FC2ブログ

カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

素材と香りにこだわる名古屋スパイスカレー。「グナグナカリー」(名古屋/亀島)

名古屋にもようやく、スパイスカレーの波が浸透し始めています。
亀島「ノリタケの森」の近くにある人気スパイスカレー店にランチ訪問。



「グナグナカリー」

オープンは2014年。
グナクナはインドネシアの黒魔術。
虜にするという意味合いもあるそうです。


コンクリ打ちっぱなしの床、木製のカウンター、ミニマルながら洗練された雰囲気。
ひと昔前の名古屋では想像できなかった、洗練されたカレー屋さんですね。

そして、入店と同時に鼻腔をくすぐるスパイス香。
この時点で間違いなし。


ご夫婦で営まれている個人店ながら、本日のカレーが5種類あるのは凄い。
横には夜メニューも見えますが、BAR使いも楽しそうですね。


★2種盛り ¥1200
・レモンチキンカリー (恵那鶏/清水果樹園 無農薬レモン)
・温泉卵の朧月キーマカリー(山口県産自然卵)+¥180


迷った挙句、この組み合わせに。
盛りがもの凄く綺麗!
四角柱状に整えられたライスはまるで、ういろうの如し。
産地表示が丁寧なのも、プラスアルファの楽しみです。


まずはレモンチキンカリー。
大阪スパイスカレーのようにカスリメティが振りかけられています。


弾力ある鶏むね肉が美味しい。
無農薬レモンなので皮ごと齧っちゃいますよ。


そして温泉卵の朧月キーマカリー。
細かく滑らかなキーマに香るカルダモン、カスリメティ。


温泉卵のクオリティも特筆すべき。
卵のハリと味の濃度が凄い。

全体に穏やかな味わいながら、スパイスの香りはフレッシュ。
ミニサラダにもスパイスが用いられているなど、細部にも抜かりなし。

この日三軒目のランチながら、スルッといただけました。

せっかくなので食後のドリンクもいただきましょう。

★ミントチャイS ¥400

こちらかなりのミント香、めちゃくちゃ爽やかです。
茶葉はスリランカの茶葉、牛乳はよつ葉 放牧生産者指定ノンホモ牛乳。
こだわりが徹底していますね。

過去のレビュー写真などを見れば、今とはだいぶ違ったカレーを出していた様子。
ブラッシュアップを繰り返しているのでしょう。
きっと単純に、作り手が好きで好きでやっているお店。

そういう気持ちって、伝わりますよね。

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

グナグナカリー



関連ランキング:インドカレー | 亀島駅浅間町駅栄生駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

名古屋に吹く、カルナータカの優しい風。「南インド家庭料理 カルナータカー」(藤が丘)

名古屋の北東、藤が丘には、行きたいところが2つありました。

ひとつは、熱帯魚・爬虫類マニアにとって東海最強の聖地である「REMIX名古屋インター店」。

そしてもう一つがこちら。

「南インド家庭料理 カルナータカー」

移動販売を経て2012年5月3日にオープン。

食に対しても保守的な名古屋。
南インド料理といえば今でこそ名駅近くに「エリックサウス」がありますが、以前は一社の「ケイラーシュ」くらい。
もっとも「ケイラーシュ」は南インド料理「も」出すインド料理店。
ドーサを出すなど野心的だったのですが、2013年に惜しくも閉店。


そんな名古屋の地で6年以上も南インド料理一歩勝負。
並大抵の踏ん張りではありません。
というか、余程の愛がなきゃ続かないはずですよね。


とまあ、店内見渡せば、隅々まで迸る現地愛。


食材や食器、小物も定期的に現地調達しているようですね。


メニューの説明もかなり親切丁寧。

店名通り、こちらで提供されるのは南インド・カルナータカ州の家庭料理。
カルナータカはインド亜大陸の西海岸側、ケララ州の北にあたる地域。
(銀座の話題店「バンゲラズキッチン」でお馴染みマンガロールもカルナータカ州の都市ですが、料理体系はかなり異なります。)


壁には「手食歓迎」の文字。
気兼ねなく楽しめてありがたいですね。


★Aセット ¥1200
・カレー3種類とつけあわせ&ドーサ&ライス&のみもの
(カレー)
・サンバール
・キャベツとベジミートのココナッツカレー
・レンズ豆のカレー


ドーサがついた軽いミールス。
マサラドーサ仕立ての小ぶりなドーサ、生地は少し厚めで柔らかな仕上がり。
ちょっと独特、どんな米粉使ってるんだろう?


