独創的な大阪間借りカレーの世界でも、エッジと攻めの姿勢では他に類を見ない「堕天使かっき~」。
阿倍野「ニャムニャム食堂」、天下茶屋「bar horizon」での間借りを終了し、2017年春から阿倍野「青空食堂」にて週1~2ペースでの営業を開始。
3月の大阪遠征にあわせ、移転後初の訪問をしてきましたよ。

・・・と、初っ端からの行列。
先日放送された「マツコの知らない世界」の影響ですね。
お店自体も立ち飲みスタイルの極少店だけに、ゆったり寛ぐお客さんがいれば列は進まないわけで、ちょっと時間が読めない感はあります。
けど、「カレーと酒のアテ」を標榜するかっき~だけに、寛ぐ客には寛いでほしいですよねー。
なんて気長に待っていたら、事件発生。
列の前のほうにいたグループ、わらわらと途中合流して人数増えてるやんけ!
このグループ割り込みには後列大ブーイング。
だってそれで20分くらい待ち時間伸びただけでなく、売り切れリスクも出てくるわけで。
見た感じ年齢もまちまちな食べ歩きグループみたいだったけれど、個人的を訪れる客の資格なしですね。
結果、この日は2時間並びで無事入店。
割り込み事件時まじめに並んでた客ぶんはカレーがギリ残っていて、よかったよかった。
(訪問は2018年3月。いまはまた行列の様子も変わってるかと。念のため)
さ、楽しみましょうぞ!
「堕天使かっき~ in 青空食堂」実は今回は純粋な間借りスタイルではなく、「青空食堂」マスターと組んでのコンビ営業。
かねてから大阪スパイスカレー界隈には、90年代東京のバンドブームに似た自由なノリを感じていましたが、このスペシャルユニット感もまさに!

メニューは多彩。
「bar horizon」時代のようなワンプレート提供と異なり、選択性が高まりました。
いや、誘惑が多くなったとも言えますが。
(ワンプレートにまとめて出すお願いも出来そう)
ささ、呑み食いしましょうぞ!
★自家製サングリア[白桃] ¥500青空食堂マスター自家製!
★づけ ほうぼう ¥300カレー食いにきてピチピチの鮮魚、こんな嬉しいことはありませんぞ。

鉄板の上で焼かれる巾着のような・・・何だと思います?
★本日の麻婆巾着 ¥300なんと、麻婆なんですねー!
今一番アツい、中華とカレーのコラボです。
しかもそのアレンジが凄いを超えてブッ飛んでる。
この日の麻婆は、豚・クジラ・牡蠣・数の子・豆腐!
しかも鯛出汁仕立て!
ヤバいですヤバいです。
★本日の堕天使かっき~ ¥600
・高山産シナノゴールドと鶏肉(セセリ ボンジリ、肝)のカレー!!
・高山産シイタケと天然ハマチの炊き込み飯!!さあ、久方ぶりのかっきーのカレー、なんと一食600円ですと!?
どうやらこないだまで高山遠征していたみたいで、そこで仕入れた食材を早速用いた構成。
ちなみにシナノゴールドってのは黄色いリンゴね。
素晴らしき食材のチョイス。
「カレーにせえへんほうがええのに」ってな食材をあえてカレーにしちゃうんです。
しかも先程の麻婆巾着を崩してカレーに混ぜ込めば、ちょっとこれどこの星の食べ物よ?ってな異次元感。
和食材を旨味バシバシかつ、ちょっと食べたことのないテイストに仕上げるかっきー流は健在、というかブッ飛ばしてますなー!
大阪スパイスカレーの先っぽを走るかっきーの面白さ、再確認しちゃいました。
そして今回のユニットが面白い。
「青空食堂」のマスターも料理に関してかなりブッ飛んだ感性で、行ったことのなり次元へとトリップさせてくれます。

この日たまたま居合わせた美女二人組、近隣に住んでいながら今までかっきーの存在を知らず、マツコをみて「あらこんな近所に!」と訪問したそうです。
テレビ効果で激コミする中でも、こうした地元ファンが増えるのはとても良いことですね。
2018年もかっきーから目が離せませんぞ!
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5/5六本木「GO! CURRY! GONE!」に大阪から参戦する精鋭二店。
スリランカ×南アフリカの「バガワーンカレー」ともう一つは、旨味爆発カレーのこちら!
「はらいそsparkle」「自称トロピカルダンディー」ことジョルさんは脱サラ後、北堀江「おでん・うどん○(まる)」での間借りで「はらいそ」をスタート。
その後心斎橋にて実店舗オープンさせたのち、こちら肥後橋にて店名も新たに再始動!
キリシタン用語で天国を意味する店名通り、いやぁタマラン居心地ですな。

酒飲みの天国、スパイスフェチの天国。

それが「はらいそsparkle」。
こちらのカレーの持ち味といえば、爆発する旨味。
和の食材や和出汁を基調に、さまざまな料理のエッセンスを組み合わせ、日本人が美味いと思うツボを突いた、お酒に合うカレーなんです。

カレーはいつも二種用意されており、単品もしくはあいがけ、さらにあいがけプラスおかずトッピングの「はらいそスペシャル」が選べます。
しかもサイズも自由に選択可。
アテを色々食べた後のシメにチョコッと食べるもよし、カレーでがっつり満腹になるもよし、よく考えられています。
★はらいそスペシャル(小盛り) ¥1000
・はらいそチキンカレー
・しま腸とキャベツ味噌煮込みカレーこの日は、欲張りたいけど梯子もしたいということで、スペシャルの小盛りをチョイス。
ライスの上には目玉焼に骨つきチキンの唐揚げ、そして漬け物がドン!
この気取らない居酒屋感が最高です。
しかもこの唐揚げが美味いんだ!

