カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

謎多き、「伝説」の老舗カレーライス。「ツリートップ」(巣鴨新田/大塚)

大塚の外れに、知る人ぞ知る老舗カレーショップがあります。

「ツリートップ」

入口には「印度カレー」と書いてあるのですが、まぁちょっと待ってください。


店内は「山小屋×アメリカンダイナー×サッカーファン」といった独特の空気感。

そして否応なしに目に入るのが、この説明書き。


『40年の伝統を持つカレーショップ「富士」のカレーそのもの』

『伝説の「インドカレー富士」伝統のスパイシーなカレー!』


とにかく何やら凄そうなのですが・・・・
この「富士」なるカレーショップとは果たして??

ネットで調べても出てきません。

この「ツリートップ」が紹介されている、小野員裕さん著の『東京カレー食べつくしガイド104/380店』(1998年刊)においても、
すでに「富士」なる店は謎とされてるわけです。

となればこの謳い文句自体おそらく90年代にあったわけで、「40年の伝統」ってのはどこまで更新されているのか・・・

とにかく謎が謎を呼ぶわけですね。

そして、最大の謎はこちら。


★ポークカレー ¥700

カレーが完全なる昭和ニッポンカレーライスなんです。
グリーンピースまでトッピングされていて、良き昭和の香りがプンプン。

入口から店内の能書きまで、あれだけ印度をアピールしつつのこの落差。
ちょっとしたインパクトです。


こちらのカレー、「バラ肉、牛スジ、鶏ガラ、野菜からとったスープに鰹節や醤油を加え、じっくり煮込んで4日間寝かせたカレー」、とのこと。
インドというコトバが水平線の彼方へ消えて行ってしまう和式製法です。

しかしそれでもスパイスがガツン!と効いてるとか、案外辛口だとか、シャバシャバしてるだとか、そういう部分で「インドカレー」を名乗る店も昔は多かったですから・・・・

・・・で、こちらのカレーはどうかというと、スパイス控えめ、辛さは超マイルド、とろみたっぷりのホッコリカレーなんですね。
油少なく重さもなく、スッと胃に消えるようなカレー。

インド人もある意味ビックリです。

このカレーがなぜ、「印度カレー」なのか??
そして、伝説の「インドカレー富士」とは一体なんなのか???

謎は深まるばかりです。

※どうやら「富士」というカレーショップは昔、桜台の近くにあったお店だとか。
しかしそれ以上の詳細は不明。情報求む!!!


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本場浪速のネパ系焼きそば。「はち八 巣鴨店」(巣鴨)

大阪「あべのたこ焼き やまちゃん」の味を継承するたこ焼き・明石焼・焼きそばチェーン「はち八」。
本店は大塚なのですが、この日は地蔵通りにある巣鴨店へ。


「はち八 巣鴨店」

こちらのお店の厨房担当はネパールの方。
だからかどうかわかりませんが、豊富なメニューの中にそっち系の料理が随所に忍び込んでいます。

こういうの楽しいな。


★カレー焼ソバ ¥880

しっかりした太麺に、調合されたミックスマサラの香り。


ああもうこれは、「本場浪速の」じゃなくて「本場ネパールの」ですな!


いや、焼きそばとしてもしっかり美味いし、たっぷりのネギもトマトもシャキッとしていて丁寧ですよ。


★バイスサワー ¥450

お酒は庶民派擬似梅サワー。
これ、結構好きなんです。


★タンドリーチキン ¥480

タンドーリ窯じゃなく鉄板で調理してるので実際はタンドリーチキンじゃないのだけれど、これもまた美味いです。
ミックスマサラの味付けバッチリ。
鉄板焼きならではのアッツアツ感もあって、おつまみにも最高。
どことなく、ネパールのチョエラっぽい。は気のせいではありません(笑)
お皿だって、ネパールのアレな感じですしね。

巣鴨の鄙びた雰囲気とスパイスの組み合わせ、なかなか楽しく居心地の良いお店ですね。

またふらっと寄ってみよう。


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ネパール料理好きにとっての理想形を追求する。「ネパリダイニング ダルバート」誕生。(大塚)

ネパール語の権威にして、おそらく在京ネパール人の間でもっとも有名な日本人のひとり、野津治仁先生がなんと、ついに、ダルバートのお店をオープン!