家庭料理と銘打つだけあって、辛さや油は控えめ。
いずれも比較的優しく、スルッと入っていく感じです。


ダールには皮付きマスールがぎっしり。


冬瓜のサンバルはトマトたっぷり。
時にホールのブラックペッパーがガツッときて、これ一杯でラッサムを兼ねたアクセントになっています。

その他マスタードシードと青唐辛子が効いたチャトニ、牛蒡のウールガイなど、端正な品が並びます。


甘いマサラチャイはおかわり可能。
もちろんいただきましたよ。

一品一品丁寧に、南インド・カルナータカ現地に敬意を払いながら作った料理という印象。
「好きで作っている」ことが伝わってきます。

家族みんなで協力しながらの切り盛りも、家庭料理を振舞われている優しい気分を感じさせてくれ好印象ですね。

スッキリとした気分で店を出て、駅の反対側にあるもう一つの目的地る「REMIX名古屋インター店」へ。

流石というか、一般人には普通魚に見えるような珍魚が沢山。
そんな中、なんと!
アジアに3種のみ生息するシクリッドの一種、カルナータカ州特産のバンデッドクロマイドが販売されていました。

なかなか日本に入ってこない魚です。

次に来たときはお店に水槽があったりして。

(おまけ知識)
シクリッドの中で有名な種としては、南米のエンゼルフィッシュやディスカス、アフリカのティラピアが挙げられます。
淡水域にしか生息しないシクリッドがアフリカと南米、そしてマダガスカルとインド亜大陸に分布する事実は大陸移動のプロセスに関係していると云われています。
ちなみにケララ州特産のダイヤモンドクロマイド=カリミーンはバンデッドクロマイドと同属の魚。私はこちらを飼育しています。

http://www.masaladosa.jp/

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

名古屋北インドの小さな名店。「インド料理専門店 New Delhi」(岩塚)

名古屋といえば、10年ほど前から気になっていたインド料理店がありました。

市営地下鉄東山線岩塚駅の2番出口を出て右へまっすぐ。
2軒目のファミマを越えた角を右に。
店がだんだんなくなった頃、住宅地のなかに現れる小さなお店。


「インド料理専門店 New Delhi」

あの食べログカレー界の巨星rumbaさんが名古屋時代に通った名店。
店名や料理写真からのイメージより遥かにコンパクトでアットホームな雰囲気ですね。

まずは一服。


★タンドリーチキンセット(生ビール+タンドリーチキン) ¥950

アツアツのジュウジュウで登場するタンドリーチキン。
油ハネをマトリックスのような動きでかわします。

タンドリーチキンは完全にインドの一流店のクオリティ。
「タンドリー風」とはモノが違います。

このセット、おトクですなぁ。
なんて思ってたのですが、よくよくメニューを見ればタンドリーチキン単品480円、生ビール450円でセットにするより安いという(笑)

そしてメインのカレー。

★チリチキン(辛口) ¥1200
★ナン ¥250


いわゆるインディアンチャイニーズの雰囲気漂う一品。
辛口にしたのが凄く、凄く良かった。

ベースは甘く、スイートチリの如き風合い。
そこにクラッシュしたブラックペッパーの辛さが後から追っかけてきて絶妙の甘辛に!


