、ディナーも同価格!

ダルバート(カレーライスセットと表記)だって500円っていうんですから、ここはホントに日本か?ってな気分です。
(もちろん現地のほうが安いに決まってますが)

珍しい異国料理を謳いグルメな日本人客を相手にすりゃあ、ダルバートで1500円でも余裕で取れる今の日本でこの価格。
最初っから近隣ネパール人の常連客を見込んでなきゃやってられない設定ですよね。


★カレーライスセット ¥500

いやもうこの飾り気のなさはまさに大衆食堂。
ちなみに写真では量が少なく見えますが、皿がわりと大きいです(笑)
しかもライスおかわり自由ですから、足りないことは絶対ない。


カレーは骨付きマトン。
なんの飾りっ気もなく、ただ骨ごとぶった斬った羊肉がドボンドボンと入ったシャバシャバ現地仕様。
しかしこれが味濃いのに重くはなくて、ランチにゃ良いのよね。

ダルバートの要、ダルスープも素朴ながら、しっかりジンブーが効いています。
完全に味噌汁感覚、するするといけますね。


米はインディカと日本米のミックス。
ダルやらマトンやらをかけながらいただけば、うん、500円でこれなら充分じゃないか。

もし私が日本に来たネパール人でそんなに金持ちでもなければ、ランチはここで充分じゃないかと感じるソツなさです。

もちろん、日本人にとっては、現地流のネパール料理を日本で、しかも格安でいただける面白さがあるわけですから、
リアルなネパール料理に興味がある中高生の皆様方もここから始めてみるってのも良いと思いますよ。

・・・と、腹八分で完食寸前のところに店員さんが「ご飯おかわり、要りますか?」とお櫃を持ってきたので、
せっかくだから「あ、じゃぁ本の少しだけ」とお願いしたところ、しゃもじで流し込むかの如く、優々お茶碗二杯分ほど。

いやいや、おかず無いんですが・・・・と思ってたら、先ほどのマトンカレーを具なしで一杯追加してくれました(笑)

第二ラウンド開始!

お腹いっぱい!!

こういうとこも大衆食堂ですね~

あ、それと。

夜中は「スポーツバー」になるそうで・・・ちょっと謎。


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ムスタング

昼総合点★★★☆☆ 3.7



関連ランキング:ネパール料理 | 新大久保駅東新宿駅大久保駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

カツカレーにおける、圧倒的カツの美味さ。「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ」(蒲田)

毎日カレーばかり食べている私ですが、カレーうどんならうどん、カレーパンならパン、カツカレーならトンカツと、
カレーにかこつけていろいろなモノを食べる機会は巡ってくるのです。

そんな、カレーにかこつけて食べるトンカツの中でも、断トツに凄いお店が現れました。

場所は東京・蒲田。

蒲田の路地に並ぶ2つの行列店。

右に見えるのは蒲田三大とんかつ店の一つと言われる「とんかつ檍」(あおき)

そしてその左にあるのは・・・

「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ」

そう、実はここ、「とんかつ檍」が隣で始めた、カツカレー特化型のカレースタンドなんです。

オープンは2015年2月。
行列必至の「檍」のカツがサッと気軽にいただけるなんて、実に素晴らしい。
お店側からしても、行列の長さに断念して帰ってしまう客の取りこぼしを減らせる、グッドアイデアなのではないでしょうか。

が、やはりこちらの「いっぺこっぺ」も評判になり、行列ができているのが実際。

けれど業態がカレースタンドですから割に回転は良い感じ。
この日も「いっぺこっぺ」側の列の進み具合を見て、「檍」の列から移ってくる人もいました。

5人の列に並び10分ほどで入店。


カウンターのみの店内、席へ着くと目の前に凄い肉塊が!
「檍」同様に、レアでもいただけるという林SPFポークです。
まぁその切り口の美しいこと・・・・・


★ロースカツカレー ¥1000

一番ベーシックでありながら「おすすめ」というロースを選択。


カレーとカツが接触しないレイアウトには、「まずカツだけで召し上がってください」という無言のメッセージを感じますね。
そうでしょうそうでしょう。

カツを箸で持ち上げてみます。

ひゃぁー!なんでしょうこの肉密度!!

