カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

シンガポール料理の草分け店でいただく独特南インドカレー!「シンガポール・コピティアム」(八丁堀)

八丁堀にあるシンガポール料理屋さん。

「シンガポール・コピティアム」

オープンは2013年7月。
けれど実はこの店の前身は東京シンガポール料理店の草分け「シンガポールシーフードエンポーリアム」。
平成8年に新橋駅前ビルにオープンし、八重洲、八丁堀・入舟町、有楽町駅前、中野新橋と変遷をたどり、晴れて再び八丁堀に「シンガポール・コピティアム」としてオープンしたもの。
(えすにかんさん情報より)

店名の「コピティアム」は「コーヒーショップ」転じて「大衆食堂」といった意味で、カジュアルな雰囲気と膨大なメニューが魅力的。



そう、アジアの食の交叉点であり集積地でもあるシンガポール。
こちらのランチメニューは、そんな多様性を体現したかのような、凄いバリエーションなんです。


ナシゴレンにナシレマ、肉骨茶。
カレーは「南インドスタイル」「ペナンスタイル」「タイスタイル」。
麺類に至っては、フッケンミー、ミーゴレン、チャークイティオ、フォーファン、タンメン、ラクサなど。

毎日来ても飽きることのないラインナップですが、今回は「カレー」に着目してみましょう。


★南インドスタイル牡蠣カレー ¥1000

メニューには「純粋な南インドカレーですので、かなりホット&スパイシー」とあるのですが、ご覧の通りかなり独創的なカレーとなっています。

お椀の中にはカレー粉っぽさを感じさせるスープ状のカレー。
具材は牡蠣のほか、しめじ、玉ねぎ、人参、ジャガイモと、日本カレーライスや中華カレーを髣髴とさせるセレクト。

そして、ライスはなんと、フワフワの玉子チャーハン!

いろんな意味でテンション上がります。


いただいてみましょう。

お、確かに辛いですね!
しかもインド人やネパール人によるインドカレーとは全く違う味わいで、インド→シンガポール→日本という文化ミックスを経た独特な美味さのカレーとなっています。

玉子チャーハンのほうは単品でも抜群の美味さ。
けれどこのカレーが玉子チャーハンと合うこと!

ちょっと他では味わえない、全く新しい食体験といえましょう。

シンガポール料理って面白いなあ、
というよりも、
このお店面白いなあ。

次回は麺類を攻めてみたいですね。
1人だと勿体無いので、作戦を練るとしましょう。


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シンガポール コピティアム



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ヨーグルトの国、ブルガリア料理の洗練された美味さ。「ブルガリアンダイニング ソフィア」(京橋)

日本唯一。
本格ブルガリア料理のお店。

「ブルガリアンダイニング ソフィア」


同じビルの地下一階には南インド料理「ダクシン八重洲店」が入っていますよ。

さて、ブルガリアといえばやはりヨーグルト、そして琴欧州。

店頭にはそんな期待に応えた等身大POPが。

実はここの運営会社は「株式会社明治レストランシステムズ」。
そう、ブルガリアヨーグルトの明治が本気で作った、日本唯一のブルガリア政府公認ブルガリアンレストランなんです。

しかも料理プロデュースはあの洋食の名店「ドン・ピエール」。
日本ではマイナーなブルガリア料理ですが、実績ある名店プロデュースによって、味もお墨付き。
素晴らしいレストランとなっています。



東欧のムード漂う素敵な店内。
気分はもう、ブルガリア・・・・って、そもそもブルガリア料理ってどんなのなのよ???


テーブルにその説明がありました。流石!

バルカン半島に位置するブルガリア。
かつてオスマントルコに支配されていた歴史から、中東料理の影響を強く受けているんです。
つまり、ヨーロッパとアジアのミクスチュア。
そこに、やたらヨーグルトにこだわるアイデンティティが加わって、面白いことになっているわけですね。


★スネジャンカ ¥940

見た目ポテサラですが、全然違います。
名前は藤子不二雄臭がしますが、関係ありません。
こちら水切りヨーグルトのサラダ。
チーズのようなヨーグルトのような、とにかく爽やかな酸味が素敵です。


★ブルガリア赤ワイン ハーフデキャンタ ¥2100

多分あまり飲んだことのないワインです。
口に含んだ瞬間、渋みを感じるのですが、喉を過ぎるとシュッと消えるようなサッパリさ。
ちょっと不思議・・・・


★自家製ソーセージ ¥1300

なんとこれ、蝦夷鹿の肉を使用。
めちゃくちゃ旨みがあってジューシーで最高です。
どこがブルガリアなのかといえば、ひよこ豆の煮込みが添えられているんですね。
オスマントルコな感じ。


