カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

ネパール人による、かき揚げインドカレーライス。「ジャルパン」(茅場町)

至る所にインド料理店がある八丁堀・茅場町界隈。

けれどそのほとんどかいわゆる典型的インネパ店、つまりネパール人によるナン&タンドリーチキン&バターチキンカレーというテンプレに則ったインド料理店であり、正直どこも変わり映えなしという状態。
お店の入れ替わりも早く、店名とスタッフが変わっても出てくる料理は変わらず・・・もっと差別化したら良いのになぁ。
もったいないなぁ。


「ジャルパン」

岩本町に本店、大宮にも支店をもつネパール系インド料理店。

こちらのお店が近隣店と異なるポイントは営業時間。
インド料理だけでなくほとんどのカレー店が15時以降ディナータイムまでの間休憩を挟むのに対し、
こちらはランチタイムが17時までの通し営業。
この辺で昼どきを逃してカレー食べたい時には自動的にCoCo壱か、ここになるわけです。

メニューにはいわゆる「テンプレ」インド料理に加え、モモなど多少のネパール料理、そしてタイ料理を取り揃え。
それ自体は特に珍しいパターンではありませんが、気になったメニューが一つ。


★パコダカレー ¥850

キーマカレーライスにパコダ=インドの野菜天ぷらを組み合わせたセットです。
ちょっと、他店にない感じでしょ?


キーマカレーはサラッと緩めの食感。
辛口でおねがいしたら程よくヒリッとしました。

パコダはいわばディープフライなかき揚げ。
カレーうどんにかき揚げがズバリマッチするように、インドカレーにパコダが合わないわけはないのです。

店員さんたちはフレンドリーかつ丁寧。
この調子でさらに地域密着感を押し出していけば、長く続けられるんじゃないでしょうか。


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欧風カレーのパイオニア、大手町へ。「欧風カレー ボンディ大手町店」(大手町/神田/小川町)

近年、さまざまなカレーライスの有名店が支店を出すようになった大手町。
大阪「インデアンカレー」、佐世保「蜂の家」、五反田「ホットスプーン」、神田「日乃屋カレー」、代々木「camp」、新宿「もうやんカレー」・・・

そしてカレーの聖地・神保町を代表するこのお店も。

「欧風カレー ボンディ 大手町店」

欧風カレーのパイオニアであり、「ボンディ系」とよばれる数々の名店を生み出した「ボンディ」。
いまなお王者として君臨するこのお店が大手町に・・・といっても住所的には神田なんですが。


本店同様の通し営業が有難く、
半端な時間にランチ訪問したらなんと、赤ワインがサービス!?


先出しのジャガイモとワインでカレーの登場を待ちます。
優雅な時間。


★チキンカレー ¥1480

ビーフやエビもオススメな「ボンディ」ですが、
神田カレーグランプリ優勝時のメニューがチキンってことで、メニュー上ではチキン推し。
まぁ、チキンもしっかり美味しいんです。


それに見てください、この盛り付け。


「タイタニック盛り」とでも名付けましょうか・・・

さっとソテーされた鶏肉は旨みたっぷり。
フレンチのブラウンソースをベースに、野菜やフルーツ、赤ワイン、バター、そして各種スパイスを用いた複層的で奥行きのある「ボンディ」のカレーによく合います。
決して安いカレーではないですが、そのぜいたくな味わいは「お値段以上」。

支店でも安定の美味さは流石。

さっと出かけてこんなの喰えるの、世界でも日本だけですよ。


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シンガポール料理の草分け店でいただく独特南インドカレー!「シンガポール・コピティアム」(八丁堀)

八丁堀にあるシンガポール料理屋さん。

「シンガポール・コピティアム」

オープンは2013年7月。
けれど実はこの店の前身は東京シンガポール料理店の草分け「シンガポールシーフードエンポーリアム」。
平成8年に新橋駅前ビルにオープンし、八重洲、八丁堀・入舟町、有楽町駅前、中野新橋と変遷をたどり、晴れて再び八丁堀に「シンガポール・コピティアム」としてオープンしたもの。
(えすにかんさん情報より)