もう見ただけで美味いです・・・・

まず、何もつけずにいただきます。


・・・・・


こりゃ凄い。



ミチミチミチッと弾力がありながらも、キレの良い食感。

脂少ない赤身から染み出る旨み。

サクッと繊細な衣。

これが名店の実力か!と唸らされます。


卓上には「ヒマラヤ岩塩 ナマック」と「テキサス岩塩 モートンロックソルト」。
それぞれ試してみましょう。

いやあ、美味い肉に塩を合せたらクッソ旨いですね!!

個人的には硫黄のようなクセのある香りのヒマラヤ岩塩が好み。
ま、普段ネパール料理とか食べてるのもあるでしょうけど。
爽やかに味わうならテキサス岩塩ですね。

いやぁ旨い・・・とカツを半分ほど食べたところで気づきます。

あ、カレー忘れてた!!

この私がカレーの存在を忘れてしまうほど、カツのインパクトが凄かったのですね。

まずはカレーを一口。

ほう、ちゃんとしたホテルで出てくるような、ベーシックながらもきちんとしたカレーですね。
辛さもそれほどでなく、素直なカレーライスといった味わいです。

カツをつけてみましょう。

うん、なるほど。
このカツはカレーより塩で味わった方が美味いですね!

とはいえ、逆に考えるとこのレベルのカツをカレーに漬けていただくなんて贅沢の極み。

あくまでも主役はカツです。

なるほどな~

「トンカツが旨い店」のカツカレーって往々にして失敗していることが多くて、それはなぜかといえば、
単体で美味しいカツをカレーに投入することで、油は溶け出すわ食感は犠牲になるわ、カツもカレーも勿体ないことになりがち。

だから逆に、カツカレーが美味しいカレー屋や洋食屋・・・「キッチン南海」や「まんてん」や「アサノ」・・・の場合は、
あえてカツやその衣にジューシーさを求めず、引き締まった旨みを活かすカレーの具材としてカツを使用しているわけです。

が、この「いっぺこっぺ」はそのどちらとも違って、カツが主役でありながらカレーに歩み寄ることもなく、
あくまでもカレーはソースの一つ、もしくはご飯を食べるためのおかずという位置づけ。

ここまで割り切ったカツカレー屋さんには出会ったことがないかも。

実際、訪問から半月ほどたった今、思い出されるのはカツの圧倒的美味さ。

カレーを食べにいったはずが、トンカツの虜になるなんて・・・

「檍」さんの戦略にまんまと嵌ってしまったようですね。


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とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ

夜総合点★★★★ 4.3



関連ランキング:カレーライス | 蒲田駅京急蒲田駅蓮沼駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

繊維街にミルミレの支店が登場。「ミルミレ日暮里店」(日暮里/三河島)

日暮里東口に拡がる繊維街。

あれ?なんだこの幟・・・


「ミルミレ日暮里店」

千駄木に本店を構える「ミルミレ」。
池袋、浅草に次ぐ3つめの支店です。


店内いたるところにアンティークが並ぶのは千駄木の本店と同じ。
けれど雰囲気はだいぶオープンというか、カフェ的というか、大衆食堂的というか、つまり敷居が低い感じです。


この日はランチ訪問。
ランチメニューはシンプルにカレーセット。
グランドメニューは用意されていないので、モモやらスクティやらダルバートやらをいただくことはできません。

けどそれはそれで間違えてはいないのでしょう。
この場所でそれほどマニアが通うわけはない。
なら、インドかネパールかはわからずとも、とにかく「本場の美味しいカレー屋さん」で推したほうが商売は早い。
コアなマニアは本店に呼べばいいわけですし。

