カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

オープン3か月、魯肉飯×南インドカレーの進化から目が離せない。「SPICY CURRY 魯珈」(大久保)

昨年末にオープンし、みるみる話題となった「魯珈」(ろか)。

台湾の屋台メシ「魯肉飯」(ルーローハン)をインドカレーを組み合わせた斬新さ。
そしてその二つが高次元で融合した、間違いない美味しさ。

オープン当初訪問して、「これは流行るな」と確信した通り、今や行列必至の人気店となりました。
(前回訪問記事はこちら


「SPICY CURRY 魯珈」

この日は平日ランチタイム。
12時30分頃で待ちが6人ほど。

けれど回転はいい方なので気にすることはありません。
店主エリさんによれば、意外と混むのが13時過ぎで、意外と空いてるのが12時頃とのこと。

なるほどこれ、メディアで紹介されたりで人気のお店で時々あるパターン。
「混んでるだろーな」ってコアタイムを外した結果、みんな同じこと考えてて裏目に出るってわけですね。

・・・とか書くと今度はみんな12時頃行ったりして裏の裏目になる可能性もあるので、気にしないのがベストです。


さて、ここで「魯珈」についておさらいすると、オーナーシェフのエリさんは南インド料理「エリックサウス」と魯肉飯チェーン「鬍鬚張(ひげちょう) 魯肉飯」の両方で修業した方。
南インドのカレーと台湾の魯肉飯の組み合わせによる斬新な「ろかプレート」がとにかく美味いんです。


ベースのカレーは「魯珈チキンカレー」「ラムカレー(ビンダル風)」「クリーミィ野菜コルマカレー」の三種に加え、限定カレーが用意。
この日の限定カレーは「あずきと豚バラの辛口トマトカレー」「白菜とナスのサンバル」でした。


★ろかプレート ¥950
・魯珈チキンカレー
・あずきと豚バラの辛口トマトカレー(プチ追加+¥200)
・白菜とナスのサンバル(プチ追加+¥200)


ベースを定番チキンに、限定二品はプチ追加でオーダーしてみました。
ミールスっぽさも出て気分が上がりますね!


今回まず驚いたのは、魯肉飯の挽き肉の進化っぷり。

オープン当初はパラッと挽き肉の表面に味が乗っていて、それこそ現地屋台でザッと作った感じだったのが、
噛みしめるたびジュッと味が染みだす濃厚で奥行きある味わいに。

カルダモンがしっかり効いてシャープなチキンカレーの中に崩して混ぜれば、より自然に馴染みつつも存在感はバッチリ。

言い換えればオープン当初は、南インドカレーと台湾の魯肉飯という意外な組み合わせに驚き、その可能性を感じさせるような味だったのが、今は次の段階として、南インドカレーと台湾の魯肉飯という二つのオリジンを基に、「魯珈」だけのオリジナルな味を築きつつある、という印象。

単に奇を衒った店とは一線を超えたところで、ぶっとい芯のようなものの存在を感じました。

確実に、レベルアップしています。


フレッシュな香りのサンバル、そして高菜のマスタードオイル炒めも盤石。
(高菜って実はからし菜の一種なので、親和性は高いのです)

さらに面白かったのが、あずきのカレー。
小豆特有のホクッとした甘みが、辛めに仕立てられたカレーの中で面白いコントラストを生み出しています。
ネパールのミックスダルスープで、ウラドダルなんかとともにラジマ(キドニービーンズ)なんかがたっぷり入ったマメマメしいのがありますが、ちょっとそんな感じもあり、けれどブワッとスパイスがしっかり立ってもいて、心地良い抜け感がありました。


★ホットチャイ ¥200

食後はホットチャイ。
この店独特の超濃厚ラッシーも魅力的だけど、この日はあったかいのが欲しかった。

華やかなスパイス祭りに高揚した口の中を優しく撫でてくれる味わいです。


オープンしてまだ3か月。
けれどそんなことを感じさせない風格もちょっと出てきました。

東京以外にお住みの方も、東京に来たらまずチェックしたらいいですよ。

これは、カレー文化華やかなる関西にもない味ですから。


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リニューアルし南インドのエッセンスも加わった、ムスリム街角食堂。「アリババ786」(新大久保/東新宿)

パキスタン人経営のハラール食材店に併設された食堂だった「HALAL FOOD & Restaurant 786 ALIBABA」 (レストラン786アリババ)。

ビリヤニ500円、カレーセット500円という衝撃価格で話題だったこの店、いつの間にか「ケバブビリヤニハウス」と名前を変えたかと思ったら、一年経たないうちにまた「アリババ」へと名前を戻していました。
どうやらその間、オーナー変更やら何やらあったようです。


