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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

黒田氏による、月曜だけのエッジィなカレー実験。「CURRY FORNICATION」(心斎橋)

今や、大阪カレー界1の危険人物・・・いや要注目人物と言っていいのが、心斎橋のRock Bar「anonymous」の黒田健さん。

Rock Barなのにとんでもないクオリティのバナナリーフミールスを提供する本拠「anonymous」をはじめ、
梅田駅直結の場所に開いたカジュアル店「ポンガラカレー」が2018年にはなんと東京に進出。
しかも赤坂と大手町という都心も都心に2店舗展開。
そんな八面六臂の活躍をする傍らで、大阪スリランカの名店「セイロンカリー」の手伝いもしているという・・・・

いろんな意味でRockな方なのです。

そんな黒田さんがカレーの更なる可能性を追求するため、「anonymous」の月曜ランチ時を自ら間借りして開くカレー屋。
それがこちら。


「CURRY FORNICATION」(カリー フォニケーション)

FORNICATIONの意味については各自ググっていただくとして・・・その名の通り、さまざまな料理概念を超えた交雑・融合の実験が(昼間っから)行われているわけですね。

ちなみにこの記事の訪問日時は2018年5月28日。
なんで半年も記事にしなかったのかといえば、実は夏から秋にかけてこの「CURRY FORNICATION」一時休止されてたんですね。
理由はもちろん、東京へ「ポンガラカレー」を2店舗もオープンするため。

東京「ポンガラ」が無事軌道に乗り、晴れて再開とのことで記事にしようと思った次第です。

その日のメニューはSNSで告知。
流石の人気なので、予約取り置きが推奨。

会計は1200円の前払い。

そして、この日のメニューはこちら。
流石すぎる驚愕の内容ですぞ。

★マレーシア式肉骨茶&老虎菜

いやいやいや、スリランカのランプライスがメインはメインですねん。
そこにマレーシア式の肉骨茶を合わせるってんですから、もう大航海時代の海路かって。
ちなみに老虎菜(ラオフーツァイ)はパクチーに青唐辛子や胡麻油を加えた中国の古典的なサラダです。


バナナリーフをスルスルっと解くと、ムワッとした香り。
そしてビーツの鮮やかな赤。
完全無欠の黒田式ランプライス。
よく見りゃ黒目豆使ってたりと、オリジナリティも忘れていませんね。


そこでメインのカレーに当たる箇所に肉骨茶(バクテー)です。
マレーシアの華僑労働者たちが朝食べる滋養強壮スープとして定着した肉骨茶。
こちらシンガポール式の澄んだスープとは違い、マレーシア式のがっつり濃厚な甘辛醤油味。

トロットロに煮込まれた豚バラ肉が主役感満載ですね。

これをバナナリーフ上のターメリックに染まったバスマティライスや副菜たちと混ぜ合わせていただくわけですが・・・・
もう、実にFORNICATION!FORNICATION!

これはカレーに入ってるのか?入ってないのか?カレーの最先端なのか?先っぽだけなのか?
けれど、食べれば実に心地よい。かなりのルージュマジックです。


今回用いているヤバ目のブツも見せていただきながら・・・あ、エリア51の宇宙人標本ではないですよ。


昼間っからビールもいただきながら・・・・

人類の進歩は、背徳感の先にあるのです。

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カリー フォニケーション



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

笑顔と酒とスパイスで、大阪の夜は更けてゆく。「うれしい居酒屋 酒歌 サカソング」(西大橋)

行っても行っても行ききれない、行きたいカレー屋であふれかえる大阪。
遠征訪問したならば、朝から夜中までノンストップでカレーを食べ尽したいものですよね。


ということで、この日の〆カレーはこちら。


「うれしい居酒屋 サカソング」

イベントでは何度かカレーをいただいていたものの、お店へ伺うのは今回がお初。
ちなみにここ、カレー屋さんではなく居酒屋。
なのにイベントで出すカレーが尋常じゃなく面白くて、しかも美味いんです。

この日は一旦ホテルへ帰り、夜中1時過ぎの訪問。
この時間にふらっとカレー食べに行けて、しかも終電気にせず歩いて帰れる、大阪のカレー密度は素晴らしいですね。

店主のたろうさんとは、3月のイベントWanna eat curryの打ち上げでご一緒した時以来。

その時飲みに行ったのは、料理がやけに美味い心斎橋の居酒屋「Kitchen和(ニコ)」というお店だったのですが、
何を隠そう(隠していない)、たろうさんはその「Kitchen和(ニコ)」から独立、夫婦で始めたのがこの「サカソング」という訳なんです。

和食を基軸に、自由自在なアレンジが加わったニコの料理同様、こちらのお店のメニューも実に多彩。

刺身から肉料理、タイ料理的なモノまで・・・・しかも安い!全部食べたいぞ!!

といいつつ、この日は6軒目だし、真夜中ですからね。自制心も働かせて・・・と。


★赤霧島 ¥500

黒じゃなくて赤!がこの価格。
「うれしい居酒屋」ってのはホントですね。嬉しい!