ということでこの日も大入り満員。
着物姿の女性がテイクアウトを注文してたりも。


まず出てくるのはサラダ。
ごく一般的なものに見えますが、チャットマサラが振りかけられているのがポイント。


★羊肉カリーセット ¥1000

マトンカレーです。
ナンかライスか選べるのですが、まぁネパール料理好きでナンを選ぶ人はいないでしょう。
(周囲はみなナンでしたが。)

このライス、日本米ベースなのですが、日比谷「ひつじや」に迫る量のサフランを用いていると思われ、原価がかかっています。
(安いネパ系インド料理店では、単なるターメリックライスをサフランライスとして出すところ多し)
頼んで正解。

そしてカレー。
クリームとかくるんとかけちゃったりして、一見良くあるネパ系インド料理店のカレーにも見えますが、
ちゃんとシャバっとしていて、玉ねぎのとろみもあって、なかなかにネパールテイスト。
流石に味はちゃんとしていますぞ。

ランチのみの印象で言えば、本店のマニアックな部分をそぎ落とし、インドカレー屋的な部分を抽出して持ってきた感じ。
「本格ネパール料理のお店」と身構えて行くと肩透かしかも知れませんが、
「ネパール人が作る美味しいカレー屋さん」と捉えてみれば、地元で人気になるだけのクオリティはしっかり持っているんじゃないでしょうか。

本店ほどではないにせよ、お値段決して安くはないですが、それなりの客層掴めば問題ないレベル。
割と地道に続いていくお店かもしれませんね。


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ミルミレ 日暮里店

昼総合点★★★☆☆ 3.6



関連ランキング:ネパール料理 | 日暮里駅三河島駅鶯谷駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

中華料理店で遭遇した、未知なるカレー。「味楽来」(池袋)

池袋西口に何やら変わったカレーを出す中華料理屋さんがある、そんな噂を聞きつけた私。

ん・・・ここか。

「味楽来 」

かなりちっちゃなラーメン屋さんみたいなお店。


店内かなーり強引な、鰻の寝床方式。
体幅あるひとは通れないかもよ。

店内には中華系のママさん、厨房にはスキンヘッドのシェフ、中華系美人のお客さんがひとり。

ママさん、奥の席へと誘導してくれたのだが、とっても気が早いというかチャキチャキというか、メニューをまだ手にとってないどころか、まだ座っても荷物下ろしてもないのに「お飲物は!?」

・・・いやいや流石に早すぎです(笑)


★生ビール ¥500

えびせんサービス!
タイ料理店みたい。
銘柄はアサヒ、キンキンに冷えて泡もバッチリ、美味ですよ。

さて、メニューを見てみます。

あ、あった。
早速注文!


★鶏肉エスニックカレー ¥800

な、なんじゃこりゃ!

見た目はまるで、ラー油の海にたゆたう鶏肉の塊。
ちょっと見たことがないタイプのカレーですよ!


早速いただいてみます。

ガラムマサラというかカレー粉というかが香りつつも、胡椒と赤唐辛子&辣油?な味わいは確かにチャイニーズ。
キトッとしたオイリーさはちょっとパキスタンのカレーを彷彿とさせ、辛さもなかなか。

これは・・・ちょっと謎の美味さですぞ!

しかし一体このカレーは・・・

聞いてみました。

なんとこれ、カンボジアのカレーがベースだとのこと!!

実は厨房のスキンヘッドシェフは・・・この店のマスターだったのですが・・・カンボジア生まれの日本育ち。
このカレーはカンボジアのカレーをベースにして「日本向けにアレンジ」したものだそう。

ココナッツミルクもちょっと入っているそうですが、まろやかというよりは激辛の域。
玉ねぎも野菜も最小限に抑えた男らしい味わいで、
そのどこが「日本向け」なのかはわかりませんが、美味しいから結果オーライというわけです。

ライス、ザーサイ、白湯スープ、サラダが付いてきますが、カレー単品注文もできるようですよ。


★餃子(5個) ¥400

ああ、こっちも良いですね。
パッツンパッツンに詰まった肉量が凄い!
これで400円はかなり素晴らしいです。

この店はなかなかの穴場。
ちょっと人に勧めたいと思ったのですが・・・・はて、そうだ、一つ問題があるぞ。

「味楽来 」

・・・この店名、なんて読むんでしょ?

