カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

可能性広がる、バングラ深夜食堂の新店!「バングラ カレーハウス レストラン&バー」(錦糸町)

今やバングラ天国となった、真夜中の錦糸町。

錦糸町南口、丸井裏あたりの夜の街には、いつしかバングラデシュ人がたくさん。
お店への客引きだってバングラデシュ人、お店のオーナーだってバングラデシュ人。

朝までバリバリ働く、そんなバングラデシュ人たちのために、ふらっと寄ってサッと食べられる小さな現地式バングラ深夜食堂「アジアカレーハウス」がオープンしたのが2014年。
これが瞬く間にマニアの間で話題になったかと思えば、食べログ点数も急上昇し、メディアが取材に訪れる人気店に。

当のバングラデシュ人たちもこんな事態は予測していなかったことでしょう。

その後を追うように続々と現地式バングラデシュ食堂がオープン。
いずれも朝までの深夜営業で、まさに夜の錦糸町はバングラデシュ料理天国となってきたわけです。

2017年7月現在、錦糸町のバングラ深夜食堂は以下の通り。(オープン順)

・アジアカレーハウス Asia Curry House(ACH)
・クシ Khusi ※閉店
・アジアン バングラ カレーハウス Asian Bangla Curry House & Bar(ABC)
・バングラ タンドーリ&バー Bangla Tandoori & Bar(BTB)
・バングラ カレーハウス レストラン&バー Bangla Curry House Restaurant & Bar (BCH)


閉店した「クシ」を除く4店、まるで冗談のように似た名前です。
これら全てが半径100m圏内に密使しているのですが、混乱してしまいますよね(笑)

この日の訪問はこちら。

「バングラ カレーハウス レストラン&バー」

2017年7月15日オープン、現在一番新しいバングラ深夜食堂です。

まず驚くのはそのキャパの大きさ。
カウンターほぼ5席である「アジアカレーハウス」とはえらい差です。
しかもカラオケ(DUM)完備で、パーティーやイベントスペースとして最高。


ムスリム国家のはずのバングラデシュながら、お酒がたくさんあるのもポイント。


★キリン一番搾り生ビール ¥500

夏の夜の生ビールは最高ですね。

さて、早速料理をいただこうとメニューを開くと・・・・あれ???
割とポピュラーなインド料理やカレーが並んでおり、現地式バングラ料理が見当たりません。

訊いてみると、「バングラデシュ料理、食べたいですか?」と嬉しそうな店主カマルさん。
「いつもは肉と魚だけど、今日は魚だけ。いいですか?」と。

ええ、バングラデシュと言ったら魚、快諾です。


まず登場したのはサラダ。
生野菜にチャットマサラが振りかけられたシンプルなもので、逆に嬉しい。
・・・おっと、一番上はインゲンじゃなくて青唐辛子だった。危ない危ない(笑)


★本日のバングラ定食 ¥1000
・魚のカレー(ボアルマス)
・ダルスープ
・ニガウリのバジ
・ジャガイモのボッタ
・サラダ
・ライス


おぉぉぉ、ACHにも負けない豪華さ!
こりゃもし自分がバングラデシュ人だったら嬉しすぎる定食ですよ。


こちらが本日の魚カレー。
軽くソテーされた白身魚がとにかく美味い!
皮がカリッと、肉はフワッと、一体この魚なに??
訊いてみたら「ボアル(boal)」と呼ばれる魚とのことで、調べてみたらなんと!
怪魚マニアに人気の「口裂けナマズ」ワラゴーアッツーじゃないですか!!
ひょぉぉーっ!
タイのパービャウもうまいけど、アッツーがこれほど旨いとは。

けど、カマルさんが言うには、今日のカレーにはあまり満足していない、とのこと。
いやいや、充分美味いですよと答えると、実は今バングラデシュからシェフを呼んでいるのだがまだ到着しておらず、
今はオーナー自らバングラデシュ料理を作っているのだそう。

いや、カマルさん、実に料理センスあると思うのですけど!


サラッとタイプのダルにはニンニクがたっぷり、魚カレーの旨味と相まって、染み入るような美味さです。
まさに労働者メシ!!