・はらいそチキンカレー
骨つきもも肉を白ワインとトマトで煮込み和出汁で仕上げた、はらいその基本カレー。
言わずもがな旨味爆発、お酒に合いまくる味!
・しま腸とキャベツ味噌煮込みカレー
いやこれ反則級でしょ(笑)
しま腸からの旨味凝縮脂を受け止めるキャベツ。
しかしそこにも味噌の旨味が待ち受けているという・・・
まさに「居酒屋系スパイスカレー」。
最近たまに、「カレーとお酒って合うんですか?」とか、「お酒に合うカレー教えてください」とか聞かれることがあるのですが、とにかくもう「はらいそsparkle」のカレー食えばいいよ!と言いたい。
「だって大阪でしょ?」という東京人がいたら、「だから東京に呼んだから!」と言いたい。
5/5 六本木「GO! CURRY! GONE!」、「はらいそsparkle」大阪から参戦!
トロピカルダンディジョル氏のアツい魂が、東京をヒィヒィいわせます!
前売りチケット好評発売中。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0148vszgcgcq.html入手はお早めに!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
ここ数年で随分と知名度がアップしてきた、インドのご馳走「ビリヤニ」。
ですが本来は大人数分を一気に炊き出来たてで提供する料理の為、日本のレストランでのレギュラーメニュー化は簡単ではありません。
そこで、炊き込みではなくざっと炒めるだけの「簡易ビリヤニ」もしくは、「ビリヤニとは名ばかりの「カレー炒飯」が巷には多く溢れており、極端な場合は「ビリヤニはインドの炒飯」と紹介されていたりと、なかなか本来の魅力が知られていないのも実情。
炒飯がご馳走なんて、日本人にはなかなかイメージできませんよね。
個人的には「インドのパエリヤ」と表現したほうが認識のずれが少ないように思えるのですが、それもちょっと特殊な感じがあり。
なかなか難しい・・・・
そんな折、大阪・中津にちょっと画期的なビリヤニ専門店が誕生しました。
「ダイヤモンドビリヤニ」2016年12月11日オープン。
すぐ脇にあるスパイスカレー店「凡平」と兄弟店にあたるお店です。

まず画期的なのは店名。
ビリヤニを「インドの宝石ごはん」と表現しているんですね。
なるほど、ちゃんとご馳走ということも伝わるし、知らない人も興味を抱ける絶妙のコピーワーク。
これはかなり巧いですね。
店内の雰囲気もデザインもスタイリッシュ。

異国料理店の空気感に怖気づきそうになるヒトでも気軽に入れます。
★ダイヤモンドビリヤニ 白身魚とアサリ ¥1380
★唐辛子爆弾 +¥100おぉ、これは面白い。面白すぎる。

アッツアツ鉄釜を用いて、注文後一人ひとりずつ炊き上げたビリヤニは、出来たての香り抜群。
ビリヤニの聖地と言われるハイデラバードで研究を重ねた製法とレシピだそうです。

しかもプレートにはカレーグレイビーはじめ、カチュンバルサラダ、ライタ、オニオンスライス、レモン、茹で卵、海老の甘辛煮、ミントソースがちりばめられ、ビジュアル的にも贅沢豪華。

華やかなビジュアルのスパイスカレーに慣れた大阪のカレーファンにも充分なアプローチですね。

ムワッと香る湯気を愉しみながら、スプーンで一気に混ぜ・・・プレートへ広げて味わいます。

せっかくなら手食で。
バスマティのフワッとした食感、口の中で解れる柔らかな白身魚。
さまざまな薬味を混ぜ込むことで多彩な味変を楽しむことができます。

手食で手がベタついても安心。
インド現地同様、手洗い場がちゃんとありますから。
★ダイヤモンドビリヤニ マトン ¥1580こちらはマトン。

肉もホクホク柔らか。
炊き込み時に染み出す旨味が違えばまた味わいがグッと変わるんです。
いやぁ、実に贅沢。
お一人様で訪問しても炊きたてビリヤニがいただけるこのお店、かなり画期的です。
しかも、ビリヤニ初心者にもとっつきやすいような様々な工夫、実にお見事。
まさに「敷居は低く、志は高く。」を地で行くお店ですね。
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大阪・本町で人気のカレーラーメン専門店へ。
「楽山」「らくさん」と読みます。
マレーシアのいわばカレーラーメン「ラクサ」と響きが似ているのは気のせい・・・でしょうか?
この日はカレー梯子の一軒目として開店直後の午前11時に訪問。
いきなりズッシリくるのがきたらどうすべー・・・なんて考えたりもしつつ、考えるだけ無駄なのでいざ入店。

