カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

ガルパンと超辛ソムタム。「バンセンストア」(大洗)

茨城県大洗町。
この鄙びた町は今や、萌えアニメの聖地となっています。

戦車×女子=「ガールズパンツァー(ガルパン)」

その舞台となったのがこの大洗町。
大洗の駅から町の古びた商店まで、その人気にあやかろうとボスター貼りまくりな光景は、ちょっと不思議なアンバランスさです。

が、この地へと向かう目的はガルパンだけではありません。

駅からガルパンの街を抜け徒歩約10分、橋を渡ってすぐの場所にある、インパクト充分な看板。

「バンセンストア」



店内は完全に温泉地にある郷土料理店、といった風情。



「グリシカレー」

これはミラクル郷土料理ですな、きっと。

お店の奥はかなり充実した食材店になっています。



こちらはタイ人の奥さんと日本人の亭主が営むお店で、意外にタイ料理店が多い水戸界隈(この店も住所は大洗町ではなくギリギリ水戸市です)でも特にパワフルな現地仕様の料理を提供してくれるとの評判。

メニューを見ればやはり東北系の料理が多くてワクワクしますよ。


★シンハービール


★ムートート

豚肉のカリカリ揚げ。
つまみに最高。

★トムカーガイ ¥800

東北仕様のココナッツスープ。
大好きな料理です。

なんちゃってな店も多い中、こちらはかなり本格的。


★ソムタムパラー ¥1000

カニの塩漬けを用いたソムタム。
これがレギュラーメニューにある店はほぼ、ハズレなしの本気モードですよ。

で、これが期待以上というか、涙目必至の超激辛!!
都内のタイ料理店で警告なしにこれが出てきたら乱闘になってもおかしくないレベルです。


★グウェッティムーナムトク ¥800

クイッティオ・ムー・ナムトックつまり、豚肉と豚の血の汁麺。

これがまた、しっかり濃い味付けでボリュームもたっぷり。


コーヒー、お茶はセルフで無料。


いやぁ、素晴らしいですね。

大洗までガルパン詣でに来たレイヤーの方々は是非、その格好のままここのソムタムを食べて欲しいもの。

きっと胃の中が戒厳令、その悶え苦しむ様は、素晴らしい被写体になることでしょうよ。

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バンセンストア

夜総合点★★★★ 4.2



関連ランキング:タイ料理 | 大洗駅


テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

水戸の地で、予想を超える本気スリランカ!!「錫蘭食堂 コジコジ」(水戸)

いやぁ、とにかく素敵な店なんだ。

それだけ言ったら記事書かなくてもいいくらい。

素敵なお店。

水戸からバスで20分、カレーの縁が無きゃ一生来なかったかもってな場所にあるんですが。

「錫蘭食堂 コジコジ」

「すずらんしょくどう」ではありませんよ、「せいろんしょくどう」
つまりはスリランカ料理店なんです。

実はここの店主、さるさん(人間です)とは以前からtwitterで繋がっており、スリランカフェスティバルで初めてお会いした関係。
その、爽やかで物腰柔らかな好青年ぶりとは裏腹に、一本芯の通った雰囲気と、武術の心得がある者にした醸し出せない「気」がとっても気になっており、「この人の店が美味くないわけがない」と確信していたのです。
(格闘技で試合前に勝ち負けがわかるって、あれ的なものです)

しかし一体、どれほど美味しいのか。

日本のスリランカ料理といえば、関西が圧倒的なレベルを誇っている中、それに比肩する味が水戸にあるのか?

期待度マックスの初訪問だったのですが、先に言っておきましょう。

期待以上です、と。


ゆったりとした店内。
スパイス、アーユルヴェーダ、ヨガ、格闘技、オルガズムはひとつながりであることを確信犯的に描いた内装。
綺麗な布で包まれた個室が二つ。

となりの個室には、なんと驚いた。
東京から足しげくここへ通っている知り合いグループが。
凄まじい磁場です。


スリランカ料理店が散在している茨城ですが、決してメジャーではない料理なわけで、
メニューには食べ方がしっかり優しく記されています。

この心遣い、結構大事。

この日は週末お昼の訪問。
お目当ては毎週末数量限定の「豪華版スリランカプレート」です。

通常の「スリランカプレート」よりも品数が多いスペシャル仕様。
内容は日によって変わり、facebookなどで詳細告知があるという仕掛け。

この日の内容は・・・
・鶏カレー
・鯖カレー
・ポロス(ジャックフルーツカレー)
・カダラパリップ(豆カレー)
・パンダッカテルダーラ(オクラのスパイス炒め)
・サンバライス(スリランカの米)
・ポルサンボル(生椰子のレモンちりあえ)
・カラヴィラサンボル(ゴーヤのレモンあえ)
・あぶら菜マッルン(ココナッツ炒め)
・バトゥモージュ(茄子の椰子蜜あえ)
・スパイススープ・ラスム
・アチャール

