カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】※最近、丸パクリサイトが見うけられます。写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

古民家で、和印の粋が詰まったワンプレート。「スパイスカレーまるせ」(中津)

御堂筋線、阪急宝塚線ともに梅田からたった一駅。
中津の街にはたくさんの古民家が残っており、リノベーションで入った面白いお店もたくさん。

カレーも然り。
「soma」「梵平」「ダイヤモンドビリヤニ」そしてこちら。

「スパイスカレーまるせ」



ちょっと東京では望めないほどの、立派な古民家リノベーション。


大正モダン、いや寧ろ明治の文明開化のような世界観に、ズラリと並ぶスパイス瓶。

こちら昼はスパイスカレー系、夜は東インド現地系と、時間帯で全く違うタイプのカレーが楽しめるお店。

この日はランチ訪問につき、大阪スパイスカレーのお店として楽しみました。


★あいがけ2種盛り(ポークキーマカレー+チキンカレー) \1000

端正かつ華やかなビジュアル!
センスある彩りが見事ですね。


ポークキーマ、チキン、いずれも美味しいのですが、
特にブラックペッパーと山椒の香りが豊潤すぎるキーマはかなり好み。

ポタージュ状にしっかり漉されたダル。
マスタードオイルの効いたポテサラなんかはまさにベンガルのボッタ。
繊細な中に和印の粋が詰め込まれていますね。

引き出しの多さと懐の深さを感じさせる、素晴らしいワンプレートでしたよ。

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

香り際立つスパイスカレーの名店。「soma」(中津)

大阪・中津で不動の人気を誇るスパイスカレー店。


「soma」(ソーマ)

こちら行列&売り切れ必至の人気店という印象が強く、時間がない中での訪問には怯みがち。
けれどこの日は月曜。

11:44時点で2人の待ち、3番目に並びました。
開店時で列は8人。
席数12ですから、全員店内へ。


古民家をリノベーションした店内。
ただレトロなだけじゃなく、DJブースがあったりと独自の世界が広がっています。


単独訪問につき、カウンター席へと案内していただきました。


オーダーは入店順。

組み合わせのパターンが色々あり、初めての方はちょっと迷うかもしれません。
迷ったら「チキンキーマ+トマトカレー+お肉のカレー」もしくは「チキンキーマ+トマトカレー+野菜カレー」にしてみましょう。
お肉のカレー、野菜カレーは上の単品メニューからチョイスできますので。

ちなみに辛さは5倍まで無料。
6倍以降は1ごとにプラス10円となります。

厨房を見れば、各カレーごと小さな鍋で火にかけて仕上げています。
一気に大量に作らないのはきっと、焙煎したてのスパイスの香りを重視しているのでしょう。
ですので、オーダーの状況によっては特定のカレーがなくなり、また作り始めるというステップが生じ、提供の時間にはバラツキが出ることも考えられます。
私は入店3番目でしたので、スムーズに料理がやってきました。

まず、視覚より先に嗅覚を刺激する一皿です。

★チキンキーマ+トマトカレー+お肉のカレー(ラムキーマ) ¥1000
・辛さ10倍 +¥50


アイコニックなチキンキーマ+トマトカレーに、評判の良いラムキーマを組み合わせてみました。
アチャールや焼きズッキーニなど副菜も添えられた丁寧な仕上がりですね。

辛さ10は個人的にはちょうどええ感じにパンチある辛さ。
一品一品の味がわかり、かつ充分に内燃機関を活発化させてくれます。

「混ぜて召し上がってください」とのことでしたが、カレーとカレーの境界に仕切りはないので、必然的に混ざることになります。
まずは単品ごとの味を楽しみましょう。
トマトカレー。
これは単品ではかなりトマト感が強い仕上がり。
なるほど、他と混ぜるとこの酸味が活きるわけだ。

そしてラムキーマ。
これが期待どおりというか、期待以上。
パッと見、シャバシャバでゆるいキーマなのですが、ラムの旨みがギュッと凝縮されかなりのインパクト。
これは振り切ってます!!超オススメ。

