カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

カレーの聖地「ニューキャッスル」66年の歴史に幕。(銀座一丁目)

photo:04
カレーの聖地「ニューキャッスル」が本日2012年7月31日をもって66年の歴史に幕を閉じます。


photo:01


photo:02


photo:03


建物の老朽化と、昨年の震災による地盤沈下が原因だそうで、再開の予定はないそうです。

実はここ、私にとっては、東京で初めて通った特別なカレー屋さん。
その詳細は過去記事にて。
⇒『カレーの聖地「ニューキャッスル」(銀座一丁目)』

photo:05
昭和21(1946)年、焼け野原だった銀座のこの地でGHQから仕入れたコーヒーを提供し始めたのがこの店の始まり。

以来、他に類を見ない「辛来飯」(カライライスと読みます。)と美味しいコーヒーを提供し続けてきました。



photo:06
「辛来飯」の量は京浜東北線の駅名で表現されています。



品川 ¥480

大井 ¥530

大森 ¥630

蒲田 ¥740




品川はおやつ程度。

大井は「ハーフサイズ」、

大森が「少なめ」の、
蒲田が「普通盛り」と見ておけばOK。


なお、ガッツリ食べたい方は裏メニューとして「ツン蒲 ¥840」(蒲田の先へツンのめる)があります。



photo:07
写真は「ツン蒲」に目玉焼きを2個で「ツン蒲ダブ玉」

究極裏メニューです。



photo:08
フルーツと野菜を煮込んだ濃厚スパイシーな味わいは、まさにオンリーワン。



食後には210円のホットコーヒーを頼みましょう。

世界で一番美味しいコーヒーは、
「辛来飯のあとに飲むコーヒー」なのですから。


photo:09
最初の数口はブラックで。
スパイシーな辛来飯の残り香との稀有なコラボを楽しみながら。



photo:10
次にクリームを入れて。

乳脂肪分で胃はスーッと落ち着きますが、スパイスによる幸福感は消えることはありません。


この東京カレー文化遺産を食することができるのも、あと一日。


先代の笑顔、店頭黒板のダジャレ、アメイジングなお手洗いへの道筋・・・
何もかもが今、大切な思い出と変わろうとしています。



photo:01
長い間、本当にありがとうございました。



↓一日一回。クリックはこちら

大衆居酒屋にて150円ビールとインド料理。「どんのば」(溜池山王)

居酒屋!

150円ビール!

150円アルコール!!

そして何故かインド料理!!!

photo:05
溜池山王交差点脇の地下にある激安居酒屋「どんのば」。
photo:10
ビールをはじめとしたアルコール、ノンアルコールドリンクが全て150円という異様なコスパに加え、
何故か従業員がネパール人で、インド料理をラインナップしているという特異な居酒屋です。
photo:06
photo:07
「日本の皆様!よろこんで!!」
photo:01
2時間飲み放題だって980円。
photo:04
ピザだってナン生地。
なるほど、ネパール人ならではだ。
photo:08
さて、何から飲もうかな・・・

photo:02
シャンディガフ ¥158

ちょっと薄めだけど、文句はありませんよ~
だって安いんだもの。
photo:03
ボディカバブ ¥630

羊肉のスパイス焼き。
肉質硬めの仕上がり、渋いね。

さて、150円ドリンクを利用するには料理を二品以上注文するのが、この店の掟。
もちろんインド料理縛りで行きましょう。
photo:02
ミックスサモサ ¥315

一個なれど、なかなかボリューミィ。
お酒が欲しくなります。
photo:09
梅酒ソーダ割り ¥158

躊躇なく頼めます。
だって安いんだもの。

・・・締めはやっぱりカレーでしょう。
photo:03
チーズ焼きカレー(ナン付き) ¥630

焼きカレーの割には比較的シャバシャバな一品。
チキンが入っています。
photo:04
唐辛子の辛さはあまりないですが、
玉ねぎ&塩で味付けはかなり濃いめ。
ナンはかなりプーリっぽく、表面オイリー&中空洞。
原価はあまりかかっていないようですが、ま、良いでしょう。

あくまでもチープに、ワイワイ楽しみながら飲むには最適なお店。
あんまり質を求めちゃいけません。

だって安いんだもの。
photo:01
あ、ランチだってカレー押しみたいですよ。

↓一日一回。クリックはこちら
  

個室居酒屋 どんのば 赤坂本店居酒屋 / 溜池山王駅国会議事堂前駅赤坂駅

参鶏カレーライスなるものに挑戦してみた。「Bic Bic」(大久保)

夏バテによく効く韓国薬膳、参鶏(サムゲ)料理。
読んで字のごとく、朝鮮人参と煮込んだ鶏肉の料理です。
一般には参鶏湯(サムゲタン)がポピュラーですが、
なんと参鶏のカレーライスを出す店を見つけちゃったのです。


photo:02
場所は大久保、爆安Z級グルメ店「牛すじカレー 小さなカレー家」がある通り。



photo:03
カウンターのみの小さなお店です。


photo:04
参鶏湯うどんや・・・



photo:05
参鶏カレーライス、参鶏カレーうどんなどのメニューがあります。

女性の店員さんは明るく朗らか。
和みますね。


photo:01
参鶏カレーライス 小 ¥350

小といっても充分な量。
350円でまさかのボリューム、そして骨付きチキン入り。
近所の「牛すじカレー 小さなカレー家」に勝るとも劣らないコスパは見事!

大久保という土地柄もあり、コテコテ現地コリアンなアウェー感も覚悟してはいたのですが、
食べてみれば基本の仕立ては日本のカレーライス。
時折感じる朝鮮人参の風味、そして付け合わせのキムチとのマッチングも悪くないですね。

聞けば参鶏うどんも日本のうどんを用いているそうで、
この日韓の食文化融合は、この店のオリジナルだそう。

カラダにもお財布にも優しく、オンリーワンな料理が楽しいお店。
いいとこ見つけちゃいました!

↓一日一回。クリックはこちら

ビックビックうどん / 大久保駅新大久保駅西武新宿駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


絶品ニョニャ料理にノックアウト!「マカン マカン」(大和)

USHIZOさんが主催するカレーオフ会、第11回CCUmeetingに参加してきました。
CCUへの参加は下北(半島ではありません)で行われた第7回以来です。

今回の場所は・・・大和・・・どこだ、それ?
調べてみたところ、どうやらミッド神奈川。
きっかけがなきゃ行くことのないエリア、ちょっと嬉しい。

前人未到の地(嘘)を行軍する我々の前にそびえ立つ黒い看板。
photo:01
『THE BEST OF SINGAPORE and NYONYA cuisine MAKAN MAKAN
シンガポール料理&ニョニャ料理の店「マカンマカン」。

ニョニャ料理とは・・・
私が説明するよりウィキ先生にご登場いただくほうが早いですね。

ニョニャ料理はマレーシアとシンガポールのニョニャ(Nyonya, 娘惹 - 海峡中国人)やプラナカン(Peranakan - 中国系の混血、マレー人起源)の人々の手によって発展してきた。主に中国料理の食材を用いるが、ココナッツミルク、レモングラス、ウコン、パンダナスの葉、トウガラシ、サンバルなどの東南のアジアのスパイスをブレンドする。それは中国料理とマレー料理の混合であるとみなすことができる。(Wikipediaより)

シンガポール現地でもニョニャの街には今だ訪問したことがないので、
期待感が神奈川県の面積ほど(2415㎢)に広がります!
photo:02
一同外観写真を撮り終えたところで、ささ、入店。
photo:03
おぉ、砂かけ婆にセノリブンチョウにダンランムササビにショッカー・・・!!
これがニョニャ文化というものか!!!

・・・というのは冗談ですが、オーナーシェフの趣味でしょうか、フィギュアがたくさん。

オーナーシェフの平岡弘子さんはシンガポールの滞在生活、香港での料理修行を経て、1994年にマカンマカンをオープン。
現在はシンガポール人シェフとの二人三脚でお店を切り盛りしています。

マカンとは「食べる」の意ですから、「たべたべ」ってな感じの店名ですね。
photo:04
シンガポールの誇るビール、タイガービール。

ちなみにマレーの虎といえば山下奉文大将ですよ。水野晴夫!!
photo:05
サテー

ピーナッツ&サンバルソースがどっぷりかかった鶏の串焼き。
魅惑的な甘辛風味です。
photo:06
海老トースト

トーストにエビのすり身を挟み揚げしたもの。
タイのカノムパン・ナークンにあたる料理ですね。
チリソースのほか、マヨネーズをつけて食べるあたりスナック感覚で面白いです。
photo:07
牡蠣春巻き

いやぁ、これには参った。
パリッと揚がった皮の内側にジュジュッとジューシーな牡蠣の風味。
このお店のオリジナルのようですが、相当な美味さです。
これを食べるだけに大和遠征しても損はしない、そう思わせる一品。

まさにノック・アウト!!
photo:08
バクテー(肉骨茶)

こげ茶色のスープにクコの実の赤が映えて綺麗!
オシャレなシノワズリ柄のようにも見えますね。
photo:09
醤油ベースの濃厚な仕上がり。
一口食べると口の中に甘みが拡がるのですが、ジワッと体内が暖かくなってきます。
スペアリブの煮込まれ具合、味の浸み具合も素晴らしく、これまた逸品!!

「馬来西亜マレー」のバクテーも、「大地の木」のバクテーも、
「マレーチャン」のバクテーも、どれも美味しいのですが、この店のバクテーはまた独自の美味さです。
photo:10
ホッケンミー(福建麺)

通常ホッケンミーといえば、ソース焼きそばかのようにオイスターソース漬けのものが多いように思えるのですが、
このホッケンミーはベースの味付けさっぱりめ。
添えられたサンバルソースで味を調整する仕立てとなっています。
濃い味の料理が多い中でいただく炭水化物としては、よいバランスの取り方ができますね。
photo:01
ポークルンダン

肉をココナッツミルクとスパイスで煮込む料理、ルンダン。
このルンダンは汁気を残したカリオタイプ、要はカレータイプですね。
スパイシーな中にレモンの酸味がひときわ冴え渡り、言いようがなく美味!!
このお店の煮込み料理はレベルが高すぎますね~

ちなみに要予約メニューだそうです。
photo:02
あわせるお米はジャスミンライスです。
パラッとナイスな炊き加減。
photo:03
フィッシュヘッドカレー

ドドンと来ました!!
マレー系の料理店での食事会には欠かせないフィッシュヘッド。
もちろん要予約です。

魚は鯛を使用。
レモングラス、フレッシュトマト、オクラ、ナスと、具材も豪快。
魚の旨みに加え、レモングラスの酸味そしてハーブの爽やかな香り。
これは嬉しい一品です!
photo:04
チキンカレー

サラッとしたチキンカレー。
定番のホッとする味ですが、チキンの程よいほぐれ具合に高い調理技術を感じます。
まったくもって侮れないお店!

