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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

帯広インデアンの本拠は、超老舗洋食店にして超便利なファミレスだった。「ふじもり」(帯広)

帯広の民をカレー漬けにする最強のご当地カレー「インデアン」。

(インデアンの記事はこちら

その本拠となるのがこちら。

「ふじもり」

1906年、帯広駅構内で待合所と饅頭などの駅売りから始まった老舗中の老舗。
「インデアン」はこの「藤森商会」が1968年に興したカレー専門店舗なのです。

詳しくはWikipedia藤森商会_(帯広市)

今では帯広市民皆が知る洋食屋さんであり、ファミレスであり、宴会場であり、仕出し屋さんである「ふじもり」。
帯広に全国区のファミレスチェーンやカレーチェーンが進出できないのも、「ふじもり」の存在感ゆえと言われています。
(「藤森商会」自身、974年からファミレス業態「こんにちは」を展開していたのですが、現在はすべて閉店しているようです。)

現在は4代目社長となるこの「ふじもり」、お昼時ともなると家族連れでの大盛況。

(この頃のiPhone写真データはすべて消えるトラブルに遭っており、文字ベースのレポとなることご了承ください。貴重な写真をご提供くださった、より様ありがとうございます。)

家族で楽しめるボックスシートがずらり並ぶ店内。
メニューは洋食・和食、帯広名物の豚丼まで多彩。
まさにお年寄りから小さなお子さんまで一緒に楽しめるお店となっています。
スイーツ付きの方なら、映えるサンデーアラモードもオススメであります。

席につきまず驚くのは、サービスで提供されるメロンソーダ。
そうそう、クリームソーダのベースになるあの緑のシュワシュワですよ。


★ビーフカレー ¥518

「ふじもり」でいただけるカレーは、
・ビーフカレー ¥518
・海老フライカレー ¥788
・カツカレー ¥702
・ハンバーグカレー ¥680

の4種。

ビーフカレー、つまり「インデアン」でいうところのインデアンルーが基本で、そこに洋食店ならではの具材をトッピングという仕立てですね。
ルー自体はセントラルキッチンで仕込んでいるので「インデアン」と共通なのですが、「インデアン」とは異なりルーの種類は固定、辛さも選択不可。
故にかなーりマイルドな味わいとなっています。

何人かで訪れ、いろいろなジャンルの食事をしたいなら「ふじもり」、カレーを好みでカスタマイズしたいなら「インデアン」といったところでしょうか。

ちなみに・・・・

・・・店内のボックスシートを仕切る部分のガラス面には、とあるキャラクターのイラストが。
大きな小麦の穂を担いだ小人のキャラなんですけど、とんがり帽子に「F」ってイニシャルがあるんです。
「F」?「フジモリ」?
いやいや、このキャラどっかで見たことあるような???
・・・あ。某パン屋の「フジ●●」のキャラと完全一致。
大阪「イン●アンカレー」とほぼ一致する「インデアン」のロゴといい、なかなかおおらかな社風ですね。


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ふじもり



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

帯広民を支えるご当地カレー、その中毒性と秘密の噂。「インデアン まちなか店」(帯広)

全国にご当地カレー数あれど、地元への密着ぶりで帯広「インデアン」を超えるものはありません。

単に帯広市民全員が知っているというレベルではなく、誰に話しかけても「インデアン」のどの店が好きかとか、どのオーダーが好きかとか、語りはじめるほど。

帯広市民は、お気に入りの「インデアン」に鍋を持ってきてカレーをテイクアウト、家庭で「インデアン」のカレーを楽しみます。
つまり「インデアン」は単なる外食ではなく、地元の味であり家庭の味。

まさに街中が「インデアン漬け」なのです。

かような存在であるが故、「インデアン」には虚実入り混じった様々な「逸話」があります。
今回は帯広市民から伝え聞いた様々な逸話も交えながら、実食レポをしてみましょう。

訪れたお店はこちら。

「インデアン まちなか店」

帯広市内に点在する「インデアン」ですが、ここが最も駅近。
白亜のカレー宮殿はもはや、帯広中心街のランドマークとなっています。

ここで注意したいのは、これが本店ではないということ。

実は「インデアン本店」というのは存在しません。

本部にあたるのは、帯広駅至近にある超老舗洋食店にして、帯広オンリーワンなファミレスでもある「ふじもり」。
ここがカレー専門店舗として展開しているのが「インデアン」であるというわけなんです。

