カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

スパイスカレーであり、呑めるカレー屋であり、和印融合であり、口癖はカレーでもあり。「和印食堂 gu-te」(新福島)

大阪カレーシーンの物凄い盛り上がりは今まで何度もお伝えしてきた通り。

その中心となったのが、Facebookの一大グループ「口癖はカレー」です。
非公開グループながら会員は5000人を超え、その熱気は新聞にも取り上げられるほど。

2016年5月、味園ユニバースを貸し切って行われた大イベントなどは、開いた口が塞がらないほどの盛り上がりでした。

※イベントの記事はこちら⇒「これが大阪カレーシーンの熱気だ!『口癖はカレー -whole lotta curry love- 3rd eye open』に潜入。」

そして、この「口癖はカレー」を主宰する大阪カレー界の黒幕(っていうか、別に隠れちゃいませんが)三嶋さんが、
今度はなんと、なんと、自分でもカレーのお店を出しちゃったってんですから、もうついていくだけで必死なわけですよ。

お店は大阪・新福島。

じんわりとした風情のある、長屋横丁にありました。


「和印食堂 gu-te」(グーテ)

2016年5月15日オープン。(厳密には移転オープン)
「スパイスカレー」であり、「和印融合」であり、「呑めるカレー屋」であり、「口癖はカレー公認」でもあるという、
今の大阪カレーシーンのすべてをギュギュギュッと凝縮したような濃すぎるお店です。


入口にはハヌマーンのステンドグラス。
趣味が高じて、というレベルを遥かに超えております。


カウンターの向こう側には、見目麗しきお姉さま方2名に挟まれた、エプロン姿の三嶋さん。
まさに理想的な漢の姿ですね。

眼の前にはおばんざい的に酒のアテがズラッと並んでおりますよ。


お品書きは学校のプリント風。


★カルダモン梅酒 ¥600

お酒は勿論、グラス一つとっても大人の粋を感じさせてくれます。


お通しのカレー鶏がまた贅沢。
敷かれた葉っぱは斑入りギボウシ、こりゃ渋すぎますぜ。


★赤星 大瓶

このお店の雰囲気には、やっぱり赤星が似合いますね。


★合いがけ(ハーフサイズ)
・ダルドリトンキーマ
・パンジャブ風チキンカレー
・バスマティライス +¥200


この緻密なビジュアル!いやぁ参りました。
上から見ても横から見てもしっかり絵になる、機械仕掛けの時計のように計算されたパーツの配置。
流石は口癖がカレーな大将であります。

・ダルドリトンキーマ
一体何語?と思ってしまいますが、ダル(豆)ドリ(鶏)トン(豚)のキーマカレーとのこと。
「gu-te」と三嶋さんの基本カレーであり、シャバシャバな中に鰹と昆布の出汁がしっかり効いてまさに和印融合な美味さとなっております。

・パンジャブ風チキンカレー
こちらは日替わりの一品。
パンジャブはパンジャブでも家庭的な味わいが素敵です。

トッピングには水菜やら、山椒やら、黒胡椒やら、小梅やら。
この一皿に華やかさを添えています。
そして重要なのは、いずれのカレーも塩気しっかりめであるということ。
だって、ここ飲み屋でもあるんですからね。

添えられたレモンをギュッと絞れば、味変だって楽しめます。

こりゃあ楽しい呑み喰い処だ。

隣席には偶然、「ナッラマナム」の井川さん。
カレー屋さんで、カレー屋さんと遭遇する濃密さも、大阪の愉しいところです。

この楽しさを是非、東京にも輸入したいなぁ。

いや、絶対輸入しちゃいましょう。

大阪カレーの熱気が東京を包み込む日。

目下、計画中。

考えただけでゾクゾクします。


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和印食堂 gu-te



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ワルンから独立した、和出汁系スパイスカレーの話題店。「創作カレー ツキノワ」(堺筋本町)

かつて北堀江で、間借りカレー店「創作カレー ツキノワ」をやっていたスガちゃん。
「ツキノワ」閉店後、「ワルン」の厨房で腕を振るっていたのですが、ついに独立し、自分のお店を立ちあげることになりました!

その名も、

「ツキノワカレー」

または・・・・


「創作カレー ツキノワ」

新店でありながら、北堀江「ツキノワ」の復活オープンでもあるわけですね。


オープンは2016年5月20日。

「ツキノワ」のカレーの特長は、和風出汁の旨味とスパイスの香り。

和出汁や和素材を用いるのは今や、大阪カレーの一大トレンドとなってきましたね。

メニューを見てみましょう。

チキンカレー、キーマカレーに加えて、本日のカレー。
大阪スパイスカレーでよくある「あいがけ」がメニューにないのですが・・・なるほどそういうことか。


★牛スジと厚揚げのカレー ¥900
★ミニキーマ トッピング ¥200


キーマ以外のカレーにミニキーマをトッピングすることで、合がけになるんですね。
和風のお皿の中央にライス、その上にキーマがトッピングされ、
さらにその上からカレーがシャバシャバシャバっとかけられています。
実に華やか、ワクワクするビジュアルですね。


