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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

千葉インド料理の絶対王者にして聖地。「シタール」(検見川)

創業1981年。
千葉インド料理の先駆けにして、今なお最高峰。

「印度料理シタール」

この春店舗改装も無事完了し、検見川の地で毎日待ち列ができるほどの超人気店です。

店主の増田泰観さんは、日本におけるインド料理のパイオニア「アジャンタ」出身。
全国に点在する「アジャンタ系」名店群のなかでも圧倒的な存在感を放っています。

今回は改装後初のディナー訪問。
平日ディナーは予約可なのですが、この日は休日。
20分ほど並んで入店できました。


改装された店内は広々。
インドの雰囲気満点でありつつ、家族連れも楽しめる良き内装ですね。


「シタール」が素晴らしいのは、タンドリーチキン、ナン、バターチキンと、王道ど真ん中のメニューどれもが圧倒的なクオリティであること。
これだけ多様な料理が巷に溢れる昨今、王道で感動させるほど凄いことはありません。

その凄みたるや・・・まさに絶対王者の風格です。


★飲むタマリンド ¥540

デーツと黒蜂蜜で甘酸っぱく仕上げたタマリンドジュース。
爽やか、かつ食欲増進効果あり!


★タンドリーミックスグリル ¥1160

「シタール」で絶対外せないのがタンドール料理。
特に素晴らしいのは基本のタンドリーチキン。
ここまで味わい深く香ばしく、しかも肉の美味さが生きたタンドリーチキン、ちょっと他にありません。


★トライアルカレーセット ¥1955
カレー二種が選べるセット。バターチキンとパラクパニールを選択。


シタール名物バターチキン。
バター、生クリームの滑らかな舌触りにトマトの品のある酸味、そして広がるカシューナッツの香りと、その全てが完ぺきに調和。
表面パリッとした、これまた最上級のナンとの相性も抜群です。
インド料理を初めて食べるお子様から、毎日インド料理を食べるツワモノまで等しく「驚嘆」できる至高のバターチキンです。


これまた定番ながらシェフの腕が試されるパラクパニールも非凡!
ほうれん草の質感を残し輪郭くっきりな仕上がりです。

そして注目すべきはナン。
良くある、不自然にふかふかして胃に溜まるナンとは全く異なり、ミシッとした噛みごたえで小麦粉の風味が生きた逸品。
これぞ本物のナンです。


★マトンカレー ¥1415
★バトラ ¥486


こちらはなんと、南インド式。
増田さんがいた「アジャンタ」譲りのパンチあるスパイス使い、罪作りな柔らかさの羊肉もたまりません。

あわせたのはバトラ。
ナンをぷっくり揚げたもの。
多幸感ある食感です。

さらにもうひとつ、シタールに来たら是非食べてほしいのがこちら。

★カブリナン・スイート ¥734

カブリナンにも色々ありますが、こちらはナンの中にココナッツやレーズンが詰まったタイプ。

これまたシタール名物の印度産黒蜂蜜をかけていただけば即昇天。
お腹いっぱいならテイクアウトもできるので、頼まなきゃ損ですよ。


★マサラチャイ ¥540

農園指定で茶葉にこだわったチャイ。
甘みはやはり黒蜂蜜で。

タンドリーチキン、バターチキン、そしてナン。
ありきたりだと思っていた料理が、ありきたりじゃなかった時の感動が味わえる場所。
千葉インド料理の頂点、というだけでなく、東京でも並ぶもののない、研ぎ澄まされたインド料理。
「王者」という言葉がこれほど似合うお店もないでしょう。

あぁ、また行きたくなってきた。

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魅惑!未体験ゾーンのモダンスパイスキュイジーヌ。「ベンガルタイガー」(千葉)