さて、シンガポールといえばこのカクテル。
photo:05
シンガポールスリング

シンガポールの超有名ホテル、ラッフルズホテルで1915年に誕生したカクテル。
ジンベースで、ソーダに加え、甘みと酸味を加えたものです。
今では普通のバーでも出てくるこのカクテルですが、ここのはかなり本格的。

よく見ればラッフルズホテルのグラスを使っているあたり、強いこだわりが伺えますね。

最後はデザートでスッキリ。
photo:06
龍眼アーモンドゼリー(杏仁豆腐)&龍眼マンゴープリン

遠征による旅行気分を差し引いても、非常に満足度の高い料理の数々。
ニョニャ料理とそれ以外の料理の区別は明確にはわからなかったですが、
そんなことはどうでもよくなるくらい、一品一品が素晴らしい驚きに満ちていました。

そもそも、そういった料理のカテゴリを超えたミクスチャーこそがニョニャ料理なのかもしれませんね。

主催のUSHIZOさん、オーナーの平岡さん、そしてご一緒させていただいた皆様方、
本当にありがとうございました!!!

★⇒USHIZOさん『第11回CCUmeeting in マカンマカン』
★⇒あんこさん『大和「マカンマカン、マレーシア、シンガポールを堪能♪』
★⇒ひろこさん『マカンマカンでシンガポー』
★⇒yamaさん『マカンマカン!!』

★⇒『マカンマカン』HP

↓一日一回。クリックはこちら


マカン マカン
東南アジア料理 / 大和駅
夜総合点★★★★ 4.5

恵比寿にイサーン料理の新店参上!「ブルーパパイア タイランド」(恵比寿)

恵比寿、プリンで有名なパステルの二階・・・ありゃ?
photo:01
こんなところにタイ料理店が!?
神田「ブルーパパイヤ」の支店かしら?
photo:02
・・・と思いましたが、違いました。
店名の読みは「ブルーパパイア タイランド」。
開店は2012年6月22日。
嬉しいことに、タイ北部イサーン料理の新店でした!
photo:07
クールでお洒落な店内に・・・
photo:03
立体豪華なメニューブック。
イサーン料理にはイサーンマークがついていたりして、なかなか親切です。
珍しいフルーツのソムタムなんかもありますよ。

まずは、あると必ず頼むこのお酒から。
photo:04
SPY白 ¥700

そして料理も、あると必ず頼むこれ!
photo:05
ゲーン パーガイ ¥1000
カオスワイ ¥300

イサーンの至宝、ココナッツミルクを用いないストレートな辛さのカレー(ゲーン)。
イサーン的にはカオニャオ(もち米)ですが、なんとなくカオスワイ(ジャスミンライス)。
photo:06
適度な辛さ。適度な濃さ。
バランスのとれたゲーンパーですね。

恵比寿のタイ料理といえば美味いけど高い「マイタイ」、
安いけど超アバウトな「ア テッパラ」を筆頭に、「ジャイタイ」「リトルバンコック」「サムロー」と個性色々ですが、
ここまでイサーン押しの店はなかった。

嬉しいですぞ。

↓一日一回。クリックはこちら


Blue Papaya Thailandタイ料理 / 恵比寿駅代官山駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

清々しき、期待のルーキー。「カレースタンド ルーキー」(不動前/目黒)

目黒不動尊の参道入口脇に2012年5月10日オープンしたカレースタンド。
その名も「カレースタンド ルーキー」
photo:01
とっても可愛い店構え。
photo:05
とっても可愛い看板書体。
photo:06
とっても可愛いお品書き。

どんな初々しいルーキーの女の子がやっているかと思いきや・・・
綺麗な店内でお出迎えしてくれたのは、渋く優しげな親父さん。

いや、しかし、なんともオールドルーキーな佇まいがまた、
新鮮でもあり、清々しくもあり。

原則、料金前払いらしいのですが、
まだ混雑もしていないので後でいいですよ、とのこと。

オーダーを済ますと、カレーを作り始める親父さん。

ストックしているカレーを温めてライスにかけてポン!なイージーなカレースタンドとは違います。

ここは丁寧な、丁寧な手作りカレーのお店。
それは運ばれてきたカレーを見ればわかります。
photo:03
チキンカレー ¥600
焼き野菜トッピング +¥100


鮮やかなオレンジ色のカレーは、水や油を控え、玉ねぎやトマトなどで仕上げたヘルシー仕様。

玉ねぎの甘み、トマトの酸味、そして・・・
見た目からは想像つかないのですが、意外にもスパイシー。

食べ進むにつれ嬉しくなる不思議なカレーなのです。

しっかりしたチキンの手羽元も食べ応え充分。
付け合わせの豆と切り干し大根もなかなか粋ですね。
そして・・・
photo:04
トッピングしたかいがあった、豪快な野菜盛り。

ナス、ニンジン、カブ、インゲン、エリンギ、スウィートコーン、キャベツ、
カボチャ、緑ピーマン、赤ピーマン、ゴーヤ、ズッキーニ・・・
こりゃ凄い。

一見とっても家庭的に見えながら、
しっかりと作り込まれたカレーを提供するお店。
これからじんわりと、口コミに乗ったりメディアで紹介されたりするのでしょうね。

テイクアウトもできるので、林試の森公園でカレーピクニックなど、いかが?

↓一日一回。クリックはこちら
  

ルーキーカレー / 不動前駅目黒駅武蔵小山駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

品質本位のインド辛。「ダタール」(東川口)

東川口駅から徒歩10分ちょっと。
背の高い看板が目を惹くインド料理店「ダタール」



photo:04
その店構えからはなぜか、なんとも言えないオーラを感じます。



photo:05
店内にはゆったりとしたテーブル席と・・・



photo:06
カーテンで仕切られた小上がりの座敷席。
ファミリー客や団体客には便利な作りですね。



photo:03
ラチャパラタセット ¥1700

美しい・・・あまりに美しすぎるビジュアル!
埼玉の地でラチャパラタを前面に押し出したセットというのは興味深いですね。
数少ないインド人経営による正統派インド料理店ならでは、です。

セット内容は、

ラチャパラタ
スモールカレー(一種)
タンドリーチキン
サラダ

という、比較的シンプルな構成。
リーズナブルというよりも、品質で勝負のセット。



photo:01
実際このラチャパラタ、パリッとした焼き上がりでかなりの美味。



photo:02
生地にニラとアジョワンがたっぷり練りこまれており、香ばしさも抜群です。

カレーはメニュー全種類から選べたのでこちらを選択してみました。
photo:07
ミックスサブズカレー

人参、カリフラワー、トマト、玉ねぎ、ジャガイモ、ピーマンなど野菜たっぷりのドライタイプカレー。
いわゆる「サブジ」ですね。
辛さは激辛の一つ上、「インド辛」でお願いしてみました。



photo:08
上に掛かったパニール、ショウガも華やかで、味や食感の多彩さが楽しめる一品です。
ドライタイプなので、辛さは凄いとは感じませんでした。
むしろ具材が大きいので辛くしたほうが美味しいカレーですね。

マヨ的なソースがかかったタンドリーチキンも、味濃く仕上がっており美味。

全体的にまじめで、丁寧で、なかなかレベルの高いインド料理店ではありませんか!

さいたま新都心、せんげん台にも支店があるそう。

行ってみたいけど・・・埼玉カレー巡りって店と店の間の移動距離が大変やなァ・・・
rumbaさん凄いわ。

↓一日一回。クリックはこちら
  

ダタール 東川口店インドカレー / 東川口駅
夜総合点★★★★ 4.0




若大将50年。「スパイスガーデン渋谷店」(神泉/渋谷)

photo:01
「インド人シェフが作る焼き立てナン」を売りに展開するインド料理チェーン「スパイスガーデン」。
その渋谷店にランチでGO!

と~ってもありがたい通し営業のお店なのです。

店内のモニターにはマサラミュージックではなく、何故か囲碁講座。
photo:06
唐突です。
photo:02
チェーン店らしく、注文は券売機で。
「渋谷店限定スペシャルカレーセット」やら、「チョコナンサンデー」やら、惹かれるメニューが多々ありますが、
今日は爽やか真夏モードでいきましょう。
photo:03
カチュンバ ¥300

玉ねぎの辛いサラダ。
こういうサイドメニューを用意しているのは好感が持てますね。
photo:04
豚バラカレーセット ¥820

シンプルな、ごくシンプルなセット構成。
「インド人シェフが作る焼き立てナン」はギー少な目、焼き軽めで、ソフトな歯触りのナンでした。
photo:05
豚バラカレー
(上と写真の色がかなり異なりますが同じカレーです。)

かなり玉ねぎの甘みが強いカレー。
辛口にしましたが、まだ甘さのほうが勝っていた気が。
ひょっとしてシェフ、グジャラート出身??
photo:07
ナンを打つ音と、碁を打つ音が交互に響く店内・・・シュールです。

ふと、モニターの下に目をやると、そこには『若大将50年!』というポスター。
photo:08
そしてこんな一文が・・・

『スパイスガーデンは加山雄三芸能生活50周年のスペシャルサポーターとして応援しています。』

ワオ!

唐突です!!

そしてシュールです!!!