★バニッツァ・シレネ ¥1100

白チーズの薄皮パイ包み。
デザートのようで、甘くない。
揚げ物のようで、重くない。
ブルガリア料理って、ほんと爽やかです。


★ラキヤ ¥514

こちら珍しいブルガリアの地酒(ホワイトブランデー)。
お酒好きなら絶対飲んだほうが良いです。
木樽と発酵果実の香りが実に素晴らしく、いくらでも飲めちゃいそう。
けれど実際にはウォッカクラスの度数という。。。。酔わせる美酒ですね。


★カヴァルマ(M)¥1800

こちらはブルガリアの代表的な料理(らしい)豚肉と野菜の煮込み。
トマトと香辛料がたっぷり用いられていて中東テイストバリバリです。


★ベジタブル・ムサカ ¥1600

水切りヨーグルトの下に肉とジャガイモを用いたオーブン料理「ブルガリアンムサカ」。
その秋季限定、肉抜き秋野菜バージョンです。

ムサカといえばギリシャのものが有名で、1999年には巨大なムサカが人類を襲う映画「The Attack of The Giant Moussaka」(邦題:アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ)も公開されましたよね!!

・・・って、誰も知らないですよね。


いろいろ食べて飲んだ結果、思ったことは、
「ブルガリア料理って美味いやん!」ってこと。

エスニックっぽさもあり、ヨーロピアンな雰囲気もあり、なにより爽やか。

けれどそれはブルガリア料理というより、この「ソフィア」って店の料理が美味いだけなのかもしれませんが。

完全に明治乳業の思うツボです。


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ソフィア



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燻製カレーは発明だ。「燻製カレー くんかれ」(水天宮)

燻製バーなんてのもチラホラ現れる今日この頃。
具材だけでなく、カレーそのものを燻製した「燻製カレー」で話題になったのがこのお店。

「燻製カレー くんかれ」

2011年にオープン。
珍しさゆえ、当初からメディアには頻繁に取り上げられたものの、賛否両論好みは真っ二つ。

私はといえば・・・実は結構好きなんです。
以前は表参道の支店を利用していたのですが、残念ながら閉店。
(間借りの恵比寿店もクローズ)
久々に燻製カレーを食べたくなって本店に来たんですが、なんと今年2月には新大久保にも新店を出したみたいですね。

ただのネタモノで終わらず、5年経っても勢いがあるのは、ちゃんと支持層を獲得している証でしょう。

こちら本店は、お酒も飲めて燻製つまみもあるBar仕様となっています。


★ロッシロック ¥380

カルロロッシのロック。
飲みやすい。


★燻製ソーセージの盛り合わせ ¥630

意外にも燻製香は控えめ、食べやすいソーセージ。
いいんですいいんです、次に来るのがアレですから。

次に来るアレ、つまりカレーはカスタムオーダー方式。

量や辛さ、トッピングだけでなく、燻製度合いの強弱まで選べるんです。


★燻製全部のせカレー ¥980
・ホット(大辛口) +¥20
・燻製 濃い目
・ライス Sサイズ


これが「くんかれ」無敵の看板メニュー、くんせいカレー。
盛り付け雑ですが・・・・

カレー自体を燻すのにはサクラチップ、サクラウッド、リンゴチップ、リンゴウッド、ホワイトオークチップを使用。
燻製の強さは是非「濃い目」でオーダーしましょう。
ここ、控え目にすると勿体ないことになります。

ムワワワワ~ッ!
口の中から喉まで燻されていくようなインパクト。
これは日本カレーの新境地を切り拓いた、まさに発明です。

トッピングには燻製ベーコン、燻製チーズ、燻製チキン、燻製エッグ。
どれも小粒ながらいい仕事。

やっぱり燻製カレー、美味いなぁ。
たまに食べたくなる味、素敵です。

・・・しっかし盛り付け雑だなぁ(笑)
勿体ないな(笑)。


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燻製カレー くんかれ 日本橋人形町店



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欧風カレー店のチョモランマカレーとは如何に?「ドンピエール 東京 エクスプレスカレー」(東京)

東京駅改札外のレストランゾーン、キッチンストリートに漂うスパイスの香り。


「ドンピエール 東京 エクスプレスカレー」

京橋のフレンチ洋食店「ドンピエール」による欧風カレー専門店です。

元がフレンチ洋食店ですから「C&C」などのカレースタンドとは価格帯も違うことにご注意。
そのぶん、チョイ優雅な雰囲気を楽しむことができますよ。

老舗フレンチのイメージから、厨房は日本人、という気がしていたのですが、実際はアジアン連合軍。
ええ、今はそういう時代です。

さて、こちらの名物といえば欧風のビーフカレーなのですが、ちょっと意外なカレーを見つけたので注文してみました。


★チョモランマカレー(タンドリーチキンのせ) ¥1550

なんと欧風のイメージからかけ離れたネーミング!
ネパール系と思しきシェフが腕をふるいます!
メニューには「ハバネロ・ハラペーニョ・赤唐辛子の三大辛味共演」との表記。
ええんちゃいまっか~!

