カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

ルンピニ公園の物まね鳥~ インドハッカ

バンコク市民の憩いの場、ルンピニ公園には生き物がたくさん。
なかでもいちばん幅を利かせブイブイ言わせているのはこの鳥。

インドハッカ
学名:Acridotheres tristis
別名:Common Myna, Talking Myna, Indian Myna, House myna, Locust starling
全長:25cm
自然分布:インド,中国南部,タイ,インドネシア,マレーシア
移入地:沖縄諸島、先島諸島、台湾、ボルネオ,スマトラ,イスラエル,レバノン,トルコ,イラク,UAE,南アフリカ,ボツワナ,ジンバブエ,オーストラリア,ニュージーランド,パプアニューギニア,米国(フロリダ),バハマ,キューバ,ジャマイカ,プエルトリコ,ハワイ,ミッドウェー,ソロモン,ニューカレドニア,バヌアツ,仏領ポリネシア,マダガスカル,レユニオン,モーリシャス,コモロ等


黄色いくちばし、黄色い顔、黄色い足が印象的なムクドリの仲間。
雑食性で、昆虫や木の実だけでなく、公園に捨てられているゴミをついばんだりとなかなか貪欲。

ちょっと九官鳥にも似ていますね。
実際その通り、同じムクドリ科に属するこのインドハッカもなんと、人語を真似することができるそう!


それだけでなく、他の色々な鳥の鳴き声を真似たりしているため、一体どれが元々の鳴き声なのか・・・(笑)

ペットとして飼育されたものが東南アジア各地や台湾、石垣島、ハワイなどに移入、定着。
神奈川県など関東地方でも野生化が確認された記録があるようですよ。


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テーマ:タイ・バンコク - ジャンル:海外情報

ケープペンギン繁殖地へ潜入してみた。「Boulders Penguin Colony」~南ア特集12

★不定期連載「Curry & Wild Life.~南アフリカ特集」★
  ⇒目次はこちら。



南アフリカ、ケープタウンからさらに南下したところにある海辺の街サイモンズタウン(Simons Town)。
テーブルマウンテン国立公園(Table Mountain National Park)に含まれるこの地に、ケープペンギンの繁殖地があるというので行って来ました。


「Boulders Penguin Colony」

え、アフリカにペンギン?のぼせちゃわないの??と思われる方もいることでしょう。
いえいえ、このケープペンギンの属するフンボルトペンギン属(Spheniscus)のペンギンは暑さに強く、赤道直下に住むガラパゴスペンギンがいたりするほど。
日本の気候に慣れた動物園のフンボルトペンギンが殖えすぎて繁殖抑制しなきゃいけないほどなんです。

ましてや南アフリカはアフリカの中でも緯度が高く、北半球でいえばちょうど大阪くらい。
ベンゲラ海流という寒流が流れ込む地中海気候(ワインの産地でもありますね)ですから、ペンギンにとっても非常に過ごしやすい場所であるわけです。

この「Boulders Penguin Colony」、いろんなガイドブックには17:00closeと書いてあったのですが、道が混んでいて17時過ぎの到着。
いわゆる施設の正門はすでに閉まっていたのですが・・・良く見りゃ門の脇に遊歩道が。

せっかくなので、進んでみましょう。


あ!

なんだ、いっぱいいるやん!!!


流石はテーブルマウンテン国立公園、木々が茂る丘から急斜面で一気に海岸へとつながるような地形。
ケープペンギンにとって、餌場である海と、営巣地である森が都合よく近接したこの場所はまさにうってつけというわけです。

森の中へと続く遊歩道、木々の下を覗き込むと・・・

さらにたくさんのペンギンが。
まだ羽毛がフカフカした雛鳥も見えますね。


地面には蛸壺のような土管が半分埋められるように設置されており、それぞれにナンバリングがなされています。
人工の巣として研究用に管理されているのでしょう。

またそれとは別に、地面のところどころに穴が開いているのですが、これは彼らが掘った自然の巣なのでしょうか。


カメラを向けると物怖じせず顔を寄せてくるペンギン達。


かなり人馴れしたその仕草、なかなか可愛いですね。


ケープペンギン
学名:Spheniscus demersus
英名:Cape penguin,African penguin
別名:アフリカンペンギン、アフリカペンギン、ジャッカスペンギン、足黒ペンギン
最大長:70cm
分布:南アフリカ、ナミビア

