カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】※最近、丸パクリサイトが見うけられます。写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

東京最秘境の奇妙なお店は、驚くほどの名店だった。「珈琲カレーそばニューギニア ニウギニNIUGINI」(青梅)

色々凄すぎて、記事にするのが戸惑われるお店というのがあります。

今回はそんなお店。

場所は東京の西の果て、青梅。

この青梅という町自体、情報量が多すぎてなかなか圧倒されるのですが・・・




そんな町の濃さ全てを集めてもなお、この店のインパクトには及びません。

一体何から話したらよいのか・・・・とにかく情報量が凄いのだなぁ。

どんなキワモノ店よりもインパクトあるのだけれども、決してキワモノ店とは言えないだけのクオリティもあるわけで・・・

そのお店の場所は清宝院というお寺の境内。

ぱっと見民家ですけど、よく見りゃ「コーヒー そば カレー ニューギニア」の文字。

そう、こここそが東京最後の秘境・・・

「珈琲カレーそばニューギニア ニウギニ NIUGINI」

お店の公式情報では、
「世界で唯一パプアニューギニア料理が食べられる本格的石臼挽き手打ち蕎麦処 おかげさまで創業100周年」

・・・さて、どこから突っ込みましょうか。

店内はこんな感じ。

いやいやいや、こんな蕎麦処、見たことがありません。
幼な子は確実にトラウマ。

そしてまずは店主のお姿をご覧ください。

YvGpDGdC_400x400.jpg
(店主twitterより)

鼻に棒が刺さってるんですが、いい人です。
店主のAPOさんこと堀口さんは約20年前、インドネシア西パプア州ダニ族の村を訪れ、その村の家族となりました。

それ以来、毎年現地へと赴いており、村人たちは逆に、「APOが日本への長旅から帰ってきた!」と迎えいれてくれるそう。


そのような経緯もあり、この「ニウギニ」は日本唯一、パプアニューギニア料理がいただけるお店となったのですね。


本棚には諸星大二郎、そしてみちのくプロレスのマスクが並んでたりして、一筋縄ではいかないんですけど。


ただ注意したいのはここ、パプアニューギニア料理専門店ではないということ。ここ、重要。

その上で、まずは世にも珍しいパプアニューギニア料理をいただいてみましょう。


★南国定食 ¥1500

おぉぉぉ、素朴という文字がそのままビジュアル化したよう。
私はかつてミクロネシア・ヤップ島で現地の料理をいただいたことがありますが、ちょっと雰囲気が似ていますね。

手前のバナナに包まれた料理は「カウカウのムームー」。
カウカウ(Kau kau)はニューギニアのサツマイモ。ムームー(Mumu)はバナナの葉を用いた蒸し焼き。
イモ、青菜、ともにホクホクな食感ながら、調味料による味付けはなく、少量の塩でいただくのみ。
究極の素朴風味ですね。

ご飯の上にはシーチキンやインスタントラーメンがパラパラと。
現地でもこういった缶詰や保存食は人気なようです。

添えられた焼きバナナには甘みがなく、これまたイモのよう。
ええ、基本、味付けしないイモなんですね。
脇の練り物は長芋?・・・だったかな?

素朴な見た目以上に素朴な味。
けれど、食の経験値を積むという意味においては素晴らしいですね。

・・・・と、ここまではほんの前段。

日本で唯一パプアニューギニア料理がいただける店、というだけで充分すぎるほどキャッチーなのですが、
この店の真価は別のところにありました。

それは蕎麦です。


★ニウギニそば \1000

メニューには「日本とニューギニア友好の味」とあります。
実はこの蕎麦、3種の蕎麦粉と、つなぎにサゴ椰子を用いているんですね。


で、食べてビックリ、これは衝撃です。

なんですかこの、圧倒的に美味い蕎麦・・・・

実はAPOさん、蕎麦屋の三代目。石臼挽き手打ち蕎麦の名手なんですね。
冗談抜きに、いや、ニューギニアとか店主のキャラとかいろんなことを抜きにしてもここ、蕎麦の名店ですよ。

・・・逆に言えば、ニューギニアとか店主のキャラとかいろんなことがあるから、蕎麦の名店ということが埋もれているともいえますが。

薬味もちょっと変わっていて、クルミダレと粒胡椒、ネギ、どんぐり味噌。
これまた魅惑の味変が待っていました。

メニューには、直球の十割蕎麦もあり、次回はいろんなこと抜きにそれを食べに来ても良いかも。

と、そろそろ情報過多になってきましたが、大丈夫ですか?

