カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

伊豆高原を代表するカレー名所。「Spicy Curry ガラムマサラ」(伊豆高原)

以前から、「伊豆のカレーといえばここ」というお店があるんです。

伊豆急伊豆高原駅から徒歩40分。

美しい桜のトンネルをくぐって行ったその先に・・・


ひょっこり現れるカレーのお店。


「Spicy Curry ガラムマサラ」

小麦粉不使用、化学調味料不使用、スパイスから作るオリジナルカレーのお店です。
場所が場所だけに、約10年ぶりの訪問となりました。



まず素晴らしいのは、天井の高い贅沢な空間。

そして、大きな窓越しに広がる森の風景。


梅や椿、クヌギに山つつじ、馬酔木・・・ヤマガラがさえずり、リスが梢を走ります。
夏にはクワガタもやってくるという、ジブリの世界を地で行く美しさ。

一度来たら忘れることはできません。


さて、こちらで提供されるカレーは、
・ビーフ
・エビ
・チキン
・きのこ
・マイルドビーフ

の五種類。

それぞれがベースの仕込みも、スパイスの配合も異なる別々のカレーとなっています。


★白ワイン ハーフボトル ¥800

オリジナルラベルが可愛いですね。


★チキンのカリー ¥1200

鶏ガラを香ばしく炙ってスープをとったカレー。
カレー自体はトマトの酸味が立ちつつもスッキリ優雅な味わい。
少し炙りが入った鶏肉も柔らかで素敵。


★ビーフのカリー ¥1500

こちらは伊豆牛を用いた贅沢なカレー。
牛の旨みと、フルーティーな香り、ほど良い辛さがありながら、シュッとしたキレが特長です。


ゴロっとした伊豆牛の塊、ランプステーキ用の肉とのことで、実にアリガタイ感じ。

何かのスパイスがビシバシっと立った感じではなく、ほのかに香り、
後味もスッキリ爽やかなのが、ここ「ガラムマサラ」のカレーの特長といえるでしょうか。

インパクトよりも気品、ですね。

高原は高原でもデカン高原じゃなく、伊豆高原ですから。


★Wセット(スパイスケーキ+ドリンク) +¥500

食後にはシナモンやコリアンダーがほのかに香るしっとりケーキ。

実に優雅な時間が流れてゆきます。

このままずっと、帰りたくなくなる、異空間のひととき。

・・・いや、帰りも徒歩40分かぁ~ってのもあるんですけどね。


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ガラムマサラ

昼総合点★★★☆☆ 3.8



関連ランキング:カレーライス | 伊豆高原駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

伊豆・道の駅のカレーカフェ。「ケニーズハウスカフェ ぐらんぱるぽーと店」(富戸)

国道135号線沿い、お土産屋とフードコートが併設した道の駅「ぐらんぱるぽーと」
(なんで地方の施設って英語をひらがな表記にするんでしょうね。)
そこにカレーをウリにしているカフェを発見。


「ケニーズハウスカフェ ぐらんぱるぽーと店」

伊豆高原に本店を構える「ケニーズハウスカフェ」の支店です。
こちら「ぐらんぱるぽーと」の店舗は手軽にいただけるファストフード仕様で、
ソフトクリーム、サンドイッチ、そしてカレーが看板メニュー。

ま、カレー以外には目もくれないのですが。


★骨付きチキンカレー ドリンクつき ¥1150

ライスかパンかが選べたので、パンを選択してみました。
ふかふかの手作りパン、といった印象です。

カレーはちょっと「新宿中村屋」を彷彿とさせる、玉ねぎたっぷりシャバっとカレー。
生クリームをかけてリッチ感を出しています。
骨付きチキンもそこそこボリュームがあり、カレーとしてはなかなか良くできた仕立てなのですが・・・・

いかんせん、プラスチック容器だと1000円越えカレーの満足感が得られませんね。
まぁ、道の駅のフードコートと考えればしょうがないというか、テイクアウト的にもオペレーション的にも便利なのでしょうが。
あまりアツアツでなかったのも勿体ないところです。

その辺は本店だと違うのでしょうね。


ともあれ、見晴らしも抜群。
道中のスパイス補給には充分な選択肢となるはずですよ。


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ケニーズハウスカフェ ぐらんぱるぽーと店

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

伊豆でデリーのカシミール、その秘密。「赤いやね」(川奈)

※この記事は後篇です。
まずはこちらの前篇からご覧ください。
⇒『え・・・まさかの!?伊豆でデリーのカシミール!?「赤いやね」』

(前回の続き)

伊豆・川奈。
風光明媚なこの町を見下ろす高台の喫茶店に、突如現れた「デリーカシミール」。

のれん分けでも、インスパイア系でもないその名前、その味わいは一体?
そして何故、チキンではなくベーコンなのか?

