カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

名店馬場南海のアニキ。「キッチン南海 井荻店」(井荻)

およそ30年前、神保町から各地に暖簾分けされ、それぞれの地で老舗洋食店として定着した「キッチン南海」。
なかでも、断トツの名店なのが「馬場南海」(元「キッチン南海下井草店」)。
そしてそのご店主のお兄さんもまた、キッチン南海を経営されているんです。


「キッチン南海 井荻店」

井荻駅南口から商店街を抜け徒歩5分。
非常に南海らしい、鄙びた店構えです。

厨房はご高齢のご店主と奥様の二人体制。

メニューにはカツカレー、ヒラメフライ、しょうが焼きといった南海アイコンがバッチリ勢揃い。


★カツカレー ¥700

キタキタ南海カツカレー!
兄弟店「馬場南海」と較べると、ライス多めのキャベツ少なめなバランスですね。


カレーも「神保町本店」「馬場南海」「向ヶ丘遊園店」「梅ヶ丘店」ほど黒くはないものの、皆が一般的にイメージするカレーとしては深い色合い。
シャバシャバ感も上記4店に較べ控えめで、とろみが少しあります。
しかし、程よくヒリッとした辛さはさすが南海といったところ。

薄切り肉にサクッとした衣のカツも南海テイスト。
カレーによくマッチして美味いですね。

尖りすぎず、けれどもしっかりしたクオリティ。
そして満腹ボリューム。
安定感ある街の洋食屋さんとして素晴らしいものがありますね。

客層も年齢高めながら、ほぼ全員が揚げ物を頼んでいたのも印象的。

質が良いからもたれないってことなんでしょうね。


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キッチン南海 井荻店



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阿佐ヶ谷で、現地式ネパーリーランチ!「シバーダイニング」(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷パール商店街に突如現れた、現地式ネパール料理店。


「シバーダイニング」

2017年4月9日オープン。

難読黒板が好奇心をそそります。
・・・解読できた方います???


二階にある店内は、おわっ!ってなくらい広々。
真ん中がぽっかり空いているので「ダンスフロア?」と訊いてみたら「ソウデス」と。

頭上には空を感じる壁紙とライティング、そして壁には何故か「HAPPY BIRTHDAY」の飾りが。

どっかのパーティーグッズ売り場で買い揃えたんでしょうか。
何れにせよ最高です。

この日はランチ訪問。
卓上メニューを拝見。

ん???
普通のインネパのナンカレーセット???

いやいや早まってはいけません。

『ほんとうに大事なものは、その裏にある』

メニューを裏返してみましょう。

ほら、ダルバートにカジャ、ディードまで!
まさに「裏メニュー」ですね。


★ディドーセット ¥1010

いやぁ、阿佐ヶ谷で昼間っからディードをいただけるなんて!
・・・あ、ディード(ディロ、ディドー)というのはネパールの蕎麦がき。
稲が育たない山岳地帯で定番の主食です。


白いお皿に盛られているため爽やかに見えますが、グンドゥルクコサデコにアルタマと、構成もなかなか現地式マニアック。
注文する人がいるのか、ちょっと心配なほどです。

指でディードの真ん中に窪みを作り、添えられた溶かしバターを垂らします。
ディードは噛まずに飲み込むのが現地の流儀、けど日本人にはなかなか難しいところ、バターが潤滑油となり滑らかな喉越しが実現。
あとは、自由に混ぜたり混ぜなかったりで手食。
ニンニク強めでしっかりした味のダル、発酵感抜群のアルタマ、グンドゥルクの旨味も凄いです。

こりゃあなかなかの現地式。
シェフはタカリ系かな?訊くの忘れちゃいました。

人通りも多く、なかなかの好立地。
けど周りのお客さんたちはみな、メニューを裏返すことなく、ナン&カレーを注文しているんです。
勿体無いなぁ。
「裏メニュー」が存続するよう、皆で応援するしかないですね。

あと気になるのは、中央のダンスフロア。
何時頃からネパリなイケイケタイムになるのかな?

営業は夜中2時半までってことなので、真夜中は別の顔になるのかも知れませんね。

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シバーダイニング



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この炒飯が美味い!「トムヤムクン 荻窪店」(荻窪)

荻窪に寄ったこの日、「吉田カレー」が開いていなかったので、少しオーバーランしてこちらのお店へ。


「トムヤムクン 荻窪店」

西荻窪に本店を構えるタイ料理屋さんです。


元々イタリアンだった場所の居抜きだけあって、天井高くてスタイリッシュ。
いえいえ、偏見などじゃあございませんよ。


★スパイ・ゴールド ¥630

けどやっぱり真夏のタイ料理にゃ、こいつがピッタリです。

さて、早速メニューを見てみましょう。

・・・むむむ、迷いますね。

「台風の定番」も気になるし・・・


「!!カオパックん!!」も可愛すぎるぞ。

けれど気分的にこちらを注文してみました。

★カレー風和味パイナップル炒飯 ¥930

「和」という文字がちょっと気になりますが、それは置いといて。
パイナップルの他の具材は、
海老にコーンにグリーンピース、レーズン、鶏肉・・・
あれ?それって・・・

そう、まるで昔ながらの喫茶店のドライカレー。
それを思いっきりカレー味濃くして、パイナップルでトロピカル仕立てにしたような味わい!

