カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

あの辛来飯が神田で!「スタンド 銀座ニューキャッスル神田店」(神田)

創業昭和21年の超老舗、「辛来飯(カライライス)」と称する独特のカレーで戦後銀座の胃袋を支えてきた「ニューキャッスル」。
建物の老朽化で2012年に閉店するも、その後復活。

さらにはなんと2017年3月15日、神田に「2号店」をオープンしました。


「スタンド 銀座ニューキャッスル神田店」



実はここ、2号店と言っても焼き鳥屋「鶏家 バードメン」のランチタイムの間借り営業。


店名に「スタンド」とついているのはオープン当初、立ち食いスタイルだったからなのですが、
現在はスツールもあり座っていただくことが可能となっています。

メニューは
「普通盛り」(銀座店のつん蒲相当) ¥800
「ちょっと少なめサイズ」(銀座店の蒲田相当) ¥700

の2サイズ。

ここは銀座店でも昔からいただいている「つん蒲」つまり「普通盛り」でお願いしてみましょう。


★辛来飯 普通盛り ¥800

器も同じ、目玉焼きも同じ、正しく銀座の辛来飯。
私が上京して初めて通ったカレー屋さんのカレーです。

いただいてみましょう。
うん、確かに味も同じ・・・ような、違うような?

味の基本は正しく銀座の辛来飯。
けどちょっと違いを感じたのは、カレーの粘度というか、滑らかな粘り気。
ちょっと欧風カレーっぽさがあるんですよね。

本店の伝統的な味で言えば、もっと煮詰めたように濃厚なグズグズ感があるはず。。。

とはいえ、仕込みは本店と同じはずですから、仕上げの煮込み方の違いなのかな?
それともひょっとして、本店の方も味を少し変えてる???

美味しいカレーには間違いないです。
けど、どこか空気感が違う。

それは場の違いなのか、何なのか。
面白くもあり、不思議でもありますね。

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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

タイと沖縄、なんくるまいぺんらいな濃厚空間。「TOKYOカオソーイ」(九段下)

チェンマイ名物のいわばカレーラーメン、カオソーイを全面に押し出したお店。

前々からチェックしてはいたのですが、実際行ってみたら色々な意味で予想を裏切ったお店でありました。

マニアな意味で。


「TOKYOカオソーイ」

名前だけ聞けば、何処のレストランチェーンが新業態として仕掛けた感じですが、実際のお店はほら。
ドが付くディープ、ドディープです。
チェンマイ名物の麺料理を看板にしながらオリオンビールの提灯とか、珍スポ感も満載。
よく見りゃ「タイ料理&カノム・タイ沖縄カルチャー」なんて文字も。

早速入ってみましょう。


店内はチープポップな可愛いタイ・・・と言いたいところ、どこかただならぬ妖気が。


★オリオンビール ¥500

どうやらここ、カオソーイを看板にしつつ、各種タイ料理やカノム(タイスイーツ)、そして沖縄の料理とお酒も扱うお店だったのですね。

メニューを見ればコアな料理があれこれ。
私の大好きなヤムプラードックフー、つまりはタイ東北式揚げナマズまで!
こんな小さなお店で、しかも九段下という立地で、こんなディープなモノ出してやっていけるのか???

早速注文してみると、秒速で「ない」との答え(笑)

聞けばディナータイムは殆どが予約客。
予めオーダーしておけばかなり色々な料理がいただける反面、ふらり突撃しても食材がない場合が多いとのこと。
なるほどなるほど。そうだよね。
九段下ですし、それが正解。

ということで、看板メニューのカオソーイを頼んでみましょう。
もちろんこちらは常備ですよ。


★TOKYOカオソーイ ¥900

やややや、これは華やかすぎず、しかし的を得たビジュアル。
チリオイルペーストの入ったポットが楳〇かずおかTEN〇Aかってところはご愛嬌。


麺は正しきカオソーイ、茹で麺と乾麺のコンビネーション。
テイクアウトもできるようですが、そちらは乾麺のみとのこと。
ある意味本格的だな・・・


麺はいわゆる中華麺ではなく、太くつるっとした麺。
チェンマイ現地で主流の麺を再現しているそうで、カレー汁のほうもハーブをふんだんに用いた現地レシピの完全自家製。
原価率なんと50%超えという、ホントに好きじゃなきゃやってられない贅沢仕様となっています。