「インデアン」のカレーはベースが
・ベーシックルー
・インデアンルー
・野菜ルー

の3種類。

それぞれ味わいが異なり、好みもそれぞれ。
さらにトッピングと辛さが選択可能。
例えば、「インデアンカツ辛口」といったオーダーとなります。

通の方は「インデアン野菜」といったようにルーのミックスにこだわることもあるようですよ。

価格はベーシックな「インデアン」で税込み453円。

あの「ココイチ」が帯広に進出した際、瞬殺で撤退を決めたという噂も頷けます。

現時点で、私のベストチューニングはこちら。

★インデアンカツ&チキン 大辛
(インデアン¥453+カツ¥259 チキン¥194)


濃厚スパイシーなインデアンルーにカツ&チキンを大辛で。
カレーライスとしか呼びようのないベーシックな味わいながら、絵も云われぬ独特の中毒性。
ムワッと、ピリッと、モホッと。
上手く言えませんが、食べた後記憶に残り、またすぐ食べたくなる味。
マジで毎日でも食えます。


★ベーシックえび 辛口¥637

こちらはより家庭的なベーシックルー。
インデアンルーよりはまろやかながら、味はしっかり。
何より、エビのプリプリ感が引き立ちます。


★野菜 辛口¥453

3つめのルー、野菜。
野菜の旨味と甘味が特徴的。
ジャガイモ、ニンジンもホクホク。
北海道食材を堪能です。

ルーの種類、辛さ、トッピング、好みはそれぞれ。

しかし、これだけ根強く支持されている「インデアン」、なぜ帯広と近隣地域にしか展開しないのでしょう?
道外進出は??

それについては2つの噂があります。

(噂その1:商標問題)
カレー好きの方ならお気づきかも知れません。
「インデアン」のロゴ、名前、大阪「インデアンカレー」と同じじゃない?と。

帯広「インデアン」一号店の誕生は1968年。
多くの帯広民は、帯広発祥の「インデアン」が大阪にもある、なんて信じているのですが、実は大阪「インデアンカレー」の創業は1947年。

どうやら大阪「インデアンカレー」を気に入った社長が、ロゴごとまんまパ●ッて・・・いや、参考にしたのだとか。

偶然とは思えぬ名前とロゴの完全一致。
流石に大阪「インデアンカレー」から物言いがつき、店名を「インデアンカレー」から「インデアン」に変えたそう。(あまり解決になってない気も・・・)
ロゴもトレ●スしたとしか思えない同ポジ感ながら、脇に小さな蝋燭台を書き加え差別化を図っています。(あまり解決になってない気も・・・)

ちなみに「インデアン」の本部にあたる「ふじもり」店内にも、「あの他社ロゴと細部まで完全一致」なキャラがおり、昔ながらのおおらかな社風が偲ばれます。

ということで、道外に出ると何かしら問題になるというのが・・・ひとつの噂。


(噂その2:製法の秘密)

各店舗によって味や辛さが微妙に違うといわれる「インデアン」。
けれどもベースとなるルーは同じ、帯広市内にあるルー工場で作られています。

工場といっても小さな小屋で、製法の秘密を守るため、夜な夜な社長が一人でルーを仕込んでいる・・・という噂。
(後日調べると、現在は3つのセントラルキッチンが稼働中だそう。)

さらにまことしやかな噂として聞くのが、仕込みの際3種類の「即席カレー」をブレンドして使っているというもの。
うち2種は判明しているのだが、あとひとつはなんなのか・・・なんて話で盛り上がっていたりします。

かような理由により、大規模展開は難しいというのが・・・二つめの噂。


噂は噂として、まるまる信じてはいけないとしても・・・
とにかく、帯広の人と話すとどんどん出てくる「インデアン」の逸話。
まだまだ面白い逸話知ってるよーなんて方がいたら、ぜひ教えていただきたいものです。


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カレーショップ インデアン まちなか店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

南インドmeets十勝食材。名店ガネーシュの元シェフが開拓するあらたな地平。「南インド料理DAL(ダール)」(帯広)