狙っているかどうかは別として確かに「和」なカレーを感じます。
こりゃあ不覚にも、ほっこりする美味さですね。

いわゆるタイ料理らしいタイ料理を食べていないので、なんとも言えない部分はあれど、とにかく「炒飯が美味いタイ料理店」てあることは間違いなさそうですよ。


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トムヤムクン 荻窪店



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イートインのバインミーが美味しいパン屋さん。「パンとcafe えだおね」(荻窪)

荻窪で、バインミーが美味いパン屋さんを見つけました。

・・・ええ、パン屋さんでバインミーがいただけるんです。

「パンとcafe えだおね」

カフェ併設で、購入したパンの他、サンドイッチ類やドリンク、お酒も楽しめるパン屋さんです。


ベビーカーのまま入れるよう、バリアフリーになっていたり、通路を広くとっていたり。
また、ペットと一緒にくつろげるよう、オープンテラス席が用意されていたりと、近隣の奥様方に優しい作りになっています。

その甲斐あってか、この日も休日昼下がりからアルコール片手にワイワイ寛ぐ奥様グループが数組いましたよ。

さて、イートイン限定のサンドイッチメニューを見てみれば、

バインミー
トルコ風さばサンド
ツナカレーサンド


と、スパイス料理好きを狙いすましたようなラインナップ。
絶対、お店の人はカレー好きだな。


★バインミー ¥600
★コーヒー +¥250


おぉ、パン屋のイートインとは思えない華やかさですね!!

バインミーは元フランス植民地であるベトナムで生まれたバゲットサンド。
ガチなベトナムの現地屋台風だと、米粉を用いた柔らかいバゲットを用いることが多いのですが、こちらのバゲットはハード系。
表面はパリッパリッとした噛み応えながら、中は気泡多めでフワフワしています。

具材はバインミー定番の、ニンジン&大根のナマス、パクチー、肉厚贅沢な自家製パテ。
このパテが結構美味くて、買って帰りたいほどでしたよ。

パンの美味さとパテの美味さが味を牽引する、かなり洗練されたバインミーですね。
これはなかなかのオススメです。

この日テイクアウトしたパンは以下の通り。

★えだおねソフト(食パン) ¥350
★よもぎフランス ¥180
★チョコマカダミア ¥200
★ヴィエノワ ¥180


ソフト系、ハード系と両方揃えた幅広いラインナップ。
価格も良心的で、パン屋としてもなかなか良いお店でした。


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えだおね



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西荻外れの独特美味なるカレーライス。「OHIO」(西荻窪)

最近は高円寺がアツい中央線カレー事情ですが、カレー屋の多彩さで言えばやはり西荻窪。
「カレーの街」と言われて久しいこの地の外れに、ちょっと独特なカレーライス屋さんがあります。


「OHIO」(オハイオ)

看板には「curry rice」と書いてあるのですが、見た目完全にBarです。
けれど、やっぱりカレーライス屋さんだったりするんです。

少し暗めの照明。植物がたくさんの雰囲気ある店内。
完全に、アルコールが欲しくなる魔法がかかっていますよ。


★Coedo 伽羅 -Kyara ¥600

インディアンペールエールタイプのコエドビール。
夏ミカンの皮のような渋味が最高に旨いですね。

カレーはチキン、ビーフ、マトンなど数種類。
オーダーを受けてから一皿づつじっくり作ってくれます。


★チキンcurry & rice ¥1000
with ガーリック砂肝 +¥200


砂肝はチキンカレーの中に。
お皿の脇にはサワークリーム、キャロットラペ、牛蒡が添えられています。
それではいただいてみましょう。

お、ドロッとしつつもスパイシー!
スリランカカレーと欧風カレーの間みたいな独特カレーライス。

これはちょっと面白いですよ!


作りたてならではの香り立つスパイス、そして柔らかな鶏むね肉、キュキュッとした砂肝・・・
おかずやサワークリームを混ぜながらいただく感じもスリランカっぽくて、けれど欧風プレートっぽくもある。

夢中でいただきました。


★チャイ +¥150

カレーを頼むと+¥150でコーヒーorチャイがいただけます。
こちらのチャイはなんとあの、井の頭「チャイブレイク」のスリランカ茶葉を使用。
生姜がガツッと効いて、これまた至福。

駅から少し離れていることと、インドカレーマニアの文脈から少し外れていることからか、
あまり大きな話題にならないお店ですが、わざわざやってきて食べる価値のあるカレーです。

心の片隅に小さくメモしておきましょうね。


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OHIO



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