まだ折り返し地点ですよ。

そして実はここ、カレーが凄いんです。


★ニューギニカレー(激辛) \1000

登場するなり、ブホォォーッと香るホールスパイス。
ニューギニアには固有のカレーはないので、このお店のオリジナルということですが、これがまた・・・・・

スパイスマニアが狂喜乱舞する刺激的な香り、そして良き辛さ。
ちょっとここ、カレー専門店でも良いんじゃないですか??

実はAPOさん、「ケララの風Ⅱ」の沼尻さんとも親交があり、一時期はミールスの提供もしていたんですが、
何せ場所が場所、お店のキャラがキャラだけにあまり出ず、今のカレーに落ち着いたとのことですが・・・・

このカレーはかなり癖になります。
ちょっと江の島「ビッグサー」にも似て、さらにスパイシーにしたような・・・・・

と、このお店の凄さはそれだけじゃないんです。(あー大変)

それは珈琲。

実はパプアニューギニアは高品質なブルーマウンテンの産地なんですね。
はて、ブルーマウンテンって、ジャマイカの豆じゃなかった??

★ブルーマウンテンコーヒー \500

登場するなりブホォォォォッと香るアロマ。
こりゃただもんじゃないぞ。

一口いただけば、強い香りの中に繊細な風味。
こんな美味い珈琲、なかなかいただけるものではありません。

実は日本に輸入される「ブルーマウンテン」と称する豆にはまがい物が多く、本当に美味しいものは高価なのですが、
実は(「実は」って言葉何回使っただろう・・・・)、パプアニューギニアには1930年代にブルーマウンテンの苗木が移入されており、
元来のブルーマウンテンが、ジャマイカ同様の標高1000m以上の場所で栽培されているそうなんです。
(しかも栽培を指導したのは北欧の方だとか)

APOさんは毎年ニューギニアから戻る際、バックパックいっぱいにコーヒー豆を積み込んでえっちらおっちら運んで来るそうで、まさに産直モノホンのブルーマウンテン。


★精霊スイーツ ¥500

「パプアニューギニアの主食のカウカウ(サツマイモ)、バナナとココナツミルクをベースにナッツやリンゴ、豆腐を加え、精霊の名のもとにノンレシピで焼き上げる動物性ゼロ、砂糖無添加の精進ケーキですが、店主がメニューに精進を精霊と書き間違えたので精霊スイーツとなりました」


★三多マ名物 ニュー南国まんじゅう ¥300

ネーミングはさておき(笑)
スイーツも絶品にしてブルマンとの相性も抜群。

日本唯一のパプアニューギニア料理がいただけるお店は、驚くほどの蕎麦の名店であり、素晴らしきカレーと珈琲がいただける最高の喫茶店でもあるのでした。
食べログではずっと「掲載保留」のままですが、そのままで良い気もします。

秘境ですから。



あ、そうそう、「since1918 おかげさまで100周年」その真意は・・・??

お店で確認してくださいませ。

ニウギニ



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秋津に突如現れた、鯖カレーうどん。「カレーうどん 二代目長作」(新秋津)