みらい?みらくらい?みがっき?

聞いてみました。

「ミラクル」

・・・なるほど!!

いろいろ濃いお店ですね!!


帰りにもらった飴も濃かったですよ!


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味楽来

夜総合点★★★☆☆ 3.7



関連ランキング:中華料理 | 池袋駅要町駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

伝統と革新。気鋭の洋食ランチをリーズナブルにいただく。「厳選洋食さくらい」(上野広小路)

本日は上野でランチ。
お目当てはこちらのお店。

「厳選洋食さくらい」

ミシュランガイド2015東京「ビブグルマン」にも掲載された話題の洋食屋さんです。

コンセプトは、
「昔ながらの洋食に今様を織りまぜながら、素材を吟味して厳しく選び抜いた日本の味」

上野といえば、日本の洋食文化のはしりでもある超老舗「上野精養軒」がある場所。
その文化を受け継ぎつつ、新しい風を吹かせてくれるのが、このお店です。


カウンター席からは厨房の中を眺めることができます。

店名の入ったコックコートを纏い、洗練された動きで連携するスタッフたち。
折り目正しきニッポン洋食の世界、とても清々しいですね。

メニューを見てみます。
もちろんカレーは食べたいのですが、洋食屋さんではフライものも食べておきたい。
けれどこちらお一人さまだし・・・・

そんなときでも大丈夫。
なんとここ、カレーはハーフサイズでも注文できるんです!

おぉっ!素晴らしい!
完璧な洋食ランチ!!



★牡蠣のフライ(2ヶ) ¥1000

上質で大振りな三陸産牡蠣を使用。
衣はサクッとしながらも極薄で、素材の旨味がジュジュッと口の中に広がります。
その味の濃厚さ、ボリューム、もう・・・「二つで充分ですよ!」 by.ブレードランナー

大満足の一皿です。

タルタルソースとウスターソースが用意されているのですが、どちらも美味かったなぁ・・・


★チキンカレー ハーフ ¥700

こちら、ハーフサイズといえど小食派なら一品で充分な量。
チキンとブラウンマッシュルームが入った、一見して「上野精養軒」タイプのカレーなのですが・・・

洋食カレーとしては異色なほど香るクローブ、ピリッと効いたブラックペッパー。
割に辛口スパイシー!!

ほほう、こう来ましたか、といった感じ。
確かに「昔ながらの洋食に今様を織りまぜ」たカレーといえますね。

福神漬とらっきょも上質。
牡蠣フライのソースもそうですが、細かい部分の気配りが素晴らしいですね。

二品で1700円。
この値段でここまで楽しめて贅沢な気分に浸れる洋食屋なんて、
東京はおろか、洋食の街・神戸でもそうそうあるものではありません。

参りました。

「ビブグルマン」も伊達ではありませんね。


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厳選洋食さくらい

昼総合点★★★★ 4.0



関連ランキング:洋食 | 上野広小路駅上野御徒町駅御徒町駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ネパールの味を大阪に伝える、実力派の新鋭。「ダルバート食堂」( 谷町六丁目)

神戸ネパール料理の懐刀「ククリ」の調理担当だったリョウさんがお店を離れ、
「ククリバンチャ」の名での間借りイベント営業を経て、ついに新しいお店をオープンしました。

「ダルバート食堂」

2015年5月9日オープン。
今や大阪カレー最大の激戦区となった谷町四丁目への出店です。

パイが大きい東京では最近、現地式のインド料理やネパール料理の名店も増えてきましたが、
大阪では長い間そうもいかず、ネパールのダルバートや南インドのミールスは全然流行らなかったのが実際。