さらにライスの上のチキンキーマ。
崩してカレーに沈めれば良い食感アクセントになりますね。

食べ進むにつれ、徐々に混ぜ合わせていきます。
ラムの旨みにトマトの酸味が加わり、これまた新しい味わいに。

シンプルなビジュアルからは想像つかない、メリハリある一皿でした。

いわゆる「大阪スパイスカレー」各店の中でも、香りと味のメリハリでは頭一つ抜きん出た印象。

カレーの多様化が進む中でも、貫き続けられるだけの強度をもった独自スタイルがありました。

寡黙な職人に徹するご主人と、丁寧な接客の奥さん。
そのバランスも、メリハリあるあいがけスタイルのように思えましたよ。

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四川麻婆豆腐とスパイスカレーの融合、そして昇華。「大衆中遊華食堂 八戒」(長瀬)

東京でもじわじわ来ている「中華×カレー」の波。
関西では数年前から麻婆カレーなるものが好き者たちの間でちょくちょく話題になっていたのですが、
その真打ちともいえる必殺店がこちら。


「大衆中遊華食堂 八戒」

どっからどう見ても街の大衆中華。
この、爪を隠してる感がまたなんとも。

いやいや実際、大衆中華として完結しても楽しめるんです。

けれど、カレーファン的にはこちらを見逃す手はありません。

「四川麻婆豆腐カリィ」

そしてマンスリーカリィ。

しかもあいがけが可能なんです。


食前には玉子スープとサラダ。
器がインドなあたりから、時空が捻れかけています。

そしてやってくるメインディッシュ。
「うわっ!」と声を上げてしまうこと間違いなし。

★合がけカリィ ¥1100

四川麻婆豆腐カリィとマンスリーカリィの合がけ。
・・・なのですが、兎に角サイズがデカい!
写真では伝わらないのですが、カレーハシゴするなら最初に持ってこないと無理なレヴェル。

しかし凄まじい存在感・・・

まずは必殺の四川麻婆豆腐カリィから。

花椒の痺れ(麻)がビビンと効いて、これは秀逸な麻婆豆腐!
というところから、フワッと広がるホールスパイスの香り。
まさにカレーであり、麻婆豆腐。
「麻婆豆腐はカレーか否か?」という至上命題への答えがここにあります。


一方この日のマンスリーは「角切りポークとたっぷり野菜カリィ」。
ジューシーな豚肉に際立つトロみと酸味が刺激的。
こちらもまた、中華でありながらカレーである絶妙の落し所であります。


さらに!
驚くべきことに、ご飯の上に鎮座するたっぷりの肉。
これ、羊肉じゃないですか!
生ラムにタレをつけ焼いた贅沢な品。
しかも付け合わせというレベルではなく、メインのおかずになるボリューム!
味にも量にも、終始圧倒されっぱなしです。

ちなみにこの日のお米は丹波篠山産こしひかり。
いちいち完璧です。


食後にはアイスコーヒーとキャンディ。


さらにゴマ団子のサービスまで。

お腹いっぱいいただける大衆中華でありながら、先鋭的な中華スパイスカレーのお店でもある。
全くもってとんでもないお店です。


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さよなら再見!九条に煌く伝説のカレー屋。「犬PPカレー」(九条)

大阪のコアなカレーフリーク達に愛される、"伝説のカレー屋"「犬 P Pカレー」がなんと2018年5月末をもって閉店・・・

とのことで、大阪のカレー屋店主の皆さまと訪問して参りました。



「犬PPカレー」(イヌピーピーカレー)

店名は、「ご店主犬島さんのプライベート・プロジェクト」から。
と、言ってたはずが最近では「犬島家のポークポーク・ペンタゴン」ですなんてはぐらかしも(笑)
元々は音響関係のお仕事をされており、中津での間借りカレー営業を経て2014年、この九条の地にお店を構えました。

この日ご一緒したのは、「はらいそSparkle」「スパイスカリー43」「サケトメシ」「ノムソンカリー」「百福」の各店主という個性的面々。
この店がいかに愛されていたかがわかりますね。


看板はどう見てもネコ。


提供カレー数に限りがあるため、整理券・・・もとい整理犬・・・もとい整理剣方式での入店です。


ジャキーン!!!

