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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

飲兵衛仕様のタイ料理屋でノンアル爽やかランチ。「キーマオキッチン」(荻窪)

荻窪駅南口すぐのタイ料理店に平日ランチ訪問。


「キーマオキッチン」

キーマオはタイ語で酔っ払いですから、夜の飲み営業がメインなのかも知れませんね。

「怪しい階段を上って」とあるのですが・・・
本当に怪しいです(笑)

上から平田満が落ちてきそうな急階段。
キーマオならなおさら転がり落ちるかも。



いい感じに鄙びた店内。
絶対お酒が美味しい雰囲気。

いやいや。

ランチですのでノンアルで行きますよ。
しかも爽やかに。


★期間限定!冷やしトムヤム麺 ¥880
・パクチートッピング +¥100


ほぉら、こんなに爽やか。


爽やかなトムヤム風味の、いわばタイ式冷やし中華。
ランチなのにランの花乗せてるなんて丁寧ですね。
タイ人大好きなスイカも添えられています。


用いる麺は細い米麺クェッティオ。
つまりタイ語でクェッティオ トムヤム ジェンですね。

デフォルトでは辛さはかなり控えめ。

卓上のプリックナンプラーで好みの辛さに仕上げましょう。

周りでは14時あたりから生ビール飲んでいるお客さんも。
さすがはキーマオのためのキッチン。
次回は絶対夜だな。


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ついに実店舗へ!毎日食べられるミールスと、めくるめくスパイス呑みの世界。「とら屋食堂」(西荻窪)

2017年2月より西荻窪「とびうおkitchen」にて間借り営業を続けていた「とら屋食堂」。
このたび「とびうおkitchen」の営業終了に伴い、お店を譲り受け正式に実店舗として新たなスタートを切ることとなりました。


「とら屋食堂」

2019年6月15日実店舗営業スタート。
「とびうおkitchen」の青い看板が、「MEALS READY」に変わりました。
まさに路地裏の南インド食堂。

長きにわたり全国の出張イベントで人気を博した「とら屋食堂」が、ついに実店舗化です。


この日はオープン翌日。
遅めのランチタイムにふらっと訪問してみました。


ランチ・・・ランチといっても、目の前にこんな棚があったら見過ごすことはできません。
スパイスに合うお酒、そしてスパイスを漬けたお酒のオンパレード。

令和カレートレンド「スパイス呑み」を体現した棚であります。


★アフターグロウ

麦焼酎にグリーンカルダモンをガッツリ漬けた「カル酎」。
わかる人にだけわかるネーミングであります。
毛穴とチャクラが同時に開く味わいですね。

スパイス酒の肴はこちら。

★「海のパイナップル」入り できたてホヤホヤ生ラッサム(パッチプルス) ¥300

いきなり凄いものが出てきました。
五つの味(甘味、塩味、苦味、酸味、うま味)を兼ね備えるオトナ食材ホヤが冷製ラッサム「パッチプルス」として登場です。

食材自体の複雑味にスパイスの魔力が加わり、なにか異次元の味わい。
これ逆に「超珍味」とかいって高級ホテルで1500円とかで出しても頼む人いるんじゃない?

そして、「とら屋食堂」のシグニチャーメニューといえば、南インドの定食「ミールス」。
あの「ケララの風」沼尻さんを師と仰ぐとらさんのこだわりが詰まったプレートです。

★ランチミールス ¥1200

かつての「ケララの風」と共通の皿、そして通づるアプローチのベジミールス。

彩り豊かに並ぶ料理の数々は、単品ごといただくのではありません。
ごはんをパレットに例えると、いわば絵の具。
それぞれの味や香りを自在に重ね合わせることでさまざまな表情を見せるのです。


ですから、普段濃い味の外食ばかりしている人にとっては最初「ん?味が薄い・・・」と思うかもしれません。
けれどそれは、自身の舌が鈍感になっている状態。
分解された味や香りの各要素を、自身で重ね合わせ、感じ取っていくうちに、味覚や嗅覚が研ぎ澄まされていくことに気づくはずです。
さらに手食をすれは触覚も・・・・