「ネパリダイニング ダルバート」

かつて大塚駅前にあった「ダルバート居酒屋ひまり」というお店の経営を野津先生が受け継ぐカタチでリニューアル。
東京のネパール料理好きにとっての理想形を追求するお店へと生まれ変わりました。


シェフは「ひまり」時代と変わらずカルキさん。
カルキさんの腕と根津先生のディレクション、まさに無敵の素養です。


この日はまだプレオープン時でしたので、メニューは仮。
仮といいながらもダルバートメニューが並ぶさまは壮観です。


★アルコアチャール

ネパール料理ではお馴染みの「ジャガイモの漬け物」。
ですが他店とは仕立てが違っていてフレッシュな酸味。


★チョエラ

いわゆる肉のスパイスマリネ。
ネワールっぽい味わいです。


★パングラ

こちらは砂肝。
ほんとネパールの料理は日本人の呑兵衛感覚にピタリとマッチしちゃいます。
別にカレー好きじゃなくても、インド料理好きじゃなくても、居酒屋や焼き鳥好きならネパール料理には嵌れると思います。


ワインにも、焼酎にも合いますしね。


★ラーケン

そしてこちら、ネパール料理の中でも(少なくとも日本においては)ちょっと変わり種メニュー。
モモにも用いる挽肉に卵を乗せて蒸した料理なのですが、十字にかけられたゴルベラアチャールがケチャップっぽく見え、
どことなく洋食的な雰囲気もある一品となっています。
ダルバートと並ぶこの店の名物料理になりそうですね。


★ミニダルバート マトン

飲んで食ってその締めに、ミニサイズのダルバートがあるのはかなり気が利いています。
こうした提供法をとっているお店は日本では大阪の「ダルバート食堂」くらいじゃないでしょうか。

まず、ダルバートの要ともいえるダルスープがかなり独特で旨い。
カレーでもなく、単体スープ料理でもなく、ご飯(バート)にかけて風味が増すサラッとしたもの。
まさにダルバートのためのダル。
店名に相応しい魅惑的なダルバートとなっています!!


★スペシャルダルバートセット

ガッツリ食べたい方にはガッツリ、いわゆる「全部もり」的ダルバートも用意。
(こちらは私じゃなくて居合わせた〇ジアハンターの〇林さんのオーダー)


★ククリラムコーク

メニューにはありませんでしたが、私のネパール料理店の定番酒、ネパールのククリラムで作ったラムコークも出してくれました。


★ミックスチョウメン

止めの一品、ネパール焼きそばチョウメン。
何気にこれがビビッと来ちゃいました。
よくあるチョウメンといえば麺がヤワヤワで、「塩コショウの利いたナポリタン」みたいな感じだったりしますが、ここのは違います。
美味い日本の焼きそばのように、麺にしこしこ感がありメリハリばっちり。
こういう何気ない料理にこそ、料理人のセンスが出るもの。
焼きそば好きな方は是非試してみてください。


食後のデザートもいろいろ。
「あ、これグラブジャムーンですよね!」と思った方、それは正解であり誤り。
同じものをネパールでは「ラルモン」と呼ぶのです。

なにしろオーナーがネパール語の先生ですから、その辺は抜かりなし。

間違いない料理の美味さに加え、ネパールの言葉や文化を知るのにも最高の空間。

日本とネパールの文化交流の場としても活躍してくれそうなお店です。
本格ネパール料理を食べたことのない方も、ネパールにぞっこんな方も、是非訪問してみてください!!




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ネパリダイニング ダルバート



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大塚に海南鶏飯の新店登場!「シンガポールダイニング momochacha」(大塚)

大塚の地に、「ラムリ」に続く第二のシンガポール料理店が誕生!