↓一日一回。クリックはこちら
  

スパイスガーデン 渋谷店インドカレー / 神泉駅渋谷駅駒場東大前駅

桜並木と欧風カレー。「ノール ド クダン」(市ヶ谷/麹町)

外堀の桜並木、その脇に佇むヨーロピアンなカフェ風のお店。
photo:01
「ノール ド クダン」

欧風カレー&カフェ&バーというお店です。
photo:03
この日はランチ訪問。
欧風カレーにしては価格もお手頃、といったところでしょうか。
photo:05
明るい店内。
カウンターの奥には日本酒のボトルも。

photo:02
野菜のカレーライス ¥850

これはなんとも色鮮やかなカレー。
映えるね~!!
photo:04
玉ねぎの甘さとコクのあるルゥ、スパイスの立ち方は控えめ。
欧風カレーとしては粘度も低めでサラリと食べることができます。

「欧風カレーはちょっと重いなぁ・・・」と思っている人にこそ、
うってつけのカレーかも知れません。
photo:06
セットのコーヒーゼリーはしっかりとした苦み。
うん、ここ絶対コーヒーも美味いぞ。

・・・ってことでコーヒーを追加注文(笑)
photo:07
ホットコーヒー¥400

銅製のポットとネルドリップで淹れていただきました。
クリームを入れてなお際立つ苦みはまさに私好みです。

人通りの多い大通りから離れた、閑静な立地。
こんなところにも素敵なカレーの店があるのだから、
本当に東京という街はあなどれないですね。

↓一日一回。クリックはこちら
 

ノールド クダン欧風カレー / 市ケ谷駅牛込神楽坂駅飯田橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

「印度百景vol.9」

 7月22日阿佐ヶ谷ロフトAで行われた『印度百景vol.9』
インドと旅とカレーへの愛に溢れたこのイベントも9回目となりました。
photo:01

【出演】

水野仁輔(東京カリ~番長)
はぴい(フードライター)
マサラワーラー(インド料理ユニット)

【ゲスト】

Boojil(イラストレーター)
ヨシダダイキチ(シタール奏者)

photo:02
恒例マサラワーラーによる「インド料理食べさせられ放題」。
今回もマニアックな料理が次々登場ですよ。
photo:03
プラオに菜の花サグにダルに・・・
photo:04
ワダにバジにウタパムに川魚のコランブにサンバルにカードライスに8種のピクルに・・・
photo:05
ドーサにパパドにカレーあれこれ・・・・
いつもながらクレイジーな品数とクレイジーな手のかかりようとクレイジーな美味さ。

クレイジーな世の中、やっぱりクレイジーに楽しむのが一番ですね。
photo:06
今回もインドへの旅を写真とトークで綴る印度百景。

一人目のゲストは、イラストレーターのBoojilさん。
自ら制作&声の出演をされたアニメ『おかっぱちゃん旅に出る』のインド編が最高でした!

二人目のゲストはシタール奏者や楽曲提供としてボアダムス、UAなどのアルバムにも参加したヨシダダイスケさん。
インドでも数々のフェスに出演されているヨシダさんのぶっちゃけ話がこれまた面白い!!
「印度百景」のテーマ曲も作ってくれるそうなので・・・次回印度百景ではノリノリで切ない曲が聞けることでしょう!
photo:07
会場はなんと超満員。

インドマニア、カレーマニアからそうでない人まで、幅広く集まったという印象。
ま、やはりというかなんというか、知った顔もチラホラ・・・でしたけどね(笑)

爆笑トークのあとは、なんとうれしいプレゼントのお知らせ。
photo:08
「にしき食品 にしきや バルディエボジャンシリーズ」

『インドへ実際に開発担当者が足を運び、地域毎の特色を活かした究極のレシピを作成。
現地で学んだ「本物の味・作り方」によって実現した・・・』(HPより)

dancyuにもとりあげられたこの、レトルトの域を超えた超級レトルトインドカレーがお土産にいただけたのです。
4種類のカレーの中からランダムに一品、ということだったのですが、私が引き当てたのは「南インドサンバル」。
やった~!!

にしき食品さま、ありがとうございます!!
photo:09
イベントの最後には「はぴいばーすでい」ということで、はぴいさんへi-Padのプレゼント。

グダグダだった27時間テレビとは対照的に、
最後まで、賑やかで、楽しくて、あったかなイベントだったのでした!!!

次回も是非行きたいぞ!!!


⇒『印度百景日記』

⇒『印度百景facebookページ』

↓一日一回。クリックはこちら
 

ドミニカ系ですが。「イエロースパイス」(東銀座/銀座)

2012年、東銀座に誕生した札幌スープカレーの店「イエロースパイス」。
photo:01
そのマークを見てもわかるとおり、新宿にある「東京ドミニカ」の系列店となります。
銀座にはルーツが同じで別系列の「銀座ドミニカ」があるため、ドミニカの名称は控えたようですね。
photo:02
ウッドベースの店内はなかなか広々。
photo:03
スープを選び、具材を選び、辛さとトッピングを選ぶという、ドミニカ方式はそのまま。
photo:06
黄スープ・骨付きチキン ¥970
トッピング焼きチーズ +¥150
8辛 +¥150

しめて1270円。
やはりドミニカ系独得の焼きチーズは食欲をそそりますね!
photo:07
・・・が、食べて・・・おや?ムムム??

他の方の記事などで「スープが薄い」などという感想は拝見してはいたのですが・・・ここまで薄いとは!!?
しかも辛さは全くなく、塩バジル風味の鶏がらスープとでもいった感じ。

これで8辛だったら、ノーマルはほとんど白湯じゃないですか・・・

一体・・・

とまぁ、その謎は会計後に判明。
会計額¥1120・・・ん?ちょっと安い???

なんと「はちから」で頼んだはずが、「いちから」でオーダーが通っていたようで・・・
わざわざメニューを指差しして8辛って頼んだはずなのに・・・トホホでショボーンの巻なのでした。

しかし、辛さの有無を差し引いても、この日のスープは薄すぎ。

安定した仕上がりをキープするのが難しいとされるスープカレーではありますが、まだまだ改善の余地アリ。
ドミニカ他店においつき追い越せの頑張りを見せてほしいものですね。

↓一日一回。クリックはこちら
 

イエロースパイススープカレー / 東銀座駅銀座駅築地市場駅

ふしぎ居酒屋の情熱バングラデシュ料理。「スパイシー居酒屋 ジャラル」(水天宮/人形町)

かつて築地で「ジャラルのバングラディッシュ料理」というバングラディシュ料理店をやっていたジャラルさんが、
場所を水天宮に移しオープンさせたお店「スパイシー居酒屋 ジャラル」
photo:01
ところがこのお店の場所自体、
以前は「イタリアン ハーブダイニング&バー Do-Mo」というお店だったのがまず、
「カレー&多国籍ダイニング Do-Mo」というバングラディシュ人経営のイタリアン&インド料理&タイのガパオ飯という不思議なお店に変わり、
そのあと同じバングラデシュ人のジャラルさんへと経営が移って今の「スパイシー居酒屋 ジャラル」となったという経緯があり、
なんとも複雑怪奇。
photo:02
実際、店内のメニューを見てみれば、インド料理やらイタリアンやらガパオやら、
以前のお店の複雑なコンセプトを引きずっている部分があり、
でも居酒屋だったりお店の人はバングラデシュ人だったりで、
知らずに入った客からすれば「一体ここ、なんのお店なの???」と大混乱することうけあい。

・・・なのですが、今回紹介するのは、このお店のもう一つの顔。
つまり、バングラデシュ料理店としての顔なんです。

訪問は4月。
このお店をよく知っているうっちゃんの呼びかけで、
レギュラーメニューにはない(要予約の)バングラデシュ料理三昧の食事会が開かれたので参加。

集まったのは、これまた濃いカレーマニアたち8名。
マニアというものは、珍しいものほど食いつきが良いのですよ。
photo:03
まずは乾杯。

さぁ、バングラ料理がどんどんやってきますよ~
(料理名、若干心もとないです・・・ご了承くださいませ)

photo:01
バングラサラダ

photo:02
名前忘れました。ジャガイモの千切りサラダです。
photo:06
チキンコロマ&アダナカバブ

バングラデシュ名物の白いカレー、チキンコロマ。
やさしい味です。
アダナカバブは・・・はて?トルコ料理だった気がしますが、バングラデシュでも食されるのですね。
photo:08
マチトルカリ

魚のトルカリ。やっぱりバングラといえば魚。
現地では色々な川魚を用いるのですが、この日は鯖を使用でした。
優しくサラッとしたカレーです。

photo:09
チャナ豆カリー

野菜たっぷり。ほぼ野菜カレーですよ。
photo:07
チングリマライカリー

チングリ=エビ。
ココナッツミルクを使ったエビのカレーですね。
クリーミーのように見えてさらりとした仕上がりです。
photo:05
ゴルブナ

ゴル=牛。
ビーフドライカレーといったところ。
バングラのブナは個人的に好き!!
photo:10
パロタ

南インドなどのそれと比べてもゴワッとワイルドな食感。
どちらかといえばミャンマーのパロタに近いかも。
地理的にも、ね。
photo:11
ルテイ

いわゆるロティですが、軟らかな仕上がりが沖縄のヒラヤーチーみたい。
面白いです。
photo:03
デザトーアムドイ(マンゴグルト)

マンゴヨーグルトです。
胃をスッと落ち着けてくれます。

どの料理もサラッとした家庭的な仕上がり。
何かのスパイスが強く立つということのない、優しい味付けでした。
バングラデシュ料理(インドのベンガル料理も)自体、比較的サラッとした味付けの傾向が強いのですが、
都内のバングラ名店「ルチ」などと比べてもジャラルさんの料理はさらに優しい仕上がりのように思えました。

バングラデシュの家庭の味というのは、こういう感じなのかもしれませんね。

食後、ジャラルさんとバングラデシュとその料理についてしばしお話を。
ジャラルさんによれば、バングラデシュほど食にこだわる国はなく、食こそが最大の楽しみなのだと。
本国では本国の食材を使うからまた料理も格別で、是非バングラデシュへ来て欲しいと。

実に熱く語るジャラルさん。
そのバングラ愛がひしひしと伝わってきます。

事前に連絡すれば、この日のように様々なバングラデシュ料理を用意できるとのことなので、
興味ある方は是非予約で「バングラデシュ料理が食べたい!」とお願いしてみてくださいまし!!