ニガウリのバジは爽やか、そしてボッタが驚くほどマスタードが効いており、目が醒めるほど!
これこそまさにバングラ飯ですね~満足度高すぎです。

ちなみにライスは日本米。
カマルさん曰く、「日本のお米は世界一美味しい、バングラデシュに帰るときも日本のお米持って帰る」そうで、
それはそれで実にうれしいことですよね。


★ジャガイモとニガウリのバジ

別バージョンのバジも持ってきてくれました。
どうやらこのバジ、カマルさんご家族の大好物だそう。
実に家族思いのパパです。


★カンパリグレープフルーツ ¥500

オーダーするなりカマルさん、ダッシュで店外へ。
戻ってきてこちらのカクテルを作ってくれました。

どうやら近くにもう一軒飲めるお店を経営しているそうで、
この日は人手が足りなくてカマルさん自ら両店を行ったり来たりしているみたい。
材料向こうから持って来たんですね、ありがとうございます。

現地の方々向けの現地式食堂って、あまり日本人が大勢で行くと、
安息の地にお邪魔する感じで申し訳ない気分になったりすることもあるのだけれども、
この店とカマルさんはなかなか積極的。

オープンしたての今は、シェフなど態勢を徐々に整えている段階で、
昼間はネパール人シェフを雇ってインド料理を提供し、夜にはバングラデシュ料理も用意している感じですが、
徐々にバングラデシュ料理を拡大していきたい意向だそうです。

週末にはチニグラ米を使ったバングラデシュ式ビリヤニを昼から提供したり、
8月19日からは毎週土日にパロタモーニングセットの提供もはじめるとか!!

なぜ土日にモーニングをやるのかといえば、「競馬があるから」らしいのですが(笑)、
バングラモーニングを目当てに錦糸町に来るマニアも増えそうですね。

今後が実に楽しみなお店、この広いキャパを使って近々、バングライベント企画したいです。



・・・・最後に、謎のメモを置いときますが、気にしないでくださいね。

キャバクラ グリーングラス
ルーマニア人とロシア人在籍
バングラデシュ料理デリバリーOK



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バングラカレーハウス レストラン&バー



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地域密着型欧風カレー喫茶。「水出しコーヒーとカレーの店 オリーブ」(住吉)

住吉の街角にしっくり馴染む、喫茶店調のカレー屋さん。

「水出しコーヒーとカレーの店 オリーブ」


メニューを見ればここが欧風カレーのお店であることがわかります。


お店の奥にはピンクの電話。
ときどきジリリと鳴ると、奥様が受話器をとります。
こういう光景も今時珍しい。
近頃はスマホの電話アイコン📞が、何を図象化したのかわからない若者が増えているらしいですからね。

オーダーを済ますと、まず出てくるのはジャガイモ&バター。

このあたりは欧風カレーの王道にして一つの頂点「ボンディ」に同じ。


★ホタテカレー(中辛) ¥1000

カレーは蓋つきポットにて別提供。

大振りなホタテが4つほど入っていました。

カレーをとろ~り、ライス皿にかけてみましょう。

「ボンディ」のザラッとした舌触りと較べると、より家庭的なとろみがありまろやかな舌触り。
辛さ、スパイスの刺激はともに控えめです。
(辛さに関していえば、「中辛」の上がいきなり有料の「激辛」だったんですよね。)

ライスも家庭的なホクホクの炊き加減。

総じて、ほっこりした温かみある欧風カレーといえましょう。


★水出しコーヒー +¥200

お店のもう一つの看板、水出しコーヒー。
こちら水出しなのになかなか濃厚な味わい。
じっくり時間をかけているのでしょう。

この日は平日15時過ぎの訪問だったのですが、近隣住民と思われる年配の方々がチラホラ。
決してネットで話題になるタイプのお店ではありませんが、しっかりと地域に根付いているようですね。


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水出しコーヒーとカレーの店 オリーブ



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都内にも、アットホームなガチパキ店が出現。「ハビビ ハラールレストラン」(西大島)

近頃噂の西大島。

なんたって、パキスタン人によるパキスタン人向けのパキスタン料理がいただける店がオープンしたとかで!


