八王子北口で一番の賑わいを見せる商店街ユーロード。
髑髏のマークもファンキーな、カウンターのみのインド料理屋さん。
「インディアン★スパイスマーケット」通称「インスパ」。
やたらと活気オーラを醸し出す、八王子の名物店です。

確かラーメン店の居抜きだったかな?
注文も券売機制で、まんまラーメン屋のノリですね。

厨房には巨大鍋。
膨大な量の玉ねぎが煮込まれています。

インドやネパールのビールも450円~とリーズナブル。
けれど、この日はまだ仕事があったので我慢、我慢です。
さて、今回注目したいのは、2種類の激辛メニュー
「レッドチキン」と
「ブラックキーマ」。
ん、ん、ん?
どこかで聞いたような・・・
あ、そうだ、新富町「AMA」(※現在は閉店、代々木などに展開する同名店とは無関係)に同じ名前のメニューがあったっけ!
→『黒い悪魔とおかあさん。「本格インド料理 AMA 新富町店」(新富町/宝町)』しかもよく見りゃメニュー写真もイラストも同じ。
新富町「AMA」閉店後に人が移ってきたのかな?
(この日は日本語があまり通じない店員さんのワンオペにつき、詳細確認できず)
★ブラックキーマ ¥1000
・辛さ2(激辛)おぉ!
黒光りするカレーはまさにブラックキーマ!!
選べる辛さは3段階。
チョイスした「激辛」は真ん中の辛さです。
・・・まあ、まだ仕事あるしね。

いや、中くらいの辛さとはいえ激辛は激辛。
いい感じです。
キーマといいつつ挽き肉の量は控えめで、ドロリ~ンとした真っ黒グレービーが主体。

ターメリックライスにかけると黒さが一層引き立ちます。
かつて「AMA」で聞いた情報によれば、イカ墨を使ってるんですよね。
翌朝いろいろ真っ黒になるのはご覚悟を。
髑髏マークに相応しい、まさに「八王子の黒い悪魔」。
いずれまた「赤い悪魔」のほうも試してみたいと思います!!
(注:こちらのお店、激辛メニューばかりじゃありません。普通にマイルドなバタチキなんかも扱っていますよ。)
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学生時代の竹中直人さんも通った超老舗、八王子「インドラ」が近所に移転、開店40周年を迎えました。
(旧店舗時代の記事は
こちら)
「インドラ」
竹中さんからのお祝いもしっかり。

店内は以前よりグンと広くなってお洒落に。
けれどご安心、メニューは旧店舗からかわりません。
インドのカレーやスパイス料理をベースにアレンジを加えたオリジナル料理があれこれ。
★赤ワイン ¥500
★ひき肉とナスのカレー ¥900こちら創業以来の人気メニュー。
インドのベイガンキーマと言うよりは、油を控えてクミン香を加えた麻婆茄子といった風合い。
つまり、だれもが親しめる味なんです。
あわせたのはこちら。
★ピタパン 2piece ¥350あらかじめレタスが入ったピタサンド用ピタパン。
最初パナーン(パンとナンの中間的存在)を注文しようとしたらご主人が、
「こちらのほうが合いますよ」と提案してくれたんです。

なるほど、ひき肉とナスのカレーをサンドしていただくと完成された一品に。
最早インド料理の域を超えてますが、面白いですね~
店内には次々と、近隣のご家族や奥様たちが。
確かに、身構えることのないこのアットホームさ、家族ディナーには最適ですね。
親に手を引かれここに連れてきてもらった子供たち、その中から第二第三の竹中直人が生まれるかもしれません。

こちら旧店舗の現在。
名残惜しくもありますが、「インドラ」の歴史はまだまだ続きます。
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札幌スープカレーの人気店
「GARAKU」が東京・八王子に進出して早一年。
同じく札幌が本拠の
「奥芝商店」も八王子田代城店に続く東京2号店を京王八王子にオープン、
西八王子の
「セブンウエスト」もしっかり営業を継続。
八王子は今や東京で、下北沢と並ぶスープカレー激戦区となりました。

「GARAKU八王子店」八王子北口のメインストリートといえるユーロードに面する好立地。
行列覚悟で訪問する南口の「奥芝商店」と異なり、ふらっと立ち寄れる気軽さが良いですね。