新秋津駅近くを歩いていると、何やらカレーの気配。

インド・ネパール料理店の幟はあれど、こちらは休業。
けれど隣にちょっと気になるお店がありました。

「カレーうどん 二代目長作」

秋津でカレーうどんのお店なんて面白いな・・・
スマホで調べてみたら情報はなく、どうやら最近できたお店のようです。

お店の前にはかなり個性的なPOP。
特に「さばカレー」というワードが気になりまくり、いざ入店。

オーダーは食券制。
さまざまなカレーうどんと、カレー丼がラインナップ。


店内のインテリアがまた個性的。
ディズニーにサンリオに、ロンドンにEVAにブルースリーに手相に・・・・

独特のごちゃまぜ感です。


★さばカレーうどん ¥600

お、やってきましたよ。
学食風のトレイにミッキー柄のマット、そこにカレーうどんと小ライスがセッティング。
早速いただいてみましょう。


おぉ、麺が太いですね。
讃岐うどんとのことですよ。

そしてカレー汁というよりもカレーそのものである粘度たっぷりなカレー。
ベースは国産鶏を用いたチキンカレーだそうですが、とにかくサバ!サバ!!サバ!!!
サバの旨みと出汁が効きまくって香ばしいだけでなく、サバ自体が具材としてドップリ。
これは実にサバ!サバ!!サバ!!!な一品です。

濃厚なさばカレーを絡めながら麺を食べ尽したら、今度はライスをカレーに投入。
600円とは思えない満足ボリュームです。


★チーズカレー丼 ¥600

こちらは麺でなく丼。
こちらのカレーも出汁が効きまくっています。
さらにトロ~リチーズがまたよく合って、そこそこのボリュームながらモリモリ完食できます。

個性的といえば個性的なお店なのですが、カレー自体は誰でも親しみやすい味。
しかも相当リーズナブル。

派手に盛り上がるというよりは、地元民の普段使いとして愛されそうなお店なのでした。

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カレーうどん 二代目長作



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リシケシから田無へ、人気のインド料理店。「RAJ」(田無)

田無駅南口すぐ、地元で評判のインド料理店。

「RAJ」(ラジ)

この店名ですからいろんなところに支店がありそうですが、こちら本店の他は荏原町に支店があるのみ、です。

オーナーのクンワールさんは北インド・リシケシ出身。
海外でシェフとして修業を積んだのち来日、さらに日本のあちことに店を渡り歩いたのち、2001年にこの「RAJ」を開業。
「美味しいインド料理をリーズナブルに」をモットーに頑張ってきたそうです。

近頃巷によくあるネパール人によるインド料理店とは一線を画したセンスの内装。
(もちろん、エベレストのポスターを張ったりすることもありません。)
今も平日ランチ時はほぼ満員という人気っぷりです。

カレーはベーシックなものならサラダ、ライスorナン付きで580円、スペシャルカレーが800円~900円といった感じで確かに安い。
ただ安いだけでなく、ちょっと変わったものが食べたいときの選択肢があるのもうれしいですね。


★マトンドピアザ ¥900

羊肉と玉ねぎのカレー。
辛口でお願いしました。
他店のマトンドピアザがトマトやレッドチリを効かせた印象なのに対し、こちらはブラックペッパー強め。

角を立てないまろやかなスパイス使い、たっぷりの玉ねぎが融合したカレーの舌触りと、
しっかりしたインド料理でありながら、日本人がイメージする「カレー」により近い仕上がりとなっています。

ほほう、これはちょっと面白いぞ。

「日本人の舌に合わせて日和った」感じでもないのです。
むしろ、地方の老舗カレー店で味わえるような、独特の円熟感。

遠方から客が訪れる都心ではないこの地で、ここだけのインド料理を突き詰めて辿り着いた、
いわば「田無インドカレー」と呼ぶべきものなのかもしれませんね。


★ハリヤリカバブ ¥300

こちらはグリーンペーストを纏ったチキンティッカ。
高級店などではミントやコリアンダーを用いたりしますが、こちらはほうれん草かな?
ごくごくリーズナブルなサイドメニューとして提供しています。

まさに評判通り、お店のモットー通りの「美味しくて手軽なインド料理」。
しかもちゃんと個性があります。

田無でタイ料理なら向かいの「メースィールアン」、インド料理ならこの「RAJ」で決まり!ですね。


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RAJ

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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地元ファミリーに最高のインド料理。「インド料理 ピアーズ」(東村山)