そう、これこそが南インドの日常食としてのミールスの魅力。
カラダを健康で軽やかな状態に整える、インドの知恵が詰まったお食事なんです。

もちろん化学調味料不使用、油も限りなく少なく、おかわり自由。
食後満腹なのに胃が軽くなるのも特徴です。

もう一つ付け加えるならば、添えられたインドの豆ドーナッツ「ワダ」。
ゴクゴク表面だけサクッとして、中から広がるふわふわ食感。
とらさんのワダは本当に美味い!これ、特筆すべきポイントであります。

・・・さて、カラダがヘルシーさを獲得したら、またスパイス呑みへと戻りましょう(笑)

★オピーア

実はこれ、私が超絶好きなスパイスジン。
お願いしてお店に置いてもらったんです。
製造は英国なのですが、象がモチーフのボトルがオリエンタルでカッコイイ!
インドネシア産パイパーベリー、インド産ブラックペッパー、モロッコ産コリアンダーなど、手摘みしたスパイスがガッツリ用いられており、突き抜けるような香りが楽しめるお酒。
酒好きスパイス好きなあなたなら絶対ハマる、珠玉のジンなのです。
もちろん、スパイス料理とのマッチングも楽しすぎるんですよ。


★入梅鰯のタマリンド煮 ¥300

イワシの旨味にタマリンドの酸味。日本だと梅を用いるところをタマリンドに置き換えているわけですね。
フレッシュなカレーリーフにマスタードシードもしっかり効いて、芳しき季節のスパイス料理となっています。

ランチタイムにしてこの充足感。

実店舗化し、場所をフルタイム活用できるようになったことで、料理の可能性がぐんと広がりました。
新店とは言え、百戦錬磨の南インド料理人であるとらさん。
用いる食材と調理法の引き出しの多さには特筆すべきものがありますから。

夜営業は事前の予約か電話確認が確実。
お店のTwitterやFacebookでも限定メニューや特別イベントの案内がありますので、要チェックですよ。

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とら屋食堂



関連ランキング:インド料理 | 西荻窪駅

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ラープ、ゲーンハンレイ、そしてルリカケス。独特な世界観が魅力のレストラン居酒屋。「ぷあん」(西荻窪)

奥深きカレー&スパイス文化を持つ西荻窪。
呑めるカレー屋が多いのも嬉しいのです。



「ぷあん」

タイ料理を中心に、気の利いたスパイス料理がいただける居酒屋レストラン。

店内は中央線カルチャーの香りムンムン。
内装もそうだけど、集まる人々が特にね。


★ルリカケス ラム ¥650

奄美大島、日本唯一の国産ラム。
ロックでオーダーしたらめちゃめちゃサービスボリューム!
濃厚風味でかなりトクした気分。

こちら東南アジアのお酒だけでなく国産酒、特に焼酎のラインナップもなかなかのものなのです。


★ラープイサーン ¥750

おなじみ私の好物、タイ東北イサーン地方の辛い挽肉サラダ。
こちらは辛さ控えめながら、ミント、ライム、レモングラスにバジルを強く効かせたサワータイプ。
スッキリ感が半端ではないです。


★ゲーンハンレイ ¥950

こちらはタイ人のタイ料理店でもなかなか置いていないメニュー。
チェンマイ名物の豚バラカレーですが、かつてタイ北部がビルマの支配下にあった頃、ビルマ料理の影響を受けたカレーなのです。
こちらはトロッとした豚肉から溢れる旨みがたまらない仕上がり。
ライスにたっぷり添えられた高菜も嬉しすぎます。

いずれの料理も、タイ人がタイ人の感覚で作った料理というより、日本人が日本人の感覚で美味いと思えるチューニングで作った料理。
なのに、決して大衆に迎合したひより方は一切なく、ツボの押さえ方にはかなりのセンスを感じます。