店内は気軽なカフェ風。
ハンバーガーカフェ、ってイメージかも。

オーダーは札幌スープカレーの特徴であるカスタマイズ方式。
(1)メイン具材を選び、(2)スープを選び、(3)辛さを選び、(4)ライスの量を選び、(5)トッピングを選んで完了。
ベースとなるスープは、
・オリジナルスープ
・海の恵スープ
・山の恵スープの三種で、海の恵と山の恵は追加料金あり。
特に指定が無ければオリジナルスープでの提供となります。
辛さは5辛までは追加料金なし。
6辛以上でピッキーヌ、20辛以上でピッキーヌ+ハバネロが追加投入されます。
★サクッと!揚げチキンレッグ ¥1140
・山の恵スープ +¥110
・辛さ 10 +¥110
・ライス 中(200g)
・炙りチーズトッピング +¥110「山の恵」スープは胡麻、豆乳にアンチョビとハーブを用いたスープ。
辛さは10辛にしたのですが、激辛チャレンジでもしない限りは充分な辛さ。
寧ろピッキーヌの味が前に出てきていたので、スープ自体の味を楽しむなら6辛か7辛くらいが良いのかもしれませんね。
メイン具材は揚げチキンレッグ。これがなかなか良かった。
カリッと揚がった衣の味付けが濃くて塩気もバッチリで、ケンタッキーフライドチキンさながら!(褒めてます)
具材はチキンの他に、水菜、ジャガイモ、人参、ブロッコリー、キャベツ、パプリカ、キクラゲ、レンコン、ウズラ。
スープに沈んで見えないのがちょっと勿体ないか。
お米は店主の実家で作られた茨城産コシヒカリだそうです。
炙りチーズがよく合いますね。
近頃は全国の百貨店の「北海道展」に積極出店している「GARAKU」ですが、
やはりそういう場所でいただくよりもお店の方が味も具材もしっかりしています。
都心からは少し離れた八王子ですが、是非足を運んでみては?
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竹中直人氏が扮する伝説のキャラ
「ナンの男」をご存知ですか?
知らない方はググっていただくとして、竹中氏が
「ナンの男」となる遥か前、
多摩美の学生だった頃から通っていたインドカレー店こそがこちら。
「インドラ」創業1976年。
「日清焼きそばUFO」が新発売、「徹子の部屋」が放送開始したその年に、
八王子でインドカレー店オープンというのですから、いかに先鋭的でブッ飛んでたのかと。

メタルプレートの看板。
ただ古めかしいだけではなく、ちゃんと今でもスタイリッシュな店構えを保っていますよ。

厨房では「八王子のアイドル」こと、じゅんさんが調理を担当。
オーナーでもある旦那さんが接客担当です。
こちらの料理は、インド料理を下敷きにしたオリジナルカレーと各種スパイス料理。
ゴリゴリにインド人を真似るわけでもなく、日本とインドのいいところを独自にミックスした世界観が独特なんです。
★KEOビール ¥550「世界一美味しい」キプロスのビール。
スッキリ爽やか実力派。
妻夫木聡みたいなビールです。

★マトンキーマ ¥900辛さは4で。
キーマといいつつ超粗挽き。
羊肉の旨味がガッと出るあたり、どことなく回鍋肉的な味わいもありつつ、
クミンやピンクペッパーをバランス良く配置したあたり、この店独自のスパイス料理な感じでもありつつ、
ともあれ美味いんです。
★ライス・アチャール・パナーンセット ¥330レーズン入りのライス、刻み野菜のアチャールはわかった。
で、パナーンって何だ?
実は近くのパン屋さん「サルドゥパン」と「インドラ」が共同開発した、カレーに合うパン。
パン×ナーンって感じの、フカフカしつつちょっとエアリィな食感が独特。

「あ、その辺のピクルス自由に使って」というじゅんさんの言葉に甘えて、
グリーンチリピクルにライムピクルにカッタサンボル使い放題!!
スパイスラヴァー的には積極的な使用がオススメだよ!
さ、一人で訪問にも拘わらず、二皿目に突入!!
★チキンのサラサラカレー ¥750辛さは同じく4で。
完全スープ状のカレーにたっぷりバジル、大きなカットのニンジン、ピーマンに骨付きチキン・・・
むむむ、これはインドのカレーを飛び越えて、完全に「北海道スープカレー」ですね!
雰囲気としてはちょっと、秋葉原「カムイ」にも近いような。
フカフカなパナーンがまた、このサラサラカレーをよく吸います。
お前は
シャムワオかってなくらいよく吸って、相性は抜群ですね。
ちなみに単品カレーにはサラダが付いてくるのですが、これがまた独特。