↓一日一回。クリックはこちら
 

スパイシー居酒屋ジャラルインドカレー / 水天宮前駅人形町駅茅場町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

グリーンキッシンググーラミー

ブチューッとKissしている写真で有名な魚、キッシンググーラミー。

実はそのKiss行為は求愛行動でもなんでもなく、オス同士の闘争行動であり、
唇の先端部には実は細かい歯があるため、他魚を嘗め殺すということも・・・ということで、
かつてほどの人気はなくなったようにも思うのですが・・・

今日ご紹介するのは「グリーンキッシンググーラミー」と呼ばれる魚。

名前だけ聞けば、キッシンググーラミーの近縁種かなとか、
キッシンググーラミーの改良品種かなとか思ってしまうのですが・・・

いえいえ、そのどちらとも違うのです。

実はキッシンググーラミーとグリーンキッシンググーラミーは分類学上は同種。

そして、馴染み深いピンク色のキッシンググーラミーのほうが実は改良品種で、
グリーンキッシンググーラミーと呼ばれる魚こそが、その原種なのです。
photo:01
グリーンキッシンググーラミー
学名:Helostoma temminkii
最大長:20cm(野生下では30cm)
原産地:インドネシア、マレー半島

現生するHelostoma属は本種のみ。
つまり一属一種の魚ということです。
photo:02
光の具合によってピンク~金色~緑色へと変化する体色。
まさにこの種本来の色彩はなかなか趣きがあるもの。
さらに状態が落ち着いている時は尾ビレの束部分と背ビレ尻ビレが黒く染まり、
意外な男らしさを醸し出すのです。
photo:03
もちろん、この種最大の特徴であるKiss口はそのまま。
Kissによる闘争行動など、習性もノーマルのキッシンググーラミーと何ら変わることはありません。

さて、この特徴的なKiss口、もちろんKissするためだけに進化したわけではありません。
そもそも口の形は食性によって適応進化するもの。
この特徴的なKiss口は、実は岩の上のコケや藻などを嘗め取るのに適した口でもあるのです。

実際、水槽内で観察していると、よく岩やガラス面をつつき嘗めている姿を見ることができ、
いわゆる「コケ取り能力」はかなりのもの。

もちろん、動きの遅い魚やおとなしい魚との混泳には充分な注意が必要(嘗め嘗め攻撃で苛める可能性があるため)ではあるのですが、
逆に言えばその気の強さは、自分より大きな魚やちょっと気が強めの魚との混泳が望めるということ。

プレコほど底モノに吸い付くこともなく、カラープロキロダスほど痩せやすいこともなく、
アルジイーターほどコケ取りをサボることもなく、フライングフォックスほどせわしなくもなく、
しかもラビリンスフィッシュの仲間ですから酸欠や高水温にも強く。
水槽内あらゆるところをお掃除してくれます。
ただし、柔らかい水草はやられちゃう場合があるようですが。

以前は入荷が極端に少ない魚だったこのグリーンキッシンググーラミーですが、
最近になって、5cmほどの幼魚がちょくちょく出回るようになった様子。
入荷サイズが一定であることから、ひょっとしてブリード??と思うような節も。

まぁ、オスカーなどでも改良品種が出回りすぎて値段が下がりすぎ、
逆に原種の価値が上がって原種のブリードが始まる、なんて例もありますから、さもありなん、というところでしょうか。

Kissする可愛い魚、なんてイメージを吹き飛ばしてもなお、味わい深い魚ですよ、こいつ。

↓一日一回。クリックはこちら
 

ロイホ初のカレー専門店、堂々オープン!「カレー家族 表参道店」(表参道)

2012年7月13日、表参道にロイヤルホスト初のカレー専門店「カレー家族」オープン。
photo:01
30年もの長きにわたり、夏のカレーフェアを続けてきたロイヤルホスト。
その、競合他社とは明らかにレベルの違うこだわりはカレーマニアたちをも唸らせ続けてきました。
photo:02
そのカレーフェアのノウハウを活かしたカレー専門店をオープンさせるというのですから、期待も高まろうというもの。
さあ入店です!
photo:08
まずはレジにて注文・会計を済ませます。

カレーを選び、サブジバーを付けるかを決めます。
え?サブジ??・・・この時点で思わずニヤリですよ。
サブジとはインドで野菜とスパイスを炒め煮したおかず。
サラダバーではなくサブジバーをカレーと合わせるあたり、ロイホのただものではない志を感じます!

カレーは、

カシミールビーフカレー
マドラスシュリンプカレー
マハラジャインドチキンカレー
ビーフジャワカレー
洋食野菜カレー

というラインナップ。
どれも食べてみたいぞ!!
photo:07
photo:10
明るい店内はファミレス風・・・というか、正真正銘ファミレスなのですが、
至るところにカレー愛を感じ居心地は抜群。
photo:05
カシミール&シュリンプ サブジバー付き ¥980
ドリンク +¥120

普通盛り、ライスは玄米入りでの注文。
ドリンクはピンクレモネードソーダをチョイスしました。
photo:06
★カシミールビーフカレー

18種のスパイスを用いた辛口の黒いカレー。
名店「デリー」インスパイアなのは誰の目にも明らかでしょう。
1983年の第一回カレーフェア以来人気のカレーだそうですが、そりゃそうでしょう。
ファミレスでこのレベルのカレーを出された日には街場のカレースタンドはどうしたら良いのやら・・・

★マドラスシュリンプカレー

トマト、そしてタマリンドの酸味が効いた南インド風。
カシミールほどではないですが、こちらもなかなかの辛口といえます。
photo:09
サブジバーは、一見普通のサラダバー。
しかしあなどってはいけません。
コーンはカレー味、春雨にはナンプラーが、カボチャにはココナッツが、
そしてナスとジャガイモのサブジに至っては、カレーリーフたっぷりと、
世の中間違っているんじゃないかという充実ぶりなのですから。

サブジバーの利用は一回限りなので、
12種全部無理やり盛っちゃいました(笑)
photo:03
いいね!

お店の壁には30年分のロイヤルホストカレーフェアのメニュー。
photo:04
ホントよくやってこれたたなぁ、と感慨に浸ること暫し。
別に私がやった訳ではないのですが(笑)

母体がロイホだけに、この表参道店が軌道に乗れば、二号店三号店の展開も間違いないと思われ、
今後の展開には目が離せませんね。

⇒「カレー家族」HPはこちら

↓一日一回。クリックはこちら
 

カレー家族 表参道店カレー / 表参道駅明治神宮前駅外苑前駅

はるばる来たぜ南印度。「南印度ダイニング 川口店」(東浦和)

武蔵野線東浦和駅からはるばる徒歩15分近く。
よくこんなところに店を出したものです。
photo:02
「南印度ダイニング 川口店」

中野の一号店武蔵新田の二号店(こちら現在は「ポンディバワン」と改名し独自路線を進んでいます)に次ぐ、
三番目の南印度ダイニングです。
photo:03
2011年10月のオープン直後は評判もまちまち。

あえて遠征する必要もないかな~と正直思っていたのですが、
最近オペレーションが安定してきたという話が聞こえ始めたため、今回思い切って訪問することに。
photo:07
店内は薄暗く素朴で、まさにインドの街場の食堂といった感じ。
こういう雰囲気に慣れていない人はドキドキするかも。
photo:01
チャクラビール ¥600

大好きなチェコ産インドビール。
暑い日に最適な喉越しなのですが、置いてある店自体少ないんです。

パパドとバナナチップスがついて来てお得感たっぷり。
photo:04
ワダ ¥280

南インド料理のスターターといえばやっぱりこれ、マサラワダです。
スパイス量が多くザクザク感たっぷり。
これは良いですね。
photo:06
サンバル ¥650

うわぁ、素敵な器!
・・・で、食べてビックリ。なんですか?この完成度は!?

酸味、辛さのどちらも強め。
作りたてのスパイス香が素晴らしく、ナスの香りも活きていて、極上の仕上がりとなっています。
これは大当たり!!
photo:05
レモンライス ¥500

料理が到着するや否や香りたつレモンの香り。
で、スプーンを入れてまたビックリ!
バスマティ使用で、まるで羽毛ぶとんのようにフワフワな炊き上がり。
ウラド豆のザクザク感にカレーリーフの香り、単品でも充分楽しめる満足度の高い一品!
これまた大当たり!!

お店の奥には中野店のダスさんの奥様・・・つまりムットさんの妹さんの姿。
そして接客も担当するシェフの名前はアヤパンさん・・・ん?何処で聞いたことが・・・??

やっぱりそうでした。
日比谷シャンテ地下「おいしいカレー工房ひつじや」のシェフだった彼。
もちろん「ひつじや」元店長で現練馬「ケララバワン」の店長サッシーさん、シェフのラジューさん、
中野のダスさんに武蔵新田のアントニー、そして新宿「ムット」のムットさん・・・
南インド料理ファミリーの絆は深く固いのでした。

食後にはデザートのサービス。
photo:08
林檎のムースといった感じのデザート。
アヤパンさんによれば、インドではこの手のデザートも「ジェリー」と呼んだりするのだそう。

他の北インド系料理はいざ知らず、
今回注文したような南インド料理に限って言えば、東京の並み居る名店と比べても全くひけをとらないレベル。

予想をよい意味で裏切る満足度でした。

遠くからはなかなか通いにくい場所ですが、埼玉近辺の皆様にはこの新たな名店を是非是非盛り上げていただきたい!
そう切に願うわけです。

↓一日一回。クリックはこちら

南印度ダイニング 川口店インド料理 / 東浦和駅
昼総合点★★★★ 4.5

神田中国東北料理 with スープカレーチャーハン。「味坊」(神田)

photo:01
神田駅至近、中国東北料理のお店「味坊」。
中国の東北の端、ロシアと国境を接する黒龍江省出身のオーナーが、
地元の料理を紹介すべく開いたお店なのだとか。