が、その流れも最近になって変わってきたようです。

SNSの普及によってコアな店にはコアなファンが付く状況が確立していく中、
まず、コクがあり大阪人に受け入れられやすいスリランカ料理がブレイク。
その中で登場したのが新時代の申し子ともいうべき「カラピンチャ」というお店。
「カラピンチャ」はまずネットと間借り営業でコアなファンを獲得した後実店舗オープンという流れの先駆けであると同時に、
「スリランカ料理店」ではなく「スリランカカリー」を名乗ることで、カレー屋として気軽に入りやすいイメージを確立。
コアなファンと地元の常連客の両方を掴むことに成功しました。

続いて、同じく間借りから実店舗への流れで、大阪で定着が難しかった南インド料理を「カレー定食屋」としてプレゼンすることに成功したのが「ゼロワンカレー」
そして、同じ流れで今度はネパールの国民食・ダルバートを「カレー」として提供するスタイルで始動したのがこの「ダルバート食堂」というわけです。

「ククリ」そして「ククリバンチャ」では「ダルバートの名手」として鳴らしたリョウさんですが、
この「ダルバート食堂」ではあたかもそれが「ネパールスタイルのスパイスカレー」であるかのよう。
看板には「NEPAL STYLE RICE & CURRY」の文字。
ランチ時の提供名は「カレー定食」と思いっきり庶民食スタイル。
ネパールのガチなダルバートを広く受け入れられるカタチで巧く提供することに成功しています。

それにはやはり「カラピンチャ」の成功と、それに続く「ゼロワンカレー」が刺激となったのは間違いないでしょう。

他の多くのスパイスカレー店と同じく、普段はランチのみ、売り切れ御免のスタイルで営業するこの「ダルバート食堂」ですが、
金曜のみ夜営業を開始したとのことで、早速訪問してきました。


ネパール・ポカラの街をイメージしたという店内は、旅情を漂わせつつも過剰なエスニック臭はなく、
非常に洗練された、お洒落なカフェバーといった雰囲気。

メニューを開けば、ダルバートの他、ネパールのお酒やおつまみ、一品料理がいろいろ。

どれも抑え目な価格設定で、気軽に立ち寄れる居酒屋という感じです。

ならば、まずは居酒屋気分でオーダーしてみましょう。


じゃん!
これはワクワクしますね!!


★ネパールアイス ¥500

ヒマラヤの美味しい水で作った、キリッとフルーティなネパールビール。


★アルタマ ¥300

こちらはネワール料理(ネワールはカトマンズに多い民族集団)の定番、ジャガイモと発酵筍のスープ。
発酵臭は抑えめで、しみじみ身体があったまる美味さです。


★マトン チョエラ ¥650

ネワール族の肉マリネ。
リョウさん曰く、ネパール現地の、しかも地方の居酒屋で出てくるチョエラの味をかなり完璧に再現したとのこと。
ネパール料理店ではかなりの確率でチョエラを頼む私ですが、日本では肉よりも野菜の量が多い店がほとんどの中、
純粋に肉のみの提供なのにまず驚いた。
そして食べてビックリ!辛くないのに濃厚で、めちゃお酒が進む味。

これはかなりヤバいです。


★ロキシー ¥500

酒を追加してしまいました。
ネパールの焼酎です。

ヤバい、ぐいぐい進んでしまいますが、ここは「ダルバート食堂」。
ダルバートを頼まねば!!


★夜のダルバート ¥850

ワンプレートにいろいろ盛り付けた昼のダルバート(ワンプレートカレー定食)とは異なり、
夜のダルバートは「現地で夕方一杯飲んだ後に、家に帰ってから食べるボリューム抑え目な、〆的ダルバート」とのこと。
呑兵衛の流れはお見通し、というわけですね。


昼と夜の違いは量だけではなく、ダールはニンニク強め、カレーはベースとなる羊骨スープを濃い目に用いているそう。
ほろ酔い気分に染み渡る旨さです。


つまみで頼んだアルタマやチョエラも混ぜながら、グイグイといただきます。

ここで一つ驚き、いや喜びが!