加えて、メニューに書かれていない、

・ラーブキラタ(夕顔のココナッツ煮)
・ポークカレー


も追加。
とんでもない豪華版です!!


★豪華版スリランカプレート ¥1380

いやぁ、惚れ惚れします。
品数の多さもさることながら、それぞれの色彩の鮮やかさ。
それを引き出す、バナナの葉の緑。

美しすぎるスリランカプレートですね。


当然というか、勿論というか、手食しなきゃ勿体ない。
舌より先に、指先から味わうのです。


フィンガーボウルだって常備されていますからね。

で、肝心のお味はというと・・・・

これがたまらん!!

ポークカレー、ポロス、かなり攻めてます。ガツンと辛いです。
モジュ、ニンニクがガツンと効いてます。
チキンカレー、シナモン&BPかなり引き立っています。
サンバライス、パラッパラに決まってます。
パリップ、かなり濃厚な味わいです。
ゴーヤ、シャキシャキでかなり爽やかです。

一品一品の味・香り・食感がかなり振り幅をもったベクトルで仕上がっており、
混ぜ合わせていただいた時の立体的な味わいはかなりの興奮もの。

スリランカ料理大国の関西で言うならば、辛さや刺激の幅は「ロッダグループ」、
食材の食感や味わい、色彩の活かし方は「カラピンチャ」に近い感じ。

シェフはスリランカ人ですが、かなりの料理センスとテクニック。
そしてそれを水戸の地でけしかけ、引き出すのはやはり店長さるさんの気迫でしょう。

かなり、かなり、思い切ったスリランカ料理なんです。

素晴らしい。


食後は胃をいたわるチャイと・・・
こちらのデザート。

★ワタラッパン ¥350

ジャグリが控えめなのか、明るい色で柔らかい食感。
タイのカノムモーケンの様な独特の仕上がりです。

せっかく水戸に来たのだから、と、おみやげにはランプライス。

バナナの葉包みのお弁当です。

スリランカプレートは量も結構あるので、食べきれなかった場合もこのように包んで持ち帰ることができます。
嬉しい配慮ですね。


2014年12月までは、親しみやすいようインド風のカレーやナンも提供していたこの店ですが、
思い切ってそれらの提供を中止。
スリランカ料理に一本化し、勝負をかけるようです。

初めは戸惑う地元客も多いかもしれませんが、段々と、より多くの人々がスリランカ料理の素晴らしさに目覚めていってくれると嬉しいですね。



前へ前へと前進を続ける「錫蘭食堂 コジコジ」
その魅力は語りつくせません。

未訪問の方は是非、ツアーを組んででも!!


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コジコジ

昼総合点★★★★★ 5.0



関連ランキング:スリランカ料理 | 赤塚駅常陸津田駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

カレーのまち土浦で、ジンギスカンを食べた日。「洋食ぢんぎすかん ひつじの小屋」(神立)

・・・というわけで、本日やってきたのは茨城県土浦市。

霞ヶ浦に面し、レンコンの産地としてよく知られている町ですね。

ご当地キャラ「つちまる」の耳なんて、蓮コラ愛好者にはたまらない形状ですよ。

さて、土浦のグルメと言ったらレンコン、そして近頃霞ヶ浦に増えている外来魚アメリカナマズを用いた料理が知られていますが、もう一つ、忘れてはならないご当地グルメがあるんです。

それは・・・

「土浦カレー」!!