お店があるのは西大島団地の1階部分。

この団地融合型の現地式南アジア店、東京東部ではお馴染みのスタイルですよね。


「ハビビ」

看板には「インド、パキスタン、アラブ料理」とあります。
つまりはムスリム向けのハラール対応レストランということ。


パキスタン人経営のお店って、照明が暗かったり、ドヨ~ンと重い雰囲気のとこが多い気がしますが、
この店はほど良き明るさでファミリーも安心。

奥にはお座敷席もあります。

メニューを見れば確かに、ガチパキな料理があれこれ。
しかもどれもお値打ちな価格設定。

う~ん、ニハリ(羊の骨付きスネ肉煮込み)にしようか、ハリーム(肉と豆の濃厚シチュー)にしようか、
はたまたビリヤニにしようかマトンカラヒにしようか迷ったのですが、結局こちらに決定!


★パヤ ¥1000

牛の足を煮込んだスープ。
冬季限定メニューです。

パヤはニハリの一種(パヤ・キ・ニハリ=動物の足を煮込んだニハリ)ではありますが、
こちらのお店ではニハリが羊、パヤが牛を用いているようですね。


プニュンプニュンでパヤパヤなコラーゲンが溶け出したスープ。
パキスタン人が好むパキスタン料理の例に漏れずガッツリオイリーであります。


辛口でお願いしたら、刻み生青唐辛子たっぷり。
嬉しいですね。


いただいたあと残った骨がこちら。
いかに「髄」が溶け出しているかよく判ります。

パヤに合わせたのはこちら。

★ロティ ¥150

この値段ですから一枚かと思ったらなんと、直径20センチほどのデカロティが2枚!
油断できないボリュームです。


★チャプリカバーブ ¥600

メニューには「羊肉のハンバーグ」とありますが、まさにその通り。
コリアンダーリーフやら唐辛子やらスパイスやらが色々練り込まれています。

こちらも予想を超えてボリュームたっぷりでした。

美味しゅうございました。
もう、はち切れんばかりに腹一杯です。

とにかく単品のボリュームが凄いので、3人以上で訪れるとより楽しめそう。

関東でパキスタン人コミュニティといえば八潮、野田、伊勢崎あたりが有名ですが、
都内にもこんなオアシスができたなんて嬉しいですね。


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ハビビ ハラル レストラン



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珍しい、ムスリム中華(清真料理)は羊!羊!羊!「東京穆斯林飯店」 (錦糸町)

タイ、インド、バングラデシュ、ロシア・・・多国籍化極まる錦糸町では、中華だって普通じゃありません。


「東京穆斯林飯店」(東京ムスリム飯店)

なんとここ、ハラール対応のムスリム中華(清真料理)のお店なんです。

店員さんたちはハルピンから来た回族の皆さんとのこと。

多分、「アラーの名において」とかなんとか書いてある。


地下にある店内は意外なほど広々。
中華料理店と言うよりは、中東の料理店といった雰囲気。
いろんな国の方々がファミレス的に利用しています。
家族連れやら、若者グループやら。


メニューを開けば、まず羊肉料理の多さに目を見張ります。
中華料理で用いられる豚肉全てが、羊肉に置き換わっているだけでなく、
シルクロード由来のクミンを用いた料理や、内臓モツ系料理もたっぷり。

こりゃあ、胃袋幾つあっても制覇できないや。
(羊には胃袋が4つあります)


★ラム肉のクミン炒め ¥1280

クミン、赤唐辛子、パクチーを絡めたラム炒め。
最初に言っときますが、これが一番美味かった。
実に美味い、美味すぎです。
カレー好きスパイス好きにも自信を持ってお勧めしたい。

都内の「呑めるカレー店」の定番メニューになってくれたら嬉しいな、これ。
絶対クラフトビールとかにも合いそうだし!!