見た目はよちよちと可愛いこのペンギンですが、実は鳴き声はなかなか下品(笑)
南アフリカといえばワールドカップの時に話題となったブブゼラの音を思い出す方も多いかと思いますが、
このペンギンの鳴き声はまさにブブゼラ。
おそらく見通しが悪い森の中で仲間と呼応しているのでしょう。
ブーブーブーブーと、実によく響きます。


後ろにひっくり返るかとおもうほど、そっくり返って鳴く一羽。
「ショーシャンク」状態です。


・・・おや、森の中では親鳥が雛に餌をあげていますよ。
自分が飲み込んだ魚を吐き出しながら口移しで給餌。

微笑ましい光景ですね・・・といいたいのですが、

全くそんなことはなく。

「もっとくれよ!」
「ケチケチすんなよ」


ちょ、ちょっと・・・


「ほら、もっとあるんだろ?」
「全部吐いちまえよ」


た・・・たすけて・・・

さっきまで可愛くふるまっていた雛鳥たちの、凄まじいばかりのタカリっぷり。
親のスネを齧るニートなドラ息子は、人間の世界だけではないようですね・・・


海へと続く斜面、その草地にはイワダヌキことケープハイラックスたちの姿も。
草をモリモリ食べるその姿は、彼らがタヌキでなく、原始的な有蹄動物であることを物語っています。


ケープハイラックス
学名:Procavia capensis
英名:Cape Hyrax, Rock Hyrax
別名:イワダヌキ、ダシー (dassies)、ピンビ (pimbi)、ペレレ (pelele)、ウィバリ (wibari)、rock badger
全長:約50cm
分布:アラビア半島からエジプト、アフリカ中部以南

こう見えて、ゾウに近い仲間というのですから驚きですよね。
恒温動物としての機能が未熟な彼らは、昼は岩場で日向ぼっこしていることが多いのですが、
この日没前の涼しい時間には活発に行動していましたよ。

その他付近には・・・

野生のホロホロチョウやら、


これはアフリカクロトキかな?
それにしてはちょっと小さいような・・・

ライオンやゾウ、キリンといった一般的なアフリカのイメージとは全く異なるこの場所ですが、別の意味でまさに自然の宝庫。
ケープタウンまで行くことがあったら、是非ペンギンにも会いにきてくださいね。

Boulders Visitor Centre
Tel: +27(0) 21 786 2329.
(Boulders Penguin Colonyの情報はこちら

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天才オウム、レイ・チャールズのリズムにノリノリ。

「物真似」鳥として有名なオウム。
しかし最近の研究でオウムは、ただ音を真似るだけでなく、
言葉を意味と結びつけ学習する能力があることがわかってきました。

有名な例ではアレックスと名づけられたヨウム(オウムの仲間)は、
「赤い四角はいくつありますか?」という問いに対し、80%の確率で正しい答えを返してきたといいます。
また別のN'kisiというヨウムは1,000語近い語彙をもち、
正しい文脈で使うだけでなく、正しい時制で作文できる能力を持っていることを示したそうです。

実際、インコの体に対する頭脳の大きさはチンパンジーなどの霊長類に匹敵するそうで、
カラスと並んでもっとも知能が高い鳥とされています。

正確な発音が出来る分、人間との対話能力はチンパンジーのそれを上回っているともいえますね。

さて、そんなオウムですが、
「音楽」という、「意味」や「論理」というよりもっと「感情」や「気分」に近い音声表現でさえも
的確に理解できるのではないか。
そうとしか思えない動画を発見したのでご覧ください。

ちょっと凄いです。



レイ・チャールズの音楽に乗って体を動かすオウム。
その的確なダンスぶりは、音楽的な素養がないと無理なレベルですね。

このオウムはBare-eyed Cockatoo。和名アカビタイムジオウムという種類のようです。

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アカビタイムジオウム
(赤額無地鸚鵡)
学名:Cacatua sanguinea
英名:Little Corella,Bare-eyed Cockatoo,Blood-stained Cockatoo
Short-billed Corella,Little Cockatoo,Blue-eyed Cockatoo
全長:30cm
原産地:オーストラリア南西部、ニューギニア

白い体で、くちばしと目の間がほんのり赤みを帯び、目の周りが青いのが特徴のオウム。
野生下では群れで暮らしており、
フレンドリーで人間に対しても積極的にコミュニケーションをとってきます。
寿命は30~40年。
こんな鳥になら、悩み事を相談したりも出来るかもしれませんね。

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「パッサー・モンタヌス」 スズメの世界 2

台風一過の水溜りで水浴びをするスズメたち。
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前回に引き続き、この誰でも知っている鳥「スズメ」こと
パッサー・モンタヌス(Passer montanus)という鳥についてご紹介します。

皆さん、スズメはどこにでもいると思っていませんか?
実はスズメが生息しているのは人里近くのみ。
人里を離れた山地にはスズメの姿はありません。

これはどういうことか、判るでしょうか?