店員のおばさま方に訊いても詳しくは分からず、謎は謎のまま、謎として拡がり、お会計を済ませ店を出ようとしたその瞬間!

事態は急展開を見せたのです。

お店の奥から姿を現した、気品ある女性。
齢を重ねてなお、モダンで都会的な洗練を身に纏ったその人こそ、この「赤いやね」のマダムだったのです。

聞けばマダム、以前はカレー屋をやっていたらしく、その当時「デリー」の先代社長に「個人的に良くしていただいた」とのこと。
つまり、本物の「デリー」のカシミールを個人的に教わったのだということ。

これは限りなくレアなケースと言わざるをえませんね!

(ちなみに「デリー」先代社長とは初代・田中敏夫氏の奥様、やすよさん。女性です。念のため。)

マダムがカレー屋を閉め、現在の場所で喫茶店「赤いやね」をはじめたあとも、お客さんからは、「あのカレー出さないの?」との声。
かくして再び「デリーカシミール」を出すようになったのだとか。

ただ、喫茶店の厨房ではコンロの口数も足らず、ちゃんとしたデリーレシビでの鶏肉仕込みが難しいため、具材をピザなどでも用いるベーコンに切り替えたのだとか。

なるほど、だからデリーカシミール、
だからベーコンなのですね。

日本全国津々浦々、人とカレーに歴史あり。

「ほんとは鶏肉なんだけど、先代社長におこられちゃうわね。」

と笑うマダムがまた魅力的で、飲食店はやはり、人ありきなのだなあと感じたのです。


心地よき、晴れた昼下がりでした。

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赤い屋根

昼総合点★★★☆☆ 3.9



関連ランキング:喫茶店 | 川奈駅

テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

え・・・まさかの!?伊豆でデリーのカシミール!?「赤いやね」(川奈)

伊豆・川奈。

特にめぼしい観光名所がある町ではないのですが、昔訪れて好きになった場所。

伊豆急の駅がある高台から見下ろせば、眼下に鄙びた港町。
その両側を包み込むように、弓状に伸びた山の稜線が海まで達し、蒼く煌めく海の向こうには初島がぷかり。

とても美しくも懐かしい、ニッポンの情景がここにあるのです。

そんな川奈の町を見渡す絶好のポイントに、赤い屋根が印象的な建物ひとつ。

どうやら喫茶店のようですね。

川奈の絶景を眺めながらいただく珈琲の贅沢さに惹きよせられるように、足が進みます。


なんて名前のお店だろう・・・


「赤いやね」

その名前、一発で憶えました。
わかりやすすぎます。

店内は昔ながらの喫茶店といったインテリア。
しかしまぁ、殆ど満席。
人気店なのですね。

せっかくなので、ひとつ空いていたテラス席へ。

おぉ!期待していた以上の絶景!

斜面の緑を吹き抜ける風も心地よいですね。

ほどなく、お食事メニューがやってきます。

そして・・・そこには、眼を疑うような文字列が!!

辛口デリーカシミールカレー!?

つまりあの「デリー」のカシミールカレーということでしょうか?

実際、あの独特なカシミールカレーは多くのインスパイア系を生んでおり、インドのカシミール地方にあのようなカレーはないにも拘らず、「カシミールカレー」という名でシャバシャバ激辛なカレーを出す店は多くあるわけですが・・・

インスパイアはあくまでインスパイア。
「デリーの」なんて言えるはずもないわけで。
また、実際に「デリー」で修行しての暖簾分け店ではちゃんと由緒正しいデリーのカシミールカレーを提供しているわけですが、「デリー」を名乗るには10年以上の修行が必要という不文律があるため、唯一、新川「デリー」を除いて「デリー」を名乗ってはいないのです。
(戸塚「ボンベイ」、柏「ボンベイ」、小倉「ガネーシャ」、若松「106」など)

ところがこのお店のメニューには確かに「デリーカシミール」と書いているんですね。

インスパイア系でもなければ、のれん分けでもない。

果たして・・・


★辛口デリーカシミールカレー ¥1050

おぉっ!
シャバシャバで真っ黒な艶、まさにあのカシミールカレー!!

ただ、一つだけ本家「デリー」とは異なっている点が。
それは・・・

カレーの具がチキンじゃなくベーコンなんです!!

このパターン、初めて見た!!

食べてみます。
辛さこそ本家より若干控えめなれど、まさしくデリーのカシミール!
単なるインスパイアとは一線を画していますね!!