脇役かと思わせといて強烈な主張をするムラコアチャール(ネパールの大根漬)、これが史上最高の美味さ!!

珍しいカレーを食べて興奮、というのとはわけが違います。
(ネパール料理としては)ありきたりなただの漬け物、それで「うはぁっ!」って嬉しくなるんですから、
このお店のネパール料理がいかに(いろんな意味で)ホンモノか、ということでしょう。
そう、目先の驚き、じゃなくて、地に足が付いた喜び。

うーん、最高すぎます。

「カラピンチャ」「ゼロワンカレー」「ダルバート食堂」、それぞれスリランカ、南インド、ネパールとベースは違えど、滾る血潮は同じ。
長く愛されるお店として、大阪後にしっかりと根付いていって欲しいですね。


※営業状況はお店のブログにて要確認。

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ダルバート食堂

夜総合点★★★★ 4.5



関連ランキング:カレー(その他) | 谷町六丁目駅谷町四丁目駅松屋町駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

カレーのジャンルを横断する独創カレー店。「ケロッグ アンド カリー」(日本大通り/横浜中華街)

山下公園近くにある、ケロケロカエルだらけのカレー屋さん。

「ケロッグ アンド カリー」(querog and curry)

横浜らしいネイビーブルーのカエル、コバルトヤドクガエルかな?


このお店、どんなカレーのお店?って聞かれたら、ちょっと変わったカレーのお店。
インドカレーや欧風カレー、それに焼きカレーなどがラインナップ、けれどそれだけじゃなくって、それらのカレーに中南米やら中国やらのエッセンスを融合した独創的なカレーが日々生み出されているんです。

ちなみに宮崎県のインド料理店「サンガム」は同系列だそうです。

この日はランチ訪問。
レギュラーメニューの他に、期間限定のスペシャルメニューがいろいろありましたよ。

トムヤムクンスタイルのカレーに、バッファローチキンカレー・・・それに麻婆キーマか・・・・どれか一つに絞り込むのがなかなか難しい充実ぶりです。


★ナス、豆腐、青梗菜のデンプシー麻婆キーマ ¥950
フレッシュサラダとアイスクリームつき

やはり中華街も近いですし。
カレーマニアの間にたまにでてくる議題、
「麻婆豆腐は果たしてカレーか?」に対する挑戦としても面白そうなのでこちらをチョイス。


ターメリックライスの上に美しく盛り付けられた粗挽きキーマは、四川料理様のガッツンとした辛さ。

しかし、八角とともに香るクミン、カルダモン、そしてパクチーが汎アジアなスパイス文化の融合を感じさせます。

なるほど面白い。

「麻婆豆腐は果たしてカレーか?」に対しては、「もうカレーで良いんじゃないか」と思わせてくれる一皿です。

カレー屋の独創麻婆豆腐といえば大阪の人気店「ラヴィリンス」の「飲料麻婆豆腐丼」がありますが、カレーらしさという点ではこちら「ケロッグ アンド カリー」ですね。


セットにはサラダもついてきます。


食後は+¥150でコーヒーを。
セットのアイスクリームはフランボワーズ味でスッキリ爽快。

インド料理食後のクルフィにあたる役割ですね。

他にも面白そうなカレーたくさんのこのお店。
どれだけ引き出し豊富なのか、いろいろ試してみたいですね。

夜はお酒とおつまみもあるようですよ。


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ケロッグ アンド カリー

昼総合点★★★☆☆ 3.9



関連ランキング:カレーライス | 日本大通り駅元町・中華街駅石川町駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

スパイスカレー全盛の地で北インド家庭料理。「ガネーシュ n」(大阪天満宮)

