カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

居酒屋カツカレーの最高峰に出会う、その奇跡。「自由軒」(福山)

広島県福山。
新幹線への乗り換えに50分ほど時間があったので途中下車。


さて、旅先で時間が空いたら第一にカレー、第二にcurryと決まっているのですが、目星をつけていたカレー屋さんはなんと「閉店」。
しかも時間が15時30分という微妙すぎる時間帯、ネットで調べても開いているカレー屋さんはココイチしかなく・・・

・・と、ここでカレーを諦めるのが正常な人間ですが、私には奥の手があります。

それは、天性のカレーレーダー。

カレーレーダーを発動させるにはまず、無思考になる必要があります。
厳密に言えば脳からβ波を出さず、α波だけをパルスのように飛ばすのです。

何も情報を入れず、ポーッと、しかし感覚を研ぎ澄まし、見えているものよりも見えない光に向かって、まっすぐ。

・・・・あ、きたきた。なんだこれ。


「洋食 おでん 自由軒」

うわぁ、これはビンビンきます。
福山ビンビン物語です。


この強烈な風情。
ただものじゃないオーラが出ています。

そして、結論から言えばここ、全くタダモノじゃないお店であり、
後で調べたら福山の呑兵衛にはかなり有名なお店だったようです。


ドラマのセットかとおもうほど味のある店内。
奥に長いコの字カウンターには、昼間っからガンガン飲んでるお客さんがぎっしり。
しかも割と常連さん同士仲良いようで、あちこちで席を超えた会話が飛び交っています。



お店全体に漂う、うるさ過ぎず静か過ぎずの程よい活気が心地よいですね。


外の看板には「洋食 おでん」とありましたが、居酒屋メニューならなんでもござれ。

ねぶと(テンジクダイ)やら、ニシ貝、牡蠣レモンなんて土地のモノもたくさん。
キモテキなんて魅惑的な料理まであるのですが・・・・オーダーするものはすでに決まっています。


★カツカレー ¥750

いやもうこの端正な佇まい。
サイズは若干小ぶりではありますが、いろいろ呑んで摘まんだ後の締めにもフィットしそう。

さささ、戴いてみましょう。

おぉぉぉ・・・・これは・・・・・

ネットリとフルーティでありながら、結構な辛口でスパイシー。
デミグラスソースのような、ハヤシライスのような、一朝一夕にできるものじゃない、深みある洋食カレーの風味。
これには驚きました。

さらにさらに。

カツの衣は薄くてカリッと硬め。
これがまた深みある洋食カレーとズバリ最高のバランス。

たまらなく旨いです。

確かに外の看板には「洋食」と書いてあったわけですが、店内の雰囲気はまさに大衆酒場。
それでいて、出てくるカレーがここまでしっかりとした洋食カレーだとは、全く持って信じられません。

これだけのメニューバリエーションの中、
どんどこどんどこオーダーが入り、どんどこどんどこ調理し提供されていく中で、
これほどまでに特筆すべきカツカレーがどうやったら生まれるのか。

このお店を「居酒屋」と規定するならば間違いなくこれは、「居酒屋カツカレーの最高峰」と呼んで間違いないでしょう。

今回もまた、カレーレーダーの精度に感謝。

無心・無思考状態になれば、求めているニルヴァーナにちゃんと辿り着くものなのですね。



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自由軒



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おでん出汁で作る和カレーライス。「千成瓢箪」(尾道)

尾道で、ちょっと気になるカレーを発見。

おでん出汁で作る「和」のカレーですと!?

早速入ってみましょう。


「千成瓢箪」

西日本では珍しい、こってり系の関東風おでん(関東煮)のお店です。

入店時、カレーだけでも良いか聞いたところ、快くオーケーしてくれました。


★千成カレーライス ¥600

おお、アットホームながら濃厚そうなビジュアルですね。
早速いただいてみましょう。

お、最初の一口、ファーストアタックで鰹と昆布の旨みがガン!と来ますね。
さらに具材の牛スジ、こちらにも味が染み染みであります。
う~んなるほど。
これは単品でも美味いですが、おでんで一杯やった後の締めにも良さそうですね。
うどんと組み合わせてカレーうどんにもできるそうですよ。

ちなみに千成瓢箪とは豊臣秀吉の旗印。
百姓上がりの天下人、秀吉の「高級感と庶民感覚の同居」をイメージした名前だそう。

カウンター奥には秀吉の兜に千成瓢箪。
そして・・・よく見りゃ並んでいるお酒、ぜ~んぶ戦国大名ゆかりのお酒じゃないですか。

呑兵衛な歴女にもオススメのお店ですね。


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千成瓢箪



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真夜中の広島名物・カレー汁。「お食事処 新京 本店」(胡町/銀山町)

真夜中の広島で、もう一軒立ち寄りたいなら、ぜひこちら。

「お食事処 新京本店」

終戦直後に開業し、今年で創業71年。
原爆の焼け野原から甦る広島を支え続けてきた深夜食堂です。
営業は夕方6時から、朝の6時まで。


コの字カウンターのショーケースに並ぶ小鉢。
その種類が、まぁ凄い。



刺身に肉じゃが、ポテサラ、練り物に揚げ物・・・・
何故かワクワクしちゃいます。


★生ビール(中) ¥540

ビールの値段は、普通。


★大根煮もの ¥270

注文すると「温めますか?」と訊いてくれます。
レンジでチンして登場したこの大根煮もの、味がシミシミでなかなかイケますよ。

さて、このお店の名物は、といえばこちら。

「元祖 カレー汁」

早速注文してみましょう。


★元祖 カレー汁 ¥380

シンプル!シンプルイズベスト!!