メニューは全てカレー麺。
カレーラーメンだけでなく、カレー担々麺、カレージャージャー麺までありますよ。
★カレーワンタン麺 ¥750おおお、カレー&ワンタン麺、幸福すぎる組み合わせ!
一見「天下一品」のラーメンスープにも見えるカレースープ、仄かなトロみがありつつも意外にサラサラ。
鶏ガラと豚、野菜、ココナッツミルクを用いて仕上げているそうです。

麺はかなりの細麺、カレーが良く絡みます。
立派なワンタンもカレーと抜群の相性ですね。

一緒についてくる、綺麗な三角おにぎり。
半分くらいはカレーラーメンと交互に、最後はカレースープに投入し、一気に掻き込んじゃいました。
当初心配していたようなズッシリとした重さはなく、爽やかな食後感。
これならすぐに次のカレー屋へと向かえますよ。
(良い子は真似しないでね)
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
最近は東京でも、他ジャンルとの組み合わせによる新しいカレーが次々に誕生していますが、大阪のこのお店はかなーり面白い!!
なんと、
「スリランカ×南アフリカ」なんです!!
場所は大阪アメリカ村、
「たまりBARにいやん」を土日のみ間借り営業するカレー店。

「BAGAWAAN CURRY バガワーンカレー」店主の馬越さんは世界を旅し、スリランカで師匠バガワーンさんから、南アフリカ・ケープタウンでマリエママから家庭料理を教わり帰国。
独自アレンジを加え、他にはないカレーを編み出しました。

私も以前、南アフリカ現地でさまざまなスパイス料理をいただき、「これは日本では食べられないなぁ」なんて思っていたので、
このお店の発想はまさにツボ。
馬越さんとも南アフリカ話、だいぶ盛り上がりましたよ。

カレーは日替わり3種。
二種盛り、三種盛りもできて、トッピングも充実しています。
となれば、やっぱり三種盛りでしょう!
★三種あいがけカレー(小盛) ¥1100
・ノンオイル但馬鶏トマトしっとりキーマ永遠のアフランカライス
・二日酔い海老とハリイカとアサリのさらさらイカ墨カレー
・ほうれん草と三つ葉とハラペーニョの辛いココナッツキーマカレー
・赤鬼(レッドオニオン)スライス
・キャロッツン&クリアオレンジ
・ミズナーニャ
・ナス皮の漬けもの
・フェネグリーク漬けかぶら
・大根のナニカ
・アフリカンママの辛味ペースト
・明日パラパラ
・赤ピーマンの細いやつ
・わさび菜なんですかこの充実しまくりの内容!
お店のトレードマークでもある六芒星型のお皿もキャッチーですね。
○ノンオイル但馬鶏トマトしっとりキーマ永遠のアフランカライスこちらなんとアールグレイ出汁!オイルを使わないキーマカレー。
アールグレイの香りがヤバすぎで、かなり刺激的!
○二日酔い海老とハリイカとアサリのさらさらイカ墨カレー和歌山産ハリイカに鯛の出汁、香味野菜出汁で仕上げた真っ黒なカレー。
黒いお皿にステルス仕様の見た目ですが、旨み爆発でかなり主張の強いカレー!
○ほうれん草と三つ葉とハラペーニョの辛いココナッツキーマカレー但馬鶏の挽き肉をベースにホウレン草三つ葉のペーストのキーマ。
こちらは香りより辛さ押し。
三カレーのバランスがかなり最高です。
と、ここで追加トッピング。
★半熟たまご 南アフリカンママ直伝ぺリぺリソース ¥100きた!
南アフリカの家庭ではおなじみ辛味調味料「ペリペリソース」!
唐辛子とニンニクをベースに、食べる辣油的な旨みでいくらでも食が進みますよ。
「スリランカ×南アフリカ」と聞くといったいどんなミステリアス飯なんだろう・・・なんて思うかもしれませんが、
喜望峰からパーク海峡を経た大航海時代のスパイス貿易、その壮大なつながりを感じさせる素敵な一皿。
大海原の旨みもしっかり加わった、なんともロマンティック且つ、唯一無二のカレーなのでした!
これは是非、東京の皆様にも・・・・!
ということで、なんとこの「バガワーンカレー」が5/5六本木に登場します。
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『GO! CURRY! GONE! -wanna eat CURRY in Tokyo-』
2018年5月5日(土祝)
Open Time 16:00 〜 21:00
会場:六本木スーパーデラックス
〒106-0031 東京都港区西麻布3丁目1−25
https://super-deluxe.com/チケット購入はこちら
passmarket『GO! CURRY! GONE! -wanna eat CURRY in Tokyo-』***************************************************
主催:wanna eat CURRY/カレー細胞
制作:栗原千温(nuclearnessLLC.) / ノイズ中村(VELVETSUN PRODUCTS)
前売チケット売れ行き好調、この機会を逃すべからず、ですよ。
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