カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】※最近、丸パクリサイトが見うけられます。写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

新大久保ネワール料理の代表店、蒲田へ。「ナングロガル 蒲田店」(蒲田)

ネワール族の本格料理を提供し、新大久保ネパール料理事情をぐん!と引き上げた立役者「ナングロガル」。
福岡の2号店に続く3号店の地に選んだのは蒲田。

「ナングロガル 蒲田店」

近年、新大久保に次ぐネパールタウンとして進化を遂げる蒲田に、真打ち登場です。


新大久保本店ほどではないにせよ、ゆったり広々とした店内。

店長さんも日本語堪能で、コミュニケーションの心配はありません。


★ライムサワー ¥390

蒲田でも充分戦えるお酒のリーズナブルさも魅力。

そして「ナングロガル」といえばマストなのはやはりこちら。

★ネワール民族のサマエバジセット ¥1200
・干飯(チウラ)
・スパイシー肉(チョイラ)
・じゃがいも(アルタルカリ)
・大豆(カロバトマス)
・スライス生姜
・ほうれん草(サデコサグ)
・ゆで卵
・漬物(アチャール)
・バラ
・パウーワ


タパリと呼ばれるネパールの葉皿に盛られた、チウラとたくさんのおかず。


味濃くお酒に合う多彩な料理で、コンパクトながらとっても満足度が高いんです。


特にチョイラが抜群の旨さ!
酸味、苦味、辛さ、完璧なバランスは東京イチかも。

本店と比べても全くひけをとらないクオリティは流石ですね。

ところでこの「ナングロガル蒲田店」、一時閉店の噂が立ちました。
理由はこちら。

なんと、ビル一階の看板に上から「肉バル&ダイニング シュラスコ」という紙が貼られているんです。
しかも上の階には新しいネパール料理店ができてるし。


真相はこう。
新大久保ではネパール人の学生、ファミリー、ビジネスマンと多彩な客層がコンスタントに訪れるのに対し、蒲田はネパール人口が増えているとはいえほとんどがファミリー利用なため客足が安定せず、打開策として予約限定のシュラスコ屋さんを同じスペースで始めたのだそう。
つまり、普通に立ち寄ればネパール料理「ナングロガル」、予約すれば「肉バル&ダイニング シュラスコ」として楽しめるというわけ。

ちょっとややこしいですが「ナングロガル蒲田店」は健在ですのでご安心を。


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新ネパールタウン蒲田、駅前の隠れ家。「クシバザル」(蒲田)

近頃とみにネパールタウン化が進む蒲田。
新大久保がリトルカトマンズなら、蒲田はリトルポカラと呼ぶべき勢い(AH K林さん談)。


蒲田駅西口ロータリー向かいに立つ、ニューカマタビル。
この中にも、ネパール人たちの隠れ家があるんです。


いや「ニュー」ってつくビルは大抵ニューじゃないんですけど。
駅前にしてこの場末ぶりは凄いです。


世紀末感漂うエレベーターで6階に。

で、目の前に現れるのがこの店構え。

「クシバザル」(KHUSHI BAZAAR)

いやいや、普通の日本人は怯むでしょう・・・
しかも隣はコスプレパブ。

中へ入ると、ネパールの食材ショップ。

さらにその奥に、レストラン&バースペースがあります。


今日も集ってますね~。

入り口までのヤサグレ場末感とはうって変わって、店内は平和そのもの。
窓が大きく日が差して明るい雰囲気です。

日本人はいませんけどね、日本語はオーケーです。

素敵なのは、壁一面に描かれたネパールの山村の絵。
ネパール本国のコンテストで優勝した画家の方に描いていただいたそう。

メニューは多彩。
日本人から見ればかなりマニアックな、ネパール人から見ればかなり懐かしリアルな料理がズラリ。


★マトンチョイラ ¥650

ネパールの定番おつまみ、羊肉のスパイスマリネ。
生姜ガツーン!塩ニンニクガツーン!
なのに肉質ジューシーで品があるのは料理人のセンスか。
昼間っから良い感じ!

