カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック!

駅前の、現地式カジュアルインドネシア料理。「Bintang Bali ビンタンバリ」(大久保)

大久保駅北口改札ど正面。

雑居ビルの中にできたインドネシア料理店&カフェ。


「Bintang Bali ビンタンバリ」

オープンは2016年の春ごろかな?
インドネシア人が営む、ハラール対応のお店です。
人口の9割がムスリムの国として知られるインドネシア、
モスクがありハラール食材を扱う店も多いこの界隈はまさにうってつけの立地といえるでしょう。

もっとも、インドネシア国旗に描かれる神鳥は、ヒンドゥー起源のガルーダであったり、
この店の名前にもあるバリ島では人口の9割がバリ・ヒンドゥーという独自進化した宗教に帰依しているわけですが、
それらすべても、インドネシア建国原則パンチャシラに記される「唯一神への信仰」という原理に束ねられているわけですね。

つまり、インドネシアにおいては、「神を信じる」ことこそが重要であり、そのアプローチはムスリムに限らずヒンドゥーであってもキリスト教であっても仏教であっても容認されているんです。
ただし、無神論者は違法として罰せられるので注意です。


さて、こちらのお店、内装はかなりシンプルカジュアル。


インドネシア人が普段使いできる食堂といったイメージです。

メニューはカレー的煮込み料理から、焼き物、麺類やご飯ものなど幅広くラインナップ。
ランチメニューにはごく少数の選択肢しかないのですが、お昼でもグランドメニューからオーダー可能となっているようです。

が、この日はさっくりランチをしたかったので、あえてランチメニューの一番に乗っている「カレー」を注文。


★チキンカレー(kari ayam)セット ¥600

アヤムは鶏肉ですから、kari ayamとはまさにチキンカレー。


スライスニンニクガッツン!胡椒ガッツン!な完全スープ状のカレー。
kari ayam用のカレー粉的ミックススパイスを用いていると思われ、日本人がイメージするカレー概念にもフィット。
味濃く、具材少な目でスープメインであることから、どことなくラーメンスープをも髣髴とさせる味わいです。

豪華さはないけれど、なかなかソツなく美味しいですよ。

お店が雑居ビルの中なので、最初ちょっと尻込みする人がいるかもしれませんが、
実際は駅前で気軽に利用できる、便利なお店なのでした。


●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ

ビンタン・バリ



関連ランキング:インドネシア料理 | 大久保駅新大久保駅西武新宿駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

あのPPcurryが復活!!「trico curry(トリコカレー)」(中野/高円寺)

昨年惜しまれながら閉店したあの「PPcurry(ピピカレー)」が、装いも新たに中野で復活!!


店名は「tricocurry(トリコカレー)」

そう、「PPcurry」以前に福岡で営業していた時代の店名に戻し、満を持しての再スタートなんです。

オープンは6月22日(日)正午。
売り切れ次第閉店の予定とのこと。

今回「カレーですよ」のはぴぃさんにお声掛けいただき、オープン前の試食に伺わせていただきました。

看板・内装は急ピッチでの仕上げ中。


ブルーを基調とした店内からは、カレーの常識を突き抜けようというエッジが伝わってきますね。

ドロッと濃厚なカレーライスに、鶏スープをかけながら濃度調節をするという画期的なスタイルも健在。

色鮮やかな野菜、ほろっとした鶏ムネ肉・・・実に、実に丁寧な仕上がりです。



こちらが鶏スープ。
そのまま飲んでも美味しいですよ。

この日はまだ外看板もなく、辿り着くのにちょっと迷ってしまったのですが、
中野と高円寺のちょうど中間、中央線の線路(北側)沿いにお店はあります。


居抜きで入る前の「大衆料理 安㐂(あき)」という看板を目印にすると良いかも!

中野には案外なかったタイプのカレー屋さん。
カレーマニアの皆様はこぞってチェックすべし、ですよ!