1929年(昭和4年)、ドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が土浦に飛来した際、飛行船の乗組員に土浦の食材を使ったカレーを振る舞って歓迎したという歴史にちなみ、10年ほど前からカレーによる町おこしに取り組んできた土浦。

㈱カレー総合研究所の井上岳久氏を講師に迎え。各飲食店がご当地食材を用いたカレーの開発に取り組んできたそうです。
毎年11月には「土浦カレーフェスティバル」を開催(2014年は11/15~16)、その年のカレーNo.1を決める「C-1グランプリ」が行われるなど、とにかく咖喱咖喱咖喱な街なのです。

さて、この日は土浦でも評判の良いカレーを求めて、神立という駅へと降り立ちました。
目当ての店は駅からさらに1kmほど。
そこまでして閉まってたらダメージでかいので事前連絡の上、ディナータイム開始の17:30きっかりの訪問です!

「洋食ぢんぎすかん ひつじの小屋」

炭火七輪で焼く生ラムのジンギスカンがいただけるお店。
こちらの「土浦ぢんぎすスープカレー」は第4回C-1グランプリで優勝したメニューなんです。

お店の入り口にもでかでかとC-1優勝店のアピールが。
うんうん、こうして町おこしは浸透していくのですよね。

お店に入ってまず驚いたのは、その天井の高さ。

ドーム状に組まれた木の梁、まるでモンゴルの巨大パオのよう。
はるか上方の天窓から差し込む光が炭火の光でビーム上に揺らぎ、まるで異空間です。


実はこちらのオーナシェフ、つくば市の「札幌ジンギスカン綿羊」でシェフをしていた方。
腕は確かというわけ。

それでは、土浦羊ナイトの始まり始まり!!


★自家製ラムジャーキー \420

見た目は正直微妙ですが(笑)、食べてビックリ。
歯ごたえがありつつ柔らかい独特の食感、あふれ出る肉の旨み。
まるでネパールのスクティのような味わいですが、口の中でふわっととろけるようでもある。

これは間違いなく美味い!!


★生ラム(ラムチャップ) \960


★生ラム(子羊タン) \520


炭火で焼きます。


ラムチャップは旨みたっぷり、タンはこりっとした砂肝のような食感。
さすが生ラム、普通の羊肉とは味わいが全然違います。

これは・・・かなり美味いんでないの!?


★生ラムソーセージ \520

プレーン・ほうれん草・荒びき・バジルの4種類4本セット。
どれもが自家製ならではのしっかりとした肉味。

いいですよ!いいですよ!!


★ワイン「neblina」シャルドネ \450

ほろ酔い気分で、お目当てのメインディッシュに備えます。

ええ、そろそろ行っちゃいますか。

私「すみません、子羊スープカレーを。」

店員さん「はい。」

・・・しばらくして、店員さんが戻ってきます。

店員さん「カレーは、ちょっと時間がかかるので・・・」

私「あ、全然大丈夫ですよ。」

なにせ東京から来たんですもんね。多少の待ち時間なんか。

店員さん「少々お待ちください」

・・・厨房の奥へと向かった店員さんが、また戻ってきます。

店員さん「やはり、カレーは・・・」

両人差し指でバッテンのサインをする店員さん。

・・・どうにも、カレーはNOということのようです。

これはちょっと、ワケが分かりませんね・・・

カレーで町おこししている街の、C-1グランプリ優勝店を店頭にアピールしているお店で、事前に電話連絡して、ディナー一番乗りで訪問、カレーフェスのサイトにも載っている看板メニューのカレーを注文して、まさか断られるとは夢にも思わず・・・

まぁ、「うちはカレー屋じゃなくてジンギスカン屋なんだよ」というなら仕方ないのですが、それならそれで、サイトで「要予約」と書いていて欲しいし、そうでなくとも事前に電話しているわけだから、「本日はカレーが無いのですが構いませんか」と聞いてほしかったなぁ・・・

まさかカレーで町おこししている街の看板店にカレーが無いなんて、思いもよらないから「カレーありますか?」なんて事前確認しませんからね。

・・・とまぁ、かなりのショックを受けつつも、周囲にカレーの店はなく、電車に乗って他の土浦カレーの店に行く時間の余裕もなく、少しでもカレーテイストを感じる料理を注文することに。


★れんこんのはさみ揚げ \500

土浦名物のレンコンの中に豚ひき肉が詰まっています。
黄色いのがカレーマヨネーズソース。
ギリギリ土浦名物×カレーなメニューなわけです・・・(泣)

が、これがなかなか美味かった。
何がって、やはりレンコン自体がかなり美味い。
流石の特産品です。

うーん、この店間違いなく料理は美味いんだけどなぁ・・・・ショックは拭いきれません。


★土浦カリーアイスクリーム \350

ターメリックの黄色に染まったカリーアイス。
これまたレンコンチップがあしらわれています。

が、これがまたまたかなり美味い。

ってか、この一品を食べるためにここへ来てもいいくらい美味い!!