わかる人にしかわからないこの気魄、しかしわからない人にもとりあえず美味いからマイペンライ。

ちなみに辛さ自体はチョイ控えめ(といっても一般人には充分かな)なので、
TEN〇A壺に入ったチリオイルペーストを後半入れてみると味がグッとパワフルに。


★ラープガイ ¥900

東北イサーン式のラープ。
キャベツだけでなくトゥアファックヤオも添えられています。
この日はミント切れでパクチーのみトッピング。
けどあっただけ嬉しいっす。


軽くシットリ目のジューシータイプ、爽やかな味わい・・・と思ったら結構プリックきます。
なかなか・・・・

ちなみに事前に言えば、北部チェンマイ式ラープも作ってくれるそう。

ということでこの日は基本メニューをしっかりいただきましたが、
味とこだわりには間違いないものが。

予約ディナーにしたら、一体どんな世界が待っているのか・・・・こりゃ凄そうです。
(ちなみに電話予約は不可、メールのみ受付)

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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

異色、ネパール×タイのフュージョンラーメン。「プルナ」(小川町)

カレーライスの街・神保町においてネパール料理は少なく、あるのはネパール人経営のインド料理店、いわゆるインネパ店のみ。


「プルナ」

小川町交差点脇にある、こちらもいわゆるインネパ店。
しかもインド料理だけでなく、タイ料理も提供する複合アジアンスタイルです。


店内は完全にネパール色、しかもどちらかといえばチベット側のセンスですね。

メニューを見てもちょこちょことネパール料理が散見。
なかでもチャオミンが5種類、モモが3種類と、やはりチベット系ネパール料理が多いようです。


★ミックスモモ ¥590

おお、美しい!
やはりチベット系に多い細長い包み方ですね。

むちむちした手作り皮の食感、最高。
中には鶏&豚のひき肉に野菜、春雨がジューシーに包まれています。
これはかなりレベル高いモモですよ。

もう1つ、お店のイチオシメニューがあったので頼んでみましょう。

ネパーリラーメン・・・つまりトゥクパのことでしょうか。


★ネパーリラーメン ¥790

グツグツと煮立った状態で登場。
鶏肉と目玉焼きが入った親子仕様。


麺はストレートな細麺で、食べてビックリ。
これ、なんとトムヤム風味ですね!!

トゥクパのように片栗粉を用いず、鶏ガラスープをガーリックソースとトムヤムで味付けした、この店完全オリジナル。

これは面白いですね。

お店でタイ料理を出すということはそもそも、ネパール人の舌にタイ料理が合っているということでもありますから、こうしたフュージョンメニューが出来ても不思議ではありません。

メインのカレーは完全にインド系ばかりだったので、そちらをチョイスしていたら、印象は違っていたかも知れませんね。

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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

大井町が誇るインパクト系洋食屋さんでメンチカツカレー。「ブルドック」(大井町)

大井町、昭和初期の香り漂う東小路にある、有名な、あまりに有名な洋食屋さん。

「ブルドック」

ブルドッグじゃありませんブルドック。
英語表記はBULLDOGですが、ブルドック。
創業1949年の超老舗ですから、ブルドックで良いのです。

このお店が有名なのは、その歴史だけではありません。
まずは見てくださいこのショーケース。

汚い、とにかく汚いんですね。


古びてるなんてもんじゃない。
煤けていて黒ずんでいて、家事で焼け出されたかのよう。
もちろん、食品サンプルとしての機能は果たしておらず、食欲をそそることは決してありません。