南インド料理の名店「ガネーシュ」で活躍した大村シェフが独立、故郷帯広の地で新たなお店をスタート。


「南インド料理DAL」(ダール)

2015年7月15日オープン。

鉄道の最寄り駅はなく、帯広駅から車で10分ほど。
そんな場所にありながら、ディナータイムは続々とお客がやってきます。

帯広は食のリテラシーが高いと聞いていましたが・・・東京より凄いかも。

大村シェフは帯広出身。
洋食やイタリアンを経てインド料理に開眼。
能見台「ガネーシュ」で修業の後、シェフを務めるようになりました。

日本の季節ごとの食材をふんだんに活かし、南インド独自のスパイスの香りに包み込んだハイブリッド料理が「ガネーシュ」の真骨頂。
ここ「DAL」でもそのスタイルはそのままで、圧倒的なポテンシャルを誇る北海道・帯広の食材を活かした素晴らしい料理の数々は、まさに「インドでも食べられない、ここでしかいただけないインド料理」。

往復飛行機&タクシー代の価値は十二分にあるんです。

それでは、1月にいただいた華麗な料理の数々をご紹介しましょう。


★エゾシカのスパイシーピクルス ¥324
★アンコウのスパイシーピクルス ¥231


その日のおすすめ料理はテーブル上にカードで紹介。
これは面白いアイデアです。

アンコウとエゾシカのピクルスなんて、贅を極めたスターター!
冒頭からノックアウトです。

合わせたワインはこちら。
★サトリ メルローマルベック ¥3519

インドワインも、ちょっと他にはない良いものを扱っているんです。


★厚岸産殻付きカキの焼きラッサム ¥556

北海道の牡蠣が美味いってのは、今回初めて知りました。
北海道随一の牡蠣の名産地、厚岸(あっけし)では一年中牡蠣が獲れるそう。

大ぶりで味濃くミルキーな牡蠣に、ブラックペッパーとマスタードシードががっつり効いたパンチある一品です。

こちら「DAL」では辛さの調整はなし。
その料理ごと、ベストな辛さで提供する大村シェフのこだわりなんです。


★本日のドーサ キーマとポーチドエッグ ¥880

南インドの軽食と言えばドーサ。
けれどこの店では普通じゃありません。

一見お洒落なガレット。
けれどもブワッと香るカルダモンが只者じゃありませんぞ。


★ディナーミールスセット ¥2361
・オイスターマサラ
・キーマカリー
・フレーバーライス(桜海老/コーン/ピーナッツ)
・豆と胡麻のポディ
・ココナッツチャトニ
・玉ねぎのアチャール
・ニンジンの和え物
・枝豆のラッサム
・パパド


折角なのでミールスも。
「ガネーシュ」時代も我々の舌をうならせた季節のミールスが、帯広野菜のチカラでパワーアップ!


冬の名物であるオイスターマサラ。
カルダモンがズバーン!と効いた鋭角的な香り・味付けはガネーシュ時代よりも振り切ってますぞ。

そして、今回一番強烈で、気を失いかけた一品がこちら。

★ナンドゥマサラ ¥1343

渡り蟹一匹丸々用いたスターシップ・トゥルーパーズな一皿!

贅沢過ぎる!


ちょっと正気を失う味・・・

旨味と香りがどうやったらここまで凝縮できるのか。
これは最早カレーであるとともにスパイス蟹味噌である!

スパイスの香りに乗って、カニの風味が口内に拡がります。
カニのポテンシャルがスパイスでここまで引き出されるとは驚き。
これはインド料理好き以外にも味わって欲しい逸品でした。
今期の提供は終了ですが、来年ぜひ!

★インド産生黒蜂蜜のハニーアイス ¥556

千葉「シタール」から取り寄せた黒蜂蜜は圧倒的美味さ。

★チャイ ¥463

香りにはじまり、香りに終わる、素晴らしいチャイでした。

「地方にも南インド料理店が」なんて次元を遥かに超え、東京からここ目当てに来る価値のあるお店。

帰り際、空港に向かうタクシーの運ちゃんが、
「あの店に行くなんて、お客さん食通ですね。」
「うちのお客さんでも毎週クルマ呼んでいただいて、通われてる方いますよ。」
と。