アジア料理、スパイス料理に対して、ちゃんとハートがあるお店ですね。
また何人かで飲みに行きたいです。


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ぷあん



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酒!肴!スパイス!の心地よい羽交い絞め。「シュガー サケ アンド コーヒー」(阿佐ヶ谷)

何か月ぶりかの阿佐ヶ谷、何か月ぶりかの「シュガー」。

「シュガー サケ アンド コーヒー」(SUGAR Sake&Coffee)

こちら2016年5月2日にオープンした「日本酒専門店」。
店名は店主佐藤さんの名字から。

「にほん酒や」で学んだ佐藤さんが提案する酒と料理のマッチング。
なんと、インドやタイ、中国などエスニックの手法を自在に取り入れているのが楽しいのです。


一見スッキリ、シンプルに見える店内ですが、そこに詰まったエッセンスは実に多彩。
早速行ってみましょう。


★梅津ザルにごり トニック割 ¥850

鳥取梅津酒造のにごり酒をライト感覚で。
メニューに「ラッシーのような、大人のカルピスソーダ!!」と書いてある、まさにその通り。
実際、インド人にはカルピス好き多いですし。


お通しは醤油豆。
大豆自体はつるっと硬さがある食感で香ばしく、滑るように絡む甘口醤油とのコントラストが面白いですね。


★とうごろういわしの唐揚げ ¥580

イワシの仲間じゃないトウゴロウイワシ。
観賞魚マニア向けに言うなら、オセアニアのレインボーフィッシュと近縁。
映画マニアに言うなら、ジェームズ・キャメロン監督デビュー作「殺人魚フライングキラー」のベースとなった魚ですね。
その柔らかな肉質はワカサギのよう、けれどもパリパリッとしたウロコの食感が独特です。


★パクチーと甘夏、青パパイヤのヤム ¥560

いわゆるタイのソムタムをイメージしていたら、柑橘感抜群の爽やかサラダが登場。
「ひと夏の恋」という表現がぴったりの甘酸っぱさです。


★イナダのうずわ風なめろう ¥850

まず料理名に圧倒されます。

「イナダ」はインド料理ではなく出世魚ブリの若魚段階。ちなみに関東での呼称であり、関西のハマチにほぼ該当。

「うずわ」は伊豆・伊東の郷土料理で、青唐辛子を用いたソウダガツオのたたき。
こちらは魚種が違うので「風」と名付けているわけですね。

イナダの優しい舌触りにピリッとした青唐、これは酒が進みます。

とは言っても・・・ほんと魅力的なお酒が多くて困ります。


日本酒だけでなく、


中国酒も充実。

おっと、なんだか面白い酒を見つけましたよ。


なんとこちら、フランス人蔵元Grégoire Bœuf さんによるLe Tonnerreシリーズ。
フランス人が、フランスで醸す日本酒とは!?
飲んでみたい!!


★ Le Tonnerre 雷

おぉ、濃密な琥珀色ですね。
こちら鳥取県産の玉栄80%精米を使いフランスで醸されたSAKE。
かなり荒越しで、インパクトある味わい。
ちょっと紹興酒のような風合いも。

蔵元のGrégoireさんは燗酒をチーズと合わせることを提案しているそうで、なるほど納得の存在感です。

さて、そろそろカレーメニューに行っちゃいましょうか。

★アオリイカビンダルー煮込み バゲット添え ¥720

ビネガーを用いたカレーであるビンダルーはポルトガル料理の影響を受けたインド・ゴア州の名物料理。
イカの旨みがゴリゴリに濃縮され、めちゃくちゃ旨いタパスとなっていますね。


★美味しいすりおろしレモンサワー ¥600

濃厚な酒と料理が続いたところに抜けるような爽やかさ。
確かにこの流れでこれ、美味しすぎますね。

そして締め。
ラーメンまであって完璧であります。

しかしまずオススメしたいのはこちら。

★ホヤ飯にぎり ¥300

んまあもう、食べる前の想像を遥かに凌ぐホヤ感。
かなりホヤホヤしたおにぎりなのです。
オトナのピクニックに行きたくなりますね。

さらにもひとつドン!