早速いただいてみましょう。


カレー自体はいわゆる欧風、ではないけれど、インドカレーと呼ぶには些か欧風寄り。
辛さはビックリするほどではないですが、確かに唐辛子の味がわかる程度にはホットです。

そしてタンドリーチキン。
まぁ、実際にはタンドーリ窯で焼いたものではなく、タンドリーチキン風味のローストチキンなのですが、それを解った上でいただけば、なかなか美味しい肉料理です。

これは乗せて損はないと思いますよ。

ボリューム的にもほどほどですし、カレーライス屋さんとしては決して安くはありません。
(八重洲側には290円でカレーがいただける店もありますし。)

けれど仕事帰りの、ちょっとした自分へのご褒美に、プチ優雅なカレータイムを過ごすってのもたまには良いではありませんか。


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ドンピエール エクスプレスカレー 東京駅店

夜総合点★★★☆☆ 3.4



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日本カレー史に1ページを刻んだ、日本郵船式ドライカレー。「欧風ダイニング ポールスター」(大手町)

「ドライカレー」というコトバを聞いて、みなさんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。

大多数のみなさんがイメージするのは、カレー粉をご飯と混ぜたチャーハンみたいな一皿でしょう。

外食カレー好きな方ならそれとは違うドライカレー、挽き肉や刻み野菜を煮詰めライスに乗せたものが浮かぶかもしれません。
関東なら「ハイチ」「MOKUBAZA」「ちぃりんご」「カルダモン食堂」あたり、関西なら「Ghar」、九州なら「カレーのアキンボ」などでいただけるドライカレー、ドライキーマとも呼ばれるカレーライスですね。

実はこのスタイル、明治時代に日本郵船の欧州航路船上で日本人コックが考案したと伝えられているんです。
現存する資料では1911(明治44)年4月9日の欧州航路「三島丸」のディナーメニューに、“Lobster&DriedCurries”という記述が残されているそう。

日本カレー史に1ページを刻んだ「日本郵船式ドライカレー」。
その伝統を今でも受け継いでいるレストランがあります。

場所は丸の内、三菱UFJ信託銀行本店ビル。
日本郵船といえば三菱グループの源流企業のひとつ。
まさに本拠地丸の内にてその伝統を守っているというわけです。


南側の壁面には「電話交換創始之地」のプレートが。


地下へと降りると、思いのほかモダンなお店。

ここが日本郵船の伝統を受け継ぐレストランです。


「欧風ダイニング ポールスター」

創業は昭和27年(1952年)。
『鉄腕アトム』が連載開始し、ラジオドラマ『君の名は』が放送開始した年です。


座席数約120の広々とした店内、ホールも厨房もスタッフ数は多く、しっかりした一流レストランの雰囲気。

ここまで入って、メニューにカレーが載ってなかったらどうしよう・・・と思ってしまいますが、安心してください。
ちゃんと看板メニューとしてありますから。


★特製ドライカレー ¥1600

明治時代に欧州航路で就航していた客船「三島丸」にて考案されたメニューを、
当時乗船していた調理長より受け継いだレシピを元に調理した、「元祖ドライカレー」。
昭和27年の創業当時よりレシピを守り伝統の味を提供しているとのこと。


カレーはしっかり濃厚で、程よい辛さ。
ベーシックでありながら、クラシカルすぎて物足りないということはありません。
むしろ、どちらかといえば尖っている感じ。

さらに大きめにカットされたフライドオニオン、そのザクザク感が食感に変化を加え飽きることがありません。

そして、もう一つ注目したいのがこちら。

今ではカレーに欠かせない福神漬け。
それも実は、日本郵船の船上で考案された組み合わせだというのです。

付け合わせのピクルスが当時酸味が強く不評だったのを、福神漬けに変えたところ人気が出たのが始まりだとか。
ただし、当時は福神漬けが高価であったため、三等船客にはたくあんを付け合わせとして出していたそうです。

まさにカレーに歴史あり。

ランチにはコーヒーも付いてきます。


ドライカレーに1600円というのは決して安いわけではないのですが、
カレーの歴史的価値、今も確かな味、そして丸の内の地でコーヒーまでついて寛げるのですから、
満足度の対価として充分に納得がいくもの。

パーティーは130名まで、10名~60名までの完全個室もあるようですから、
ちょっとした会合やパーティーにかこつけて、この歴史なドライカレーをいただくって手もありますね。


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ポールスター

昼総合点★★★☆☆ 3.9



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