しかも具材のベーコン。
本家「デリー」のカシミールが苦手な方からは「あのチキンの臭みがちょっと」という意見を聞くこともあるのですが、もちろんベーコンならそんなことはない訳で。
香ばしさが良きアクセントになっていると言えなくもない。
反面、ボリュームある鶏むね肉に比べれば満腹感は劣りますが、喫茶店カレーとしては寧ろ有りかもと思わせます。

いやぁ、川奈の絶景を眺めながら「デリー」のカシミールがいただけるなんて!

一体どうして?

どのような経緯が!?

店員のおばさま方に訊いてみても、詳しくは知らない様子。

謎は謎のまま、謎としてどんどん拡がってゆきます・・・


★自家製ピザ ハムシャンピニオン ¥1050

こちらのお店のもう一つのウリ、それがピザ。
見るからに手作り感溢れるカタチ、絶妙な焼き加減、チーズとろりと生地サクッと。
いやこれ美味すぎますね。

ロケーションが味覚を何割かアップさせているのかも知れませんが、おかわりしそうになりました。

豊富なピザのラインナップの中には「カシミールピザ」なるものまであり、もうなんなんでしょう素敵すぎます。


★コーヒー ¥450
★チーズケーキ¥400


当初の欲求、川奈の絶景を眺めながらの珈琲。
やはり最高に贅沢です。

合わせて頼んだケーキも手作りの美味さたっぷり!

デリーカシミールの謎は掴めずとも、想像を超えた満足度に浸ることができ、店を出ようとお会計。

・・・と、その瞬間!事態は急展開を見せたのです!!

(つづく)

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文豪たちが愛する、熱海の一級洋食店。「スコット 旧館」(熱海)


かつては谷崎潤一郎や志賀直哉が、最近では村上春樹も通いつめるという、熱海の老舗洋食店「スコット」

現在は昔ながらの小さな「旧館」と、すぐ近くに出来た席数の多い「新館」とに分かれています。
旧館は昼前から待ちの人が増えるため、席にゆとりのある新館へと案内されそうになるのですが・・・
そこはやはり、由緒正しきタイムスリップが出来る「旧館」へといくべきですよね。

旅先では味だけでなく、空気や空間を味わうことも大切ですから。


うん、店の前に立っただけで小説一本書ける気がしてきたぞ。
それほど良い風情の外観。


しかし・・・あら?
意外や中は庶民的??

いえいえ、単に狭くて物が溢れてるだけですから。

メニューを見れば、なるほどしっかり老舗価格の高級店ですよ。


★ポタージュコーン ¥735

グリーンのテーブルに映える黄色が美しいスープ。
濃厚滑らかな舌触りで流石は老舗といった感じ。


このパンをスープに浸すと美味いんだこれが。
なんだかこういう折り目正しい洋食の雰囲気に触れるとワクワクするのは、
やはり神戸生まれの血なのでしょうかねぇ。


★ビーフシチュー ¥2815

ええ、なかなかのお値段です。
が、せっかくここに来たら食べておくべき看板メニューなんです。

超肉厚の和牛はトロットロに煮込まれており、口の中でフワッとほぐれるほど。
ワインの渋みというか苦味が利いたのシチューは、濃厚でありながら全く重くない味わい。
深いけど爽やかなんです。
とにかくお腹一杯になりたい!という若者には向いてないかもね。
風情や機微を楽しむオトナのためのビーフシチューです。
流石に美味い!!


★海老カレーライス ¥1260

玉ネギとトマトの甘みが活きた、神戸の洋食屋でいえば「グリル一平」や「アシエット」と方向性が近い洋食カレー。甘くてスパイシー・・・流石の気品です。(いわゆる欧風カレーとはジャンルが違うことに注意)

熱海ということでなんとなくシーフードをチョイスしたのですが、
流石というべきかプリップリにソテーされた海老がたっぷりと入っています。

確かに美味しい・・・のですが、
「スコット」に来てこのカレーだけを食べて帰るのは、ちょっと勿体無い気もする印象です。


★珈琲 ¥420

優雅な洋食ランチの食後に欠かせない珈琲は、酸味系。

結構なランチでございました・・・と締めようかと思ったら、ここで思わぬ伏兵が登場!
(思わぬって・・・自分で注文したんだけれど)

★ババロア ¥473

これには驚いた!!!
たかがババロア、されどババロア。
ババルウ星人は偽アストラですということで、まさに人生最高のババロア体験。
その濃厚ミルキィな味わいはもう、天国の味。

神戸「マドラスキッチン」や稲毛「シバ」のクルフィに匹敵する衝撃デザート経験であります。

ということで、確かにビーフシチューもカレーも美味しかったのだけれども、
もう私にとって「スコット」とは、「至高のババロアが味わえるお店」という印象になってしまったのです。

よし、小説のタイトルは「ババロアの宿」に決定だな。

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スコット 旧館




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