★ハムユイ(発酵塩漬け魚)炒飯 (ハーフサイズ)

中国南部の伝統的な食材ハムユイ、塩漬けにした魚を半発酵させて干したもの。
アンチョビのように細かく刻んで調味に使うと、発酵調味料独特の旨味がひろがります。
それが炒飯で出てくるんですから・・・分かりますよね。
イケナイ発酵マジック。

どんな料理を頼み、どんな酒を合わせるかで多彩な楽しみ方ができるこのお店。
ずっと秘密にしておきたいけど、やっぱり紹介したいのです。


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シュガー サケ アンド コーヒー



関連ランキング:日本酒バー | 阿佐ケ谷駅南阿佐ケ谷駅

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健在!リンブー族シェフによるネパール納豆ダルバート。「ミクラ」(南阿佐ヶ谷)

「ネパールなのに納豆を食べる」

「ネパールなのに豚モツを食べる」


珍しいライ族・リンブー族料理のお店、南阿佐ヶ谷「ヤンタル」が閉店し残念な思いをしていた私。

けれども今日、その前を通ったら・・・あらら??


「ミクラ」

原始ミヤマクワガタの産地でもカプセル怪獣でもありません。
看板に「アジアン料理居酒屋」とある通り、メニューにインド料理系や中華系も並んでいるものの・・・・

よく見ればダルバート(表記はダルバットセット)の料理内訳に「キナマスープ」という文字が。

キナマ(キネマ)と言えばネパールでも東部山岳地帯、ライ族やリンブー族などしか食べない納豆。

そう、実はこの店、「ヤンタル」のライ族オーナーはそのままに、リニューアルオープンしたお店だったのです。
閉店ではなかったのですね・・・・

ちなみに新シェフはリンブー族の方。
ネパールからブータンにかけて居住する民族らしく、日本人に親しみがある顔立ちをしています。


★ダルバットセット ¥850

他のメニューにゃ目もくれず、こちらを注文!


カトリは右からチキンカレー、ダルスープ、そしてキナマスープ。
もちろん現地仕様の辛口でお願いしました。


鮮やかな山吹色のキナマスープ。
これがもう!「ヤンタル」時代を凌ぐ納豆感!!
もともと納豆食文化のない関西生まれの私ですが、この旨さには抗うことができませんぞ。

そもそも納豆苦手な人の多くは箸に無限に絡みつく糸が嫌なわけで、
とろみへと昇華したこのスープは納豆嫌いでも好きになっちゃうのではないでしょうか。

同じ豆でも、横のダルスープは複数の豆を用い全く別の味わい。
リンブー的にはキナマスープとダルスープは完全に別物のようです。

カレーはドライタイプのチキン。
どことなくチキンチリっぽいのもインドよりチベット寄りで好感触です。


付け合わせにはサグとムラコアチャール(大根の漬物)。
このムラコアチャールがまた、素朴な酸味で素敵でした。

ご飯はおかわり自由だったのですが、食べ過ぎ注意でこの日は遠慮。

食後はシェフとしばしお話し。
山岳農耕民族であるリンブー族料理の基本は米と野菜(たまにディロ)。
現地ではお肉は二ヶ月に一回くらい、特別な日にだけ食べていたようです。
理由はと言えば、現地のお店にお肉は売っておらず、山を降りて買ってこなければならないからとのこと。

こちらのお店では昼のダルバートはチキン。
夜営業ではライ・リンブー独特の豚モツの提供もあるそうです。

これは夜にも再訪せねばなりませんね。

「ヤンタル」に続きこちらの「ミクラ」も贔屓にしちゃいましょう。

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ミクラ



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