かなりアップが遅れたのですが、2012年1月、
このお店の2階席を貸しきる大パーティーへと、お呼ばれ(乱入?)してきたのでご報告です。

コースは「中国東北料理三昧コース」料理13品 ¥3000+飲み放題 ¥1000。
なかなかのコストパフォーマンスのようです。

この日は遅れて参加した私のために、最初のほうに出てきた料理を取り分けておいてくれた皆様。
そのやさしさが心にしみます。

photo:02
排骨肉
砂肝と葱の和え物
干し豆腐の冷菜
キュウリの中華風漬け物
ラム肉串焼き
ラム肉の焼き餃子

羊肉の料理が目立ちますね。
中国東北料理といえば、朝鮮との国境近く、吉林省朝鮮族自治区の「延辺料理」がマイブームだった時期があるのですが、
中近東から続く壮大なシルクロードの終着駅という風情の、羊肉やクミンをバンバン使った料理が特徴的なのです。
まぁ、朝鮮族の延辺料理と比べると、漢民族の黒龍江省料理のほうがいくぶん中華寄りなのかも知れませんが。

この一皿でどれか一品、と言えばやっぱりラム肉串焼き。
いわゆる「ヤンロウ」なのですが、肉質が非常に良く、弾力あってなかなか美味いのです。
東北料理を看板にする以上、羊肉は良いモノを仕入れている、ということでしょう。
photo:03
ナス、ピーマン、ジャガイモの醤油うま煮

味付け自体はかなり中華なのですが、ポテトの主張が強いあたりが東北風。
photo:04
羊肉水餃子

黒龍江省伝統の、ラム肉を用いた水餃子。
肉厚でモチモチの皮が非常に特徴的です。
ラム肉の臭みはほとんどなく、どちらかといえばサッパリ食べやすい仕上がりでした。

photo:05
東北風豚肉甘酢炒め

酢豚というよりは南蛮漬け。
B級なジャンキーさが意外に好評でした。
photo:06
炒餅

ほうとうのような手打ち麺の上に、豚肉と角切り野菜入りの餡がかかった料理。
美しいですね。

photo:07
混ぜるとこうなります。
麺の固さは一律ではなく、それがまた手作りの暖かさを感じたり。
photo:08
紅星二鍋頭酒 56度

中国の庶民酒だそうです。
特に東北どうこうではなく、北京のお酒。
香りよく、飲みやすく、でも度数高めで、安く泥酔したい方にはうってつけの酒かもしれませんね。

さて・・・ここまでのコースで黒龍江省の料理というものを「なるほどなるほど」と言いながら食べてきた私ですが・・・ここはカレー細胞。
カレーと名の付くメニューを見つけたら、別注せざるを得ませんよね。
photo:09
「スープカレーチャーハン」

What???
スープカレーなんですか???
でもってチャーハンって、どういうこと??

・・・その謎は、料理が到着すると一瞬で解けました。

「なるほどっ!!」
photo:10
スープカレーチャーハン

「スープカレー」+「チャーハン」ではなく、「スープ」+「カレーチャーハン」。

玉子の白身が入ったあんかけスープの海に、カレーチャーハンの島がひょっこり浮かんでいます。
カレー粉をバンバン用いたチャーハンに、庶民テイストバリバリなスープ。
なかなか珍しい風合いの、超B級グルメだったのでした。

私は中華料理の専門家ではないので、きっぱりとはいえないのですが、
こちらのお店の料理は総じて、中国庶民派の超B級食堂テイスト。
化調をたっぷり使うこともいとわない、まさに庶民の味です。
が、ひとたび羊を使う料理や餃子となると、素材の選定から違うのでしょう、一気に本格美食の様相を呈する感じ。

お値段もリーズナブルで、スープカレーチャーハンなどの変わり者料理があったりと、
楽しみたっぷりで飽きることのないこのお店、人気があるのも「なるほど」といったところでしょうか。

ご一緒した皆様、ありがとうございました。


↓一日一回。クリックはこちら
 

味坊中華料理 / 神田駅岩本町駅淡路町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

Avatar。「アヴァタール」(渋谷)

渋谷、桜丘。
センター街の喧騒とは真逆の静けさに包まれた街角に佇む、一軒のインド料理店。
photo:01
「アヴァタール」

ヴィシュヌ神の化身Avatarが語源ですね。

ラーマも、クリシュナも、皆ヴィシュヌのAvatarなんです。

DJ OZMAもナオミ矢島も、綾小路翔のAvatarなんです。
photo:02
外からみれば完全なるインドですが、店内にはエベレストの写真。
やはり、そこだけは同化できないようですね。

ご察しの通り、こちらネパール人のお店でした。

いやいや、全然ネガティブなわけではないですよ。
器用なネパール人、特に焼き物が得意なお店が多いのですから。
photo:03
Cランチ ¥1250

タンドリーチキン
シークカバブ
カレー2種(マトン&チキンを選択)
サラダ
デザート
ドリンク


という超豪華なセット。
カバブのVサインがとってもやる気を起こさせてくれます。
・・・で、予想通り焼き物が美味い!!
カバブもチキンもジューシーです。

カレー2種はいずれもネパール系インドカレーの規範に則った作り・・・
ネギが乗ってたりとか・・・なのですが、味付けのバランスはなかなかのもの。
結構美味いカレーとなっているのは、シェフのセンスに依るものなのでしょう。
photo:04
食後のチャイは、茶葉の香りが濃いタイプ。
甘くしなくても充分楽しめるのですが、やっぱり甘くしちゃいました。
photo:05
そしてデザートはイチゴアイス。
普通のヨーグルトなんかより嬉しいですね。

どれをとっても標準以上のお店。
桜ヶ丘という立地のせいもあってか、店内もゆ
ったり落ち着いた雰囲気でgood。

仕事用のAvatarを脱ぎ捨てて素のままの気分になれる、とても良いお店ですね。

↓一日一回。クリックはこちら
 

Avatarインドカレー / 渋谷駅代官山駅神泉駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

発掘!焼鳥屋ランチのスパイシーカリー。「焼鳥ことぶき」(広尾)

ランチタイム、広尾駅から商店街に入ってすぐに見える黄色い看板。
photo:01
「やきとり屋さんのスパイシーカリー」
photo:02
なんだかただならぬ雰囲気。
これは入ってみねばなりませんね。
photo:03
ちょっと日本離れした、汎アジアなセンスの店内。
店員さんだってアジアンです。
photo:04
壁の張り紙にカレーのメニューが。

スパイシーチキンカレー ¥500
ハヤシライス ¥600
カレーとハヤシの合いがけ ¥650

マンゴーラッシー ¥200
LASコーラ ¥200


ほほう、安いですね!

空いてる席に座り、前払いで注文を済ませます。

photo:06
カレーとハヤシの合がけ ¥650

うぉっ!なんと迫力あるビジュアル!!
大盛りにしなくて良かった(笑)
photo:05
(右)スパイシーチキンカレー
(左)ハヤシライス


カレーは鶏肉、レンコン、ひよこ豆、タケノコがたっぷり入ったスパイシー仕立て。
実際かなりスパイシーで、小麦粉を使わずたくさんのタマネギを用いた粒子感ある仕上がりはネパールのカレーを彷彿とさせます。
クミンやバジルの存在感もあり、これはかなり美味いカレーですよ。

一方ハヤシライスはビーフ、タマネギ、シメジ、グリーンピースという具材構成で、こちらはかなり甘い仕上がり。

一皿で、甘い辛いの極端な落差が楽しめるこの一品、結構な満足度です。

なかなかの量でしたが、重さはほとんど感じず、ペロリと完食してしまいました。
これは掘り出しモノのカレーだといえるでしょう!。

焼き鳥屋さんのランチだと思って、舐めたらいかんぜよ!!

↓一日一回。クリックはこちら

 

焼鳥ことぶき焼き鳥 / 広尾駅
昼総合点★★★★ 4.0

ロールキャベツの老舗のカレー。「アカシア」(新宿)

ロールキャベツがあまりにも有名な、新宿の老舗洋食屋「アカシア」
photo:01
創業は1963年。
デロッとしたシチューに漬かったロールキャベツは超独特。
昔はこの新宿でよく食べたものです。

今では羽田空港第二ビルと、なんとドイツにも店舗を構えているのだそう。
凄いなぁ。

・・・と、さて、この「アカシア」に10年近くぶりに立ち寄ったのにはワケがあります。

あまりにロールキャベツが有名な故、ロールキャベツしか注文したことがなかったこの店に、
実は「極辛カレーライス」というメニューがあったという盲点!
それは食べておかねばならないでしょうに!!・・・というワケ。
photo:02
ショウウィンドウにも・・・確かにありました「極辛カレーライス」。
これは良さげですね~!!
photo:03
ウルトラレトロかつ風格のある店内。
懐かしい!!けど、今でもけっこうお客が入ってるってのはホント凄いなぁ。
photo:04
店内の張り紙には「ごくから」と読みがながうたれています。
「きょくしん」とか読む人がいるのでしょうか・・・
photo:05
極辛カレーロールキャベツ

わはは、結局セットで頼んでみました。
10年ぶりの「アカシア」でロールキャベツ頼まないってのも、
勿体ない気がしたものですから。
ちなみにほとんどのメニューはロールキャベツとコンボが可能。
流石ですね。

ただ、極辛カレーとシチューの間にライスが盛られているのですが、
キワから互いが浸食していくスリルにドキドキします(笑)
photo:06
右)極辛カレー

骨付き鶏肉が入っているスタイルは同じ新宿の老舗「中村屋」のカレーを彷彿とさせますが、
実際食してみると、こちらのほうがグッとスパイシー。
結構ホールスパイスを感じると思ったら、27種のスパイスを用いているのだとか。

流石にいまどきの激辛、というほどの辛さではありませんが、
洋食屋のカレーとしてはかなりスパイシーかつ、かなりインドよりな一品だといえます。
これは一食の価値がありますね。

photo:07
左)ロールキャベツシチュー

こちらが「アカシア」の絶対的看板メニュー。
レトロ且つ濃厚な味わいは、昔から寸分も違わない不動の出来映え。
いやぁ、懐かしい。そして美味い。

そして、ここで新しい発見も。
極辛カレーとシチューが混ざり合った部分が意外に美味い(笑)!!
そのあたりも優れてインド的ですね。

photo:08
食後にはコーヒーをいただきました。
写真からも判るかも知れませんが、なんとも不思議な苦み。
自家焙煎珈琲ということです。

良く言えばテキパキとした店内。
逆に言えばゆったり出来る雰囲気ではないこのお店。

接客のクオリティは決して求めてはいけませんが、
こちらのロールキャベツと極辛カレーには、
それを差し引いて余りある価値があると思いますよ。


Ps.この記事を書いた時点で、このお店の食べログ登録が「韓国料理」になっていてビックリ。
修正しておきましたが、誰だ?そんなつまらぬ嫌がらせをするのは??