うーん、やはりこのお店、美味いなぁ・・・・美味いんだけどなぁ・・・・とっても複雑です。

ってことで、カレーに拘らなければかなりおススメのお店。

しかし、「カレーのまち土浦」を期待して行くには、かなり注意が必要です。
かならず、事前に電話で「カレーありますか?」と聞いてみましょうね。

遠方客を呼び込む町おこしって、結構難しいですね。


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ひつじの小屋




関連ランキング:ジンギスカン | 神立駅


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神戸⇒新宿⇒荒川沖、さすらいのスリランカ料理。「バナナリーフ」(荒川沖)

昨年のスリランカフェスで気に入った、土浦のスリランカ料理店へと遠征!

常磐線をひたすらひたすら、ガタゴトガタゴト。
駅からひたすら、テクテクテクテク。
到着したのはこちら。

「バナナリーフ」

2013年11月に駅の反対側から現在の場所へ移転し、駅から徒歩15分と少し遠くなったようです。


この日は日曜ランチでの訪問。
目当てはスリランカ料理食べ放題のランチバイキング。

以前は土日980円だったこのランチバイキングですが、
2014年4月からは日曜限定でメニュー数を増やし、そのぶん値上げしたようですね。




この日のラインナップは、

・ポーク
・チキン
・とまと
・だいこん
・まめ
・じゃがいも
・パパダム
・ミントチャトニ
・白米(日本米)
・ターメリックライス(インディカ米)
・サラダ
・ゆで卵


盛って盛って、盛りつけて、スリランカ式のワンプレートに・・・完成!!

★ランチバイキング ¥1200

バイキングといいつつもカレー、特にポークはブラックペッパーガツン!!
なかなかしっかりした味付けですね。
パリップ(豆カレー)もまろやかでありつつ塩とニンニクが効いており、
先日クローズした「ディラーニさんのスリランカカレー」を思い出しました。

このレベルのスリランカ料理がこんなところ(失礼)でいただけるなんて、実に素晴らしいですね。

食後、スリランカ人のオーナーシェフにお話を聞けば、なるほどなるほど、そういうことかぁ!!

実は彼、私が生まれて初めてスリランカ料理を食べたお店、神戸「コートロッジ」にいたそう。

「コートロッジ」といえば関西正統スリランカ料理を牽引してきた名店。
また「新宿店」「中野店」は東京でも屈指の品格を誇るスリランカ料理店として名声を馳せてきたわけですが、日本の不景気と中国経済の台頭にあわせ徐々にビジネスの舞台を中国へとシフト。
「神戸店」「新宿店」は閉店し、新たにできた「羽田空港第二ビル店」も今年春クローズ。
スリランカ要人向けのスペシャル店「中野店」を残すのみとなりました。

こちらのオーナーシェフは「コートロッジ神戸店」ののち「新宿店」を経て独立、2012年に荒川沖「バナナリーフ」をオープンするわけですが、なぜ茨城かというのは意外にこの辺、スリランカ人コミュニティが多いんですよね。

一見サッと作ったようなバイキング料理にもツボを押さえたメリハリと、ほのかな品位を感じたのは、彼ら地元のスリランカ人向けの味付けであることに加え、流石は「コートロッジ」の血というべきでしょうか。


★アイスクリーム ¥300

キトゥルハニーをかけたリッチなバニラアイス。
ここに慣れ親しんだ「コートロッジ」の面影が。


★ロイヤルミルクティー ¥350

スリランカの〆はやっぱりこれですね。


店内にはスリランカ食材の販売も。

周囲ににぎやかな街もなく、人通りもまばらなこの場所ですが、
この腕を持ってすれば充分足を運んでくる客が絶えないのではないでしょうか。

なぜか僻地に多いスリランカの名店たち。
「バナナリーフ」もその一角を担っているようですね。

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https://www.facebook.com/CurryCell

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バナナリーフ

昼総合点★★★★ 4.1



関連ランキング:スリランカ料理 | 荒川沖駅


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