南インド料理かどうかに関係なく、美食の店として地元ファンがついているようですね。

実に素晴らしいことです。


(※突然のiPhone初期化につき写真歯抜けです。ご了承くださいませ。)
(外観写真はkeizo ohnoさん、ヨリさんに提供いただきました。ありがとうございます。)


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南インド料理DAL



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

札幌から帯広へ。スープカレーとステーキの個性派店。「傾奇」(帯広)

帯廣神社のすぐ近くに、黄色い大きな看板。

「スープカレー&ステーキ 傾奇」(カブキ)

2018年6月に札幌から移転してきたそうです。

スープカレー&ステーキとはなかなか個性的な打ち出し方。
スープカレーといえば野菜、というイメージの裏をかいていますね。


店内にはカウンター席、お座敷席。
雪道を歩いたあとお座敷でひとやすみなんて最高です。


スープカレーのオーダーは札幌式。
メイン具材、ベースのスープ、辛さをカスタマイズ。


ステーキメニューはこちら。

ま、今回はスープカレーですね。


★北海道産厚切りベーコンカレー ¥980
・スープ:独自
・辛さ:4 (真打)
・ライス:小 (180g)


肉押しの店ということで、肉押しメニューを選んじゃいます。
ボリュームたっぷりのベーコンは旨味たっぷり。
オリジナルスープ「独自」はじんわり染み渡るような風味です。


★傾奇香味揚げ鶏カレー ¥980
・スープ:辛香草
・辛さ:5 (名人)
・ライス:小 (180g)


こちらもなかなか面白い。
フライドチキン好きにはたまらないメニューです。
「辛香草」スープは、ハーブの香りがオイルに染み込んだ、体の芯から温まる味わい。

あったまった!という気持ちと、肉食べた!という気持ち。
そしてお値段リーズナブル。

さらに、

SNSツイートすれば300円引き。
さらにドリンクサービスと年間トッピング無料券!
なんと太っ腹なことか!肉だけに!

帰り道、腹ごなしがてら帯廣神社へと参拝。



なんと、境内に野生のキタキツネが。

びっくりしました。
なんだか随分ご利益あった昼下がりです。

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スープカレー&ステーキ 傾奇 帯広店



関連ランキング:スープカレー | 帯広駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

北国のスリランカレストランにスープカレーの一原型を見た。「ライオンハウス スパイスガーデン」(帯広)

帯広でいきなり発見したスリランカレストラン。

「スパイスガーデン」

郊外型店舗のように見えますが、帯広駅から徒歩10分圏内。
クルマ社会の帯広ではどこも駐車場が広いのです。


入り口横には「ライオンハウス」という看板。
あれ?どっちが店名だ??


なかなか年季が入った店内。

奥にかなりご高齢のスリランカ人のおじさんが座っています。
他に客はなく、私が入店すると目が合い、暫しの沈黙。
5秒後「いらっしゃいませ」。

こちらのお店の創業はなんと1987年。
シェフのペレライオネルさん(だったかな?)は70歳を超えているようです。

こんな老舗スリランカが北海道にあるとは・・・

オーディオ充実、半ば自宅感すらあります。



カレーの種類はなかなか豊富。
その他、デビル料理もありましたよ。

今回は一番人気というこちらをオーダー。

★スパイシージンジャーポークカレー ¥1260
★ローティー ¥210


一食ワンコインしない「インデアン」全盛の帯広でこの価格設定。
ですがブツが登場して納得。
デカいドンブリになみなみのボリューム!
・・・食えるかな?

辛さは7段階のうち5つめのストロング、ふかふかのロティを合わせてみました。

ジンジャーベースのカレーは完全にスープ状。
カリフラワー&ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ・・・ゴロッとした野菜と豚肉がたっぷり。

・・・なるほどこれ正しくスープカレーですね。

いや、北海道スープカレーをこちらが真似たというわけではありません。
北海道スープカレーのルーツはインド、インドネシア、スリランカと色々なのですが、こちらのスリランカカレーも北海道スープカレーの原型となり得るスタイルなんです。

スリランカカレーにも色々あるけれど、ドンブリいっぱい飲んで中から温まるこのスタイル、寒い北海道には一番マッチしますよね。

料理の提供も、トークも、少しずつゆっくりなベテランシェフ。
北国のスパイスグル、といった風格です。
是非一度詣でてみてください。

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スパイスガーデン



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