↓一日一回。クリックはこちら
 

アカシア 新宿本店欧風料理 / 新宿西口駅新宿三丁目駅新宿駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5
昼総合点★★★☆☆ 3.5

復活!リアルインドの家庭料理。「クスム本場家庭料理」(三宮/新神戸)~その2~

『復活!リアルインドの家庭料理。「クスム本場家庭料理」(三宮/新神戸)~その1~』はこちら。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2011年11月18日「クスム本場家庭料理」店舗全焼。

なんとか無事だったクスムさんたちは同経営のインド料理レストラン「ティワリ」に身を置くことに。
一時ここでも「クスム」で出していたような家庭料理を提供したりしていたようですが、
いかんせん「ティワリ」はナンやタンドーリ等レストラン料理のお店。
そのシェフが作る家庭料理はやはりどこか、以前「クスム」で提供していた「本場家庭料理」とは異なるもの。

日本でも他に類をみない純・北インド家庭料理のお店の灯はこのまま潰えてしまうのか・・・と気をもむファン達・・・

と、そんな時・・・飛び込んできたビッグニュース!

「クスム営業再開。」

復活の報を受け、2012年7月、一路神戸へと向かう私・・・
photo:01
かつてクスムのあった葉山ハイツ。未だ白いシートがかかったまま。
そこからさらにハンター坂を少し上ると、道の左側に現れた看板。
photo:02
「INDIAN PROVISION STORE」

通称IPS、クスムさんの旦那テワリさんが経営するインド食材店ですね。
かつて葉山ハイツで「クスム本場家庭料理」の隣の部屋で営業していたのが、
この異人プラザというビルに移転したのです。

そして、お店の前には看板がもう一つ・・・
photo:03
「クスム本場家庭料理」OPEN!!

そう・・・・、新しい「クスム」はIPSと同じ敷地内に併設というカタチで復活していたのです!
photo:04
早速IPSの中へと入ってみましょう!
photo:05
photo:06
店内所狭しと並ぶスパイス、スパイス、スパイス。
そして自家製ピクル、バスマティ米、インスタント食品・・・そして・・・テワリさんの巨大なお姿。
photo:07
さらに、お店の一角にはテーブル席。
ここが新しい「クスム」のようです。

奥にある厨房には・・・いました!
料理を作るクスムさんの姿が見えます。
元気そう!良かった!!

photo:08
テーブルにはしっかりとしたランチメニュー。
マンションの一室に入ると無言で料理が出てきた以前の「クスム」と比べれば、
なんとしっかりした店舗らしくなっていることか!(笑)

注文はもちろん、ランチセット ¥980 ですよ。
photo:09
まず最初に出てくるのはサモサとマンゴージュース、そしてミントチャトニ。
サモサの硬い皮もかつてと変わらないですね。
なんだかとても嬉しいです。
photo:10
そして登場、メインディッシュ。
おぉ、なんだか涙が出てきたぞ・・・
photo:01
かなりふんだんに豆が使われたダルスープ。
お味はと言えば・・・以前と変わらないどころか、さらにパワーアップしているような印象。
味のメリハリが増したような・・・素晴らしいですね。
photo:02
こちらはパニールのカレー。
歯ごたえも手作り感バッチリです。
そうそう、こうでなくっちゃ。
photo:03
こちらはジャガイモとインゲンのカレー。
やさしいけれどもメリハリあって美味いわ~!!
photo:04
バスマティではない、インドの家庭的な米に、自家製のピクル。
いやぁ、美味い、美味い、嬉しい、美味い!!!
素朴なチャパティだって美味い!!

結局、ライスを二回、インゲンのカレーを一回おかわり(全部無料)して心もお腹も大満足。
photo:05
食後のチャイをいただきながらクスムさんや、日本語が多少話せる店員のシュクラさんと談笑。

IPSの店舗自体は2012年の2月or3月に移転し営業開始、
その後6月頃にはテイクアウトのサモサあたりから「クスム」を徐々に復活。
レストラン営業再開はごくごく最近のようでした。
ディナーもいちおうやっているようなのですが・・・電話などで確認してからの訪問が良さそう。

以前のようにマンションの一室のインド人宅にお邪魔するような、妖しきディープ感は若干弱まった「クスム」ですが、
より明るく、入りやすく、料理も非常に素晴らしく、まさに神戸の誇りとでも呼ぶべき貴重なお店が完全復活したという印象。
何よりも、クスムさんの明るく楽しそうな表情を見ていると、お店を再開できて本当によかったのだなぁ、と感慨ひとしおです。

以前の「クスム」を知っている人にも、
本当の北インド家庭料理を知らない(インドの家庭でナンとかタンドリーチキン食べてると思ってるような)人にも、
是非足を運んで欲しいなぁ。

唯一無二のお店ですよ。

↓一日一回。クリックはこちら

復活!リアルインドの家庭料理。「クスム本場家庭料理」(三宮/新神戸)~その1~

ついに復活しました!!

神戸が誇る、リアルインド 「クスム本場家庭料理」

2011年11月のあの事件の後、もう二度と復活しないかもしれない・・・という心配があったこの店ですが、
店舗の場所を移しての営業再開、まずは、おめでとうございます。

・・・といっても知らない人には何がなんだか分からないと思うので、
昨年夏に訪問したときの記事を転載します。まずはこちらをご覧ください。

※以下の記事は2011年6月~11月のブログ休止期間中、
食べログに投稿した記事をブログ用に再アップしたものです。
お店への訪問は2011年7月。
2012年7月現在とは店舗状況が異なることにご注意ください。
*****************************************************

◆リアルインドのお宅訪問。「クスム本場家庭料理」 -<カレー細胞>-

明治以降、国際貿易の二大拠点となった横浜と神戸。
この二つの港町には早くから外国人が移住し、コミュニティを形成してきました。
貿易に従事するインド人もしかり。

やがて関東大震災が起こり、横浜のインド人たちは神戸に移住。
以後神戸という街は日本国内におけるインド人コミュニティの中心として、数多くの定住インド人を受け入れてきました。

繊維を商うシンド人、雑貨や自動車部品を商うパンジャーブ人、真珠を商うグジャラート人・・・
明治の世から脈々と受け継がれてきた神戸インド人文化は時を経て、国内に比類なき深さを獲得してきたのです。

近年になって関東の葛西などにも大規模なインド人コミュニティが形成されてきましたが、
そちらは主にIT産業に従事する一時滞在者が中心。

それに比べて神戸のインド人の場合は古くから定住し、三代四代と世代を重ね、
日本国籍をも取得している人が多いのですから、自分たちの住む街への一体感も並々ならぬものがあるわけです。


神戸に生まれ育った私も、ターバンを巻いたインド系日本人の方が軽トラックを運転し、
北野の急な坂道を上っていった光景を、ごく日常の風景のように憶えています。


さて前置きが長くなりましたが、今回はそんな神戸の街を象徴するような場所をご紹介しましょう。


*************************************************************


神戸北野・ハンター坂。


道端にポンッと出ている看板。


「クスム本場家庭料理」


しかし近くを見回しても、店らしい店はなく。


そう、実はこのお店、看板の脇にある「普通のマンションの一室」で、
「リアルなインドのお母さんがリアルなインドの家庭料理を振舞ってくれる」という、
なんとも独特な店なのです。
(そもそも店と呼んでよいのかどうか・・・)


ちなみに道端にこの看板が出ているときは「営業中」、
看板が無いときは「お休み」ということになっているようです。


マンションのポストを見てもお店の表示など全くなし。
しかし迷わず3Fへと上がりましょう。


302号室。
半開きのドアから香るスパイスの芳香。
間違えようがないですね。


室内に入ると、ほぼ普通のお宅に体格の良いおばさんがドン!と座っています。
特に「いらっしゃいませ」などという挨拶があるわけでもなく、
席への案内があるわけでもなく、
オーダーを聞きにくるわけでもなく、
ただ、空いている席に座って料理を待ちます。


実はこちらのお店、ほとんど日本語は通じないのですが、ご心配なく。
昼と夜とで大体のメニュー構成は予め決まっているのです。


11:30~14:30  ランチセット \980
 ジュース
 サモサ
 サラダ
 カレー(2種)
 豆のスープ
 チャパティ
 ライス
 チャイ


17:30~21:00 ディナーセット \1200
 ジュース
 サモサ
 サラダ
 カレー(2種)
 豆のスープ
 チャパティ
 ライス
 デザート


この日は夜の訪問。
席へ付くと早速、マンゴージュースとサモサが出てきました。

マンゴージュースはおそらくインド市販のもの(かな?)。

サモサは油少な目のサクサク衣でいかにも家庭の手作り風。
スパイスがしっかり効いたミントチャトニーを付けていただきます。


このサモサだけでもなかなかのボリューム。


続いてメインのプレートが出てきました。


わぁ、なんと綺麗なお料理でしょう。


といっても華やかというわけではなくて、日本とは思えないリアルな彩りが目に嬉しいという意味で。


カレーは完全にベジ。

ダルスープにパニールに、野菜カレーに。


流石というべきかバラッパラに炊き上がったインド米にかけ、
当然のように手食でまぜまぜいただきます。


美味いなぁ。


もちろん日本人向けアレンジなど全くない味付けで、
しかも派手に辛いとかスパイシーだとか、そういった演出効果も一切なしで、
ただただリアルなインド家庭の味。


これを美味しいと思うかどうかで、インドに行って食を楽しめるかどうかがわかる。
そう思えるほどリアルなんですね。


味だけでなくボリュームもインド仕様なので、これで充分満腹感が得られるのですが、
実はこのプレート上の料理は、カレーもライスもすべてお替り自由。
・・・というか、ここもインドスタイルで、ストップと言わない限り自動的に追加盛りしに来てくれます(笑)