つまりスズメは日本にもともといた鳥ではないようです。
はるか昔、稲作が日本にやってきたのにあわせ大陸からやってきたという説が有力。
といっても日本に稲作が伝わったのは5000~6000年以上も前ですので、
スズメを「外来種」とはもう呼べませんけれども。

大陸からやってきたスズメは、元々日本にいたスズメを山地に追いやりました。
その日本に元々いたスズメはニュウナイスズメ(Passer rutilans)といいます。
一般のスズメよりも鮮やかな栗色をしており、頬の黒班がないのが識別ポイント。
現在日本では山林でのみ見かけることができますが、スズメが進出していない台湾の山村などでは民家に営巣することもあるようです。

飛ぶ鳥を落とす(?)勢いで勢力を拡大してきた「スズメ」ことパッサー・モンタヌス。
今や日本で最もポピュラーな鳥としての地位を確立しています。
しかし今度は、その繁栄も決して安泰とはいえない事件が1990年に起こったのです。

1990年8月4日利尻島において、それまで日本では未確認であったイエスズメ(Passer domesticus)の雄一羽と若鳥一羽が確認されました。
実は世界中で最も繁栄しているスズメはパッサー・モンタヌスではなくこちらのイエスズメ。
ヨーロッパ原産で、パッサー・モンタヌスよりも一回り大きく頭が灰色。
人が近づくと逃げるパッサー・モンタヌスに比べ、
このイエスズメは人間の食べ物を虎視眈々と狙うという図々しさを持っています。
それどころか営巣に適した場所に他の鳥が巣を作っていると、
力ずくで巣を横取りしたり、他鳥のヒナがいれば殺したりと、かなり暴虐な性格。
・・・ヨーロッパ原産なのが納得ですね。

このイエスズメは爆発的な勢いで世界中に分布を拡げており、
ロシアを経由して北海道に侵攻してくるのは時間の問題といわれています。

そうなれば「スズメ」ことパッサー・モンタヌスは餌を奪われ、巣を奪われ、雛を殺され、
やがて山地へと追いやられていくことでしょう。

実際ヨーロッパにおいては、パッサー・モンタヌスは山地にのみ生息しているようです。

そして、山地で細々と生き延びていた「先住民」、
ニュウナイスズメはいよいよ住処を失い、絶滅してしまうかもしれません。

スズメの世界の国際問題は、一筋縄ではいかないようです。

それでは最後にまた、
パッサー・モンタヌスの水浴びシーンをご覧ください。
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こんな平和な風景もいつまで見られるのでしょうか?

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「パッサー・モンタヌス」 スズメの世界

日本列島を直撃した台風18号。
そのすさまじい強風は東京にも大きな被害をもたらしています。
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電線に倒れ掛かった街路樹。

しかし、雨がやみ青空が広がると、
台風後にできた水溜りになにやら小鳥たちが集まってきました。
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水浴びですね。
かなり気持ちよさそうです。
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この鳥はパッサー・モンタヌス(Passer montanus)。
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つまり、スズメですね(笑)

スズメ
学名:Passer montanus saturatus
全長:15cm
原産地:ユーラシア大陸を中心とする全世界

私たち日本人にとって最も身近な鳥ともいえるスズメ。
しかし、そのスズメのことを私たちはどれくらい知っているでしょうか?

まず、スズメの巣。見たことありますか?
どこにあるんでしょう。

実はスズメの巣は、
瓦屋根の隙間や集合住宅の煙突、換気扇カバーの裏側など、
まず人の手が届かないだけの高さと、
一見見つけることができないような小さい隙間に作られているのです。
普段私たちが暮らしていて見えるところにスズメの巣はありません。
しかし巣材である枯れ草などが地面に散らばっていることから、
その上にスズメの巣があることを知ることはできるようです。

それと、スズメの社会。

実はスズメの社会は年功序列の階級社会なのです。
スズメは年を経るごとに喉の黒色部分が大きくなっていきます。
この喉の黒さがまさに階級章となり、
喉が黒い者から餌取りの優先順位も決まってくるのです。
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平和に見えるこの水浴び風景の中でも・・・
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年功序列ははっきりしていました。

普通すぎて案外しらないスズメのこと。

次回はもう一つ、スズメの知られざる事実をお伝えしますね。

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