住所:東京都中野区中野4-20-6 (MAP)
twitter:@tricocurry

●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
https://www.facebook.com/CurryCell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへブロぐるめ! 食べ歩きポータル

トリコカレー




関連ランキング:カレーライス | 中野駅高円寺駅東高円寺駅


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

アミメウナギ

ブログをはじめて早一年、
とうとう、私が最も好きな生き物について記事を書くことにします。

この魚です。

$FLYING ROPEFISH!
アミメウナギ
学名:Erpetoichthys calabaricus(旧:Calamoichthys calabaricus)
英名:Ropefish,Reedfish
最大長:70~90cm
原産地:西アフリカ

英名「ロープフィッシュ」。
そう、このブログの名前の由来となった魚です。


ウナギと名が付きますが勿論ウナギとは全く無関係。
凡そ日本人は細長い魚を見るとウナギと名付けたくなるようで、
デンキウナギも、
トゲウナギも、
タウナギも、
フウセンウナギも、
ヤツメウナギも、
ウナギの仲間ではありません。

ではアミメウナギは何の仲間かというと、
れっきとした「古代魚」、
しかも人気のスター軍団、ポリプテルスに近縁の魚なのです。

現代に生き残っているポリプテルス科の魚は2つの属に別れており、
その中のポリプテルス属に含まれるのがエンドリケリーやセネガルスなど、
いわゆるポリプテルスと呼ばれる魚たち。
そしてもう一方のエルペトイクティス属に含まれるのがこのアミメウナギただ一種。

ポリプテルスであってポリプテルスでない、
分類学的にも特異な位置を占める魚、
それがこのアミメウナギなのです。

FLYING ROPEFISH!
よく見るとポリプテルスを思いっきり細長くした容姿であることがわかりますね。

この形は水草の間を自由にすり抜けて泳ぐのに適しており、
(属名のErpetoichthys、英語の別名Reedfishはともに「葦の魚」という意味。)
実際水草や流木で複雑にレイアウトした水槽で飼育すると、
その間をするするっとすり抜けるように泳ぐ姿が観察できます。

その姿はまさに木々の間をすべるように飛ぶ龍。

Flying Ropefish というわけです。

FLYING ROPEFISH!
ポリプテルスやガーなどの古代魚同様、
全身を覆うのはガノイン鱗。
隙間なく、びっしりと配列した独特の鱗は鎧の役割を果たしています。
まさに網目模様ですね。

FLYING ROPEFISH!
図鑑などでは全身写真が基本となるので、
ただのウナギかただのヒモのようにしか見えない残念な紹介となっていることが多いのですが、
実は恐ろしく可愛い顔立ちをしています。

FLYING ROPEFISH!
ちょっと微笑んだような口元、
フェレットなどの小動物も髣髴とさせますね。
この顔立ちにやられてファンになる人も多いようです。

色彩は背中がオリーブグリーン、
腹側が山吹色というのが基本パターン。
FLYING ROPEFISH!
アクセントとして、胸鰭の付け根に黒いスポットがあります。
この体色には多少のバリエーションがあり、
緑が強いもの、黄色が強いもの、黒っぽいものなどがあります。
胸鰭のスポットが不明瞭なかわりに、
頭部から胸鰭にかけてすすけた様な黒が入るものもいるようです。

なお、他のポリプテルスとは異なり、腹びれはありません。

FLYING ROPEFISH!
アミメウナギは空気呼吸できる肺を持っているため、
高温などで溶存酸素量が少なくなった環境にも高い適応力を持っています。
それどころか、水から出てもしばらくは生存が可能で、
蛇のようにうねりながら這う姿が観察できます。

現地でも流れの少ない川や池、沼に住んでいるようで、
スネークヘッドと同様、環境が悪くなると地上に這い出して移動したりもするのでしょう。
水槽飼育においても最も注意すべきは脱走です。

実際、ちょっとした隙間からでも驚くほど上手に這い出すことがあるのです。

FLYING ROPEFISH!
私が初めてこの種を購入したとき、60cm水槽で飼育を始めたのですが、
なんと導入翌日の朝に水槽から姿を消したのです。
部屋中を探したのですが、どこにもいません。
30cmほどの個体ですから見失うということはないはずなのですが。

そして驚くべきことに、
その日の夜には何事もなかったように水槽に戻り優雅に泳いでいたのです!