動けなくなるまで食べるのもオツというもの。


食後のデザートはバニラアイスクリームでした。


もともとはこちらのお店の向かいの部屋305号室(だったかな?)で自宅を改装し、
「INDIAN PROVISION STORE」という香辛料ショップを始めたオーナーのテワリさん。
(エディ・マーフィーの「ナッティ・プロフェッサー」ばりの巨漢です)
そのちょうど真向かいにあたるこの302号室でその奥様のクスムさんが料理を出し始めたのが、
この店の始まりだとか。


そもそもが香辛料を買いに来るインド人のお客さんをもてなすための料理ってことですから、
リアルすぎるのにも納得です。


最近は各メディアなどにも取り上げられ、知名度もアップしているようですが、
このお店の特殊性をきちんと念頭にいれてからお邪魔しないと、いろいろビックリしちゃうでしょうね。


ちなみにこちらのオーナーのテワリさん、
最近本格的な北インド料理レストランも近くにオープンしたということ。
その名も「ティワリ」。
こちらはノンベジでタンドーリ料理なども充実しているようです。


とかくオシャレでハイファッションな町として扱われがちな神戸という町。


しかし古くからの港町ならではのディープな異国文化に触れてみるのもまた、
この神戸の素敵な楽しみ方。


ディープな体験を求める人同士、連れ添ってこの「クスム」へ是非どうぞ。
忘れることのできない大切な思い出が、きっと生まれることでしょう。

※以上の記事は2011年6月~11月のブログ休止期間中、
食べログに投稿した記事をブログ用に再アップしたものです。
お店への訪問は2011年7月。
2012年7月現在とは店舗状況が異なることにご注意ください。
*****************************************************

と、まぁ、唯一無二の存在としてコアな人気を集めてきた「クスム本場家庭料理」。

しかし、2011年11月、思いもよらなかった事件がこの店を襲ったのでした・・・(つづく)

↓一日一回。クリックはこちら


モスク前ディープインパクト。「ナーン・イン」(三宮/新神戸)

古くから、さまざまな国、さまざまな文化、
さまざまな宗教の人びとがあたりまえのように暮らす街、神戸・北野。
photo:05
ジャイナ教寺院があったかと思うと、
1935年に建てられた日本最古のモスク「神戸ムスリムモスク」(現在改修中)があったり。

そしてモスクの斜め向かいにある洒落た店構えのお店がこちら、
photo:04
「ナーン・イン」

モスクへと参拝するムスリム(イスラム教徒)たち御用達の、ハラル対応パキスタン料理店です。
photo:09
礼拝が行われる毎週金曜日、完全ムスリム向けランチブッフェが提供されることでも知られるこのお店ですが、
今回は通常ディナーとして訪問してみました。

まずはお酒から。
photo:03
白ワイン ¥400

ムスリム以外の客も来ますから、
酒は普通に置いています。
photo:02
食前に供されるのは、物凄い量のサラダ。
その理由は後ほど判明するのですが・・・(笑)
photo:01
マトンビリャニ ¥1500

おぉ、なんと美しい色ムラ!
これぞまさにムスリム式ビリヤニ!!
炊きたてバスマティ米の香りがなんともたまりません。
photo:06
骨ごとカットされた大量の羊肉に、ブラックカルダモン、グリーンカルダモン、
ブラックペッパーなどのホールスパイスがザクザク。

そして、一口食べてビックリ!

とにかく味付けが濃い!!

塩、胡椒、ショウガ、ニンニク、そして各種スパイスが口の中でプログレッシブな重奏感を醸し出すディープインパクト。
その破壊力たるや、八潮「アルカラム」を凌ぐほどです。
photo:07
カラチゴーシト ¥1400

カラチ式羊カレー。
こちらも一口食べてズドン!!

うわぁ、濃い!!

こちらも骨ごとぶった切られた羊肉と共にショウガ、フレッシュトマト、タマネギなどがじっくり煮込まれています。
ガツンと濃厚な味わいとともにフルーティな甘みも感じる奥深い一品。

ペースト類は一切使わず全て素材から作るという、この店の拘りが伝わってきます。

しかし・・・濃い(笑)

気がつけば、あれだけ山盛りだったサラダは空っぽに。
成る程のバランスなのでした。
photo:08
壁にはたくさんのサイン、しかしよく見ればどれも日本人ではなさそう。
パキスタンかインドの有名人かな・・・と思ったら、そうでもありませんでした。
なんとこの店、マレーシアの芸能人たち御用達なのだとか。
結構なスターのサインもあるようで、マレーシアの芸能関係に詳しい方がいれば是非教えてほしいものです(笑)

まさに北野っぽい、日本離れした空間。
金曜ランチでなくとも、充分に満足できるパキなのでした。

↓一日一回。クリックはこちら

ナーン インパキスタン料理 / 三宮駅(神戸市営)三宮駅(阪急)三ノ宮駅(JR)
夜総合点★★★★ 4.0

納涼トムヤム麺。「ティーヌン 市ヶ谷店」(市ヶ谷)

ムシムシ暑い日が続きますね。

そんな時こそ暑い国の料理で納涼ですよ。

手軽で便利なタイ料理チェーンとして不動の地位を確立した感のある「ティーヌン」、
その市ヶ谷店に立ち寄ってみました。
photo:04
ここは駅にも近く、
もともと立ち寄りやすいティーヌン各店の中でも特に立ち寄りやすいお店のひとつ。
photo:03
店内は開放的でありつつ、清潔感もしっかり保っています。

ムシムシ暑い日にピッタリな納涼メニューがあったので注文してみましたよ。
photo:01
冷やしトムヤムヌードル ¥950

選べる麺は中華麺にしてみました。
要するに「冷やし中華 トムヤムバージョン」というわけなのですが・・・
photo:02
これがなかなかいける。
うん、ありですね。

トムヤムとしては辛さ控えめだったので、ナムプリックを加えたらちょうどよい感じ。
やはり温暖化真っ只中の日本の夏を乗り切るには、辛さと酸味が一番ですよね。

ティーヌン、ほんとお世話になってるなぁ。

↓一日一回。クリックはこちら
 

ティーヌン 市ヶ谷店タイ料理 / 市ケ谷駅麹町駅半蔵門駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

インドカリー白金スタイル。「DOLL」(白金台)

白金の街に佇むカレーバー「DOLL」
photo:01
これほど白金の街にしっくり溶け込んだカレー屋はないでしょう。
photo:02
店内の雰囲気も、お店の方の佇まいも、せかせかせずどこか悠然としています。
photo:03
ランチは4種。

インドカリー
オムライス
ホームカレー
ドライカレー

カリーとカレーを使い分けてるあたり、なかなか粋ですよね。
photo:05
インドカリー ¥980

これはそそられるビジュアルですね。
日本人なら誰もが思い浮かべる「インドのカレー」そのものですよ。
photo:04
セットのサラダはかなりシャキシャキ。
品質本位です。
photo:06
そしてカレー・・・・もといカリー。
どれだけの量の玉ねぎを使っているのでしょう。
かなりの粒子感ですよ。
photo:07
玉ねぎに加え、マンゴチャツネの甘みが魅惑的。
それでいて、しっかりスパイシーな甘辛仕立て。
これは美味しいですね。

確立したレシピの安定感を感じます。

photo:08

食後はスッキリ、アメリカンなコーヒー。
一息に飲んじゃたら、おかわりをくれました。

ゆったりと流れるこの時間・・・白金という街が持つ心の余裕なのでしょうか。

夜のバー営業時にもカレーは用意できるようです。
憶えておこうっと。

↓一日一回。クリックはこちら
 

カレーアンドバー ドール (カレー(その他) / 白金台駅目黒駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

もうやんを居酒屋使いしてみた。「もうやんカレー しんばし」(新橋)

へヴィー級カレーライス店の代表格「もうやんカレー」、
その新橋店にあたる「もうやんカレー しんばし」が2012年3月にオープンしました。
photo:01
他店舗同様コテコテの外観。
オシャレ系小食女子の誤侵入を防ぐのには効果絶大でしょう。
photo:04
地下に広がる店内はウッディ&サイケ。
This is もうやんという感じです。
photo:02
メニューの多彩さも変わらず。
写真を見るだけで胃がズッシリ・・・!!
photo:03
グラスビール ¥250

ま、せっかく飲兵衛の街新橋ですから、居酒屋気分で行きましょう。
photo:05
和牛ホホ肉のカレー煮込み ¥850

こんな一品料理だってあるんです。
ぷるんと柔らかい頬肉にガッツリピクルス、辛味ペースト・・・
photo:06
ドライカレー 五分盛り 辛さ8 ¥900

カレーは200円引きの五分盛りで。
コスパは下がるけど、量的には充分。
辛さ8ってのはなかなかナイスな辛さでして、結構カイエンペッパーの主張が強くなってきています。
バランスで考えれば辛さ5あたりがジャストなのかな??
通常目玉焼きオンであるところ、温泉玉子オンで仕上げていただきました。
うん、こっちのほうがいいね、イイね!!