けど、そこは老舗の洋食屋さん、中へ入れば小綺麗な・・・

なんてことはないんですよね。

中は、輪をかけて凄い。

スケートリンクのようにヌルヌル滑る床、長年の油で剥がれ落ちた天井、厨房を包み込む油汚れ。

当然のごとくキタナシュラン認定店であるのですが、キタナシュラン人形すらもススで真っ黒。

他の追随を許さない、別格クラスの汚さです。

さらに凄まじいことには、オヤジさんの着たコックコート。
油やらなんやらで頭の先まで真っ黒。
さらにところどころまん丸な穴まで空いているという・・・

映画の美術さんだってそこまで大袈裟にはやらんだろうに。

とまあ、この時点でダメな人はダメでしょうが、次なる衝撃がここに現れるのです・・・


★メンチカツカレー ¥980

な、なんだ、このバケモノクラスのドカ盛りは!!
ゆうにお茶碗4、5杯分はあろうかというご飯の上に、エアーズロックの如き巨大メンチカツ。
無理・・・

だがしかし。

しかし!なのです。

一口食べてビックリ!なのです。

普通、洋食屋さんのカレーといえばブラウンソースやフォンドボーなどの技法を用いたものをイメージしますが、このカレーは全く違います。

鶏出汁とカレー粉その他調味料で作った旨味たっぷりのカレーに、カットされた玉ねぎが沢山。
つまり、六本木「香妃園」や神戸「香美園」に代表される、いわゆる「中華カレーライス」そのものなんですよね。

一体何がどうしてこうなったのか、厨房の会話が時折中国語混じりなのと関係あるのか、とにかくインパクトある美味さなんです。

そしてこのエアーズロックのごときメンチカツ。
これが凄い。

ガリッと硬い衣に包まれた、赤みを帯びた柔らかなメンチ。
何これ!?ってなハイレベルのメンチカツなんです!
これをいただくだけでも価値がある、素晴らしい品。
しかもこれが中華カレーとなかなか合うんだな。

お店の雰囲気とこの美味さとのギャップ、凄いものがあります。

というより、カリッとした衣を揚げ続け何十年。
壁の油汚れも、剥がれた天井も、汚れまくって穴が空いたコックコートも、美味いカツを追求してきた故の勲章といえるかも知れません。
(にしても、も少しキレイにできるとは思いますが)

美味い美味いとメンチカツ、美味い美味いと中華カレー、夢中で食べてなくなった後に残ったのは、半分以上のご飯。
ここからが割と地獄(笑)

オーダー時にいえば、ご飯半分にしてくれるそうですのでお忘れなく。
半分でも十分なドカモリですよ。


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南インドのレジェンドの2号店で気軽に呑み喰い。「ヴェヌス サウスインディアン ダイニング 御徒町店」(仲御徒町)

2015年、南インド料理の巨匠ヴェヌゴパール氏を擁し、「オープン時からすでに名店」と謳われた錦糸町「ヴェヌス」。

その2号店がこちら。


「ヴェヌス サウスインディアンダイニング 御徒町店」

「ヴェジハーブサーガ」「アーンドラキッチン」など南インド料理の強豪店が並ぶ御徒町になぜ?
と思うかもしれませんが、実は御徒町にはインドやバングラデシュの宝石商、つまり金持ってる顧客がたくさんいるわけですね。

さて、南インド料理の花形といえばミールス。
ワンショットの写真映えも良く、一人でたくさんの品数を愉しめるのが魅力ではありますが、
今回はあえて、アラカルトオーダーしてみましょう。


★キングフィッシャー ¥600

グラスはマハラジャ。


★ラッサムスープ ¥400

スターターとしていただいてみます。


★プローンワダ ¥700

こちら豆とエビを用いた珍しいワダ。
香ばしいマサラワダって感じで、日本人にも確実に受けが良い味。


★プレーンドーサ ¥800

サンバル、ココナッツチャトニ付き。
実はドーサはプレーンが一番好き。


パリッと薄く、ペーパーローストと言ってもよい見事な焼きあがりです。


★マトンスッカ ¥1200
★レモンライス ¥800


マトンスッカは確かタミルあたりの羊肉のスパイシー&ドライ炒め。
日本人的には羊肉たっぷりのドライカレーと呼んでもいいすかね?やっぱダメっすか。
合せたのはレモンライス。

このレモンライスってのはみんな知らなきゃ頼まないだろうけど、一度食べたらまた食べたくなる中毒性があるのよ。
こちらのは割と酸味よりもスパイシーさが立っており、単品でもいけちゃう感じ。

けれどこの組み合わせ、なかなかイケますわ。


★マクダウェル ハイボール ¥500

最後はインドウイスキーで作ったハイボールで〆。

もちろん、ミールスも楽しいけれど、ちびちび飲みながらメニューを眺め、流れの中で食べたい料理を頼んでいく。
それもまた、とってもお勧めな南インド料理の愉しみ方なのでした。

あ、そういう楽しみ方の時はもちろん、2~4人で訪問するのがお勧めですよ。

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