カレーはサラサラ、完全スープ状ながら、和風出汁の旨味たっぷり、辛さもバッチリ。
ジャガイモに牛肉、玉ねぎといった定番具材も入っています。

あ~グビグビ飲めるニッポンの居酒屋カレー。
魂に染み渡る美味さ、これは堪らんですね。

小腹が減っているならご飯と合せてガッツリ行くもよし、単品でサラリと〆るもよし。

広島の深夜最強の〆メニュー、それが「元祖カレー汁」。

夜遅くなればなるほど、店内の人口密度は高くなってきます。
良い子が眠ったその頃に、広島のオッサンたちを支え続けている場所なんですね、ここは。


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お食事処 新京本店



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尾道に、美味いパン屋あり。「パン屋航路」(尾道)

尾道アーケード商店街に佇むお洒落なパン屋さん。

「パン屋航路」

店名は勿論、尾道が舞台の「暗夜行路」のもじりなのだけど。

数年前に訪れたときには「お、お洒落なパン屋ができてるな。」って思い、
パンをいくつか買って帰ったら思いのほか美味しくて、尾道に来たらまた寄ろうと思っていたのです。

で、今回足を運んだら、店内に入れない客が入り口前で順番待ち。
まぁ人気店だこと。


店内に並ぶパンは、それぞれが一捻りある、工夫を凝らしたもの。
見ているだけで飽きませんが・・・・長居をすると待っている方に悪いですよね。


★渋皮栗のトゥルヌ ¥360
★マンゴーのチャバッティーナ ¥165
★タンドリーチキンサンド ¥200


今回はこの3つを購入。

いずれもパン生地自体の粉の風味が心地よい、上質なもの。
そこに来て、マンゴーのチャバッティーナにはホワイトチョコレートが練り込まれていたりと、
食べ進むうえでの喜びもしっかり用意されています。

この、作る側と食べる側が、パンを通してコミュニケーションする感じ。
手間をかけ、愛情込めた個人店ならではです。

今回も、「今度尾道きたら、また寄ろう」と思わせてくれたパン屋なのでした。

パン屋航路は続きます。


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パン屋航路



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祝5周年!広島の素敵なデリー系カレー。「nandi ナンディ」(中電前)

激辛なる「カシミールカレー」で有名な、日本カレー界不動の大御所「デリー」。
その他にはない個性は、日本全国に「デリー系」と呼ばれるお店を生み出してきました。

「柏ボンベイ」「横浜ボンベイ」「新川デリー」、福岡「ガラム」「106サウスインディアン」小倉「ガネーシャ」、
大阪「Ghar」、山梨「デリーベイ」・・・あの「スパイスツリー」の飯村シェフも「デリー」出身ですね。

そして、この広島の地にも「デリー系」のお店が一軒。

平和記念公園からもほど近い場所。
路面電車が走る大通りからすこし入った路地にそのお店はあります。



「nandi」(ナンディ)

オープンは2011年。
丸5周年を迎え、今や広島で最も人気があるカレー屋さんとなりました。

この日もランチ時には常に数人の待ち。
美味いものはどこの土地でも人気になるってわけです。


ここだけインドの街角。
かなりセンスのいい店構えです。


スピーカーは瓢箪ですよ。


★やさいのピクルス ¥350

「デリー」名物スワミさんレシピによる南インド式茄子ピクルスがベース。

オリジナルよりオイル控えめで、より茄子の味が感じられますね。
日によっては、茄子以外の野菜のピクルスも登場するようです。

そして、来ました!真っ黒いやつ。

★ナンディカレー ¥800

見ての通り、ルーツは完全に「デリー」のカシミールです。
というか、カシミール。

オリジナルより辛さを抑えつつ旨味をアップした感じ。
鶏胸肉の弾力ある食感も抜群です。

ライスは日本米ベースでターメリックやマスタードシードを加えたスパイスライス。
付け合わせにキャベツのクミン炒めと玉ねぎのアチャールがついてきます。
塩気強めのキャベツが良いアクセントになりますね。


★チャイ +¥150

インドのミニポットでの提供が素敵すぎる!お洒落すぎる!
雑誌の取材来ちゃう!

自分でカップにそーっと注ぐのも楽しく、味もバッチリ。
シナモン控えめでカルダモンが香るチャイでした。

確かに「デリー系」というか、まさに「デリー系」のお店なのですが、
そんなルーツを知らずとも、独自の世界観と確かな味を提供する、素晴らしいお店。

まさに、広島の名店。
お好み焼きを我慢して足を運ぶ価値はありますよ。


ところで、そもそもナンディって何でぃ?って言うとですね、
シヴァの乗り物とされる乳白色の牡牛の名前、つまり「聖なる牛」ってことですね。
四足動物の守り神でもあるそうです。
このお店のカウンターでもその姿が見られますので、是非チェックしてみてくださいませ。


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nandi



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