大辛で注文してみました。
ヒリっとした辛さが丁度良いです。

程よい苦み、牛すじの旨味、厚揚げの食感・・・
「カシミール」から連綿と続く大阪スパイスカレーの伝統に、和のエッセンスと華やかなビジュアル。
まさに0216年の大阪スパイスカレーを体現したような一皿ですね。


★アイスチャイ +¥200

しかし、北浜、谷町四丁目からこの堺筋本町にかけてのカレー屋密集度はちょっと凄すぎる。
今や、東京・神保町に勝るとも劣らない勢いです。

果たしてその中心的存在になっていけるのか、今後が楽しみなお店ですね。


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創作カレー ツキノワ



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

鯛出汁の旨味溢れる独創カレーと昼酒。「堕天使かっき~」(東天下茶屋)

月曜夜は阿部野のカンボジア料理店「ニャムニャム食堂」で、
水~土の昼には「Bar Horizon」にて間借り営業しているカレー屋さん「堕天使かっきー」

昨年末「カレー見聞録」というイベントでなんと「アンコウのカレー」を出していて「!!!」と思い、
それ以来訪問機会をうかがっていたのですが、やっと行くことが出来ました。


・・・天王寺から路面電車「阪堺電軌」(はんかいでんきと読みます。チト格好いい!)で3駅。
東天下茶屋という町にお店はあります。

この辺がまた、すんごい風情ある町でして、古くからの長屋にいろんなお店が入っていたりするわけですが。

ビリヤード場はこんな感じ。


稀代の陰陽師、安倍晴明を祀る「安倍晴明神社」も。
あべのせいめい・・・あべの・・・阿倍野、なるほど。


住宅街にはガンダムがスタンバっていますよ。


そしてこちら。
入り口ドア全開で、空調設備動いてませんを全力アピールする小さな建物。
そう、ここが「Bar Horizon」、そして昼営業しているのが・・・

「カレーと酒のアテ 堕天使かっき~」

昼営業なのに「酒」って、これは嬉しい覚悟をせねばなりませんね。


店内はカウンター5席のみ。

かっきーこと、店主垣内さんがお一人でやられています。
垣内さんは「天使と悪魔」というバンドのベーシストでもあるんですよね。
「カシミール」しかり、「アアベルカレー」しかり、大阪カレー文化と音楽は切っても切れない関係にあるようです。


ホワイトボードに書かれたその日のお品書き。
最近大阪では、和出汁を用いたカレーがひとつのトレンドなのですが、ここのカレーの出汁は一味違います。

なんと「鯛出汁」!!なんです。


★あいがけ ミニ ¥800
・鯛出汁×鶏キーマの二層カレー
・エビ出汁なすカレー 活きエビのマスタード和えのせ
★丹波鶏せせり +¥100
★生とうがらし +¥50


熱砂のアフリカ大陸の如きビジュアル。

左側が「鯛出汁×鶏キーマの二層カレー」

サラッサラでありながら抜群の旨味。
これが得も言われず美味い!!

鯛は鯛でもアラを用いているため、コンスタントに使用できるのだそうです。
素晴らしすぎますね。


そして右側が「エビ出汁なすカレー 活きエビのマスタード和えのせ 」
エビの旨味が詰まったカレーに、さらにプリプリ食感のエビと、カラッとした殻。
カレー自体は少しトロミがあって、食感の違いも面白いです。

そして、トッピングした「丹波鶏せせり」が美味すぎる!
地元の指定の鶏肉屋で仕入れたものらしく、新鮮な弾力がヤバすぎます。

どのカレーも料理も旨味濃い目の塩加減呑兵衛向け。
こりゃぁ、昼間っから飲むしかありませんぜ。


生胡椒を摘まみながら純米酒。

大人の贅沢。

まさに堕天使ルシファーの仕業です。

個性豊かな大阪カレーの中にあってなお独自性を貫く姿勢は「素敵」の一言。

「スパイスカレー」というジャンルに収まるのではなく、
積極的にはみ出して別の場所へ行こうという気概を感じます。

ここは遠方からでも来る価値ありですよ。


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堕天使かっき~



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あの河内長野の名店、大阪中心部に進出!「スリランカ ダイニング アマヤ 本町店」(堺筋本町)

大阪・河内長野市にあるスリランカ料理の名店「A*MAYA(アマヤ)」が、
2016年5月16日、交通至便な大阪の中心地、堺筋本町に進出。

これは駆けつけねば!

事前情報だとお店は「大阪カレー会館」なる場所にあるらしい・・・・

「大阪カレー会館」!?
カレーをテーマにしたビルがあるのか??
一体・・・・???

グーグルマップで目的地に着くと、はためくスリランカ国旗が。
ここですね!