「はじめ甘くて後から辛い」は大阪の「インデアンカレー」のキャッチフレーズですが、こちらも負けず劣らず。

思い出したらまた食べたくなる、中毒性のあるカレーですね。

そして肉厚でしっかりした噛みごたえのナン。

日本に来るまでナンを食べたことのないシェフがテンプレで作る、ふかふかでやたらデカく、妙に胃に溜まる、あの謎の食べ物とは別物の「ちゃんとしたナン」です。

チリチキンは絶対ライスにも合うのだけれど、それだと結構中華寄りになってしまう。
このナンなら、マッチングもバッチリです。

フラッと寄ってササッといただいただけでも高い調理技術と味の個性を充分に楽しむことができました。

要予約のビリヤニやスープカレーもいつか食べてみたいな。


●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

カレー専門店cafe New Delhi



関連ランキング:インドカレー | 岩塚駅中村公園駅



テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

名古屋インドカレーの原点。「タンドゥール」(名古屋)

名古屋駅地下ミヤコ地下街。
独特の雰囲気をもつ名古屋カレーの老舗。

「タンドゥール」

名古屋駅近辺で初めてインドカレーを提供する店として、約40年前にオープン。

ベースはおやじさんがインドで教わった家庭料理。
「現地シェフのレシピに忠実に30kgの玉ねぎを炒めることから始まる手づくりのルゥ」は、今やどこにもない、この店独特のカレーとなっています。


ちなみにタンドール窯はなし。
店名はインド現地の空気感を表現した「イメージ」なのでしょう。

カウンター向こうには、ネクタイ締めたマスターのしゃんとした立ち姿。

2日かかる仕込みをバトンタッチしながら数人のスタッフで回しているそうです。


カレーメニューはシンプル、辛さを選ぶだけ。


★インドカレーとご飯[辛口]¥800

やって来ました「あのカレーポット」で!

まず驚くのは圧倒的な量の玉ねぎ。
それ以外に固形具材はなく、野菜の旨味とスパイスで押すヘルシーなカレーです。
特にクローブとカルダモンら結構効いており、いわゆる「薬膳」感抜群。

なるほど、流行りのカレーのような華やかさやファーストアタックの派手さはないけれど、この味はずっと飽きずに食べられる味だ。何歳になっても。
辛口もビックリする辛さではないので、ビビらずオーダーしてオーケー。

そして、この店で忘れてはならないのがチャイ。

★チャイ[マサラ]とビスケット ¥450

なんと、オーダーを受けてスパイスをすり鉢で挽き、一杯ずつ牛乳で煮出すところから作るチャイ。
用いるスパイスはシナモン/カルダモン/マサラから選べます。
んでこれがまた、ズシッと存在感あるチャイ。
添えられたビスケットも、昔は手作りしていたのだとか。

年月をかけ磨かれてきた不動の定番には、流行り廃りに流されない強さがある、そう実感できるお店。

最新トレンドだけでなく、その土地で愛され続けるカレーとの出会い。
それもまた遠征の楽しみなのです。


●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

タンドゥール



関連ランキング:インドカレー | 近鉄名古屋駅名鉄名古屋駅名古屋駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

イミズスタン伝説のメガネ兄貴、愛知に降臨。「インターナショナルビレッジ」(飛島村)

富山県で幾多のパキスタン料理店を渡り歩き、射水を「イミズスタン」と呼ばれるパキスタン料理の聖地にまで押し上げた天才シェフ、通称「メガネ兄貴」ことカムランシェフ。

彼がなんと富山を離れ、今度は愛知県に潜伏との情報。


お店の名前は「インターナショナルビレッジ」(凄いな)。

所在地は・・・飛島村??

最初「あすかむら」と空目しましたがよく見りゃ「とびしまむら」。
名古屋と三重県の間にある、鉄道のない土地です。
こりゃまた・・・

しかも電話がなくて、営業してるかわからない!!

なんとか名古屋の方にクルマを出してもらうことに成功、早速有志で潜入調査開始!!

名古屋中心街からクルマで50分。

広がる田園風景、地平線。
どことなくイミズスタンにも似た風景のなか、現れたのはこちら。


どう見ても塀で囲った工事現場なのですが・・・


風にたなびくパキスタン国旗!

・・・ここ? これがお店なの??


特に看板もなく、工事関係者入り口みたいなのが開いてるだけ。

いいんでしょうか、入っちゃって。


塀の内側にはコンテナを積んで作った建物が。


・・・あ、足元に開店祝いの鉢植え。

やっぱりここなんだ。


恐る恐るコンテナの中に入ってみます・・・

コンテナの中にはテーブルが並び、たしかに食堂。
良かった、営業してました。

壁にはインド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、スリランカそしてパキスタンの国旗。


「Welcome! 国際村」

そう、ここが確かに、
「インターナショナルビレッジ」!!