「アリババ786」

以前の記事はこちら⇒『ハラルフード併設食堂で、ワンコインムスリム飯。「HALAL FOOD & Restaurant 786 ALIBABA」(新大久保/東新宿)』


かつてのハラール食材店の面影はなく、テーブル席にカウンター席、バースペースまである変貌ぶり。
もはや、ちゃんとしたレストランですね。

けれど、日本語があまり通じない現地感はそのままですのでご安心を。

メニューを見てみましょう。

ビリヤニが600円と、以前より100円高くなっていますが充分な安さです。


さらに、ドーサやレモンライス、カレーなど南インドの料理も加わっていますね。

マトンニハリ、コルマ、パヤは卓上の日本語メニューには載っておらず、
もう提供してないのかと思ったら、壁に貼られた英語メニューにしっかり書かれていました。


★スペシャルマサラマトンビリヤニ ¥1000

ビリヤニとカレーを組み合わせたセット。
ビリヤニはマトン、カレーはチキンを選択してみました。


ビリヤニはフワッフワな仕上がり。
HOTでお願いしたのですが、程よきピリ辛感。
骨ごとブツ切りのマトンがゴロンと3個入っていましたが、ほぼ骨で食べるとこなかったのはご愛嬌です。
髄の旨みはしっかり感じられましたよ。

そしてチキンカレー、意外にもカレーリーフがたっぷり入った南インド仕立てであります。
シンプルながら、これは美味しいですね。

非常にパキスタン色が強かった以前と比べ、南のエッセンスも取り入れられた新店舗。
少し値上がりし、以前より値ごろ感は少し薄らいだものの、現地の街角感は健在です。

駅西側の「ナスコフードコート」と並ぶムスリム街角食堂として、これからも重宝しそうです。


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多国籍タウンのカレーつけ麺。「大勝軒まるいち 新大久保店」(新大久保)

新大久保駅を出てすぐの場所に堂々鎮座する大勝軒。


「大勝軒まるいち 新大久保店」

いろんな系統がある「大勝軒」のなかでも「大勝軒まるいち」は東池袋系。
故・山岸一雄氏最後の弟子が創業したお店だそうです。

昨今、派閥間の対立が取り沙汰される大勝軒ですが、こちら「まるいち」は「のれん会」「味と心を守る会」のどちらにも属さない中立的立場のようです。

この「新大久保店」は2016年7月にオープンした新しい店舗。

食券機はお店の外にあるのですが、
道に立ってこちらをジィィッと見つめるオッサンとかがいたりして、
お財布をガードし警戒しながらの食券購入です。


★生ビール ¥350

お、キンキンの氷漬け仕立てやで。


★カレーつけ麺 ¥870

山岸氏直系だけあって、つけ麺推しの東池袋系。
しかもここ、カレーつけ麺があるんですよね。

赤唐辛子がまるっと一本載っているのも、コリアンタウン新大久保っぽくて良いです。

それではいただいてみましょう。

お、大勝軒王道のつけ麺ですね。
カレーつけ麺といえど、塩気がしっかり効いているため、カレー感は抑制されています。
カレーとしての辛さもそれほどではなく、王道のつけ麺を仄かにカレー風味にした感じ。

なるほどね。
これはこれで、大勝軒として正しい気もする。

この店ではカレーつけ麺の他にも、
オロチョンラーメン、辛ラーメン、辛つけ麺とホット系が充実。
トッピングにもキムチやパクチーがあったりで、まさにコリアン&多国籍タウン新大久保のつけ麺屋。

いずれ「ネパールつけ麺」とかも出してほしいものです。


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大勝軒まるいち 新大久保店



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リトルカトマンズ地下の総合エンタメ酒場。「バラカーデ グッドタイム」(新大久保)

まだまだ進化するリトルカトマンズ新大久保。
通りを見渡せばハングル看板の賑わいにまだ負けるものの、潜るとこ潜りゃあ日本人もコリアンもいないネパール領土が広がっているんです。

今回ご紹介するのは、その中でも異色のお店。

「バラカーデ グッドタイム」


ビリヤード台にサンバダンサーの写真、このパーティー感、「ネパールのパセラ」って感じですね。

店頭メニューにはネパール料理の他ブラジル料理、ペルー料理、コロンビア料理なんかも並んでいてそそられますが、現在はもうやってないそう。

ちょっと残念。


地下へ続く入り口にもナイスな文言が。

『各種パーティー ミュージカル(ベリー、サルサ、フォーク、ロック)各種ゲーム(ビリヤード、キャラム、ダーツなど)家庭的な環境のラウンジ』

おぉ、インドのボードゲーム「キャラム(キャロム)」まであるとは!!