千葉県の県庁所在地、千葉市。
「いまいちパッとしない」と思ったあなた、ノンノン。

ここはウイリアム・ギブスン「ニューロマンサー」の舞台となったチバ・シティ。
成田からやってくる海外の方からすれば、東京より千葉のほうが「世界に近い」のです。

そして2013年2月23日。
カレーの世界でも、千葉にグローバルな洗練に包まれたレストランが誕生しました。

千葉駅から徒歩5分、住宅街に輝く虎の看板。

「ベンガルタイガー」

ベンガル料理のお店・・・ではありません。

こちらのシェフはベンガル出身で、マレーシアの5つ星レストランでチーフを務めていたという経歴なんです。

インドを起点としながらも、多様な食文化がクロスするマレーシアで磨かれた、モダンなスパイス料理こそがシェフの真骨頂。

他のどこにもない、独創的な料理たちをいただいてみましょう。


★キングフィッシャーストロング ¥625

まずはアルコール度数高めのインドビールで喉を潤します。


タイのえびせんが付いてくるのですが、なんとタマリンドソースが添えられているんですね。


エレガントな盛り付けで登場したこちらはさて・・・・


★ビーフマンチュリアン ¥1200

マンチュリアンとは直訳すると「満州風」。
けれど満州料理というわけではなく、インディアンチャイニーズ(インドで進化した中華)の呼称なんです。

スパイス酢豚とでもいうべき味わいを一口サイズに刻んだ牛肉に置き換え、酒のつまみにした一品。
牛脂の旨味がギュギュっと染み出し、酒を飲まずにいられません。
しかし、流石の盛り付けですね。


★インド産ウイスキーハイボール ¥595

ベースはマクダウェル。
味濃く、サルビス満点のボリュームです。

さらにこちら、シェフのおすすめスープ。

★蟹のスープ ¥745

カニの旨味が出まくって、胡椒が効いた、ちょっと中華な風合いもある一杯。
エレガントかつ大衆的で、なんだかホッとしますね。

そして、こちらに来たら是非試していただきたいのがバターチキン。

え?いきなり普通じゃない?

なんて思ってしまったあなた、そんなあなたにこそ食べていただきたい。

とにかくここのバターチキン、普通じゃないんですから。

★ベンガルタイガーバターチキン ¥1060
★ロティジャラ +¥200


え!何これ!?
ってな声が漏れること必至。

現代美術と呼べるほど美しいバターチキン!


まさにマレーシアやシンガポールのヌーベルキュイジーヌで出会う料理のようですが、ここは千葉。
千葉侮りがたし。


ペースト状のバターチキンにトッピングされた野菜とエディブルフラワー。


辛口オーダーにしてみたのですが、これが大ヒット。
見た目の麗しさだけでなく、ガンガンに濃厚スパイシーなオトナ仕様に。
ただチリペッパーで辛くしただけではなく、スパイスが複層的に織り成された独自の味わい、ちょっと今まで食べたことのないバターチキンです。


合わせたのはマレーシアのロティジャラ。
これがまた、ため息が出るばかりの美しさ。
ターメリックで黄金色に輝く芸術品です。

このパリッとした食感がオトナなバターチキンにベストマッチなのです。

バターチキンの名店ひしめく千葉県でも、ちょっと他にないバターチキンをお試しあれ。


日本人もインド人もビックリな未体験ゾーンのスパイスディナー。
しかも、都内からの交通費を考えてもリーズナブルな価格設定。

こりゃあ只事ではないお店ですぞ。


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佐倉名物、ウルトラクリーミーリッチなバターチキン。「タージュ」(佐倉)

千葉県には北インド料理の人気店がいくつもありますが、佐倉といえばやはり「タージュ」。

本店だった場所が「デュワン 佐倉店」になり、「ひょっとして閉店?」と心配したのですが、実は駅から少し離れた場所にあった支店の場所に移転統合。
元気に営業を続けていました。

「タージュ」

この日は休日ランチ訪問。


たまたまなのか結構空いていて、広々空間独り占め。

さて、オーダーは・・・なんて迷うことなくこちらを注文。

★ランチBセット ¥1000
・バターチキン
・タンドリーチキン
・チーズナン +¥250
・ライス
・サラダ


やっぱり千葉の北インドといえばバターチキンですよね。

「タージュ」のバターチキンは最早カレークリームとでも呼ぶべき、超濃厚ウルトラクリーミーリッチ。
そんな中にトマトの酸味、メティの香りが生きています。
めちゃ個性的。


このリッチなカレーにリッチなチーズナンを合わせたものですから、胃の中がウルトラハイパーリッチ状態。
太らないことが想像できない、マハラジャ気分です。

無理に完食せず、チーズナンの残りをテイクアウト。
それでも行きより体重が重くなったと感じる帰り道なのでした。

腹持ち最高!