店名の「コピティアム」は「コーヒーショップ」転じて「大衆食堂」といった意味で、カジュアルな雰囲気と膨大なメニューが魅力的。



そう、アジアの食の交叉点であり集積地でもあるシンガポール。
こちらのランチメニューは、そんな多様性を体現したかのような、凄いバリエーションなんです。


ナシゴレンにナシレマ、肉骨茶。
カレーは「南インドスタイル」「ペナンスタイル」「タイスタイル」。
麺類に至っては、フッケンミー、ミーゴレン、チャークイティオ、フォーファン、タンメン、ラクサなど。

毎日来ても飽きることのないラインナップですが、今回は「カレー」に着目してみましょう。


★南インドスタイル牡蠣カレー ¥1000

メニューには「純粋な南インドカレーですので、かなりホット&スパイシー」とあるのですが、ご覧の通りかなり独創的なカレーとなっています。

お椀の中にはカレー粉っぽさを感じさせるスープ状のカレー。
具材は牡蠣のほか、しめじ、玉ねぎ、人参、ジャガイモと、日本カレーライスや中華カレーを髣髴とさせるセレクト。

そして、ライスはなんと、フワフワの玉子チャーハン!

いろんな意味でテンション上がります。


いただいてみましょう。

お、確かに辛いですね!
しかもインド人やネパール人によるインドカレーとは全く違う味わいで、インド→シンガポール→日本という文化ミックスを経た独特な美味さのカレーとなっています。

玉子チャーハンのほうは単品でも抜群の美味さ。
けれどこのカレーが玉子チャーハンと合うこと!

ちょっと他では味わえない、全く新しい食体験といえましょう。

シンガポール料理って面白いなあ、
というよりも、
このお店面白いなあ。

次回は麺類を攻めてみたいですね。
1人だと勿体無いので、作戦を練るとしましょう。


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シンガポール コピティアム



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ヨーグルトの国、ブルガリア料理の洗練された美味さ。「ブルガリアンダイニング ソフィア」(京橋)

日本唯一。
本格ブルガリア料理のお店。

「ブルガリアンダイニング ソフィア」


同じビルの地下一階には南インド料理「ダクシン八重洲店」が入っていますよ。

さて、ブルガリアといえばやはりヨーグルト、そして琴欧州。

店頭にはそんな期待に応えた等身大POPが。

実はここの運営会社は「株式会社明治レストランシステムズ」。
そう、ブルガリアヨーグルトの明治が本気で作った、日本唯一のブルガリア政府公認ブルガリアンレストランなんです。

しかも料理プロデュースはあの洋食の名店「ドン・ピエール」。
日本ではマイナーなブルガリア料理ですが、実績ある名店プロデュースによって、味もお墨付き。
素晴らしいレストランとなっています。



東欧のムード漂う素敵な店内。
気分はもう、ブルガリア・・・・って、そもそもブルガリア料理ってどんなのなのよ???


テーブルにその説明がありました。流石!

バルカン半島に位置するブルガリア。
かつてオスマントルコに支配されていた歴史から、中東料理の影響を強く受けているんです。
つまり、ヨーロッパとアジアのミクスチュア。
そこに、やたらヨーグルトにこだわるアイデンティティが加わって、面白いことになっているわけですね。


★スネジャンカ ¥940

見た目ポテサラですが、全然違います。
名前は藤子不二雄臭がしますが、関係ありません。
こちら水切りヨーグルトのサラダ。
チーズのようなヨーグルトのような、とにかく爽やかな酸味が素敵です。


★ブルガリア赤ワイン ハーフデキャンタ ¥2100

多分あまり飲んだことのないワインです。
口に含んだ瞬間、渋みを感じるのですが、喉を過ぎるとシュッと消えるようなサッパリさ。
ちょっと不思議・・・・


★自家製ソーセージ ¥1300

なんとこれ、蝦夷鹿の肉を使用。
めちゃくちゃ旨みがあってジューシーで最高です。
どこがブルガリアなのかといえば、ひよこ豆の煮込みが添えられているんですね。
オスマントルコな感じ。