6人同時の入店ですが、一度にカレーが出てくるわけではありません。
一皿一皿、丁寧に仕上げ、一皿ずつ順に完成提供。

いわばここ、ビールを楽しめるひとときというワケです。


★3種あいがけカレープレート
・たまごのアチャール


おぉ、一見大阪スパイスカレーのスタンダードなルックながら、見れば見るほどインドテイスト。
しかも結構振り切ったチューニング。

ドロッとパンジャブっぽいダルスープにパパド。
たまごのアチャールは、玉子をスパイスオイルに漬け込んだ逸品。
ガッツリ骨ブッタ斬りの旨味溢れるチキンカレー。
木片カレーと呼んでもいいほど気前よくシナモンが入ったキーマカレー。
そして、ブルッブルのセンマイが入ったモツカレー。

センマイにゃポンとネギが乗ってたりと、細かい粋が感じとれます。

なるほど、冗談感あふれる店名と、カレーの本格感のギャップがたまらんですな。

九条「犬PPカレー」は2018年5月末をもって閉店。
その後の予定は未定とのことですが、きっと良い物件が見つかり再開してくれると信じています。

だって、ここまでアツい支持者がたくさんいるんですから。

伝説よ再び!!


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イヌピーピー カレー



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6/2まで!?大阪随一のオリジナリティ溢れるスープカレー。「Fuji-yama Kohta」(北浜)

大阪を離れる水曜日。
ランチに行く店は決めてたんです。

大阪随一のスープカレーを提供すると噂の店。
のみならず、頭抜けたオリジナリティを発揮すると噂の店。
かつて「覆面カレー」で話題となったお店。


北浜のこのビル脇の奥も奥にその店はありました。


「Fuji-yama Kohta」(フジヤマコータ)

到着時、店外には待ち2名。
・・・と思ったらなんと、一昨日イベントでご一緒した「口癖はカレー」の三嶋さんじゃないですか。

タイミングの奇跡はそれだけではありませんでした。
この前日の夜、店主のツイッターで「重要なお知らせ」と題し、この週いっぱい、6/2をもってスープカレーの営業を終了、その後のことは未定との発表が。
何故かこの日行かなきゃいけない、それは虫の知らせだったのでしょうか。

やがて順番が来て、カウンター席に。

黒板メニューを見れば、もう見ただけでヤバい。
ラムユッケって・・・


★ラムユッケ Wニボトマスープ ¥1150

これまた奇跡のラスイチ!
選べるスープは、煮干しダブルの強い旨みとトマトの酸味押しのWニボトマ。
辛さは7にしてみました。


ライスに盛られた贅沢ボリュームの生ラムユッケ。
さらに生卵。
この時点でもはや必殺。


そして要の Wニボトマスープ。
これがまた面白い。
いわゆる一般的な北海道スープカレーというより、ラーメンスープとスープカレーのええとこ取りをしたような独特な旨み感。
しかも7辛でビシィーッと締まりもよく。


そこにラムユッケとライスを浸すわけです。
プルン、トロリ、ジュワーッ、カッカッカ。
ただランチカレーをいただくだけでここまでエロティックな背徳感、アリなの??

完全に振り切ってます。
完全に逝っちゃってます。

ここまで独創性の塊みたいなカレー、ちょっとなかなかないですわ。
最後にいただけてホントに良かった。

6/3以降の方針はまだ未定といいつつ、一旦は沖縄に行くみたいで、その後はスープカレー以外での営業?はたまた沖縄に移転?
ハラハラしつつつ、店主ツイッターを追うことにしましょう。

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Fuji-yama Kohta



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