けれど、「大阪カレー会館」なんて建物は見当たらず・・・・

そしたらちょうど、「アマヤ」ご店主のラッキーさんが登場。
お店へと案内してくれました。

OSKビルという名の建物の1F奥・・・ありました。

「スリランカ ダイニング アマヤ 本町店」

そしてよく見りゃ入口の上に小さく「大阪カレー会館」の文字が。

実は「大阪カレー会館」というのはこのスペースのこと。
テーマをカレーに絞ったシェアキッチンなのだそうです。


「アマヤ」は月曜~金曜の平日に入っており、
土日はカレーのイベントや料理教室などだれでも利用可能になっています。

なるほどね。

それに伴って、ご店主夫妻は平日はこちらの「本町店」に、
土日は河内長野の本店にいるというシフトになっている様子。
休みが取れなくて大変ですが、「アマヤ」を多くの人に知ってもらうチャンスが広がったわけですね。

おしぼりに添えられた、撫子の花。

このおもてなしが、アマヤです。


メニューは曜日ごとに変化。
しかも、かなりマニアックな部分に踏み込んだ料理がちらほら。
ええ、きっとそうだと思ってました。

近隣住民を中心とした客層の河内長野と違って、大阪中心部はまさにスリランカ料理百花繚乱。
毎日カレーを食べまくるマニアの数も日本一といっていい密度ですから、
無難なメニューを用意する必要性など、微塵もないわけですからね。


★日替わりスリランカワンプレート ¥1200
・メイン合いがけ +¥200
・ご飯 小盛り


わぁぁぁ~!!

わぁぁぁ~!!!

出てきた時点ですでに大満足。

料理の内訳は、
・フライドチキンカレー
・ポークイスト
・パイナップルカレー
・ジャガイモのスパイス炒め
・インゲン豆のドライカレー
・カシューナッツのカレー
・バスマティライス
・パパド


これ、凄いですね!


フライドチキンカレーはマンゴーとココナッツも用いた甘辛仕様。
トロピカルで香り高い一品です。

そしてポークイスト、これが凄かった。
イストはビネガーとマスタードを用いたスリランカのカレー。
実は初めて食べたのですが、独特の酸味がたまらなく美味いです。

悶絶。


スパイスがビシッと効いたメリハリ仕様ながらも、暴力的にはならず、重くなく、豊かな味わい。
そして、盛り付けへの丁寧さからも、おもてなしの心がひしひし伝わってきます。

そう、「アマヤ」の魅力は、味は勿論のこと、この言葉にならないおもてなしの空気感なんですよね。


ヨーグルト仕立ての野菜で味をまろやかに。
逆に辛味を加える薬味も自由に使えます。

至れり尽くせりはそれだけではありませんでした。

・・・え?食パン???

ラッキーさん曰く、スリランカでは普段、パンをちぎってカレーに混ぜて食感の変化を愉しむことがあるそうで、
「試してみてください」と。

その通りにやってみました。

ちぎったパンがカレーを吸って、一緒に手食すると確かに面白い食感になりますね!
これは新しい体験!
もう、お腹パンパンだけど・・・・・(笑)


食後にはミルクティー。
勿論、セイロン紅茶です。

シェアキッチン間借りの小さなお店ながら、「アマヤ」の魅力は全開。
週に何度も通う方もいるそうです。

「行きたいけど河内長野は遠いなぁ」と思っていた方も、「アマヤ」を知らないカレー好きの方も、
ここは今、行っておくべきお店ですよ。


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スリランカ ダイニング アマヤ 本町店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

インド人が仕込んだカレーパン。「パトリエ フクモリ」(天満橋)

天満橋駅直結、京阪シティモール。通称「シティモ」。
B2Fの食品売り場「FREST(フレスト)」にあるパン屋さん。

「パトリエ フクモリ」

素材や製法にこだわった天然酵母パンの製造・販売を行うお店。
豊中市役所前から2015年11月27日、こちらに移転オープンしたそうです。


チェーンではなく、店舗はここだけ。(2016年7月現在)
ざっと見る限り、価格も手頃なパンが多いですね。


注目すべきはカレーパン。
インド人のナビンさんが作ったオリジナルカレーを用いたカレーパンなんです。
インド人カレーシェフを起用したカレーパンって、普通のパン屋ではなかなかないですよね。

油は米油を使用しているそうです。


★ナビンカレーパン ¥200
★グリーンカレーパン ¥200


お値段手頃です。


★ナビンカレーパン

揚げパンタイプながら、ギトッとした感じがないのは米粉油だからでしょうか。
カレーは手作り感があり、クミンやカルダモンの香りがふわり。
辛さはかなり控えめで、小さなお子さんでも美味しくいただける感じです。


★グリーンカレーパン

そして注目してほしいのが実はこちら。
グリーンカレーと言ってもタイカレーじゃないんです。
基本のナビンカレーにホウレン草を加えた、つまりはインドのサグカレーなわけですね!
パン生地はふんわり柔らかなフォカッチャ、ホウレン草の味わい豊かなカレーには茹で卵も入っていて実に美味しいです。

ビックリするような華やかさはないものの、毎日食べられる良心的なカレーパン。
お近くにお寄りの際は是非。


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パトリエ フクモリ



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