★特製!焼き香味ギョウザ ¥500

こちら見た目は普通に美味そうな餃子なのですが、餡の手の込み方が尋常じゃありません。
香味野菜に加えて、八角、シナモン、クローブ・・・ひと噛みするとスパイスがフワーッと香り立つ幸せ。
実はニンニクを用いていないそうなのですが、補ってあまりある満足感に浸れます。

そして、本日の〆カレー。
いわゆるスパイスカレーもあったりするのですが、この日この時間には流石に売り切れていました。
でも全然オッケー、こんな面白いカレーがあったんです。

★パリパリメンのシーフードレッドカレー ¥550

小ぶりなドンブリにギッシリ詰まった海鮮、野菜、その他パリパリなせんべいやら何やら・・・・
いったいこれは何かといえば・・・・・


中から出てきたのはパリパリの揚げ麺、そしてタイ風のカレー。
そうなんです。
こちら、タイ・チェンマイ名物のカレーラーメン「カオソーイ」を居酒屋の〆としてアレンジしまくった一品。

「和食」「居酒屋」「スパイス料理」の見事なトライアングルがドンブリの中に詰まっております。
いやぁー、なんやねん、このアレンジ力。

ということで、料理のオリジナリティとクオリティは抜群。
スパイス密度高めで、お会計はリーズナブルで。
しかも雰囲気和やか、トークも楽しい、ラストオーダーは夜2時。

・・・あれ?ひょっとするとここ、居酒屋の理想形なんでは???

そりゃあ人気出ますよね。
フラッと寄って入れるギリギリ程度で繁盛してほしいお店です。


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うれしい居酒屋 酒歌



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朝からビシッと辛口なバッファローカレー。「カレー堂 なんば店」(南海難波)

さて、この日は大阪ロフトプラスワンウエストでのトークショーイベント。
夜行バスで梅田に着き、「ミンガス」からの朝カレー梯子として選んだのがこちら。

「カレー堂 なんば店」

オープンは朝9時と、こちらも朝カレーに最適なお店。
「上等カレー」や「インデアンカレー」の知名度に隠れていますが、こちら「カレー堂」も大阪ならではの「甘くて辛い」カレーライスの系譜。

昼からのトークショーではスパイスカレーやスリランカ、ネパールを軸にトークするのですが、その前に感覚を「ニッポンのカレー舌」にリセットしておきたかったんです。

「カレー堂」のカレーのベースは「オリジナル」と「バッファロー(ビーフ)」の2種類。

こちらの店舗では特にバッファローを推しています。
なら、そちらを攻めてみましょう。
(朝カレー二軒目としてはちとヘヴィではありますが)

流石大阪カレーライス、提供が早いです。
ビジュアルもほら、This is 大阪カレーライス!!

★バッファローカレー ¥780

カレー自体、甘みのあとから辛さが追いかけてくるタイプなのですがそこに牛スジの甘みも加わり、後からやって来る辛さとのメリハリはなかなかのもの。


しかも実際これ、結構な辛口。
朝カレーとしてはかなりのインパクトですよ。

お店の外観から想像するよりもかなりしっかりとした、質の高いカレー。
シャキッとしたアタマとパンパンのお腹でトークショーに臨むことができました。

あ・・・ただ一点だけ・・・・

このバッファローカレーのイラスト、これバッファローじゃなくてムフロンもしくはビッグホーン。
つまり野生の羊ですね。

細かいことですが。


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カレー堂 難波店



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梅田の朝カレーといえば。「ミンガス」(梅田/大阪)

梅田の朝カレーといえば、昔も今もこちらのお店。

「ミンガス」

梅田地下街ができたときにオープンし、創業40年の老舗です。

オープンの朝7時30分ころには、通勤途中のサラリーマンたちの待ち列が。

11時まではモーニングサービスでカレーに半熟玉子とピクルスと味噌汁が付いてくるんです。


オーダーは券売機で。
阪神タイガースを応援するメニュー「勝玉カレー」が人気です。
カツカレーに温玉を乗せたものなんですが、モーニングでは温玉が付いてくるので、カツカレーを頼めばOK!!

席につき、食券を渡してから提供までの早さも流石です。

★三元豚ロースカツカレー(モーニング) ¥790

淡路の玉ねぎをふんだんに使った甘辛テイストのカレーは、とろみが少なく朝からサラッといただける味わい。


もちろん、カツ、温玉との相性も最高。

様々に進化したカレーが百花繚乱の大阪。
しかし、だからこそ、時々原点に帰ってみたくなるんですよね。


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ミンガス



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古民家で、和印の粋が詰まったワンプレート。「スパイスカレーまるせ」(中津)

御堂筋線、阪急宝塚線ともに梅田からたった一駅。
中津の街にはたくさんの古民家が残っており、リノベーションで入った面白いお店もたくさん。

カレーも然り。
「soma」「梵平」「ダイヤモンドビリヤニ」そしてこちら。

「スパイスカレーまるせ」



ちょっと東京では望めないほどの、立派な古民家リノベーション。


大正モダン、いや寧ろ明治の文明開化のような世界観に、ズラリと並ぶスパイス瓶。

こちら昼はスパイスカレー系、夜は東インド現地系と、時間帯で全く違うタイプのカレーが楽しめるお店。

この日はランチ訪問につき、大阪スパイスカレーのお店として楽しみました。


★あいがけ2種盛り(ポークキーマカレー+チキンカレー) \1000

端正かつ華やかなビジュアル!
センスある彩りが見事ですね。


ポークキーマ、チキン、いずれも美味しいのですが、
特にブラックペッパーと山椒の香りが豊潤すぎるキーマはかなり好み。

ポタージュ状にしっかり漉されたダル。
マスタードオイルの効いたポテサラなんかはまさにベンガルのボッタ。
繊細な中に和印の粋が詰め込まれていますね。

引き出しの多さと懐の深さを感じさせる、素晴らしいワンプレートでしたよ。

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スパイスカレーまるせ



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