心斎橋にあったチャイとカレーの店「ガネーシュ」
2010年に和歌山県紀の川市に移転し、2015年1月に閉店したこのお店のDNAを受け継ぐ2つのお店。

「ガネーシュ n」「ガネーシュ m」

「ガネーシュⅡ」「ガネーシュ n」になり、移転して「ガネーシュ m」って名前になったのかと思ったら元の場所に新生「ガネーシュ n」がスタートとかなんとか、頭ん中がグルグルする遍歴があるみたいですが、その辺は関西カレーに詳しい人に訊いてくださいませ。

ともあれこの日は話題の「ガネーシュ n」へとランチ訪問。

「カリー&チャイ ガネーシュ n」

読み方は「ガネーシュ エム」だったり、「ガネーシュ ン」だったり。
どっちが正式なのかな?どっちでも良いのかな。

「ガネーシュ n」が現在の形でスタートしたのは2014年10月のこと。
店主のたかこさんは「ガネーシュ」で修業を積んだ、インド料理歴15年というツワモノ。
この日もコアなファンの皆様がカウンターを埋め尽くしていましたよ。

miniDSC06597.jpg
★ベジタリアンターリー ¥900
・ダール
・サブジ2種
・パパド
・カチュンバ
・ライス


おっと、いろいろな意味で驚きました。
なんとなくイメージしていた大阪カレーとは全く異なる文脈。
つまり、ホールスパイスをドバッと用い、インドやスリランカや日本のカレーを我流にミックスした「スパイスカレー」とは対極で、北インドの、しかもパンジャブあたりの家庭で出てくるような料理ではないですか。

miniDSC06598.jpg
カレーと呼べる汁物はダールのみというストイックさ。

大阪ではカレーにはコクと旨みが要求される伝統があり、こういう方向性はウケないだろうと私はずっと思っていて、実際長い間そうだっただけに、この店が今人気を博している状況が「凄い!」と思ってしまいました。

時代が動いていますね。


せっかくなので手食。
混ぜて、混ぜていただきます。

スパイス使いはごく優しく、野菜の味がしっかりと感じられます。

もちろん油っこさもなく、スルスルいただける日常食としてのスパイス料理。

実に穏やかです。

今大阪を席巻する「スパイスカレー」にはちょっと「ラーメン二郎」に似た中毒性があって、クローブ&カルダモンの強烈な香り、そして辛さ!もっと!もっと強く!となりがちだと思うのですが(個人的にはそれも大好きでありつつ)、そこへ来てこの、引き算されたひと皿。

東京から来た私が感じる以上に、スパイスカレーを食べ慣れた大阪の人々には特別なものと映るのではないでしょうか。

もちろん見逃せないのは、ただストイックなだけじゃない部分。

まずビジュアル。
鮮やかな色彩が配置され、写真映えも抜群。
SNSや雑誌で見たら「行きたい!」と思いますもんね。
これ重要ポイント。
インド人が無自覚に家庭料理を作るとこうはいきません。

そして、コミュニケーション。
無言で出てきて無言で食べて無言で帰るわけじゃなく、カウンターメインの小さな空間で、店主たかこさんと近しくコミュニケーションが取れます。
「あ、なんか良い時間を過ごしたな。」
これも美味しさのひとつ。

大阪では定着が難しい(と私が勝手に思っていた)北インド家庭料理を人気店の地位に押し上げた、センスと情熱は実に素晴らしいですね。

同様に「ゼロワンカレー」「ダルバート食堂」がそれぞれ南インド料理、ネパール料理の普及に情熱を燃やしている大阪カレー界。

数年後にどう変わっているのか楽しみです。


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ガネーシュ n

昼総合点★★★★ 4.0



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

生麺とカレーと青唐辛子。「関谷スパゲティ」(中目黒)