・・・というわけで、もうやん名物無料サービスの薬味などには一切手を出さず、
大人の居酒屋使いにチャレンジしてみたのですが、まぁ、こういう使い方もアリかと。

一品料理の単価が安いわけではないので、2、3人でシェアするのがよいかと思いますが、
充分スパイシー居酒屋としての機能は果たせそう。

新橋ハシゴの選択肢が一つ増えましたね。

↓一日一回。クリックはこちら
 

もうやんカレー しんばしカレー / 新橋駅内幸町駅汐留駅

毎日食べられる日本式インドカレー。「ラッフルズ カリー」(仲御徒町/御徒町)

私が好きなカレーのジャンルに、「日本式インドカレー」というものがあります。
小麦粉を用いない点、ホールスパイスを用いる点などインドのカリー的でありながら、
日本米によく合うバランスに仕上げた日本独自のカレー。
photo:01
御徒町の「ラッフルズカリー」などは、まさにこのジャンルにあてはまるお店といえるでしょう。
photo:02
小さなお店の中には木のカウンター席。
目の前には大瀧詠一のLPジャケット。背後には山下達郎のLPジャケット。
実に実にジャパネスク。
photo:03
生ビール ¥350

真昼間からキンキンのビールをいただいてみました。
photo:06
セットのサラダ。
野菜がシャキッとしていて美味いです。
サラダの出来は、お店の料理に対する姿勢がはっきりと出てくるため、結構重要。
photo:05
厨房からはムワッと芳しきスパイス香。
この時間がたまらないのですよね。
photo:07
二種盛りカリー(チキン+マトン) ¥900

迷ったら両方、の鉄則にしたがって、二種盛りで頼んでみましたよ。
photo:08
(左)チキン
玉ねぎたっぷり、程よい甘みを感じる良い仕立てのカレー。
ターメリック、シナモン、カルダモン、ペッパーというシンプルな構成でサラッと喉ごしよい仕上がりです。

(右)マトン
こりゃぁなんとも、クローブにカルダモンが効いた、通好みの味。
程よい辛さ、粒子を感じる舌触りなど、まさに私好みのカレー。

いやぁ、どちらも美味しいですね。
極端なインパクトというよりも、毎日美味しく食べられる感じのカレー。
インド人に食べさせてみたいです。
photo:09
食後は紅茶のサービス。
アイスかホットが選択可。
photo:10
チャイのムース

これは是非一度食べていただきたい一品。
紅茶の風味、ミルクの円やかさにシナモンの魅惑的な香りがプラスされた、
まさに「食べるチャイ」。

一般的なカレースタンドのイメージとは一線を画した、センスのよい気の利き方が嬉しいお店。
カジュアルに、ふらっと立ち寄ってみてくださいね。

↓一日一回。クリックはこちら
 

ラッフルズ カリーカレー / 仲御徒町駅御徒町駅新御徒町駅
昼総合点★★★★ 4.0

アクロバティックが止まらない。「赤坂喫茶室」(赤坂)

ビヤャャャーツ!
photo:01
南インドのチャイの如き高さから注がれるコーヒークリーム。
まさに芸術的なディスプレイであります。

ゴゴゴゴゴーッ!
photo:02
え?そんな角度でカレーを??
まさにアクロバティックなディスプレイであります。
photo:03
「赤坂喫茶室」
photo:09
激しく壮絶なディスプレイとは裏腹に、ゆったりとカンファタブルな店内。
photo:04
メニュウの書体にもモダンな空気が溢れていますよ。
photo:05
喫茶店風ビーフカレー ¥700

期待を裏切らない、喫茶店風のビーフカレー。
ビーフもルゥも上質です。
photo:06
まるごと入ったブラウンマッシュルームの歯ごたえもたまらなく・・・
ゆったりした音楽が流れる店内ですから、ゆったり上品にいただきましょう。

ウズウズ・・・
photo:07
+¥300でコーヒーがセットになります。

気品ある白磁のカップ、薫りたつアロマ・・・

ゆったりした音楽が流れる店内ですから、ゆったり上品にいただきましょう。

ウズウズ・・・
photo:08

ビヤャャャーツ!

ディスプレイほど美しくなくとも、とりあえず、やってできないことはなかった。
危うかったけど、とりあえず、こぼさずにできました。

ふぅ、スッキリした!!

↓一日一回。クリックはこちら
 

赤坂喫茶室喫茶店 / 赤坂見附駅赤坂駅永田町駅

ヒマラヤからの風に吹かれて。「レッサム フィリリ」(泉岳寺/品川)

「ネパール&チベットはすぐそこ」
photo:10
なんとも大胆な案内板に誘われ、ほぼ10年ぶりの「レッサムフィリリ」へ。
都内屈指の本格的なネパール&チベットレストランです。

photo:05
2000年のオープン当時から変わらない、豪奢な店構え。
店の内外にひしめく、ネパール本国から取り寄せた調度品は必見。
photo:11
店頭の柵にはマニ車が設置されていたり・・・・
photo:06
細工窓と扉は116人の職人が5ヶ月かけて彫り上げたものだったり・・・
photo:07
とにかく全てが・・・
photo:08
全てが素敵なのです。

一方で料理も、ネパール本国「クンビラホテル」出身のシェフが、本国と変わらない味を提供するというウリで・・・
つまり、日本の事情に迎合せず、ネパールのレストラン料理そのものが味わえるというわけです。

実際メニューブックを開けば、東京のほかの店では見られないような料理名がズラリ。

限りなく現地なネパール料理といえば池袋の「味家」が上げられますが、あちらは家庭料理。
こちらはホテルで出てくるようなレストラン料理ですから、ラインナップも全然違うのです。
しかもこの店、チベット料理も充実しておりなかなか貴重。

photo:01
ククラ パテラ ¥1250

チキンカレーを玉子で包んだ、ネパールの料理。
実に珍しいです。
photo:02
実際食した印象はほぼオムレツで、
中のチキンカレーというのもほぼ、チキンと野菜のスパイス炒めといった感じでした。
なるほどなるほど。
photo:03
シャクパ ¥1150

こちらはチベット料理。
野菜チキン雑炊とでもいうべき一品です。
photo:04
まず鼻腔をくすぐるのは、沖縄のヒバーチのような独特な胡椒の香り。
が、それ以外特に立ったスパイスはなく、胡椒味の鶏がらスープに鶏肉と野菜がどっさり入ったという感じ。
南アジアというより東アジアのテイストが濃厚ですね。
photo:09
食後にはホットチャイ。

ほとんどの料理が1000円以上と、お一人様には少々ハードルが高い設定ですが、
現地そのものの料理を提供するというコンセプトは大いに歓迎できるお店。
やはり多人数ディナーでいろいろ食べてみるのが一番良い使い方かもしれません。

店名の「レッサム フィリリ」とは、ネパールではポピュラーな歌。
絹の布が山々からの風になびく様子を表しているのだとか。
店内にも流れるレッサム フィリリの歌を聞きながら、現地の料理をいただいていると、
やっぱりここはネパールかチベットなのだろうかという錯覚にも包まれてしまいますね。

五反田にも支店があるので、お近くの方はそちらにも。

↓一日一回。クリックはこちら
 

レッサムフィリリ 高輪店(本店)ネパール料理 / 泉岳寺駅品川駅高輪台駅
夜総合点★★★★ 4.0

マイペンライな二枚看板。「ブアールアン」(西武新宿/新大久保)

photo:01
「ブアールアン」
photo:02
「バーンリムパー」

・・・え?どっちなのさ???
2つの店名が混在する入り口。

まぁどうやら、元々「バーンリムパー」だったお店が経営変更で「ブアールアン」になったということらしいのですが・・・
看板は一部しか入れ替えていないというわけ。
(「バーンリムパー」は新宿三丁目近辺に今も複数店舗を構えているお店です。)

さすがマイペンライの国ですね。

店内はちょっとキッチュな傾き者的空間。
photo:03
天井から巨大な傘がぶら下がって、その縁が電飾でビカビカしてるわけです。
外国人とか連れてくると「オー!ゲイシャ、カブキ、ワンダフルジャパン!!」なんて誤解されそうです。
郷ひろみとか連れてくると「まばゆいくらいにエキゾチックジャパーン!!」なんて誤解されそうです。

オクセンマイペンライ。
photo:04
スパイ白 ¥630

グラスに歪む、マイペンライの国のマーク。
なんてナチュラルハイな世界。
photo:05
ヤムネーム ¥850

おぉ、ハートの皿がキュートですね。
心臓をかたどった皿に腸を入れたと考えれば、これまたグランギニョールではありますが・・・
酸味が効いて美味しいヤムネームです。
photo:06
ゲーンパームー ¥800
カオニャオ ¥400

やっぱりこれも頼んじゃいました。
ココナッツミルクを用いない、タイ北部の激辛カレー・・・←これ単語登録しておこうかしら。
それくらいいつも食べちゃうメニュー。
ムーだから豚肉使用です。

めちゃくちゃ辛いというわけではないけど、そこそこ辛い。
カオニャオ(もち米)の仕上がりもよく、結構満足できました。

新宿と新大久保のちょうど中間、場所としては中途半端ではありますが、
逆にこの辺立ち寄ったときにはまたブアーっと寄らせてもらうかも。

ブアーっと。

植木等的に。

↓一日一回。クリックはこちら
 

タイレストラン ブアールアンタイ料理 / 西武新宿駅新大久保駅大久保駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

シャレデス。「シャリデス」(中野)

photo:01
いやぁ、なんだか懐かしい感じ。
ホント昔はカレーといえば、ターバン巻いた黒い人ってイメージだったもんなぁ・・・

しかしこの「カレーの店 シャリデス」、2011年オープンの新店。
中野ブロードウェイ脇という立地にふさわしい、いい意味でのアナクロニズムに溢れたお店です。

ちなみに「シャリデス」とは、ご飯を意味するシャリと、「デリシャス」のアナグラムを掛けた名だとか。
シャレデスね。
photo:02
店に入るや否や響き渡る、大槻ケンヂのシャウト。

そしてKing-showと特撮のポスター。

かたやプロレスのポスターも。

入店5秒で店主の趣味志向がくっきりわかるという、清清しいカミングアウト空間ですね。

あぁ、俺にカレーを食わせろ!!
photo:03
食前にはコールスローサラダ。
お、奥にあるティッシュボックスは「横濱カレーミュージアム」のヴィンテージ物・・・
これはナゴムなぁ。
photo:04
2種盛りカレーB 緑色の豆カレーと鶏そぼろカレー ¥850

(右)緑色の豆カレー
ホーイサボテン緑の光なカレー。
レンズ豆とヒヨコ豆とバントラインと僕をほうれん草ベースでマイルドに仕上げた味。

(左)鶏そぼろカレー
ホールスパイスたっぷりのドライキーマ。
クミン、マスタードシード、ローレル、フェヌグリーク、カフカ、フェリー二、マザーグース・・・

(中央)
米・米・米・米・米・・・・

とってもオリジナルなカレー。
しかしいつ来てもこれが食べられるとは限らず、メニューはどんどん変わっていくのだそう。
来るたび来るたび、新しいカレーが登場しているなんてこともあるのですね。

こりゃぁ、ポルカを踊る暇もないぜ~

兎に角今夜は早々に退散しましょう。

空気女と小人を連れて、街にサーカスが来る前に。

↓一日一回。クリックはこちら
 

カレーの店シャリデスカレー / 中野駅新井薬師前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

FC2Ad