この総合エンタメ空間はヤバいですね。


お店は入り口近くにバーカウンターとテーブル席。
その奥の間には大型スクリーンとステージ。
さらに左奥に入ればプレイルームが広がっています。

プレイルームではネパールの若者たちがワイワイキャーキャーと盛り上がっていて、まあ日本の若者と全く変わりませんね(笑)

彼らのお邪魔にならないよう、入り口近くの席に陣取ってみました。

まずテーブルにやってきたのは、お冷じゃなくてお湯。

いきなり日本じゃない感じが良いですね~


★キューバリブレ ¥500

カクテルメニューは色々あって、南米料理の名残かピスコサワーなんかも。
サービスつまみのアチャールが酸味効いて美味いっすね。

食事メニューを見ると価格設定がなかなか凄くて・・・

パパド ¥500
えびせん ¥500
ワカサギフライ ¥500
カレー単品 ¥500


なのに、
ライスとカレーとダルスープとアチャールとサラダがついたAセット(つまりダルバート)も¥500だったりw


★ネパールタスセット ¥800

米がチウラ(押し米)じゃなくてブジャ(ブザー、ネパールポン菓子)になったカジャセット。


ボリュームたっぷり肉汁たっぷりのマトンブトンが凄い迫力!!
充足感凄い。


★グンドゥルック ¥600

豆と発酵干し野菜「グンドゥルック」たっぷりのスープ。
割と唐辛子が入っていて辛さもバッチリ。
こりゃあ良いグンドゥルックですね。

本来なら、飲み食いしながらワイワイ遊ぶお店なんでしょうけど、食事だけでも充分楽しめます。

何よりも、ネパール人の皆さんの隠れ家にお邪魔した感じがたまりませんよね。


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バラカーデ グッドタイム



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伝説のタイ料理シェフ、タムさんの世界へようこそ!「バーン タム Baan Tum」(新大久保)

タイ料理界のスターシェフ、タムさん!

一年として同じ店にとどまらない流浪のスタイルながら、「いなかむら」「サイフォン」「バーンリムパー2号店」と、腕を振るった全てのお店が一気に食べログ上位へとランクインするという「伝説」のシェフ、タムさん!

ついに!自分のお店をオープン!!


「バーン タム Baan Tum」

2016年8月1日新大久保にオープン!

店名は直訳すれば「タムの家」

しかも看板には自分のキメ顔写真とともに、
「伝説のシェフ!タムさんのタイレストラン」
「タムさん タイ料理 検索」

って、どれだけ自分推し!!!

「俺の推しメンは俺!」的なセルフプロデュース&セルフラブが堪りません。


お店はビルの地下。
ここでもタムさんのキメ顔写真が待ち構えています。
しかもかなり拡大画像で!

ようこそMr.タム陶酔の館へ!!

左肩にタイ料理の守護霊が映っているのもご愛嬌です。


金色の厨房には伝説シェフの御姿。
日によってベージュのハットと、黒いハットをかぶり分ける伊達男ぶりが流石ですね。

店内はこの日も満席。
ふらっと寄っても入れないほどの人気ぶりは相変わらず。
予約は必須ですよ。

メニューは一般的なものから、ナマズ、カエル、モツ系などディープなものまでバラエティ豊か。
しかも壁にこんなのが張られてたりして・・・・

「他にも忘れております。お尋ねください」って、つまりは「食べたいのがあったら言ってね」ってことですよね。


★スパイ ¥700

まずは屋台ノリで。


★パッチャー プラードゥク ¥1100

メニューには「ナマズの炒め物イサーン風」とあります。
ホールのブラックペッパーがゴロンゴロン入っててカーッとした味わいがたまらない一品。
ナマズのフワッとした白身の食感も最高ですね。


★カウラウ ¥1280

メニューには「ラーメンスープの麺なし」って書かれてるんですが、注文モチベーションが上がりませんよね(笑)

実はこのカウラウ(ガオラオ)、豚の血のスープ。
甘くて辛い独特のスープに各種モツ、レバー、豚トロがたっぷりで、かなり満足度が高い一品!!
こりゃぁおススメですぞ。

屋台などではこのスープに麺を入れて食べることが多いため、メニュー表記のような説明になってるわけですが。
まぁ知ってる人しか注文しないメニューなので別にいいのかも。

メニュー一品一品が1000円超えなのでちょっと高い?と思うかもしれませんが、
どこにも負けないクオリティ&ボリュームたっぷりで、最終的にはお値打ち感も抜群。

タムさんといえばタップワーンやネームクルックなんかも外せない料理だったりして、
いろいろ食べたい方は4名以上で予約するといいかも。


ご来店、お待ちしてます!!
                 by タムさんの左肩の守護霊


・・・そして早くも2号店が大久保に。

両方タムさんが作るわけにはいかないだろうに。


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バーン・タム



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