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タージュ



関連ランキング:インドカレー | 佐倉駅


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船橋が誇る昭和インドカレー。「インドカレー サーラ」(大神宮下)

スパイスカレー!とか南インド料理!とか、注目ワードにはなかなか引っからない、けれども魅惑的なカレーのジャンル、それが「昭和インドカレー」。

いや、インド料理としてのカレーじゃないんです。
あくまで日本のカレーライス文化の延長線上にありつつ、カレー粉からではなくスパイスから調合して作るカレー。

「ボルツ」「夢民」「エチオピア」・・・
1960年代から1980年代にかけ登場したこれらのお店が日本のスパイス文化に与えた影響は計り知れません。

いわば、カレーライスとスパイスカレーを繋ぐミッシングリンクとでも言うべき立ち位置。

そして、そんな「昭和インドカレー」のお店が東京以外にも時々残って頑張っており、ネットで広く知られてはいないものの、根強いファンに支えられているんです。

千葉県船橋。
不動の人気店「サールナート」から徒歩3分ほどの場所。

「インドカレー サーラ」

一瞬「インド料理店?」と思うのですが、佇まいがなんとも独特。


実はこちら創業1978年、今年で41年になる老舗インドカレー店だったんですね。


年月の積み重ねでしかなし得ない、なんとも落ち着く空気感。


カレーには単品と、


カレー2品にナンやタンドールチキンがついたセットとがあります。

その他、いわゆるインド料理店とは違う楽しみとして、
全てのカレーをカツカレーにできたり、ボードにはモツ煮やサザエ壷焼きなど居酒屋メニューがあったり。


★チキンカレー ¥780

この日は単品オーダーしてみました。
インド人もビックリの和式ビジュアルですね。
ドリンクはサービス、オニオンアチャールも言えば無料で付けてくれます。


サラッとした口当たりのカレー。
めちゃくちゃ辛いわけではないですが、じんわりきます。
あぁ、この感じ。好み。
インド料理店でもココイチでも出会えないんだよなぁ。
そして、こういう切り口のカレーの新店が出てくるのもなかなか期待できないし。

船橋が誇る「昭和インドカレー」。
こりゃあ再発見・再評価の機運を高めねば。

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サーラ



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船橋が誇るインド料理の老舗名店。「ガンディー」(船橋)

船橋が誇るインド料理の老舗名店。

「ガンディー」

一体何年前からあるのか?お店の方に訊いてもわからないほど。
ホールも厨房も、スタッフは皆インド人。
ガラス越しに、老練なシェフの頼もしい動きを見ることもできます。


昭和な雰囲気の店内。
中央にはマハトマ・ガンジーの写真がドン!


★マザ MAZA ¥450

ラッシーにライチリキュールを加えたインドカクテル。
なかなか面白いです。


★バターチキン ¥1030
★ラチャパラータ ¥410


日本では初級インド料理的な扱いのバターチキン。
けれどこの店のはちょっと違います。


なんと、バターチキンなのにサラッとしているんです。
しかも重くない。
バター以外の油を最小限に抑えているっぽい。
味つけは甘口で、バタチキなのにサラサラといただけますよ。


あわせたパラータは、南インド・ケララのふんわりパロタと違い、しっかり密度ある堅焼きタイプ。

これ一枚で、カレーもう一つ行けそうだ。


★マトン ド ピャージャ ¥980

玉ねぎをふんだんに用いたドライタイプのカレー。

ベリーホットでお願いしたら、かなりの辛さ!
たっぷりのチリパウダー、ローストチリに加え、弾けるホールのブラックペッパー。
さきほどのバターチキンとは対照的なパンチが強烈です。

けれど、一つだけ共通点が。
このカレーって、他店でいただくとかなり油多めでズッシリくるのですが、こちらは辛さこそあれ、油少なめでスッキリ。
もたれる感じがないんです。
(カレー2杯めなのに!)

ファーストインパクトだけに頼った味付けではなく、食後の気分も考慮した調理アプローチ。
長く支持される名店の、一つの秘訣なのかも知れません。


しかし千葉県って、北インド料理のレベルが高いですよね。
ちょっとまだまだ掘り下げていくとしましょう。

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ガンディー



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