東村山といえば、かつては志村けん。
最近では黒やきそば。
・・・なのですが、カレー事情は?といえば、いなげやの中で営業していた「エベレスト&富士」なき今、一番人気はおそらくこちらでしょう。


「インド料理 ピアーズ」

インド人シェフによる、インド料理のお店。
(ネパール人シェフが多い中、ここ重要)

新秋津に支店があるほか、2015年8月31日には三鷹にも新店舗をオープンしたようです。


大通りから一つ入った裏道、目立たない店構えながら、休日ランチタイムは地元のファミリーで賑わっています。


まさに、地元に愛されるお店という感じ。

席数も多く、作りがゆったりしているため、子供連れにも安心。
接客も和やかで、そんなところも親しまれる理由なのでしょう。


ランチセットはトマトスープとサラダつき。

この、リッチな味わいのトマトスープはムガル宮廷料理を謳うちょっと良い店で出てくることが良くありますが、町のインド料理屋さんでは珍しいですね。


★マトンカレー 880

この価格にしてなかなかのボリューム。
ファミリー客や食べ盛りヤングにはありがたいところでしょう!
味は見た目ほど重くなく、自然な味わいです。


★日替わりカレー(なすとチキン) ¥850

こちらはちょっとクリーミィで、カスリメティが効いた仕上がり。
北インド!って感じの味わいですね。


+¥280 でナンをチーズナンに変更が可能。
ベーキングパウダーで無理にフカフカ感を強調するダメな店のナン(けどそれがウケるから減らないんです)とは異なり、ちゃんと真面目な薄手の仕上がり。
リッチなチーズがたっぷり入っていますが、変にお腹が膨れることはありませんよ。


★マトン焼き ¥200

サイドオーダーを頼んでみました。
マトンシークカバブの串焼きです。


食後はチャイ。
胃と舌に優しい味わい。

当日したカレーのボリュームにウワァっと笑顔になったり、意外に重くないカレーの美味さに話が弾んだり、食べ切れなかった分をテイクアウトして家庭でもう一度楽しんだり・・・

地元ファミリーにはほんと嬉しいお店だよなぁ。
そう思いました。

メニューイラストだって、可愛いですよ。

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ピアーズ

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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駅前で輝くパブリックカレー。「onion magic 102」(東久留米)

東久留米駅前に佇む、かなりお洒落なカレー店。

「onion magic 102(オニオンマジック102)」

実はここ、ふじみ野のアイリッシュパブ的欧風カレー店「Jam3281」の姉妹店。
「Jam3281」は欧風カレーの名店「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」の流れをくむお店(つまりいわゆる「ボンディ」系)で、猪の骨からとったスープで仕込んだオリジナルカレーと、アイリッシュパブ的に飲めるスタイリッシュな空間が魅力的なんです。
(詳しくはこちらの記事で。)

こちら「onion magic 102」も店ロゴに「public curry」とあるあたり、そのスピリットを継承しているようですね。


昼間でも「マメヒコ」あたりに負けない雰囲気の店内。
晴れた日は特に気持ちよさそう。


カレーは基本的に「Jam3281」と同じレシピだそうですが、やはり作る店、人によって味は変わるとのこと。
そうそう、手作りってそういうものですよね。


★あさりカレー (辛口) ¥1080
★Aセット(サラダ、ポテト、ドリンク)+¥216


「ボンディ」「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」にもあるあさりカレー。
セットで注文するとじゃがバターが付いてきたりして、一層ボンディ系の風合いが増しますね。


レシピは「Jam3281」と共通とのことですが、
食べた感じこちらのほうがより「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」に近い気がします。

いずれにせよ、東久留米の地でこれほどハイレベルな欧風カレーが頂けるなんて、驚嘆に値すること。


★自家製プリン ¥432

本店では「プリン3281」と銘打っているのと同じ名物デザートがこちらにも。
必ず頼むべき、間違いない美味さです。

ちなみに店名の「102」の意味は最後までわからず。
ただ、本店の「3281」とは全く違う由来らしいですよ。

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オニオンマジック102 東久留米エミオ店

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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