練りたて、茹でたて、炒めたて。


「関谷スパゲティ」

「スパゲッティ」ではなく「スパゲティ」
つまり、イタリアのパスタ料理としてではなく、日本の洋食屋さんで親しまれてきた「炒めスパゲティ」のお店なんです。


毎日その日の分だけを店内で製麺した「生麺」を使用。


割にイケてるというか今風というか、女子受けするというか、まぁ良い店内ですね。


私がここに突撃したのには理由があるんです。
もちろん、というか、やはりというか、はい、ご想像通りです。


★スパゲティ カレーミート ¥680

カレーです、カレーです。

見てくださいこのムチムチしたビジュアルを。

写真だけ見ればパッタイかチャオミンにも見えますよね。

そしてこれ、単にカレー味の肉が入ったスパゲティってだけじゃなく、もうまるごとカレー味。
カレー味のスパゲティというよりむしろ、生麺でいただくカレーといってもよいくらい。

思わず心のなかでこう呟いてしまいました。
「でかした。」
と。

・・・まぁそれは嘘なんですけどね。


卓上には赤鬼と青鬼、もとい赤唐辛子と青唐辛子が完備。
後半戦はしっかりと青唐辛子を混ぜ込んでいただきましょう。

爽やかな辛さが広がり、より一層の満足感に浸れるはずですよ。


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関谷スパゲティ

夜総合点★★★☆☆ 3.8



関連ランキング:パスタ | 中目黒駅代官山駅


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ラブホ街で涼拌と太い麺。「ひまわり」(東新宿)

歌舞伎町も東新宿寄りの、超超超ラブホ密集街。

一人歩きを躊躇するほどのムフフ感やモホホ感ですが、
ムフフよりもモホホよりも555なスポットがここに一つ。


「ひまわり」

えらく可愛い名前ですが、タイ料理屋さんです。
いや、そっち方向ではなく、純粋に料理を楽しむという意味での、タイ料理屋さん。
かつて代々木のタイフェスに登場したことだってあるんです。


ほら、店内やましいところは一切ございません。

・・・けど、メニューを開くと一瞬戸惑うかもしれませんね。

だって、メチャクチャ中華料理屋っぽいもん!(特に書体がね)

まぁタイだって華僑文化圏だし、ヤワラートなんか行きゃあ漢字ばっかりですよ。
ここのホールのお姉さん、実は台湾系。
そかぁ、だからか。
ちなみにコックはイサーン出身の男性です。


一方、オススメメニューのほうは「ガロ」っぽいんですね。
豚もニンジンも性格捻くれてそうですが・・・どうせ食われるからマイペンライ。

「セチー」「ムシムリガイ」「ピータントーワ」「ギュウスチーキ」
・・・どんなのか想像するの楽しいです。


★チャンビール ¥600


★涼拌辛い豚肉 ¥900

一瞬読めません。
「りゃんばんからいやきにく」
涼拌は中国の冷製和え物ですから、豚肉の冷製辛味和え物。
ま、つまりラープ・ムーってことですね。
もちろん現地の辛さにしてもらいました。

プッルンプルな豚皮やレバーもガッツリ入った超本格仕様。
煎り米のザクザク感もバッチリで、これはレベル高いです!!

こちらはイサーン式のラープでしたが、お願いすればチェンマイ式ラープも作れますよ、とのこと。


★焼きそば(太い麺) ¥900

野菜たっぷり。
タイの幅広米麺センヤイ使用の、いわゆるパッシーユーですね。


結構きちんとした作りです。
卓上調味料で好みの味に仕上げましょう。
私はナンプラーもナムプリックもそこそこブッカケマス。

客層も周囲がアレなので、アレの前やらアレの後っぽいムンムンした方々が多いかと思えばそうではなく、
タイ人のご家族や、どこの国からかは判らないけど華僑系のグループやら、わりとソッチ系ばかり。

歌舞伎町界隈の本格系タイ料理店ってタイカラとレーザービカビカなところが多く、それはそれで大好きなのですが、
しっぽり落ち着いた夕飯や夜食をいただくにはこのお店がうってつけですね。


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ひまわり

夜総合点★★★☆☆ 3.9



関連ランキング:タイ料理 | 東新宿駅西武新宿駅新宿三丁目駅


テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

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