★ゆで羊のハチノスのニンニクソース ¥1280

普通ハチノスといえば、トリッパなんかに用いられる牛の第二胃袋ですよね。
これは羊の胃袋。第二かどうかは定かではありません。
シンプルに、ただ茹でられたハチノスにニンニクソースを漬けていただくのですが、
ハチノス自体はゴムのような食感で、ほぼ無味。
これは好んで注文するというよりは、体験メニューですね。


★羊肉の水餃子 ¥580

お、こちらは美味いですよ。
特にソースやタレはないのですが、羊肉のジューシーな旨みが詰まっています。
もっちリ肉厚な皮もナイスでオススメ。


★ラムタンの正油炒め ¥1180

「羊の舌」なんてなかなか出会えませんね。
「メェェェ・・・」とか「ベェェェ・・・」とか鳴く、その舌ですよね。

こちらの一皿はいわゆる黒酢あんかけなのですが、いやあ食べて驚きました。

その濃い味付けを吹き飛ばすほどの羊感!!口の中が羊!羊!羊!
羊が苦手な人は、一口で床に突っ伏せるほどの破壊力。

羊の舌がここまで羊羊した羊の風味を醸し出すとは。
羊本人も思ってもみなかったレベルでありましょう。

まだまだ尽きない羊攻めの可能性。
味に関しては賛否両論わかれそうなモノがありますけど、それはそれでいいじゃないですか。

食の多様性を愉しむには最高の中華料理店、大人数でワイワイ行くと面白そうですね。

あ、ちなみにムスリムといいつつ、お酒はありますのでご安心を。


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東京穆斯林飯店



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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

こちら曳舟の九龍。下町タイ居酒屋「ルアン・ナルモン」(曳舟)

再開発が進む曳舟。
駅を降りて「猫六」じゃないほうに出たら、もうあちこち工事中。

・・・なのですが、駅前の一角にボロッボロな飲み屋が並ぶ横丁がありまして、そこから漂うスパイスの香り・・・

「中華 タイ 日本料理 屋台 九龍」

いやもう、そのカオスぶりも、九龍城チックですよ。


店構え、見事なバラック小屋です。

入口にはまた違った店名が。

「ルアン・ナルモン」

どうやら、「九龍」から「ルアン・ナルモン」へと改名してるらしいんですが、お店のオヤジさん曰く、
「昔からの人は、今も九龍って呼ぶんだよね」とのこと。

・・・いやいや、「九龍」って看板出してるからでしょう!って全力ツッコミしたくなりますが、このカオスこそが九龍。

ちなみに若い方向けに解説すると、「九龍(クーロン)城」っていうのはかつて香港の城塞跡地にあった巨大スラム街。
「東洋の魔窟」と呼ばれた麻薬・売春なんでもありの無法地帯だったのですが、90年代に解体され今では公園となっています。


ま、でもこの「曳舟の九龍」は店内アットホームで、危険な香りはしませんので(笑)ご安心を。
ちょっと押井守さんチックな親父さんも、物腰とっても柔らかですよ。


メニューにはタイ料理と日本の居酒屋メニューが混在。
この辺は町屋の「天ダコ」と共通していて、ガチタイ料理目掛けて来る一部のマニアよりも、居酒屋なのにタイ料理が美味い店として間口を広く持ったスタイル。


実際、この日隣のテーブルにいたスーツ組なんて、「エスニック料理って美味いなぁ!」とか言ってたりして。

ちょっと新鮮だなぁ。


★うめサワー ¥400
★お通し ¥300


居酒屋ですから、お通しがあったりします。


★ニラ玉 ¥400

こちらも全然タイ関係ないメニュー。
けどこれが胡椒ガッツリで結構いける!


★ラープムー ¥600

正しく発音するとラムーになってロックスター桃子が召喚される貴重なメニュー。
「ペッ、ペッ、マーク!」(辛くして~!)とお願いしてちょうどいい感じに仕上がりました。
ってことは普段は結構辛さ控えめ。タイ料理マニア諸氏は結構ペッペッペッペッ言ったほうがよいですよ。
とはいえ、バンコク出身のママが作るラムーの味はなかなか悪くないです。

非常に下町風情のある、居心地よいお店。

・・・・なのですが、ここは再開発予定地。

そう長くはこの状態でいられるはずもありません。
好き者の皆様は今のうち訪問されることをお勧めします。


ちなみに、こちらで働き、ママの料理を習っていた青年が先日独立、
イトーヨーカ堂の脇に新しいタイ料理店をオープンさせたようです。

そちらもチェックしてみよう。


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ルアン・ナルモン

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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