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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】※最近、丸パクリサイトが見うけられます。写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

岐阜駅前。エリック魂を受け継ぐ理想のスパイスバル。「三日月バル」(岐阜)

岐阜。
「カレーの文化屋食堂」ともう一つ、行かねばならない、いやぜひ行きたいお店がありました。

それがこちら。


「三日月バル」

思っていたよりもずっと駅至近。
思っていたよりもずっとお洒落で入りやすいお店でした。


実はこちら、円相(enso)から独立したミカさんによるお店。(店名はなるほど、ですね。)

ensoといえば岐阜に本拠を構える会社。
もともと和食メインだったのが、今や東京・名古屋に展開する「エリックサウス」の母体として知られています。

ミカさんはensoインド料理事業のはしりともいえる「エリックカレー」に立ち上げ時から参加。
enso専務であり、今や日本インド料理界最重要人物のひとりである稲田俊輔さんのスピリットをがっつり受け継いだ方であります。


いわゆるカレー屋、いわゆるインド料理屋のイメージとは全く違う、この雰囲気。
素敵な飲み処が、たまたまスパイス料理を提供していると思われるのも良いですね。


★スパイシーモスコミュール ¥600

けれどお酒だってしっかりスパイシー。


★インドのチキンピクルス ¥390

エリックサウスでもよく頼む大好物。
あえて「インドの」と付けているのは、ここがインド料理店でなく飲み屋だからですね。
お酒が進む爽やかな酸味、そしてこのお値段、頼まない理由が見当たりません。


★三日月ハイボール ¥600

アイリッシュウイスキーにレモンとオレンジを加えたハイボール。
さらに砂糖漬けのオレンジが中に入っている素晴らしい仕立て。


★3種のカレーとライス ¥1150

南インド料理店、そして「エリックサウス」で言うところのミールスですが、
とっても頼みやすいメニュー名にブレイクダウンされています。

しかしミールスとしてもかなり豪華。
ビンダルーにサンバル、ナスのカレーだけでなく、副菜やチャトニの品数も豊富。
さらにワダやウプマまでついておりのですから、どれだけ岐阜市民は恵まれているんでしょうか。

そして味の方向性はまさしく「エリックサウス」。
信頼の美味さなのですが、複数人でオペレーションを共有する「エリックサウス」(それはそれで凄い)より、
シェフ個人の料理としてのディテール感がありこれが実に興味深いのです。

レシピは共通でも、料理は作る人そのものなのですね。


★プラススパイスのチャイラム ¥600

ミールスの〆にふさわしい、マサラチャイとしてもお酒としても十二分な一杯。

興味深かったのが、ミールスを食べていたインド人の若いビジネスマン。
彼、北インド出身でミールスは普段食べないにも関わらず、このバルで開眼。
この日でもう三回目のリピートとのこと。

インド料理から入っても、飲み屋から入っても楽しめる、実に理想的なスパイスバル。
その立ち位置自体、イナダスピリットを継承している証と言えるのではないでしょうか。

名古屋から電車で20分と、意外に便利な岐阜の街。
しかも駅から至近のこの店ですから、名古屋のカレー好き酒好きはたまったもんじゃないですね。
羨ましいことです。

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岐阜レトロピアで戴く脳みそ覚醒カレー。「カレーの文化屋食堂」(岐阜)

『スッキリしてってください。』

はい。

ここは岐阜。
目的は?もちろん、カレーでスッキリするためさ。


「カレーの文化屋食堂」

もう何年も前からいろんな人にオススメされていたお店。
どうも、私が好き系の店ということなんですな。


確かにこの看板、手作りの温かみがありつつも、70年代サイケな空気もプンプン。
なんだか大阪「バンブルビー」に通づる波長も感じたりして。


『脳みそスッキリ』

ええ、是非。


店内はいわば、チェーン店の真逆。
昭和な風情のなかに、店主自身の個性や嗜好が拡張した空間となっています。

ここで店主、お冷と共にヒトコト。

『スッキリしてってください。』

是非是非是非。


さてさて、どのカレーでスッキリさせていただこうか・・・迷うことはありません。
数面前からオーダーは決まっているのですから。


★覚醒カシミール ¥1200

やはりチャクラを開くなら半開きじゃダメ、フルオープンで行かせていただきます。
名店「デリー」のカシミールを彷彿とさせつつ、ローストチリの香ばしさがより立っています。
しっかりと辛く、毛穴から風が吹き抜ける様な爽やかさ。
あ、これって覚醒してるってことですね。

インパクトはあるけれど、毎日食べても飽きない定番感もある。
具材には手羽が二本、やはり東海地方です。


カシミールの左には日替わりカレー。
この日はラッサム。
これがまた、しっかり本気の南インドしていて素晴らしい。

綺麗な色のサフランライス然り、ブッ飛んでいるように見えてしっかり誠実なカレーです。

これは確かにスッキリしますね。


★チャイ ¥450

食後のチャイも甘く濃密。

飲みながら、こんな本を読みました。

「レトロピア岐阜」

これが実に面白い。
リアルな昭和の空気が随所に残る岐阜。
それを克明に記録した一冊。
この本を片手に、岐阜の街を巡りたくなってきます。


この「文化屋食堂」も、以前は洋食屋。
店名もそのままに現オーナーが譲り受け、その後カレー屋に。

このお店の独特な風情はそんな歴史もあってのことなのですね。


・・・・ところが。


「文化屋食堂」があるこの界隈「高島屋南地区」はまさに再開発による立ち退きが進行中。


「でっかいタワマン建てて街の人口増やそう!」みたいな計画みたいなのですが、そもそもの街の魅力をないがしろにしてリセットすれば、いずれ大きなしっぺ返しが来ることでしょう。
一度消した個性はなかなか戻ってきませんから。


「カレーの文化屋食堂」がこの地で営業するのも、もしかすると今年限り。
移転先を検討しているようですが、新しいビルは家賃が高いですからね。

消え行く岐阜のレトロピア。
今のうちにしっかり記憶に焼き付け、街が変わってもその独特な魅力を受け継いで欲しいもの。

これからも岐阜で「スッキリ」したいですからね。


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