さて、メインディッシュ。
500円のダルバート「ネパリカーナセット」から、1000円の豪華版「クシスペシャルセット」、さらに1300円の「タカリセット」までピンキリ。


★タカリセット ¥1300

一番豪華なのにしてみました。
・ダル
・ライス
・アチャル
・チキンカレー
・マトンカレー
・サグ
・アルジラ
・サラダ
・バータ
・ラッシー

という構成。

1000円のクシスペシャルとどこが違うのかといえば、バータ(GHEE)が増えてることくらいなのですけど。
あと、「ダルが違うよ」と言われたのですが、食べ比べてないので判断できず(笑)


しかしいずれにせよ、どれもこれもツボを押さえた庶民的美味さですね。
ネパール式チキンカレー(ククラコマス)、マトンカレー(カシコマス)は骨の髄の旨みもしっかり感じ、これこれって味わい。
ムラコアチャールの酸味ときたら、ご飯何杯おかわりできるんだっていう感じです。

さらに、ライスにバータをかければ、カラダあったまる、ネパール山岳食気分。


サービスでチヤ(ネパール紅茶)までいただいて、昼から満足満足。

駅前にこんな寛げる隠れ家があるなんて、蒲田のネパール人たちがちょっと羨ましいですね。


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クシバザル



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大井町が誇るインパクト系洋食屋さんでメンチカツカレー。「ブルドック」(大井町)

大井町、昭和初期の香り漂う東小路にある、有名な、あまりに有名な洋食屋さん。

「ブルドック」

ブルドッグじゃありませんブルドック。
英語表記はBULLDOGですが、ブルドック。
創業1949年の超老舗ですから、ブルドックで良いのです。

このお店が有名なのは、その歴史だけではありません。
まずは見てくださいこのショーケース。

汚い、とにかく汚いんですね。


古びてるなんてもんじゃない。
煤けていて黒ずんでいて、家事で焼け出されたかのよう。
もちろん、食品サンプルとしての機能は果たしておらず、食欲をそそることは決してありません。

けど、そこは老舗の洋食屋さん、中へ入れば小綺麗な・・・

なんてことはないんですよね。

中は、輪をかけて凄い。

スケートリンクのようにヌルヌル滑る床、長年の油で剥がれ落ちた天井、厨房を包み込む油汚れ。

当然のごとくキタナシュラン認定店であるのですが、キタナシュラン人形すらもススで真っ黒。

他の追随を許さない、別格クラスの汚さです。

さらに凄まじいことには、オヤジさんの着たコックコート。
油やらなんやらで頭の先まで真っ黒。
さらにところどころまん丸な穴まで空いているという・・・

映画の美術さんだってそこまで大袈裟にはやらんだろうに。

とまあ、この時点でダメな人はダメでしょうが、次なる衝撃がここに現れるのです・・・


★メンチカツカレー ¥980

な、なんだ、このバケモノクラスのドカ盛りは!!
ゆうにお茶碗4、5杯分はあろうかというご飯の上に、エアーズロックの如き巨大メンチカツ。
無理・・・

だがしかし。

しかし!なのです。

一口食べてビックリ!なのです。

普通、洋食屋さんのカレーといえばブラウンソースやフォンドボーなどの技法を用いたものをイメージしますが、このカレーは全く違います。

鶏出汁とカレー粉その他調味料で作った旨味たっぷりのカレーに、カットされた玉ねぎが沢山。
つまり、六本木「香妃園」や神戸「香美園」に代表される、いわゆる「中華カレーライス」そのものなんですよね。

一体何がどうしてこうなったのか、厨房の会話が時折中国語混じりなのと関係あるのか、とにかくインパクトある美味さなんです。

そしてこのエアーズロックのごときメンチカツ。
これが凄い。

ガリッと硬い衣に包まれた、赤みを帯びた柔らかなメンチ。
何これ!?ってなハイレベルのメンチカツなんです!
これをいただくだけでも価値がある、素晴らしい品。
しかもこれが中華カレーとなかなか合うんだな。

お店の雰囲気とこの美味さとのギャップ、凄いものがあります。

というより、カリッとした衣を揚げ続け何十年。
壁の油汚れも、剥がれた天井も、汚れまくって穴が空いたコックコートも、美味いカツを追求してきた故の勲章といえるかも知れません。
(にしても、も少しキレイにできるとは思いますが)

美味い美味いとメンチカツ、美味い美味いと中華カレー、夢中で食べてなくなった後に残ったのは、半分以上のご飯。
ここからが割と地獄(笑)

オーダー時にいえば、ご飯半分にしてくれるそうですのでお忘れなく。
半分でも十分なドカモリですよ。


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ブルドック



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大森に、二軒目のタカリ民族料理店誕生!「ナタ タカリバンチャ」(大森)

ネパール・タカリ民族料理の名店「タカリバンチャ」がある大森にもう一軒、同じタカリ料理のお店が誕生。

「ナタ タカリバンチャ」

店名までそっくりですが、そもそも「バンチャ」は「台所」「食堂」の意。
固有名詞ではないんです。


地下へと続く階段。


タカリ族が住むネパールの山あいへようこそ!