テーブルなしの座敷席も。

しかしなぜ壁紙が白樺なのだろう・・・

さて、本日のメニューはこちら。

(国旗の前にぶら下がるハエ取り紙が妙な現地感。)

英語綴りはだいぶ適当でありますが・・・いろいろあります。

ちなみにお店への到着は日曜の16時。
この時点でメガネ兄貴の姿はなし。
聞けば「17時ころ戻ってくるよ」とのこと。
どうやらお店自体は通し営業でカムランさんは15時17時の間は休憩タイム、という感じみたい。
ですから我々のオーダーを最後にメニューは次々売り切れに。
再仕込みは17時からとなるわけですね。


サラダは野菜がフレッシュ。


ほどなく料理が登場。
うぉぉ・・・


★EGG CHANA ¥750

チャナ豆と玉子のカレー。
とにかく驚いたのはチャナの柔らかさ、そして芯まで染み込んだ濃厚な旨み。
ちょっと初体験レベルです。


★PLAK GOST ¥850

ちなみに綴りは原文ママ。
パラックゴーシュト、つまり青菜と羊肉のカレーですね。
一見オイリーに見え、実際香りたっぷりの油が楽しめるのですが、驚くほど爽やか。
これがカムランマジックですな。


ロティに、


ナン。

カレーを頼むとどっちゃりついてくるあたりは、イミズスタン方式。
特にロティはクセになる美味さです。
余ったらテイクアウトね。

そしてドドンとやってきました。

★CHICKEN BIRYANI ¥850


このビリヤニ、素朴に見えて香りがヤバイです。
クローブ、ブラックペッパー、そして柑橘香がスワーッと鼻に抜ける爽やかさ。
シットリかつフワッとした食感も素晴らしい。
神戸「アリーズ ハラールキッチン」のビリヤニをも髣髴とさせますね。

ランチ仕込みの残イチでこの美味さ、炊きたてだとどれほど凄いのか・・・


★COCA COLA ¥\150

ビリヤニにはやっぱりコーラですよね。

そして、本日最もインパクトあった一皿がこちら。

★MUTTAN SOOP CARX \1000

原文ママ。
聞けばどうやらマトンスープカレーとのことでした。


見よ!この大艦巨砲主義!

これぞ肉食国パキスタン!!

なんで腕まくりしていただいたのですが、食べてビックリ。

物凄く繊細なんです。

タップリの玉ねぎが溶け込んだサラサラなスープはまるでフレンチのブイヨン。
そこに羊の肉と随の旨味がタップリ染み出しているわけですね。

これは意表を突かれた。
高級ホテルのフレンチディナーで3500円くらいで出されても普通に納得してしまいそう。

ヤバいヤバい。

そうこうしているうちに、神のご帰還。


メガネ兄貴ことカムランシェフ!!

相変わらずのお茶目っぷり。
そしてめっちゃよく動く!!

調理、配膳、客とのコミュニケーション、流石のスピード感。
まさに風のようですね。

気が付くと目の前にデザートがありました。

★ザルダ

米で作ったパキスタンの甘いデザート。
カムランさんからのサービスです。

もうほんと、天国ですねここは。


料理に用いる唐辛子やハーブは、なんとこの敷地内で栽培。



まさに郊外ならでは。


ナンやロティを焼くタンドーリ窯はコンテナの外にありました。
籠るもんね。


敷地内には、他にもコンテナがたくさんありました。



これらを使って、ファミリールーム(ムスリムが家族で楽しめる個室ですね)をつくっていく予定だとか。


一角にはシャワールームまでありました。
まさにここで暮らせる「村」ですね。


ビリヤード台も準備中。
ビリヤーニ食べながらビリヤード、なんて粋もありですね。


時はマジックアワー。


ここは一体、どこの国なのだろう???

不思議なトリップ感を堪能しました。

帰り際、妙に電飾が施された建物があったのでよくみたら「名古屋港モスク」。
やはりモスクあるところ、美味いパキスタン料理ありですね。

それにしてもここ、いろんな意味で圧倒的です。



●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

インターナショナルビレッジ



関連ランキング:パキスタン料理 | 飛島村その他


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

FC2Ad