南斗水鳥拳でスライスされたが如き輪切りの重ね大根に、唐辛子ドップリなドレッシングをビヤヤヤッと。
カレーも、パンも、サラダも、お店の雰囲気も独特。
こうした、他にはない料理の記憶こそが、無性に「また来たい」と思わせる引き金になっているんですよね。
今度は竹中直人氏に「パネーンの男」、やっていただきたいものですね。
もちろん、シャムワオのパロディで。
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高幡不動といえば関東三大不動尊のひとつ、高幡不動尊金剛寺で有名・・・
というのはカタギの方々の意見であり、カレーキ◯ガイ達の間で高幡不動といえば・・・
「アンジュナ」で決まり。
というか、高幡不動まで行ってアンジュナに行かないのは、ユニバーサルシティ駅まで行ってUSJに入らないのと同じこと。
「何しに行ったの?」と言われてもしょうがないのです。
そんな「アンジュナ」を敢えて素通りし、隣にあるお店に入ってみたらどうなるか?
「多国籍居酒屋 となりのチャッポラ」
居酒屋のような、ダイニングバーのような独特な雰囲気の店内。
そしてなんとこの店、中で「アンジュナ」と繋がっている!
実はここ、2010年2月に「アンジュナ」が改装した時、空いた隣の物件をブチ抜き繋げた姉妹店。
「アンジュナ」のインド料理メニューも自由に注文できるんです。
(但し「となりのチャッポラ」は居酒屋なのでチャージが必要。
「アンジュナ」側からも「となりのチャッポラ」メニューは注文可ですが、その際はワンドリンクオーダーとチャージがかかります。)結局、高幡不動に来たら「アンジュナ」に辿り着く運命ってわけですね。

まずは居酒屋的にワンドリンクオーダーしてみましょう。
★ティフィンジンジャー辛口 ¥600紅茶リキュールにジンジャーを加えた一杯。
いきなりこれが感動的!
流石はスパイス料理店、とにかく濃くて辛い!最高です。
単にバーとしてみても、これは結構なレベル。
★アフリカのギョウザ ¥460チュニジアのブリックですね。
カレー関係では日比谷の「ひつじや」でも提供している料理ですが、ここのはとにかくデカイ!
★とり唐揚 ~トムヤム味 ¥650片栗粉を使った中華な感じの唐揚げに、甘辛ダレをつけていただきます。
★イカの正油タンドール焼き ¥480タンドーリ料理なのですが、これはもう完全和風居酒屋な味わいですね。
★モスコミュール辛口 ¥530やっぱり生姜がガツンと効いたインパクト系。
これほど攻撃的なモスコミュールを出すバーは、都内でも1、2軒しか知りません。
・・・と、ここでせっかくなので、「アンジュナ」メニューも注文。
★マトンカレー 小盛り ¥930
★ナン +¥100「アンジュナ」オーナーシェフの藤井さんは九段「アジャンタ」出身。
同じく「アジャンタ」出身の日本人シェフたちが開いた、いわゆる「アジャンタ系」のお店の中でも一目置かれるだけあって、
確かな技術と確かなセンスによる、しっかりとしたマトンカレーです。
ブラックペッパーしっかり、クローブバッチリで好みの味!
さらにスパイス居酒屋ならではのデザートも見逃せません。
★リキュールアイス(カカオ&ティフィン) ¥460アイスクリームに好きなリキュールをかけて愉しむという趣向。
カカオリキュールと紅茶リキュールを半々でお願いしちゃいました。
オトナの味わい、ちょっと堪らないものがありますね。
近頃東京では、スパイス料理をお酒とともに愉しむ「スパイス居酒屋&バー」という業態が大きなトレンドとなっていますが、この「となりのチャッポラ」もまさにそう。
東京インド料理の黎明期を支えた大御所「アジャンタ」と、東京ならではの「スパイス居酒屋&バー」、
その二つの点を線で結ぶ、かなり面白い存在と言えるのではないでしょうか。

とにかく酒が美味いんで、酒飲みカレー好きには超オススメですよ!!
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