まるで魔法です!!

結局次の日の朝も水槽内から姿を消し、
夜にはいつの間にか戻ってきているという魔法を繰り返したのですが・・・

3日後にようやくそのタネがわかりました。

実は上部フィルターの排水口を伝い、
毎日フィルターの中へと潜入していたというわけなのです。

フィルターの小さな排水口から、
するするするっと長ーい生き物が出てくる瞬間を目撃したときには、
そりゃあもう驚きました(笑)。

脱走にかけてはまさに天才。
気をつけてください。


現地では昆虫や甲殻類を主食としているそうで、性格はいたって温和。
この小さな口に入るほど小さい小魚以外なら、攻撃を仕掛けるということもありません。
逆に、細長い形なので、飲み込み型の大型魚との混泳は注意ですね。

寄生虫への免疫の関係から、ポリプテルスとの混泳は注意とよく言われますが、
うちでは一度もトラブルはありません。
よくトリートメントされている個体同士であれば問題はないでしょう。


雌雄の判別は慣れれば簡単。
尾びれの下にある尻びれの形状で見分けることが出来ます。
FLYING ROPEFISH!
このように扇というか、しゃもじというか、
広がった形の尻びれが雄。

FLYING ROPEFISH!
こちらのように小さく、サメの歯のように細い尻びれが雌。
たくさんの個体を見ればおのずと感じがつかめてくると思います。

FLYING ROPEFISH!
おとなしく丈夫で、きれいで可愛くて、
しかも古代魚ならではの魅力にあふれた魚。
細い分、大型水槽も必要なく、水草水槽でも飼育できる
こんなよい魚がメジャーになりきれないのはやはり、そのぞんざいなネーミングが大きいのでしょう。
あとは前述したように、図鑑などでは引きの写真がメインであるため、
この種本来の魅力がわかる写真が少ないというのもあるでしょう。

種名の「カラバリクス」とかのほうが響きとしてはかっこいいのですが・・・
FLYING ROPEFISH!
やはりアミメウナギという脱力感ある名前で、
ウナギとも古代魚とも、魚とも蛇ともわからないような不可思議な立ち位置こそ、
この魚にはふさわしいのかもしれません。

なんとも愛すべき生き物です。

人気ブログランキング参加中。
いつもクリックありがとうございます。
クリックはこちら

FLYING ROPEFISH!-ranking banner

ポリプテルス・トゥジェルシー

FLYING ROPEFISH!
ポリプテルス・トゥジェルシー
学名:Polypterus teugelsi 
最大長:70cm?
原産地:クロス川(カメルーン)
小離鰭数:6~8本 

2004年に新種記載されたばかりのポリプテルス。
発見当時は「テウゲルシ」という名で紹介されていました。
カメルーンのクロス川の固有種とされていますが、
未だ詳細は謎に包まれています。

FLYING ROPEFISH!
色彩的にはビュティコファリー種に非常によく似ていますが、
こちらはさらに黄色味が濃くなります。

そして・・・
FLYING ROPEFISH!
とにかく長い!
ポリプテルス属屈指の細長体型。
しかも、かなり大型になることが知られており、
上顎突出型のポリプとしてはおそらく最大(最長?)種になります。