大塚駅南口から徒歩2分、ホテルベルクラシックのはす向かいの路地。
かつて「スープカリー ばぐばぐ」があった場所です。


「シンガポールダイニング momochacha」(モモチャチャ)

2017年1月23日プレオープンの後、2月7日にグランドオープン。
路面店でかなり入りやすいことに加え、内装も明るく素敵。


かなり広々としています。

その上、地下にも宴会場完備とのことで、なかなか凄いですね。

聞けばこちらのチーフコックは、かつてシンガポール大使館御用達のシェフとして、パーティー等で腕を振るっていた方。
水道橋の「シンガポール海南鶏飯」にもいたことがあるとか。

そんなこんなでイチ押しメニューはやはり海南鶏飯。
ならば素直にそこから攻めてみましょう!
・・・ただし、ちょっとばかり捻りを入れてね。


★海南鶏飯 ¥1080(平日ランチ¥980)

そう、実はなんとここ、鶏を「蒸し」か「揚げ」か、「蒸し揚げハーフ」か選べるんです。
そりゃあもちろん、ハーフですよね。

付け合わせが普通のサラダじゃなく、肉味噌モヤシってのもなんだか嬉しいです。


海南鶏飯に欠かせない3種のソースは、ネギ生姜、スイートチリ、ブラックソイソース。


さらに自家製シシトウのピクルスまで出してくれました。


まず、「蒸し」。
日本だとムネ肉等骨無しの部位を用いて、調理しやすく食べやすく作る店がほとんどなのですが、
ここはあえて、現地で好まれる骨付きの部位を髄ごとぶった切っています。
脂がしっかり落ちてホロホロでふわっとした食感の肉に、染み出た髄液の旨みがたまりませんね。

さらにもう一方の「揚げ」。
これがまたしっかりとした衣の味付けで、唐揚げ的に美味い!
ご飯がいくらでもいけそうです。


★海南チキンと汁無し麺のセット (平日ランチ¥980)

これ、ちょっと素敵なんです。
いわば海南鶏飯のライスを麺に置き換えたもの。
麺は太麺の中華麺。
油そばと蒸し鶏を合わせていただいているような感覚で、かなりいい感じです。
もちろん、3種のソースもついてきますしね!!


★蒸し海老餃子 ¥500

そしてここ、点心メニューもあるんです。
モッチリした皮でちゃんとした海老餃子、これも良い感じ。

食後にはコーヒーをいただきました。

・・・・おぉ、この甘さ!!
マレーシアの「OLD TOWN WHITE COFFEE」のホワイトコーヒーを思い出す味!

・・・と思ったらなんとこれ、マレーシアの「OLD TOWN WHITE COFFEE」から取り寄せたホワイトコーヒーだって!

なんとホンモノでしたか!

とっても気軽に入りやすい雰囲気にも関わらず、なかなかツボを押さえており好感が持てるお店。
ホスピタリティも最高です。

これは居心地良い店ができたものだ・・・と思っていたら、最後にダメ押し。

オープン記念のボールペンをいただいちゃいました!
しかもこのボールペン・・・ちょっとぶっ飛ぶようなギミックが!!


なんとサービス券内蔵!

ペンサービスケンサービスペン!!

面白すぎます。
ほんとホスピタリティ最高。

こりゃまた行かなきゃですよ。


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シンガポールダイニング momochacha



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巣鴨を支えて50年、老舗洋食店のワンコインカツカレー。「大衆洋食 フクノヤ」(巣鴨)

わたくし神戸で生まれ育ったこともあって、古い洋食屋が好きなんです。
洋食は洋食といいながら、もはやれっきとした日本の食文化ですからね。


「大衆洋食 フクノヤ」

巣鴨で50年以上営業している、小さな洋食屋さん。

このレトロ感は今カワイイ文化的にリバイバルしていいのでは?


しかもね、注目したいのはカレーなんですよ。
(ってか、カレーしか見ていない)
基本のカレーが450円、カツカレーが500円、厚切りカツカレーが750円。
庶民の味方ですよ。


お店を一人で仕切るおばあちゃんはもう、巣鴨そのもの。
とげを抜く必要もないくらい、巣鴨。


★ロースカツカレー ¥500

巣鴨名物、ワンコインカツカレー。
しかもこのカツカレー、ちゃんとブラウンソース感ある洋食カレー仕立てなんです。


山手線沿線とは思えないっすなぁ。

こういうお店はしっかり大切にしたいものです。


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フクノヤ



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