ちょっとびっくりするほど広い店内空間。

背景にネパールの山々が描かれた立派なステージと、ノリノリで踊れるフロア。
そう、ネパール人って、生演奏を聴きながら、飲んで食って、みんなで踊るの好きなんですよね。

つまりこの店はネパール人による、ネパール人のためのお店。
ここ数年で急激にネパール人人口が増えた東京ならではのスタイルだといえます。


テーブルに置かれた料理メニューは二部。

黒い布張りの立派なほうにはインド、タイ、ベトナムなど複合アジアンな料理がたくさん。
タイのグリーンカレーとナンのセットなんかもあったり。

しかしここはタカリバンチャ=タカリの台所。
せっかくならネパールの、タカリ民族料理をいただきたいですよね。

・・・ということでもう一冊の薄いメニューをチェック!

スクティーチムルにヒャクラポレコにツカウニにマトンカチラにレッポスープに・・・
東京イチのネパーリータウン新大久保でも見かけないような希少料理がズラリ!!


さらにワンプレートセットものも、ダルバートにあたるネパーリータリセットだけでなく、主食をライスからディード(ネパールそばがき)、ファーパルロティー(蕎麦粉のパンケーキ)、セルロティ(米粉揚げドーナッツ)などに置き換えた各種セットや、カジャセット(干し米とおかずのセット)などバラエティ豊か。

これは凄いです!


★ファーパルロティーセット ¥1080

ダルバートのライスをファーパルロティーに置き換えたセット。


ファーパルロティーは蕎麦粉のロティで、フワッとした食感はパンケーキそのもの。
食後感も軽やかで、これは女子ウケするはず!
(もう一軒の「タカリバンチャ」では「コーゲン・ロティ」の名で提供。)


ネパール料理に欠かせないダルスープはドロリとした粘度。
黒いウラドダルベースですが、かなりの量を用いている模様。

もう一つの器はネパールのシャバシャバマトンカレー「カシ・コ・マス」。

いずれもニンニクと塩気がバッチリ決まっており、かなり好みの味です。

器の脇に添えられたゴルベラアチャールの香り高さも特筆もの。

ファーパルロティーにつけていただけば、もう食欲が止まりません。

結局、ファーパルロティーはお代わり追加。
嬉しいことに無料です。

料理の珍しさだけでなく、実に美味しい店ですね。

もう一軒の「タカリバンチャ」と甲乙付けがたい良店です!!


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ナタ アジアン&タカリバンチャ



関連ランキング:ネパール料理 | 大森駅大森海岸駅


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西大井の町に根付いたインド料理店。「タマンのカレー屋さん」(西大井)

西大井駅なんて、初めて降りました。


「タマンのカレー屋さん」

アットホームな店名と雰囲気。
地元に根付いた「町のインド料理屋さん」です。

平日昼間から近所の奥様グループが複数。
ナンをプチプチちぎりながらお喋りに興じています。

「タマンのカレー屋さん」はいわゆるインネパ、つまりネパール人によるインド・ネパール料理店。
都内では最も多いパターンです。
オーナーのタマンさんもネパールの方でした。

ランチメニューもナンorライスにベーシックなカレーを組み合わせるいわゆる「良くある」パターン。
お値段もセットで690円~と良心的ですね。


★ランチ Cセット ¥840
・カレー2種
・ハーフナン
・ハーフライス
・シークカバブ
・サラダ


カレーはマトンとサグチキン、辛口でお願いしました。
でっかいナン、クリームがかかったカレー、サラダにオレンジのドレッシングと、これまた「良くある」感じです。


けれど・・・重要なのはお味。
カレーをいただいてみて、「お」と思いました。

濃厚でクリーミィで、油がお腹にたまる「良くある」感じをイメージしていたら、結構サラッとしているんです。
玉ねぎをたくさん用いたシュルシュルッとした食感、恐らくは乳脂肪分や油は控えめ。
見た目はインドの宮廷風だけど、実はネパール家庭の手作り感がある感じ。

なるほどこれなら重くない。
奥様方が連日ランチ訪問しても平気なわけだ。

ちなみに言えば、スッキリしている分、辛さを抑えると物足りなくなる可能性も。
辛口でもさほど辛くはないので、それ以上の辛さをお勧めしておきましょう。

サラダのドレッシングも、よくある感じと思いきや、すりおろした玉ねぎをふんだんに用いた手作りタイプ。
こういうのは良いですね。

一見よくあるテンプレ店のように見えて、ちゃんと手作りの温かみを感じさせてくれる。
言うならば、町のインド料理屋さんのお手本のようなお店。

この地で7年近くの安定操業が、その証です。


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タマンのカレー屋さん

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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