FLYING ROPEFISH!
コッペパンのような、独特の顔つき。
慣れてくれば、顔だけで見分けが付きますね。

FLYING ROPEFISH!
この種の特徴は、とにかくよく泳ぐこと。

泳ぐ泳ぐ。
セネガルスよりさらに泳ぐ。

細長いポリプというより、
ぶっといアミメウナギを飼う感覚に近いです。

・・・つまり、飛び出し注意ということでもありますが。

FLYING ROPEFISH!
色もきれいで、よく動く、
飼っていて楽しいポリプ。

まだあまり知られていない種類ですが、なかなか良いですよ。

人気ブログランキング参加中。
いつもクリックありがとうございます。
クリックはこちら

FLYING ROPEFISH!-ranking banner

孤高の古代魚「アミア・カルヴァ」

我が家に新たな古代魚が二種加わりました。
そのうちの一種がこれ。

FLYING ROPEFISH!
アミア・カルヴァ
学名:Amia calva
別名:、アミア・カルバ、ボウフィン、マッドフィッシュ、ドッグフィッシュ
最大長:♂60cm ♀100cm
原産地:北米

三畳紀に出現し、始新世まで世界各地で繁栄していたアミア目。
日本でも北九州市の白亜紀の地層からニッポンアミアの化石が発見されています。
しかし現在アミア目で生き残ったのはただ一種だけ。
それがこのアミア・カルヴァです。

分類的にもっとも近いとされるのはガーの仲間で、
この魚もガーと同様、鰾によって空気呼吸をする能力を持っています。

FLYING ROPEFISH!
見た目も、動きも、生態も、
最もスネークヘッドに似た古代魚ですね。

実はこのアミア、日本国内に流通するのは実に3年ぶり。
毎年6月が幼魚のシーズンで、昨年もこの時期問屋までは入荷したらしいのですが、
着状態が悪く、ほぼ壊滅状態だったそうです。

そう、このアミア、
幼魚期は意外と弱いともいわれており、
突然死するケースが多い魚。
しかし今年は状態の良いアミアが各ショップに大量入荷しており、
このチャンスを逃すとまたいつ入手できるかわからない状態。
売り切れ必至の争奪戦が各地で繰り広げられている模様です。

FLYING ROPEFISH!
最も特徴的なのは背ビレ。

FLYING ROPEFISH!
泳ぐときにはナイフフィッシュやブラックゴーストのように波打ちます。
波打つ動きを逆にすることで、バックもできます。

FLYING ROPEFISH!
幼魚期には雌雄の識別は難しいのですが、
成魚になるとオスの体には網目状の模様が現れ、
尾柄部の眼状斑が大きく目立つようになります。
各ヒレも青く色づき美しくなります。

その一方でメスは成長に伴って眼状斑が消え全身無地になります。
サイズもメスのほうが大きくなるようです。

あまり大きくならず、かつ美しくなるオスを引き当てるため、
幼魚をまとめ買いする人も多数いる様子。

FLYING ROPEFISH!
この眼状斑が今後どうなっていくのか・・・?

幼魚期の突然死が多いと言われるこの魚ですが、
死因の多くは食べすぎ、だそう。

基本的に知能が低く餌取りも下手な魚なので、
必要以上に餌を食べることができちゃった場合に、
腹部破裂を起こしたり、
がっつくあまり多量の砂利を飲み込んだり、
空気を一緒に飲み込みすぎたりして死亡するのだそう。

また、ポリプテルスなどと同様、幼魚期には共食いが多いらしく、
幼魚を大量にストックしておくと、
弱く小さい固体は共食いで食べられ、
強く大きい固体は食べすぎで突然死、
水質が急速に悪化し、他の健康な個体も道連れという、
悲劇的結末へ向かうこともあるのだそう。

餌の少ない環境でも共食いしながらしぶとく生き延びるという、
古代魚特有の知恵が仇となるようですね。

しかし、状態のいい個体はさすが古代魚。
基本的には丈夫で、
北米原産だけあってヒーター不要。
空気呼吸もできるのですから、
タイワンドジョウやコウタイなんかと同じように育てることができそうです。
日本に帰化する可能性もあり、密放流は厳禁です。

FLYING ROPEFISH!
口を大きく開けたアミア。
くれぐれも、食べ過ぎ注意ですよ!

●「カレー細胞」Facebookページはじめました。
https://www.facebook.com/CurryCell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへブロぐるめ! 食べ歩きポータル

テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット

FC2Ad