★バニッツァ・シレネ ¥1100

白チーズの薄皮パイ包み。
デザートのようで、甘くない。
揚げ物のようで、重くない。
ブルガリア料理って、ほんと爽やかです。


★ラキヤ ¥514

こちら珍しいブルガリアの地酒(ホワイトブランデー)。
お酒好きなら絶対飲んだほうが良いです。
木樽と発酵果実の香りが実に素晴らしく、いくらでも飲めちゃいそう。
けれど実際にはウォッカクラスの度数という。。。。酔わせる美酒ですね。


★カヴァルマ(M)¥1800

こちらはブルガリアの代表的な料理(らしい)豚肉と野菜の煮込み。
トマトと香辛料がたっぷり用いられていて中東テイストバリバリです。


★ベジタブル・ムサカ ¥1600

水切りヨーグルトの下に肉とジャガイモを用いたオーブン料理「ブルガリアンムサカ」。
その秋季限定、肉抜き秋野菜バージョンです。

ムサカといえばギリシャのものが有名で、1999年には巨大なムサカが人類を襲う映画「The Attack of The Giant Moussaka」(邦題:アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ)も公開されましたよね!!

・・・って、誰も知らないですよね。


いろいろ食べて飲んだ結果、思ったことは、
「ブルガリア料理って美味いやん!」ってこと。

エスニックっぽさもあり、ヨーロピアンな雰囲気もあり、なにより爽やか。

けれどそれはブルガリア料理というより、この「ソフィア」って店の料理が美味いだけなのかもしれませんが。

完全に明治乳業の思うツボです。


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ソフィア



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燻製カレーは発明だ。「燻製カレー くんかれ」(水天宮)

燻製バーなんてのもチラホラ現れる今日この頃。
具材だけでなく、カレーそのものを燻製した「燻製カレー」で話題になったのがこのお店。

「燻製カレー くんかれ」

2011年にオープン。
珍しさゆえ、当初からメディアには頻繁に取り上げられたものの、賛否両論好みは真っ二つ。

私はといえば・・・実は結構好きなんです。
以前は表参道の支店を利用していたのですが、残念ながら閉店。
(間借りの恵比寿店もクローズ)
久々に燻製カレーを食べたくなって本店に来たんですが、なんと今年2月には新大久保にも新店を出したみたいですね。

ただのネタモノで終わらず、5年経っても勢いがあるのは、ちゃんと支持層を獲得している証でしょう。

こちら本店は、お酒も飲めて燻製つまみもあるBar仕様となっています。


★ロッシロック ¥380

カルロロッシのロック。
飲みやすい。


★燻製ソーセージの盛り合わせ ¥630

意外にも燻製香は控えめ、食べやすいソーセージ。
いいんですいいんです、次に来るのがアレですから。

次に来るアレ、つまりカレーはカスタムオーダー方式。

量や辛さ、トッピングだけでなく、燻製度合いの強弱まで選べるんです。


★燻製全部のせカレー ¥980
・ホット(大辛口) +¥20
・燻製 濃い目
・ライス Sサイズ


これが「くんかれ」無敵の看板メニュー、くんせいカレー。
盛り付け雑ですが・・・・

カレー自体を燻すのにはサクラチップ、サクラウッド、リンゴチップ、リンゴウッド、ホワイトオークチップを使用。
燻製の強さは是非「濃い目」でオーダーしましょう。
ここ、控え目にすると勿体ないことになります。

ムワワワワ~ッ!
口の中から喉まで燻されていくようなインパクト。
これは日本カレーの新境地を切り拓いた、まさに発明です。

トッピングには燻製ベーコン、燻製チーズ、燻製チキン、燻製エッグ。
どれも小粒ながらいい仕事。

やっぱり燻製カレー、美味いなぁ。
たまに食べたくなる味、素敵です。

・・・しっかし盛り付け雑だなぁ(笑)
勿体ないな(笑)。


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燻製カレー くんかれ 日本橋人形町店



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